ダンポポの種

備忘録です

この一冊から始まった…(その3)

2011年10月12日 17時35分36秒 | 本・雑誌
ダンボール箱から出てきた、思い出の本。(きのうの続き)



↑『私鉄特急全百科』(してつとっきゅうオールひゃっか)
 発行:小学館(コロタン文庫46)
 定価(当時):580円
 1980年(昭和55年)10月発行、初版第4刷。(なお、初版第1刷は1979年12月発行)


↑ウラ表紙。


きのう紹介した『私鉄全百科』と同じく、この『私鉄特急全百科』も小学館のコロタン文庫シリーズです。
いずれも「私鉄」を題材にした内容であるし、姉妹本と呼んで差し支えない2冊であります。
姉妹本によくある宣伝文句…、≪さあ!2冊とも読んで、キミも私鉄博士になろう!≫みたいなのが、よくありましたね。

私の場合、この本は『私鉄全百科』と同時に買ってもらったのではなく、のちに買い足した1冊です。(4年生のときだったかな)



↑この本も、写真重視の誌面構成です。
 特急電車の外観写真だけでなく、車内の様子も、たくさんの写真で紹介されています。
 華やかな特急電車へのあこがれ。豪華特急車のページを何度も読み返し、「いつか自分も乗ってみたい!」と期待に胸を膨らませたものです。



↑京成電鉄スカイライナー(初代)のページ。
 関西では馴染みが薄い特急列車であっても、この本でしっかりと〝学習〟することができました。
 「おおーっ! スカイライナーは、途中駅にはどこにも停車しないのか!」
 このページを開いた当時の私は、大いに驚いたものです。



↑この本には、座席指定制の列車だけでなく、「特急」と名が付く私鉄電車が全て収録されています。
 だから、京成電鉄の一般特急(→スカイライナー以外の特急列車)も、載っています。
 スカイライナーと違って、特急券不要。乗車券だけで乗れるやつ。その代わり、途中停車駅がずいぶん多い…。
 『京成には、スカイライナーと一般特急の2種類の特急が走っている』ということも、この本で学びました。



↑阪急京都線の特急(6300系)のページです。
 当時、私が乗りたくて仕方なかったのが、この6300系電車です。
 車内の写真が載っているこのページを、何度も何度も読み返したことを覚えています。

◎おまけ よかったら読んでみてね。
↓私が初めて6300系に乗った日の記憶です。(備忘録カテゴリーからの再掲。当ブログ2007年1月28日の投稿記事です。)
ブログ記事『阪急6300系』