日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

岩隈に続いて田中将大も撃破!楽天に連勝で勝率5割復帰!

2010年04月05日 | HAWKS

土曜日はキャプテン・小久保を中心に楽天のエース・岩隈久志を打ち砕いた福岡ソフトバンクホークス。仙台での楽天との3連戦は2試合終えて1勝1敗の五分、勝ち越しをかけた日曜日の最終戦の先発は、ソフトバンクが大隣憲司、対する楽天は田中将大が登板しました。


前日の勢いを持続させ、田中も打ち崩したいソフトバンク打線ですが、初回は川崎・本多・オーティズが倒れて3者凡退に終わり、2回は小久保がセンター前ヒットを放って出塁も松中が併殺打で無得点。ホークス先発・大隣は、先頭打者に四球で歩かせると、2死3塁と先制のピンチとなりますが、山崎武司を2塁ゴロに打ち取ってピンチ脱出。2回には3者凡退に抑えて順調な滑り出しを見せます。
2回まで両チーム無得点、投手戦の予感がした中で迎えた3回、大隣は2死2塁で鉄平に三遊間を破るレフト前タイムリーを打たれて1点を先制されます。この後2死1,2塁と追加点のピンチを背負いましたが、山崎武司をチェンジアップで空振り三振に仕留めて2者残塁。なんとか1点に留めました。
1点を追いかけるソフトバンクは直後の4回、本多が四球を選ぶと、オーティズがレフト前ヒットで無死1,2塁と同点のチャンス。小久保が低めのフォークを掬い上げ、レフト前に弾き返すタイムリーヒットで同点に追いつきます。松中併殺崩れで1死1,3塁で、多村がレフトへの犠牲フライ→オーティズ生還で逆転に成功。しかしその裏、大隣は併殺崩れと2つの四球で2死満塁と一打逆転の大ピンチを背負うが、渡辺直人をライトフライに打ち取ってピンチを凌ぎました。
6回、1死からオーティズが相手のエラーで出塁し、小久保の2塁打で2,3塁と追加点のチャンス。このチャンスに松中がライト前タイムリーを放って1点を追加!リードを2点に拡げます。7回には2死2塁から川崎と本多が四球を選び満塁となるが、オーティズが空振り三振に倒れて3者残塁。直後の7回裏、エラーとヒットで無死1,2塁と反撃のピンチ、高須のライト前タイムリーで1点を返される。3-2と1点差、なおも無死1,3塁と同点&逆転のピンチとなったところで大隣は降板、2番手に摂津を投入。ここ最近不調の摂津だと打たれるのではないかと思われましたが、山崎武司・フィリップス・中村ノリの3人を打ち取って3アウト、同点のピンチを凌いで楽天に傾きかけた流れを喰い止めました。
その後は8回にファルケンボーグ、9回は馬原がしっかり抑えて試合終了。3-2で接戦を制して2連勝、3連戦勝ち越しを決めて勝率5割復帰です。


パシフィック・リーグ公式戦 2010/04/04(日)
楽 天-ソフトバンク 3回戦 
(ソフトバンク2勝1敗、Kスタ宮城、13:00、15440人)
H 000 201 000    3
E 001 000 100    2
【投手】
(ソ)大隣、摂津、ファルケンボーグ、馬原-山崎
(楽)田中-嶋、藤井
【責任投手】
(勝)大隣3試合1勝1敗
(S)馬原5試合3S
(敗)田中3試合1勝1敗


