
↑きょうの「京都新聞」夕刊。大きな地震がありました。
昨夜23時36分ごろ発生。東北地方で震度6強の地震がありました。
これ以上に被害が増えませんように、お祈りします。
京都も揺れました。S華町は震度1。
私は、風呂からあがって、部屋でパソコン見ながら、「そろそろ寝るか…」と思っていた時でした。
古い木造家屋のわが家が、一瞬、〝ミシッ!〟と音を立てました。
びゅっ!と、家屋に強い風が吹きつけたのかな?と思ったけど、耳をすましても風の気配は感じられません。
…と、また、軽く突き押されるような、ゆるい揺れの感触。ゆうら、ゆうら…。
気持ち悪い、いやな感じの揺れ方でした。
ゆうら、ゆうら…と、京都府でこういう揺れを感じるのって、東日本大震災のときに似ています。
昨夜の私も、とっさに思った。


そう思って、急いでテレビをつけて、状況を知ったのでした。
◇ ◇ ◇
東北新幹線で、営業走行中だった「やまびこ223号」が脱線して停車。乗客乗員にケガ無し。
当該列車は停車駅に接近して減速中だったという情報もありますが、それでも脱線してしまったんやね。
脱線で済んだというか、車両が横倒し(転覆)にならなかったのは本当によかったです。
線路設備に、脱線被害を最小に抑える工夫が施されている、という話もありますね。
新幹線に限らず「列車」という乗り物は、車輪が線路の上に乗っかっていてこそ正常にブレーキが効くのです。脱線して車輪が線路から逸脱してしまうと、運転席でブレーキ操作をしても制動は望めません


そもそも列車(鉄道)は自動車と比べても制動距離が長い(急ブレーキをかけてもすぐに止まれない)乗り物です。地震発生時にも安全に緊急停車できる仕掛けが、強く求められますね。
今回の「やまびこ223号」は減速中だったという情報ですが、これが最高速度で走行中の「はやぶさ」だったらどうなっていたのだろうかと、ちょっと恐ろしい気もします。これは東海道山陽の「のぞみ」も同じで、他人事ではありません。
東北新幹線の復旧を、私も応援します
