DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ガルシア、再起に成功(スーパーライト級ほか)

2023年12月11日 05時07分16秒 | 世界ボクシング

今月2日、米国テキサス州で行われた試合結果です。
スーパーライト級戦(12回戦):
ライアン ガルシア(米)KO8回2分51秒 オスカル ドゥアルテ(メキシコ)

 *今年の4月に、ジャルボンテ デービス(米)との同世代+次期スーパースター対決に敗れたガルシア。8ヶ月のインターバルを経て、これまで主戦場としてきたライト級から一階級上げ、再起戦に臨みました。

ガルシアが再起戦の対戦相手に選んだのは、26勝(21KO)の戦績を持つドゥアルテ。ガルシアはそんな強打者を相手に、フットワークを駆使した新たなスタイルを披露しました。自身の打たれ脆さを意識してのスタイルチェンジか、ポイントではリードするものの、メキシカンの攻撃に「逃げ腰」のアウトボクシングを展開することになってしまいました。

8回終了間際に、右の強打でライバルを仕留めることに成功したガルシアですが、新たな船出は万々歳という内容ではありませんでした。まだまだ注目度が高い選手なだけに、今後の活躍に期待しましょう。

面白い存在が参入してきたスーパーライト級戦線。2023年12月8日時点での、同級のタイトル保持者たちを確認しておきます。

WBA:ローランド ロメロ(米/防衛回数0)
WBC:レジス プログレイス(米/1)
IBF:スブリエル マティアス(プエルトリコ/1)
WBO:テオフィモ ロペス(米/0)
OPBF(東洋太平洋):永田 大士(三迫/0)
WBOアジア太平洋:井上 浩樹(大橋/0)
日本:藤田 炎村(三迫/1)

 

ミドル級戦(10回戦):
シェーン モズレー 2世(米)TKO6回終了 ジョシュア コンリー(米)

*元世界3階級制覇王シェーン モズレー 1世を実父に持つモズレー。ミドル級とスーパーミドル級の2階級を行き来しながら、世界挑戦の機会を狙っています。モズレーは今回、中堅選手コンリーを相手にミドル級10回戦に登場。無難なTKO勝利を収めています。

世界まであと一歩何かが足りないモズレー。戦績を21勝(12KO)4敗としています。来年2024年にはどれだけ飛躍することが出来るのでしょうか。

下記はモズレーが主戦場とする階級の一つであるミドル級の王者たちとなります(2023年12月11日現在)。

WBA:エリスランディ ララ(キューバ/防衛回数1)
WBC:ジャモール チャーロ(米/4)
WBC(暫定):カルロス アダメス(ドミニカ/1)
IBF:ジャニベック アリムハヌリ(カザフスタン/0)
WBO:ジャニベック アリムハヌリ(カザフスタン/3)
OPBF(東洋太平洋):竹迫 司登(ワールドスポーツ/0)
WBOアジア太平洋:空位
日本:国本 陸(六島/2)

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