啼かぬなら殺してしまえホトトギス
織田信長
啼かぬなら啼かせてみようホトトギス
豊臣秀吉
啼かぬなら啼くまで待とうホトトギス
徳川家康
織田信長
啼かぬなら啼かせてみようホトトギス
豊臣秀吉
啼かぬなら啼くまで待とうホトトギス
徳川家康
戦国の三武将も詠んだホトトギスは「テッペンカケタカ」と啼くという。
「ホトトギス」という名の野草はたくさんあり、花びらの斑点がそのホトトギスの胸や尾羽に似ていることから名付けられたそうだ。
<>
マウスオンでご覧ください
マウスオンでご覧ください
「ホトトギス」は紫色の花が一般的だが、このホトトギス、和歌山県の那智山など、紀伊半島に分布することから「キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)」という名が付いたそうだ。
「上臈(ジョウロウ)」とは身分の高いという意味で、ホトトギスの仲間でも「貴婦人のような」という意味があり、高貴な花として珍重されているらしい。
山野草の好きな姉がいて、数年前我が家にも株分けしてもらったが、環境に敏感なこの野草、我が家のベランダでは日当たりが良すぎて次第に株が弱ってしまった。
そんな時、我が家の株を差し上げた方から、こんなにきれいに咲きました、と写真と枝をいただいたので、洗面所に飾ってみました。
姉の言うには「そんなこともあるので、花の好きな人に差し上げておくと、また帰ってくるのよ」と言っていたことを思い出した。
この花、姉のところでも絶やしてしまったという。
来年は株分けをして我が家に戻ってくることになっている。
2006.10.26