おぉ~っ、久しぶりにホークスが連勝!前日の岩隈に続いて田中マーさんを攻略しました。この日は先制されましたが、小久保の同点打、多村の逆転犠牲フライ、松中のライト前タイムリーで田中から3点を挙げました。「TMKトリオ」の活躍で勝利を飾ったソフトバンク、この3連戦を2勝1敗の勝ち越しを決めました。岩隈と田中のWエースから白星を挙げたのは本当に大きいですね。次は「大嫌い」な永井怜をぶっ倒せるよう頑張ってほしい。勝率5割復帰、これからは楽しい貯金生活が始まるといいけどなあ~。
先発の大隣は7回途中まで130球を投げ、被安打5・2奪三振・5四死球・3失点という内容。7回中5イニングでピンチの場面があり、4回には満塁の大ピンチを無失点、6回には2死1,3塁がありましたが0点に抑えました。ヒヤヒヤさせられながらも3度目の登板で今季初白星です。7回無死1,3塁から2番手で登板した摂津投手は、楽天の中軸に仕事をさせませんでした。今の調子から言えば打たれて、負け投手になるだろうと思っていた方も多かったけど、その不安を払拭させる好リリーフ。摂津が抑えたから、今回の勝利があったんだと思います。
打撃陣は10安打とまたまた2ケタ到達。これで4試合連続2ケタ安打と好調です。小久保は4打数3安打で2試合連続猛打賞を達成。この1週間で猛打賞を3回記録しております。1番の川崎は4打数2安打のマルチヒット。この2人のバットは止まりそうにありません。今回の試合は課題面が露呈してしまいました。7回と9回にあった満塁のチャンスを全く活かしきれず。7回の2死満塁ではオーティズが空振り三振、9回の満塁では城所龍麿が三振に倒れました。これが原因で9残塁、楽天の11残塁よりは少ないけどさ…。
3カードぶりの勝ち越しを決めた福岡ソフトバンクは、火曜日からヤフードームで千葉ロッテマリーンズとの3連戦。ロッテはオリックスに3連勝し、現在パリーグの首位に立っています。西村新体制になったので苦戦するだろうと思ったら、まさかの絶好調。小久保選手が「福岡で強いロッテをやっつけたい」と意気込んでおり、首位叩きが上手くいけばホークスの勢いが更に加速するでしょう。



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どうなる春の古馬戦線。

2010年04月05日 | 競馬

関東や関西で桜が満開で見頃となり、競馬界も桜の季節と共に熱い時期に突入してきました。4月最初の日曜日となった4日は、中山競馬場ではハンデ戦のマイル重賞・ダービー卿チャレンジトロフィー、阪神競馬場で産経大阪杯が行われました。大阪杯ではドリームジャーニーが登場、王者の貫録勝ちで春の天皇賞に弾みをつけたいところでしたが…。


中山のメイン・第42回ダービー卿チャレンジトロフィー(GⅢ)はフルゲート16頭で争われ、皐月賞2着の⑫トライアンフマーチ、⑯フィフスペトル、①セイクリッドバレー、⑧マイネルファルケ、⑬ファリダット、③サニーサンデーなど安田記念や今後の中距離路線での活躍が期待される馬達が出走しました。
綺麗に揃ったスタートで始まったこのレース、まず⑦ショウワモダン、マイネルファルケ、サニーサンデーの3頭が先行争いをして、ファルケが鼻を奪います。サニーサンデーは先行争い後に抑え、代わって⑭ゲイルスパーキーが3番手。フィフスペトルが5番手、7番手付近にセイクリッド、中団に④タケミカヅチ、トライアンフマーチは後方から2番手、ファリダットはぽつんと置かれて最後方という展開。
縦長で3コーナーに入り、マイネルファルケが単独で逃げ、フィフスペトルが4番手まで浮上。サニーサンデーも好位キープ、ファリダットとトライアンフが追撃開始。16頭がやや一団、ハンデ戦らしいレースで直線に入り、ファルケが逃げ込みを図るところを、ショウワモダンが残り200で捕らえて先頭に立つ。3番手以降はフィフスペトルやサニーサンデーが追い上げるも前の2頭には届きそうにない。先頭のショウワモダンは残り100mを切って抜け出して1着でフィニッシュ。道中逃げたマイネルファルケが2着、混戦となった3着争いはサニーサンデーが頭一つ抜け出しました。
ショウワモダンがあらゆる有力馬を抑え、直線で逃げるマイネルファルケをかわしてダービー卿を制しました。この馬は3年連続で出走し、おととしは6着、昨年は8着と掲示板に載りませんでしたが、3度目の正直で念願の勝利。しかも14度目の重賞挑戦で嬉しい初制覇となりました。ここまで来るのに相当長かったですねえ。
有力勢の結果ですが、フィフスペトルが4着、セイクリッドバレーが5着、昨年の勝ち馬・タケミカヅチが6着。1番人気だったトライアンフマーチが12着、ファリダットは最下位の16着に終わりました。上位人気2頭は直線で見せ場を作れず、ファリダットは57.5kgのトップハンデを背負った事が響いたと思います。

