夕方、甘南備山へ散歩しました。今月2回目。
↑きょうは登山口から管理道路「A-3」(防火水槽)を経て、ニシキギの小径から登りました。
展望台広場を通りましたので、展望台に立ち寄って眺めました。
京都市のほうを見ています。画面左奥に愛宕山、右奥に比叡山が見えています。
甘南備山から一望できるのです。
↑愛宕山。てっぺんがぽこっとタンコブみたいに膨らんで見えるのが特徴です。
「そもそもこの山…、愛宕山で合っているよな?」
↑比叡山。てっぺんがボコッとへこんで見えるのが特徴です。
愛宕山はてっぺんがタンコブで、比叡山はてっぺんがへこんでいる。
京都の町の東西にそびえるふたつの山ですが、対照的な特徴なのですね。
きょうと むかしばなし
昔々、愛宕山と比叡山が背くらべをしてどっちが高いかを競った。双方、自分の方が高いのだ!と譲らず、とうとうケンカになって、怒った比叡山が愛宕山をポカッ!と殴ったものだから、愛宕山のてっぺんにタンコブができた。それで、今でも愛宕山のほうが比叡山よりも高いのです。
…っていう言い伝えがあります。
でも、これだと、比叡山のてっぺんがへこんでいる理由が伝わらないんよね。ちょっと弱い。
私が以前に聞いたことがある話は、愛宕山と比叡山が背くらべをして、双方自分の方が高いと言って譲らずケンカになる…ところまでは同じ展開なんだけど、そこからが違う。その様子をご覧になっていた〝神様〟が怒って、「そんなしょーもないことでケンカすな!」と、愛宕山と比叡山のアタマをポカッ!ポカッ!とゲンコツで殴らはったそう(けんか両成敗)。そうしたら、愛宕山のてっぺんにはタンコブができた。一方の比叡山は、ゲンコツが効いて、てっぺんがへこんでしまったそうですよ。それで、今でも愛宕山のほうが比叡山よりも高いのです。
…って、私はそういう話で覚えています。(間違ってる? アレンジ・ストーリーやろか?)
(*^-^*)分かりやすいから、ええやんね。
雄山てっぺんの神社と、雌山てっぺんの三角点広場。
空気は冷たく、風が吹くと寒かったです。
きょうも元気に歩けました。感謝です。
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