勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

ホトトギス

2006-10-26 14:46:03 | Weblog
啼かぬなら殺してしまえホトトギス
織田信長

啼かぬなら啼かせてみようホトトギス   
豊臣秀吉

啼かぬなら啼くまで待とうホトトギス 
徳川家康

 戦国の三武将も詠んだホトトギスは「テッペンカケタカ」と啼くという。

 「ホトトギス」という名の野草はたくさんあり、花びらの斑点がそのホトトギスの胸や尾羽に似ていることから名付けられたそうだ。 

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 「ホトトギス」は紫色の花が一般的だが、このホトトギス、和歌山県の那智山など、紀伊半島に分布することから「キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)」という名が付いたそうだ。
「上臈(ジョウロウ)」とは身分の高いという意味で、ホトトギスの仲間でも「貴婦人のような」という意味があり、高貴な花として珍重されているらしい。

 山野草の好きな姉がいて、数年前我が家にも株分けしてもらったが、環境に敏感なこの野草、我が家のベランダでは日当たりが良すぎて次第に株が弱ってしまった。


 そんな時、我が家の株を差し上げた方から、こんなにきれいに咲きました、と写真と枝をいただいたので、洗面所に飾ってみました。

 姉の言うには「そんなこともあるので、花の好きな人に差し上げておくと、また帰ってくるのよ」と言っていたことを思い出した。
この花、姉のところでも絶やしてしまったという。
来年は株分けをして我が家に戻ってくることになっている。
2006.10.26