日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

UEFAチャンピオンズリーグ史上初の日本人対決!第1ラウンドは内田篤人のシャルケが勝利!

2011年04月07日 | soccer

ヨーロッパ最強クラブを決める「UEFAチャンピオンズリーグ2010‐2011」は、日本時間の6日未明に準々決勝の第1戦が行われました。ミラノにあるスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(サン・シーロ)でのインテル(イタリア)VSシャルケ(ドイツ)戦では、長友佑都VS内田篤人の日本人対決に注目が集まりました。注目の第1ラウンドの行方は一体どうなるのか。


この試合は、内田がスタメン出場したのに対し、長友はベンチスタート。前半キックオフ直後ににいきなり動き出し、インテルが自陣でボールをカットすると、左サイドのカンビアッソがロングボールを入れ、これに反応したミリートが抜け出そうとしたが、シャルケGK・ノイアーが頭でクリア。そのこぼれ球をスタンコビッチが中央の位置から右足シュート!ボールはそのまま無人のゴールに吸い込まれて行った~!開始わずか30秒、スタンコビッチのダイレクトロングボレーで早くもインテルが先制点!
追いかけるシャルケは、4分に内田のクロス→ラウルがダイビングヘッドを狙うが、わずかにゴール右に逸れます。ラウルは決められずにピッチを芝生を叩いて悔しがる。5分にはファルファンが頭で合わせるもGKにキャッチされた。
前半17分、左CKでチャンスを得ると、パパドプロスのヘディングシュートはGK正面に阻まれたが、こぼれ球をマティプが右足で押し込んで1-1の同点に追い付きます!その2分後の19分、内田がペナルティエリア内でミリートを倒してPK献上かと思われましたが、ノーホイッスル。内田危なかったがナイスブロック。直後にカウンターからファルファンクロス→フラドがボレーを打つもインテルGKジュリオ・セザールに阻まれて逆転ならず。
インテルは20分、マイコンのクロスにエトーが上手く合わせましたが、オフサイドの判定でノーゴール。24分、先制点を奪ったスタンコビッチが足を痛めて途中交代。カルジャがピッチに入ります。
一進一退の攻防が続く中、前半も残り10分を迎えようとした34分、インテルはミリート→サネッティ→スナイデルのクロス→カンビアッソが頭で落とし、最後はミリートが左足でゴールネットを揺らす!これでインテル勝ち越しに成功!38分にはスナイデルがFKを直接狙ったが、GKにキャッチされた。シャルケは40分、自陣でのクリアから、中盤でパスを繋ぎ、エドゥのシュートは一旦GKにセーブされるが、2回目は滑りながらも右足で押し詰めてゴール。取られたら取り返すという試合展開で、前半は2-2の同点で終了。

後半は立ち上がりからインテルが仕掛けます。スナイデルのパスからミリートが抜け出してシュートを放ったが、わずかにゴール左…。さらに3分後、エトーのシュートをシャルケGK・ノイアーが右手でセーブ!インテルの攻撃を守り抜いたシャルケは、後半7分にマティプがインテルのキブに倒される。このプレーでキブに警告。直後に敵陣でパスを回し、マティプの縦パスからラウルが最後流し込み、3-2と逆転!これで波に乗ったシャルケは、さらに4分後、内田のパスから追加点のチャンスを迎え、フラドのグラウンダーのクロスがインテルDF・ラノッキアの足に当たりゴールイン。オウンゴールで追加点を奪います。
ホームでの敗戦は絶対に避けたいインテルですが、13分にエトーのラストパスをミリートが決められず。16分にキブがエドゥを倒してしまい、2枚目の警告をもらって退場処分。シャルケは後半20分にフラドがミドルシュートを狙うもポスト左に直撃。後半30分、ファルファンが相手DFをかわすも、シュートはGKに阻まれたりポストに当たる。その後、エドゥの反転シュートがゴールネットに突き刺さり5点目。インテル守備陣完全に棒立ち。
これではまずいと思ったレオナルド監督は、後半31分に長友をようやく投入。長友を入れて嫌な流れを断ち切りたいところだ。そして長友VS内田の直接対決がようやく実現。35分、内田がクロスを上げるもGKにキャッチ。長友は左サイドバックに入り、36分に前線へ駆け上がるもボール渡らない。37分にインテルは左サイドのFKをスナイデル→コルドバが合わせるもGK正面。40分、長友は味方のFKのこぼれ球を拾い、クロスを入れるもチャンスに至らず。後半アディショナルタイムに内田がエリア内に攻め込んだが、ここは長友がスライディングでシュートを打たせない。47分、シャルケがダメ押しの場面で、長友がゴール前でヘディングクリア。試合は5-2でシャルケが快勝し、ベスト4進出に一歩前進。


インテルVSシャルケの準々決勝第1戦は、アウェーのシャルケが前回王者から5点を奪って勝利を飾りました。前半は両チームとも点を奪い合う激しいものでしたが、後半はシャルケが圧倒。レアル・マドリードから移籍したラウルが逆転ゴールを決めれば、エドゥが2得点。アウェーゴールを2点取っても大きいのに、さらに点を奪いましたね。この5得点はかなりのアドバンテージとなるでしょう。
内田選手もこの試合フル出場を果たし、攻撃面でチャンスを演出したり、エトーやミリートの攻撃を防げば、4点目の起点となるパスで勝利に貢献しました。後半終了間際には攻め込む場面がありましたが、長友選手が体を張ってクリア。2人のマッチアップはこの1回のみ、次戦はもっと見られる事を期待したいですね。
インテルは「どうしたの?」いや「まぁ~ヒドい!」と言いたくなるような負けっぷり。レオナルド監督が就任し、長友選手が加入した時期から上昇気流に乗っていたんですが、先週末のミラノダービーで宿敵のACミランに0-3と完敗。そして今回のシャルケ戦では守備が崩れて5点も献上して公式戦2連敗。開始直後に先制点となる芸術的なダイレクトロングボレーを決めたスタンコビッチが足を痛めて交代したり、キブが後半に退場処分、ラノッキアのオウンゴール、最後は守備陣がつっ立ってたりとDF陣が最悪でした。そういえば、キブは先日のダービーでも退場を喰らってましたな。
2戦目は3-0で勝利し、2戦合計で5-5のタイスコアに追い付いてもアウェーゴール差で敗退。逆転ベスト4進出のためには4点差以上で勝たなければなりません。これは非常に厳しすぎる。初戦の惨敗からして敗退決定とも言えるでしょう。キブの出場停止により、長友選手のスタメン起用の可能性が高くなったかもしれません。崖っぷちに追い込まれたインテルの救世主になれるかどうか…。



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