阪神のメイン競走は、春の天皇賞のステップレース・第54回産経大阪杯(GⅡ)。芝2000mに11頭が集まり、その中でも⑧ドリームジャーニーに注目が集まりました。昨年はこのレースを制した事がきっかけでGI2勝。今回唯一のGI馬、直前の単勝オッズでは1.2倍の圧倒的1番人気に支持され、大阪杯連覇の期待が高まっておりました。これに対抗するのは、昨年の札幌記念でブエナビスタを破った③ヤマニンキングリー、②サンライズベガ、⑦シェーンヴァルト、⑤タスカータソルテなどが挙げられました。
スタートでドリームジャーニーは後方に下げ、先行争いでは⑩ショウナンライジンが前に出て単独先頭。ドリジャニは後方2番手でゴール板を通過。1,2コーナーからバックストレッチに入り、ショウナンライジン先頭、サンライズベガが2番手、⑪テイエムアンコールが4番手、ヤマニンキングリーは中団の5番手をキープ。直後にタスカータソルテが7番手。ドリームジャーニーは後方2番手で⑥ホッコーパドゥシャと並走、シェーンヴァルトは最後方に置かれました。
3コーナーに入り、先頭争いは逃げるショウナンライジンを①フィールドベアーとサンライズベガが並びかけ、4番手集団はテイエムアンコールが引っ張り、⑫エアシャトゥーシュが5番手に。キングリーとタスカータはまだ中団、ドリジャニが残り600mから動いて行った。4コーナーから最後の直線に入り、フィールドベアーとヤマニンキングリー、テイエムアンコールの3頭が競り合い、外から⑥ゴールデンダリアとドリームジャーニーが追い込んで行く。ただドリジャニの動きがやや劣ってるか?100mを切ってテイエムアンコールが先頭に躍り出ると、そのまま押し切ってゴール!ドリームジャーニーは急襲も届かず…。
なんとダークホースといわれていたテイエムアンコールが大金星を挙げました。2着には9番人気のゴールデンダリアが入り、ドリームジャーニーは3着と言う結果に終わりました。今年に入って2連敗、京都記念と大阪杯でともに3着。59キロの斤量は相当重いですね。他の馬より2キロの負担を背負っているから苦戦が続くのでしょう。勝ったテイエムアンコールは天皇賞は未定、宝塚記念の出走を目指します。阪神コースでの勝利経験があれば、本番でも上位に食い込むのではないでしょうか?


来週は阪神競馬場で3歳クラシックの開幕を告げる第70回桜花賞が行われます。今年は絶対的な本命が不在で混戦模様と言われています。昨年の2歳女王・アパパネ、チューリップ賞を制したショウリュウムーン、クイーンカップ勝ち馬・アプリコットフィズ、フラワーカップ優勝のオウケンサクラ、フィリーズレビュー優勝・サウンドバリアー、フェアリーステークス優勝・コスモネモシン、他にもアニメイトバイオ、ラナンキュラス、ギンザボナンザ、シンメイフジが登録しています。波乱決着もあり得るだろう桜花賞は、4月11日午後15時35分ごろに発走予定。


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