今月2日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
スーパーフェザー級戦(10回戦):
尾川 堅一(帝拳)判定3対0(99-91x2、98-92)マービン エスクエルド(比)
*昨年6月、英国の地でジョー コルディナ(英)の放った見事な右で撃沈された元世界王者尾川。バックギアを踏み続けた比国ランカーを相手に、手堅いボクシングを見せつけ大差判定勝利。再起2連勝を飾ると同時に、世界王座奪回に向け着実に階段を上りました。
尾川が返り咲きを目指すスーパーフェザー級戦線の、2023年9月13日時点での王者たちを確認しておきます。
WBA:ルイス ガルシア(ドミニカ/0)
WBC:オシャキー フォスター(米/0)
IBF:ジョー コルディナ(英/0)
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/1)
OPBF(東洋太平洋):森 武蔵(志成/0)
WBOアジア太平洋:力石 政法(緑/0)
日本:原 優奈(真正/0)
日本ウェルター級戦:
王者坂井 祥紀(横浜光)判定3対0(98-92x3)挑戦者能嶋 宏弥(薬師寺)
*メキシコや米国を中心にキャリアを積んできた坂井と、2階級上のミドル級前WBOアジア太平洋王者能嶋による中々の好カードが実現。固いガードからのパンチと手堅いボクシングを披露し続けた坂井が明白な判定勝利。試合は数字以上に競ったものとなりましたが、王者が4月に獲得したタイトルの初防衛に成功しています。
下記は2023年9月13日現在の、ウェルター級のタイトル保持者たちとなります。
WBA(スーパー):テレンス クロフォード(米/防衛回数0)
WBA(レギュラー):エイマンタス スタニオニス(リトアニア/0)
WBC:テレンス クロフォード(米/0)
IBF:テレンス クロフォード(米/0)
IBF(暫定):ジャロン エニス(米/1)
WBO:テレンス クロフォード(米/7)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:佐々木 尽(八王子中屋/2)
日本:坂井 祥紀(横浜光/1)