沈黙は金 雄弁は銀
沈黙のほうが、雄弁よりまさっていることのたとえ
-大辞林より-
沈黙のほうが、雄弁よりまさっていることのたとえ
-大辞林より-
誰もが知っていることわざですよね。『波紋』の記事では、言い訳をするより黙っていることが得策と、相田みつをさんの言葉を紹介しました。つまり沈黙は雄弁よりも勝るということですよね。
ところがこの言葉、本来はそういう意味ではないんだそうです。
そもそもこのことわざはギリシャの弁論家の言葉だそうですが、当時は金より銀のほうが価値があり、今とはまったく逆で、雄弁は沈黙より勝るという意味で使われたらしい。
それがいつか銀より金の価値が高くなり、それとともに長い間に意味が逆になってしまったようです。
しかしここで大切なのは、ただの駄弁ではなく、雄弁であることが肝心なのです。時には雄弁も必要なんですね。
☆
べんかいの
うまい人間
あやまりっぷりの
いい人間
-相田みつをさん-
べんかいの
うまい人間
あやまりっぷりの
いい人間
-相田みつをさん-
言葉に対する格言は多くありますが、いくつか紹介します。
☆
言葉多き者は品少なし
多弁は品が良くないという戒め
☆
言葉は剣以上に人を傷つける
不用意な言葉が往々にして人の心を傷つける
☆
言葉は身の文(あや)
言葉はその人の本性の表現である
☆
言葉少なき者は知識あり
言葉数の少ない人は、深い知識を身につけているものだ
言葉多き者は品少なし
多弁は品が良くないという戒め
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言葉は剣以上に人を傷つける
不用意な言葉が往々にして人の心を傷つける
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言葉は身の文(あや)
言葉はその人の本性の表現である
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言葉少なき者は知識あり
言葉数の少ない人は、深い知識を身につけているものだ
おしゃべりな僕にとってはどれもが心に突き刺さる。
しかしこれらの格言は会話のときに気をつけることと理解します。我がブログへコメントをくださる皆さまは、どうぞこころおきなく自由におしゃべりしてくださいね。
2006.10.11