日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

国際親善試合・侍ジャパンVSキューバ 山本JAPAN無失点勝利で初陣飾る。

2012年11月17日 | Sports

WBC3連覇へ、新生侍JAPAN遂に始動!野球の国際親善試合「侍ジャパンマッチ2012 WBC日本代表VSキューバ代表」の第1戦が16日、福岡ヤフードームで行われました。山本浩二監督が就任してから初めてのテストマッチとなる今回は、メジャー組を招集せず、NPB(国内組)若手選手を多数選出。対戦相手のキューバはIBAF(国際野球連盟)の世界ランキングで1位。来年3月の第1ラウンド(福岡)では、日本と同じグループに入り、最大のライバルになるでしょう。山本JAPANの初陣となるキューパとの2連戦の初戦は、日本の投手陣の好投が相次ぎました。



日本のスタメンはこちら
1(指)長野久義(巨人)
2(中)大島洋平(中日)
3(遊)坂本勇人(巨人)
4(一)岡田貴弘(オリックス)
5(三)松田宣浩(ソフトバンク)
6(右)糸井嘉男(日本ハム)
7(左)角中勝也(ロッテ)
8(捕)炭谷銀仁朗(西武)
9(二)本多雄一(ソフトバンク)
 (投)大隣憲司(ソフトバンク)


日本の先発・大隣は、初回にキューバの1番・カスティーヨを変化球で空振り三振に仕留めると、トリエンテを遊撃ゴロ、グリエルには2塁フライに打ち取り、上位打線を簡単に3者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せます。続く2回には、4番のA.デスパイネと6番・ベルの2人から三振を奪い、またもや3者凡退を披露。2イニングを投げてキューバ相手にパーフェクトピッチング。
打線の方は、1回に先頭の長野がレフト前ヒットを放ちますが、続く大島が1塁ゴロ→長野2塁封殺。2死後、大島の盗塁&岡田敬遠で1,2塁とチャンスを迎えるも、松田が1塁フライに倒れて2者残塁。2回には糸井が四球を選んで出塁するが、角中が2塁ゴロ併殺打。2死走者無しとなり、炭谷がキューバ先発・ペドロソの3球目のストレートを打ち上げ、レフトへの大きな打球は、意外に伸びてそのままスタンドへ吸い込まれた!「なんとビックリ」炭谷のホームランで日本が1点を先制します。
3回からは大竹寛(広島)が2番手で登板し、3回はセペダとペスタノに対して2者連続三振、4回は打たせて取るピッチングでキューパ上位打線を3者凡退。こちらも2イニングを完璧に退けました。キューバは日本投手陣の前に4回まで1人のランナーが出ず。
5回、3番手の筒井和也(阪神)が2死からベルにライト前ヒットを許すと、セペダにはセンター前ヒットを浴びて、連打で1,2塁とされたところで今村猛(広島)と交代。今村は一打同点のピンチの場面で、ペスタノをライトファウルフライに打ち取り、わずか1球でキューバの反撃を断ち切りました。6回以降も続投し、7回にデスパイネを3球三振に仕留めるまで、打者6人を無安打投球。
日本打線は、3回に坂本レフト前ヒット、5回に長野がこの試合2安打目となるセンター前ヒット、6回に坂本再びヒットを放つも、全て追加点につながりません。どんな形でもいいから追加点が欲しい場面で迎えた7回、角中が右中間への2塁打で出塁すると、炭谷の犠打で1死3塁のチャンス。本多の代打・井端弘和の2塁ゴロ→キューバ2塁手・J.フェルナンデスがエラー。この間に角中が生還し、日本に待望の2点目が入りました。
8回以降は加賀繁(DeNA)→大野雄大(中日)、9回は山口俊(DeNA)がヒットの走者を出しながらも0点に抑えて試合終了。日本投手陣がキューバ打線を完封し、2-0で勝利しました。



侍ジャパンマッチ2012 2012/11/16(金)
日 本-キューバ 1回戦 (日本1勝、ヤフードーム、19:02、17468人)
CUB 000 000 000  0
JPN 010 000 10x  2
【投手】
(キューバ)ペドロソ、マルティネス、ヒメネス、ゴンサレス-ペスタノ、ラロサ
(日本)大隣、大竹、筒井、今村、加賀、大野、山口-炭谷
【責任投手】
(勝)今村1試合1勝
(S)山口1試合1S
(敗)ペドロソ1試合1敗
【本塁打】
(日本)炭谷1号ソロ(2回、ペドロソ)



「WBC前哨戦」の第1戦は、炭谷選手のソロ本塁打が飛び出し、投手リレーでキューバの強力打線をシャットアウト、2-0で日本が初戦を制しました。この試合では7人の投手がマウンドに上がり、先発の大隣投手が2回まで3つの三振を奪い、2番手の大竹投手も素晴らしい投球を披露。今村投手は5回のピンチを抑え、その後も好リリーフを見せ、勝利投手になりました。3選手とも投球内容よかったから、本大会メンバー入りの可能性も充分あるでしょう。
打線の方は、チーム全体で6安打。長野選手と坂本選手の「巨人コンビ」が共に2安打のマルチヒットを記録。打のヒーロー・炭谷選手は、2回にペドロソ投手のストレートを叩いてレフトスタンドへのホームラン、7回には2点目に繋がる送りバントを成功。炭谷選手はレギュラーシーズンではホームラン0本。国際試合で予想外の一発を放ったのには驚きました。
「侍ジャパンマッチ」はもう1試合あり、18日に札幌ドームで行われます。初戦は投手陣が頑張ったのに対し、日本打線がやや元気がなかったような感じだったので、次はうまく繋がってくれる事を期待したいですね。



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