DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

あの試合から30年(WBAフェザー級:1993年12月4日・その2)

2023年12月05日 05時36分32秒 | ボクシングネタ、その他雑談

今から30年前の昨日にあたる1993年12月4日、韓国で行われた試合結果です。
WBAフェザー級戦:
挑戦者エロイ ロハス(ベネズエラ/帝拳)判定2対1(115-111、113-112、111-114)王者朴 永均(韓国)

*この試合が行われる半日後に、同じくフェザー級のWBC世界戦が米国ネバダ州リノで行われ、ケビン ケリー(米)がグレゴリオ バルガス(メキシコ)を破り新王者となりました。

太平洋で挟んで行われたWBA世界フェザー級戦もWBC戦同様に、王者対指名挑戦者の一戦として行われました。ロハスと朴は約2年前の1991年9月にも対戦しており、その時は朴が得意の乱戦に最強挑戦者ロハスを巻き込み判定勝利。異常なタフネスと手数を見せつけ王座の防衛に成功しています。

(師走の韓国で再び拳を交えた朴(背中)とロハス)/ Photo: Youtube

初戦では、初回から朴の第3のパンチ(頭突き)でダウンを奪われてしまい、そのままの流れで判定負けを喫してしまったロハス。この再戦では前回の失敗を繰り返すことなく、初回からその強打で朴を追いつめていきました。

先制攻撃が功を奏したロハスは、ペースを緩めることなくラウンドを進めていきます。朴も徐々に調子を取り戻していきますが、如何せん初回に被ったダメージから回復する事は難しく、その攻撃には普段通りの迫力としつこさがありませんでした。しかしそれでも王者の意地を見せつけた朴。体ごと当たるようにして攻撃の手を緩めず、最後の最後までロハスに食い下がります。

 

(念願の世界のベルトを腰に巻いたロハス)/ Photo: Pinterest

結局は前半戦の貯金を守り切った形でロハスが僅差の判定勝利。インテリとして知られた秀才は、29戦目にして念願の世界のベルトを腰に巻くことに成功しました。ロハスは日本の帝拳ジムと契約を結んでおり、世界王座獲得前に4度その雄姿を日本のリングで披露。そのすべての試合をKO/TKOで勝利しています。

同じ日に、2人の新王者が誕生した1993年師走のフェザー級戦線。IBFにはケリーの親友で、地味ながらも中々の実力者トム ジョンソン(米)が君臨。まだまだマイナー団体だったWBOには、スティーブ ロビンソン(英)がその王座を守っていました。この数年後、ロハス以外の4人は、フェザー級戦線を風靡するナジーム ハメド(英)の軍門に下ることになります。

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