勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

食べてみました

2006-10-21 23:31:35 | Weblog
木通・通草・山女(すべてアケビと読みます)
 

山のあけびは何見て割れた
下の松茸見て割れた

 アケビは、本州、四国、九州地方に分布し、山野の林の中や、草やぶに自生し、樹木に絡み付く蔓性の植物で、利尿作用が強く漢方薬にも使われるという。

 その実はたべられると紹介したところ、お味は?という問い合わせがありました。
ご覧のように割れた果実の中にはゼリー状の果肉があり、口に入れると甘くとろけるような果肉が口いっぱいに広がり美味しいのですが、その中の種が厄介でした。

 星野さんの詩にも『体を二つに割って 鳥がつつきに来るのを・・・』と詠まれ、
九州にお住まいの「肥後の風来坊」さんのコメントによると『私たちが 野生の あけびを探すときは 野鳥の糞を見つけて その中に アケビの種があれば 近くでアケビを 採ることができます』と。

 また同じ九州長崎にお住まいの「uragojp」さんからは『私の家にも「小鳥のおとしもの」からか、数年前から「ムベ」の葉がしげり、なかなか実をつけませんでしたが、今年は4ケほど実をつけているようですが未だ熟してません・・・』というコメントもいただき、アケビは小鳥達にとってもご馳走であることを教えていただきました。
 
 果肉を取り除いた果皮も、茹でて味噌炒めなどで食べると、ほろ苦くて美味しいそうです。
2006.10.21