日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

第95回サッカー天皇杯決勝  ガンバ大阪が2度目の連覇達成! 

2016年01月01日 | soccer

第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会の決勝戦が1日、東京・味の素スタジアムで行われました。2年ぶりの元日決勝の今大会は、浦和レッズVSガンバ大阪という組み合わせに。両チームは今季4度対戦(スーパー杯、リーグ戦、CS)し、ガンバ大阪の3勝1敗。2015年シーズンの最後の1冠を勝ち取ったのは一体どちらか?



両チームのスタメン
[浦和レッズ]
GK 1 西川周作
DF 46 森脇良太
DF 4 那須大亮
DF 5 槙野智章
MF 7 梅崎司
MF 16 青木拓矢
MF 22 阿部勇樹
MF 3 宇賀神友弥
MF 30 興梠慎三
MF 19 武藤雄樹
FW 20 李忠成

[ガンバ大阪]
GK 1 東口順昭
DF 14 米倉恒貴
DF 5 丹羽大輝
DF 6 金正也
DF 4 藤春廣輝
MF 15 今野泰幸
MF 7 遠藤保仁
MF 13 阿部浩之
MF 39 宇佐美貴史
MF 11 倉田秋
FW 29 パトリック



まず前半4分、ガンバは宇佐美が左サイドを突破し、グラウンダーのクロスにパトリックが右足で合わせたが、シュートはクロスバーに当たる。浦和は10分、CKの流れから槙野がgボレーシュートを狙うも、GK東口にキャッチされた。前半12分、ガンバにアクシデント。米倉が右足を負傷。米倉に代わってMF井手口陽介がピッチに入る。ガンバは前半の早い時間帯に1枚目の交代カードを使ってしまった。
前半25分、ガンバは中盤で遠藤がロングパス→DFラインの裏に抜け出した宇佐美が、ワントラップからのシュートはミス。今度はボールキープに切り替えて、左サイドバックの藤春へヒールパス。藤春が左足でダイレクトクロスを上げ、ール前に詰めていたパトリックが頭で叩きつけたが、ゴール右に逸れる…。
迎えた前半31分、ガンバは右サイドで倉田が浮き球の縦パスを入れると、パトリックがドリブルで駆け上がる。浦和DF森脇を振り切ると、最後は右足でゴールに叩き込む。ガンバがカウンター攻撃で先制点を奪う。
しかし前半35分、浦和は右サイド・梅崎のクロス→李忠成のダイビングヘッドはポスト左に嫌われたが、跳ね返りを興梠が左足でシュート。ボールはクロスバーを叩いてから、ゴール右隅に吸い込まれる。先制された浦和、すぐさま1-1の同点に追いつきます。浦和は前半終了間際に左サイド・宇賀神のクロスから興梠が頭で押し込んだがGKにキャッチされる。


同点で迎えた後半8分、ガンバは右サイドのCKを獲得。遠藤のセンタリング→パトリックが右足ボレーでゴールネットを揺らした!パトリックこの日2得点目で、ガンバが2-1と再び試合をリードします!さらに後半12分、ゴールほぼ左の位置でFKを獲得し、遠藤が直接狙ったが、ゴール右に逸れて追加点ならず。
1点を追う浦和は、梅崎に代えて関根貴大、さらに武藤→ズラタンと2枚同時投入。後半21分、阿部のミドルシュートはGK東口に阻まれ、22分には右サイドの関根のクロス→興梠のヘディングシュートも決まらず。後半24分には宇賀神を下げてMF高木俊幸がピッチに入る。後半28分、左サイドで高木がクロス→ゴール前で李忠成が飛び込んだが、ヘディングシュートは枠を捉えられず。さらに29分、ゴール前で混戦となったが、飛び出したガンバGK・東口がボールをキャッチします。
後半38分、浦和は右CKを那須が頭で合わせたが、このシュートをGK東口が反応し、ボールはポスト左直撃。こぼれ球を槙野が押し込んだが、その前に那須のファウルがあって同点ならず。
後半アディショナルタイム、ガンバはカウンターから途中出場・長沢駿→遠藤がシュートを放ったが、枠を外す。決まればトドメの1点だった。浦和は後半49分、左サイドで高木が左足でクロスを上げ、ズラタンのヘディングシュートは惜しくもバーの上。さらに終了間際、ガンバDFが自陣のPA内でクリアミス→これを見た槙野がシュートを狙ったが、GK東口が体を張って防いだ。最後まで猛攻を見せた浦和だったが、同点に追いつけぬまま試合終了…。ガンバ大阪が2-1で勝利し、天皇杯連覇を果たしました。



