日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

3歳牝馬で初のJC制覇!ジェンティルドンナ4冠馬だ!WIN5に久々の2億円が出た~!

2012年11月26日 | 競馬

日本と海外のトップホースが集結する国際招待競走・第32回ジャパンカップ(GI・芝2400m 17頭立て)が25日、東京競馬場で行われました。今年はGI5勝を誇る日本最強馬⑰オルフェーヴル、凱旋門賞でオルフェを破った⑭ソレミア、三冠牝馬⑮ジェンティルドンナ、⑧エイシンフラッシュと①ビートブラックの「春秋天皇賞馬コンビ」、香港GI馬⑬ルーラーシップ、2年前の勝ち馬⑫ローズキングダムなど国内外のGI馬11頭が参戦。他にもGI2着2回の④フェノーメノ、府中コースと相性がいい⑩ダークシャドウ、海外勢からは⑪ジャッカルベリー(イギリス)、⑤マウントアトス(イギリス)、⑥レッドカドー(イギリス)、②スリプトラ(イギリス)が出走しました。



レース直前の単勝の上位人気は、1番人気がオルフェーヴル(2.0倍)、2番人気ルーラーシップ(5.4倍)、ジェンティルドンナ3番人気(6.6倍)。4番人気のフェノーメノ(8.0倍)までが1ケタ台。5番人気以降はエイシンフラッシュ、ダークシャドウ、ソレミア、ビートブラックと続きました。
スタンド前でのスタートで、ルーラーシップが立ち遅れ。ジャッカルベリーも後手を踏んだか?先行争いで、ビートブラックが先手を取り、ジェンティルドンナと⑯トーセンジョーダンも先行策に出た。フェノーメノは4番手辺り、ソレミアは7番手、オルフェーブルは中団より後ろのポジションでレースを進めました。
1コーナーを回ったところで、ビートブラックが単独先頭、ジョーダン2番手、ルドンナは内側の3番手。その後ろの4番手にソレミア、5番手フェノーメノと続く。6番手に⑨オウケンブルースリ、7番手スリプトラ、フラッシュ8番手追走。中団の9番手の位置にローキンとマウントアトスが並走、レッドカドー11番手、そしてオルフェが12番手から追い上げに入る。後続では、13番手ルーラー、14番手ジャッカル、15番手にダークシャドウ、③ジャガーメイル16番手、最後方に⑦メイショウカンパクと言う展開。
3コーナーを回り、先頭を行くビートブラックは後続を一気に引き離し、3,4コーナーの大ケヤキを過ぎたところで大差のリードを拡げた。ジェンティルドンナは3番手キープ、オルフェーヴルは5番手まで進出し、4コーナー時点で大外に持ち出した。フェノーメノとソレミアも3番手集団に加わる。
最後の直線に入り、独走するビートブラックをオルフェ、トーセンジョーダン、ルドンナが追い上げる。その差は徐々に縮まり、残り200mでオルフェーブルとジェンティルドンナがビートブラックをかわす。ラスト100mでオルフェとルドンナの叩き合いとなり、ほとんど並んでゴールインしたが、内側にいたジェンティルドンナがわずかに先着!3番手争いでは、ルーラーシップが大外から追い上げ、ゴール地点でダークシャドウをかわした。
しかし、このレースは最後の直線で、ジェンティルドンナがオルフェーヴルの馬体をぶつけ、その影響で進路が狭くなったことについて審議が行われる事に。審議の時間は20分以上もかかり、降着の可能性もあったが、到達順位通りで確定。この結果、ジェンティルドンナの優勝が決まりました。


全着順&払戻金
1着⑮ジェンティルドンナ  2分23秒1
2着⑰オルフェーヴル     ハナ
3着⑬ルーラーシップ    2馬身1/2
4着⑩ダークシャドウ     アタマ
5着④フェノーメノ      2馬身1/2
6着⑯トーセンジョーダン   アタマ
7着①ビートブラック      3/4馬身
8着⑥レッドカドー       クビ
9着⑧エイシンフラッシュ    クビ
10着③ジャガーメイル     1馬身1/41
11着⑪ジャッカルベリー    1馬身1/4
12着⑤マウントアトス      3/4馬身
13着⑭ソレミア         1/2馬身
14着⑨オウケンブルースリ   1馬身1/4
15着⑦メイショウカンパク   1/2馬身
16着⑫ローズキングダム    2馬身1/2
17着②スリプトラ        大差

