日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ジュエラーが接戦を制して桜の女王に!メジャーエンブレムは4着に沈む。

2016年04月10日 | 競馬

2016年の3歳牝馬クラシック競走の開幕戦・第76回桜花賞(GⅠ・芝1600m 18頭立て)が10日、阪神競馬場で行われました。デビュー5戦4勝の2歳女王⑤メジャーエンブレム、チューリップ賞を勝った⑫シンハライト、重賞2着2回⑬ジュエラー、フィリーズレビューの勝ち馬④ソルヴェイグ、メジャーエンブレムに唯一土をつけた⑦デンコウアンジュ、⑩アットザシーサイド、⑯ウインファビラス、⑪レッドアヴァンセ、⑮ラベンダーヴァレイなどが参戦しました。



単勝のオッズは、メジャーエンブレムが1.5倍と圧倒的1番人気。2番人気シンハライト(4.9倍)、ジュエラーが僅差の3番人気(5.0倍)。4番人気以降は大きく離れて、レッドアヴァンセ、ラベンダーヴァレイ、アットザシーサイド、デンコウアンジュ、ソルヴェイグと続きました。
スタートでソルヴェイグ、⑧アッラサルーテが好スタートを切り、メジャーエンブレムもまずまずの飛び出し。シンハライト中団、ジュエラーは後方からの競馬。先行争いで⑭カトルラポールがアッラサルーテをかわし、⑱メイショウバーズが2番手、サルーテは3番手に下げる。4番手⑨ジープルメリア、その後ろの5~7番手の位置にメジャーエンブレムが追走。真ん中にラベンダーヴァレイ、外側にウインファビラスが並ぶ。中団の8番手グループに⑥ビービーバーレルとシンハライトが並走。10番手にソルヴェイグ、11番手⑩アットザシーサイド、12番手②ブランボヌール、13番手①キャンディバローズ、14番手③メイショウスイヅキ。後方グループには、レッドアヴァンセ15番手、16番手デンコウアンジュ、ジュエラーは17番手追走。⑰アドマイヤリードが最後方という展開。
外回り3,4コーナー中間点を通過し、先頭のラポールは前半800mを47.1秒で通過。バーズ2番手、ファビラスが3番手に浮上。メジャエンは中団馬群に入っている。直線でどうやって抜け出すのか?シンハは馬群の外側に出し、ジュエラーはまだ後方。
勝負は4コーナーを回って最後の直線コースへ。カトルラポールがわずかにリードするが、馬場の真ん中からメジャーエンブレム・ラヴェンダーヴァレイ・シンハライトが上がってきた。さらにはアットザシーサイドとレッドアヴァンセ、大外からジュエラーも追い込んできた。ゴール残り200mを切り、シンハが先頭に立ち、内に入ったメジャエンは2番手から追うが、やや苦しそうだ。シーサイドも迫るが、すごい脚でジュエラーが襲い掛かる!ラスト100mを切ってシンハライトとジュエラーの2頭が抜け出し、最後は2頭並んでゴールイン!シンハライトが無敗のまま桜花賞制覇か?あるいはジュエラーが最後に捕らえたか?メジャーエンブレムは4着に沈みました…。



桜花賞 全着順&払戻金
1着⑬ジュエラー      1分33秒4
2着⑫シンハライト       ハナ
3着⑩アットザシーサイド  1馬身3/4
4着⑤メジャーエンブレム  1/2馬身
5着⑰アドマイヤリード    1/2馬身
6着⑮ラベンダーヴァレイ
7着⑪レッドアヴァンセ
8着②ブランボヌール
9着⑥ビービーバーレル
10着⑦デンコウアンジュ
11着③メイショウスイヅキ
12着⑯ウインファビラス
13着①キャンディバローズ
14着⑭カトルラポール
15着⑨ジープルメリア
16着⑱メイショウバーズ
17着④ソルヴェイグ
18着⑧アッラサルーテ


単勝 ⑬ 500円        
複勝 ⑬ 240円 ⑫ 260円 ⑩ 810円
枠連 [6]-[7] 730円        
馬連 ⑫-⑬ 960円
馬単 ⑬-⑫ 1950円         
ワイド ⑫-⑬ 320円 ⑩-⑬ 1320円 ⑩-⑫ 1430円   
3連複 ⑩-⑫-⑬ 5650円        
3連単 ⑬-⑫-⑩ 20330円



3歳牝馬クラシック最初の1冠を懸けた一戦は、チューリップ賞と同様、シンハライトとジュエラーが並んでゴールし、写真判定の結果ジュエラーが1着となり、桜の女王に輝きました。シンハは一旦は先頭に立ったものの、最後にかわされハナ差の2着。わずか2センチ差で涙を飲みました。3着にはアットザシーサイドが入り、圧倒的1番人気だったメジャーエンブレムは4着に終わりました。阪神JFやクイーンカップのような先行策ではなく、控えめの競馬をしたのが敗因か。なぜ逃げなかったんだ?ルメール騎手の騎乗ミスだわ。
勝ったジュエラーは、昨年11月の新馬戦以来の勝利で通算2勝目。今回で3度目の重賞挑戦でしたが、GⅠの大舞台で果たしました。鞍上のミルコ・デムーロ騎手は、今年のGⅠ2勝目で、桜花賞は9度目の挑戦で初勝利。ミルコ騎手は桜花賞が一番勝ちたいレースと言ってましたが、ようやく悲願成就となりました。管理する藤岡健一調教師は、高松宮記念のビッグアーサーに続きGⅠ2連勝を達成。
そして、ヴィクトワールピサ産駒は、重賞初勝利&GⅠ初勝利。いきなりクラシックホースを輩出しましたかぁ。ミルコ騎手もレース後のインタビューで「ヴィクトワールピサの子どもでGⅠを勝てて嬉しい」と話してました。2011年のドバイワールドカップで、ミルコ騎手がヴィクトワールに乗って優勝。あの時からもう5年経つんですね…。
ジュエラーは2走目のシンザン記念で牡馬相手に2着と健闘、前走のチューリップ賞ではシンハライトにハナ差の2着と惜敗。この日は後方2番手で追走し、直線では大外から末脚を伸ばし、最後の最後でシンハライトを差し切りました。上がり6ハロン33.0秒はメンバー最速。チューリップ賞のリベンジを果たし、シンハライトとの直接対決は1勝1敗。次のオークスで牝馬2冠に挑むジュエラー、名実共に牝馬の頂点に立つことができるのか?


来週は中山競馬場で牡馬3冠の第1戦・皐月賞が行われます。デビューから無傷の3連勝のサトノダイヤモンドと、無敗で弥生賞を制したマカヒキが直接対決。サトダイにはルメール騎手、マカヒキには川田将雅騎手が乗ります。さらには2歳王者・リオンディーズ、スプリングステークスを勝ったマウントロブソン、共同通信杯を制したディーマジェスティ、エアスピネル、ロードクエスト、プロフェット、アドマイヤダイオウ、ドレッドノータスなどが出走予定。今年の皐月賞は例年以上の豪華メンバーが集結。「やべえくらいにワクワク」する皐月賞は初めてだ!





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