味の素スタジアムで行われた天皇杯決勝戦は、ガンバ大阪が浦和レッズを下し、2大会連続5度目の優勝を勝ち取りました。ガンバは過去に88回と89回大会で連覇を達成しており、これで2度目の連覇達成です。昨シーズンは国内3冠を達成したものの、今季はここまでナビスコ杯準優勝、J1リーグも年間2位、AFCチャンピオンズリーグもベスト4と、あと一歩のところでタイトルを逃し続けましたが、最後の天皇杯で優勝し、無冠を免れました。長谷川健太体制になってからは、5個目のタイトル獲得(2013年のJ2優勝も含む)です。
決勝では米倉選手が前半12分過ぎに負傷退場してしまいましたが、パトリック選手が2ゴールと大活躍。1点目は右サイドを抜け出し、勢いそのままフィニッシュまで持ち込み、2点目は右足ボレーで決勝点を挙げました。マークの外し方も上手かったけど、遠藤選手のキックも正確でしたね。公式戦での得点は、12月6日のチャンピオンシップ準決勝戦以来5試合ぶりです。一時期は中国移籍の報道もありましたが、残留を宣言したパトリック選手。2016年シーズンもチームのエースとして暴れ回ることでしょう。
敗れた浦和レッズは、20本のシュートを放ちながらも、興梠選手のゴールのみ。1点勝ち越された後、ズラタン選手、関根選手、高木選手を投入。再三に渡りガンバゴールに襲い掛かったのですが、東口選手の好守に阻まれたり、シュートがわずかに枠を逸れたりと、2点目が本当に遠かった…。レッズは今季、ガンバ戦で1勝4敗と負け越し。今季は第1ステージで優勝したものの、年間優勝を逃し、天皇杯も優勝できず、結局9季連続で国内タイトル無冠に終わりました。


天皇杯が閉幕し、2月20日に日産スタジアムで行われる「FUJI XEROX SUPER CUP 2016」は、Jリーグ王者・サンフレッチェ広島と、天皇杯王者・ガンバ大阪の対戦が決定。2016年のJリーグは、2月27日に開幕します。過密日程を避けるための措置で、2月での開幕は史上初だそうです。来季も広島、ガンバ、浦和の「3強」が中心となるのか?


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2016年突入!安心してください、今年もブログ続けますよ。

2016年01月01日 | Weblog

みなさま、新年明けましておめでとうございます。2016年を迎えました。昨年も当ブログのご愛顧を誠にありがとうございました。本年も一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします。


さて、2015年はスポーツ界にとって歴史的な1年となりました。
プロ野球では、福岡ソフトバンクホークスが圧倒的な強さで2年連続日本一を達成。工藤公康監督は就任1年目で日本一を経験することになりました。柳田悠岐選手と山田哲人選手(東京ヤクルト)が3割・30本塁打・30盗塁の「トリプルスリー」を達成すれば、埼玉西武の秋山翔吾選手が216安打のプロ野球新記録を樹立しました。
サッカー界では、女子日本代表・なでしこジャパンが女子W杯で準優勝。12月には長年日本女子サッカー界を引っ張ってきた澤穂希選手が現役引退を表明しました。男子代表は、ハビエル・アギーレ氏がスペインでの八百長問題により、アジアカップ終了後に監督を解任。後任にはヴァビド・ハリルホジッチ氏が就任。昨年6月に始まったロシアW杯アジア2次予選では、ここまで6試合を終えて5勝1分けでE組の首位に立っています。
国内サッカーは、サンフレッチェ広島が2年ぶり3度目のJリーグ王者に輝き、ヤマザキナビスコカップは鹿島アントラーズが制覇。天皇杯は元日に決勝戦が行われ、浦和レッズとガンバ大阪が対戦します。
そして、ラグビー日本代表がイングランドで開催されたラグビーワールドカップでで3勝を挙げるという大躍進ぶり。初戦の南アフリカ戦では、シーソーゲームの末、34-32で勝利。「超格上」で優勝候補と言われていた南アフリカを撃破したあと、サモア戦とアメリカ戦にも勝ちました。決勝トーナメント進出こそは逃しましたが、2019年の日本開催へ弾みがついたと思います。W杯をきっかけに日本ではラグビーブームが起こりましたが、一過性で終わらないことを願うばかりだ。