単勝 15 660円        
複勝 15 170円  17 120円  13 140円
枠連  8-8 610円        
馬連  15-17 700円
馬単  15-17 1580円
ワイド  15-17 320円  13-15 470円  13-17 230円        
3連複  13-15-17 1010円        
3連単  15-17-13 5550円        


2012年の東京開催のフィナーレを飾るジャパンカップは、昨年の三冠馬と今年の三冠牝馬によるマッチレースとなり、ジェンティルドンナがオルフェーヴルに競り勝ち、3歳牝馬初のジャパンカップ制覇を成し遂げました。1番人気だったオルフェーヴルはハナ差の2着。2番人気のルーラーシップは出遅れが響き3着。もう1頭の3歳馬・フェノーメノは5着。外国勢はレッドカドーの8着が最高で、ジャッカルベリー11着、マウントアトス12着、ソレミアは道中好位で走ったものの、直線で失速して13着惨敗。スリプトラは最下位の17着に終わりました。
優勝したジェンティルドンナに騎乗した岩田康誠騎手は、昨年のブエナビスタに続いてのJC連覇で、同レース3勝目をマーク。この秋のGIシリーズは3勝目を挙げ、今年GI6勝目です。しかしレース終了後、進路の取り方が強引だったとして2日間の騎乗停止処分を受けました。これにより12月2日のジャパンカップダートはアウト。JC制覇の代償は大きかった…。
3歳牝馬で初のJC馬となったジェンティルドンナは、これで牝馬クラシック三冠+ジャパンカップの4冠を達成。JC参戦を表明した時は、今まで以上に厳しい戦いになり、古馬相手に簡単に勝てないだろうと思っていました。当日は外枠&秋華賞より-14キロと不安材料が重なりましたが、道中は3番手でレースを進め、最後はオルフェーヴルとの競り合いの末勝利。53キロの軽斤量のおかげもあったけど、勝利への執念を感じ取れるものでした。
3歳でGI4勝、JCで古馬相手に勝ったんで年度代表馬の最有力となるでしょう。ウオッカやダイワスカーレット、ブエナビスタでさえも3歳の時は古馬の牡馬相手に勝てなかったけど、ルドンナはそれをやってのけた。恐らく彼女は日本史上最強牝馬かもしれません。来年はドバイor香港、凱旋門賞などといった海外GIに挑戦する可能性もあります。海外で活躍するルドンナもみてみたいものです。




「ジャパンカップデー」だった25日のWIN5で、史上2度目の2億円が出ました!昨年6月の宝塚記念以来、実に1年5か月ぶりの2億円です!最初の対象レース「キャピタルステークス」(東京9R)で単勝18番人気の⑩ヤマニンウイスカーが勝利し、約800万票から13,574票まで減り、その後、京都10R「白菊賞」で3番人気の⑤ディアマイベイビー、東京10R「プロミネントジョッキーズトロフィー(ワールドスーパージョッキーズシリ―ズ最終戦)」で6番人気の⑧サトノパンサー、京都11R「貴船ステークス」では5番人気の⑪アーリーデイズが勝利。
対象4レースを終えた時点で残り10票となり、最後の対象競走・ジャパンカップでは3番人気の⑯ジェンティルドンナが勝利。「⑩-⑤-⑧-⑪-⑯」の組み合わせで、的中したのはわずか2票。 キャリーオーバーも発生し、2億4966万2690円が次回に繰り越されます。


来週・12月2日は阪神競馬場で「ジャパンカップダート」が行われます。これも本来ならば「国際招待競走」だけど、外国馬の参戦はなし。現在6連勝中の新星・ローマンレジェンド、ダートGI7勝のエスポワールシチー、JCD3連覇を狙うトランセンド、JBCクラシックを制したワンダーアキュート、砂の女王・ミラクルレジェンド、ジャパンダートダービー馬・ハタノヴァンクール、武蔵野ステークスでスタート出遅れながらも最後は勝っちゃったイジゲン、ストローハット、ホッコータルマエといった3歳勢も出走予定。さらには芝の重賞で5勝しているトゥザグローリーがダート初挑戦。もしかしたら、JCDでダート界の世代交代が起こるかも…?





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