日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

今季最多の11得点に鹿児島のホークスファンも大喜び!

2012年04月22日 | HAWKS

福岡ソフトバンクホークスは、この週末は「九州新幹線シリーズ2012」と題して、東北楽天ゴールデンイーグルスとの2連戦。21日の初戦は鹿児島県立鴨池野球場で行われました。当日は雨の予報が出ていて、雨天中止の恐れもありましたが、予定通り試合を実施。雨が降り頻る中、ホークス打線が中盤以降に爆発しました。


スタメンはこちら
1(二)本多雄一
2(遊)明石健志
3(右)内川聖一
4(指)ペーニャ
5(三)松田宣浩
6(左)松中信彦
7(一)江川智晃
8(中)長谷川勇也
9(捕)細川 亨
 (投)攝津 正
打撃好調のペーニャが2試合連続で4番に入り、江川が7番ファーストでスタメン入り。先発は今季4度目の登板となる攝津でした。


1回、ホークスは1死から明石の四球、内川のライト前ヒット、ペーニャ四球で1死満塁と絶好の大チャンスを迎えます。この場面で松田が初球を打ち上げてライトフライ、3塁走者・明石がタッチアップできず。2死となり、松中は楽天先発・ヒメネスのスライダーの前に空振り三振…。満塁のチャンスを活かせず、まさかの無得点…。
その直後の2回、ホークス先発・攝津が楽天5番・牧田明久に2球目のストレートを狙われ、ライトスタンドへのソロ本塁打を浴びてしまい、先制点を献上。その裏のホークスは、江川のヒット、細川の犠打で2死2塁と反撃のチャンス。本多が低めのスライダーを弾き返してレフト前ヒットを放ち、2塁走者・江川が本塁を狙うも、楽天左翼手・テレ―ロの好返球に阻まれて憤死。またしても得点を挙げる事ができません。
なんとか1点を返したいホークスは3回、明石と内川の連続ヒットで無死1,2塁とすると、ペーニャの1塁ゴロ→楽天1塁手・フェルナンデスの2塁悪送球で無死満塁。このチャンスに松田のライト犠牲フライで1点を返すと、なおも1死1,3塁で松中遊撃ゴロの間に内川が生還し、2-1と逆転に成功しました。
1点リードの5回、内川がヒットで出塁すると、続くペーニャがヒメネスの直球をセンターへ弾き返し、鋭い打球は中堅手・聖沢諒の頭上を越える2塁打。ボールが転々とする間に内川が1塁から一気にホームイン。ペーニャタイムリー2塁打で3点目が入った後、松中の投手ゴロ→ヒメネス悪送球で更に1点を追加して4-1。
6回以降もホークス打線の勢いは止まらず。6回に1死1,3塁でペーニャ三振→内川二塁盗塁→相手の悪送球。この間に3塁走者の明石がホームインして5点目。7回には1死走者無しで江川が楽天3番手・片山博視の初球ストレートを捉え、左中間スタンドへのソロ本塁打を放ち、6-1とさらに点差を拡げます。
8回、本多の2塁打、明石の四球で無死1,2塁の後、内川が楽天4番手・青山浩二からセンター前タイムリーで1点追加。なおも1,2塁でペーニャが首の近くに死球を受け、投手を睨みつけるも乱闘には発展せず。無死満塁となり、松田が青山の2球目のストレートをフルスイング!ライト方向への打球はそのままスタンド一直線!ダメ押しの満塁本塁打が飛び出し、この回5点を奪う猛攻。ホークスが今季最多の11得点で楽天に圧勝しました。


パ・リーグ 2012/04/21(土)
ソフトバンク-楽 天 4回戦 
(2勝2敗、鹿児島、13:00、17704人)
E 010 000 000  1
H 002 021 15x  11
【投手】
(楽)ヒメネス、加藤大、片山、青山-嶋、伊志嶺
(ソ)摂津、金沢、甲藤-細川
【責任投手】
(勝)摂津4試合3勝
(敗)ヒメネス4試合1勝3敗
【本塁打】
(楽)牧田2号ソロ(2回、摂津)
(ソ)江川1号ソロ(7回、片山)、松田3号満塁(8回、青山)


雨の中行われた鹿児島での楽天戦は、ホークス打線が5回以降毎回のように得点を挙げ、最終的には11得点の猛攻で快勝。おそらくだけど、今季最多得点&初めての2ケタ得点となりますね。打線もよく繋がったけど、楽天の守備乱れ過ぎだろ。先発の攝津投手も2回に1点失ったものの、その後は楽天打線の抑えました。チームの連敗も2でストップ、打線に活気が戻って来たので、この1勝をきっかけにまた波に乗ってくる事でしょう!
先発の攝津投手は、8回途中まで31人の打者と対戦し、126球、被安打8・5奪三振・1四死球・1失点の内容で今季3勝目。この日はランナーを背負う場面が多かったけど、打たせて取るピッチングを見せました。4回には1,3塁のピンチを無得点に凌ぐと、7回には2死1,2塁の場面で中村真人選手を空振り三振に仕留めました。チームの連敗を止める辺りはエースの意地ですね。
打線の方はチーム全体で14安打。桜島噴火に触発されたのか、打線も爆発しましたなあ。この日は内川選手が5打数5安打1打点の固め打ち。2試合4番を務めながらも無安打に終わり、3番に戻ったら内川らしさが復活。試合後のコメントでは「昨年は4安打だったから、通算で10打数9安打です」と鹿児島との相性の良さをアピールしていました。
松田選手はこの試合5打点をマーク。2打席目に反撃の犠牲フライ、8回の5打席目にはダメ押しの満塁本塁打を放ちました。6回にソロ本塁打を放った江川選手は、これがプロ3本目のホームラン。最近はスタメン出場の機会が続いている江川選手、小久保選手からレギュラーを奪うほどの活躍を見せ続けてほしい。2試合連続で4番に座ったペーニャ選手は、3打数1安打1打点。5回にタイムリー2塁打を放ち、これで4試合連続打点と絶好調。打率も.322まで上がってきました。
22日は熊本県の藤崎台県営野球場に舞台を移し、ソフトバンク・岩嵜翔、楽天・戸村尚が予告先発。日曜日の熊本の天気は、午前中は雨が降るけど、試合開始頃には晴れ間も見えるそうです。それにしてもなんでホークスの試合は雨天中止にならないんでしょうかね?球団関係者の中に「晴れ男」らしき人物がいるのでは…?次回、「恐怖!晴れ男」ご期待ください。(←仮面ライダーかよ)



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