競馬界では、モーリスが1年間で6戦6勝。安田記念とマイルチャンピオンシップを勝つと、12月の香港マイルも制しました。ラブリーデイも重賞競走で6勝し、GⅠ2勝もマークしましたが、年度代表馬は微妙か?
また、今年2月には史上初のJRA所属の外国人ジョッキーが誕生。ミルコ・デムーロ騎手は全国リーディング3位の118勝を挙げ、GⅠ競走も4勝をマーク。クリストフ・ルメール騎手も112勝を挙げ、共に1年目から期待通りの活躍を見せました。
その一方で、ゴールドシップ、エピファネイア、キズナ、ハープスターなどが現役を引退すれば、藤田伸二騎手が突然の引退表明、後藤浩輝騎手が自殺するというニュースもありました。


スポーツ界が明るい話題が続出したのに対し、今後に不安が残るニュースも多かった。
2月にはイスラム国に拘束された後藤健二氏が殺害され、夏には「安全保障関連法案」が可決成立。11月にはパリで同時多発テロも発生しました。さらには自然災害が多発し、箱根山の大涌谷周辺で噴火が起こり、口永良部島と阿蘇山も噴火。9月には関東と東北地方で集中豪雨があり、茨城県常総市で鬼怒川が決壊してしまいました。



気になる2016年は、今年3月26日に北海道新幹線が開業し、東京~新函館北斗間が最短4時間10分で結ばれるとのことです。私も新幹線で北海道に行きたいですが、料金が2万2000円以上もかかるんですよね…。ちなみに、飛行機だと1時間20分かかります。
政治では、今年夏ごろに参議院議員選挙が行われます。今回から18歳にも選挙権が与えられるので、投票率も上がるだろうし、未成年の一票で日本の政治の行方が変わるかもしれません。また、11月頃にはアメリカ大統領選挙もあります。共和党候補の1人である「全米の不動産王」と言われているドナルド・トランプ氏の支持率が高いようですが、トランプ氏が大統領になったら、日米関係とかはどうなってしまうんでしょうか?
そして、今年は何と言っても、「リオデジャネイロオリンピック」があります。7人制ラグビーが男女共に五輪出場権を獲得したり、水球日本代表(ポセイドン・ジャパン)が32年ぶりに五輪出場を決めるといった快挙もありました。今月12日からは、サッカー男子U-23代表が、カタールで行われる「AFC U-23選手権2016」に挑みます。この大会は五輪予選も兼ねており、上位3カ国に出場権が与えられます。男子代表は1996年のアトランタ五輪から5大会連続で出場していますが、今回は五輪出場権を獲得できるか不安です。
2月末~3月は大阪・長居で女子サッカーのアジア最終予選が行われます。日本を含めた6カ国が、2つの出場権をかけて争います。韓国・豪州・北朝鮮・中国などの強敵を下して、リオへの切符を掴み取ってほしいですね。

2年連続日本一を果たした福岡ソフトバンクホークスは、福岡移転後初のパリーグ3連覇に挑みます。和田毅投手がホークスに復帰し、海外FA権を宣言していた松田宣浩選手が残留を表明。柳田選手は「40本塁打&40盗塁」を目指しているので、今年も暴れっぷりに期待したいです。メジャー移籍を希望している李大浩選手が、メジャー断念→残留となれば、3連覇は確実だけどなあ…。


2016年も皆さんにとって、健康且つ幸多き1年になることをお祈り申し上げます。



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