日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

チェッキーノ3連勝でオークス出走権獲得!マイラーズカップはクルーガーが勝利。

2016年04月24日 | 競馬

GⅠ競走が2週続けて開催され、今週からは東京と京都に舞台が移りました。24日は東京競馬場でオークストライアル・フローラステークス、京都競馬場は古馬のマイル戦・読売マイラーズカップが行われました。



京都メイン・第47回読売マイラーズカップ(GⅡ・芝1600m 15頭立て)は、昨年12月の香港マイル以来の出走となる⑦フィエロ、2014年のマイルCS覇者①ダノンシャーク、3連勝中の⑨ネオスターダム、六甲ステークスを勝った⑭ダノンリバティ、小倉大賞典を勝った⑫アルバートドック、⑮サンライズメジャー、②クルーガー、④クラレント&⑪レッドアリオン兄弟などが参戦しました。
スタートで③テイエムイナズマとクルーガーの2頭がダッシュがつかず。先行争いでクラレントと⑧アルマワイオリの2頭が行くが、クラレントの方が前に出る。3番手グループにはサンライズメジャー・レッドアリオン・⑥エキストラエンドの3頭が固まり、最内のダノンシャークは6番手に控える。7番手ネオスターダム、その外側の8番手に⑬ケントオー、9番手⑤ケイティープライド、クルーガーは10番手。11番手にダノンシャーク、テイエムイナズマとフィエロが12,13番手で並ぶ。14番手アルバートドック、⑩マーティンボロが最後方を追走する。
外回り3コーナーの下り坂に入ったところで、今度はサンメジャが先頭に立ち、ワイオリが2番手、アリオンとクラレントが兄弟仲よく?3,4番手で並ぶ。ネオスタは中団馬群につけ、シャーク8番手、リバティは10番手、後方待機のフィエロは直線の末脚に賭ける。
15頭ほぼ一団の状態で最後の直線コースに入り、サンライズメジャーがわずかに先頭、内からクラレントが盛り返す。さらにダノンシャークが間を割り込み、クルーガーが最内を突こうとする。大外からフィエロが追い込んできたが届くかどうか?ゴール残り100mを切り、1着争いはクルーガー・クラレント・ダノンシャークの3頭が競り合い、最後はクルーガーとシャークがほとんど並んでゴールしたが、クルーガーが先着!ダノンシャークが2着に入りました。

安田記念に向けてのステップレース・マイラーズカップは、単勝3番人気のクルーガーが、ダノンシャークに競り勝ちました。ダノンシャークはクビ差の2着、クラレントが3着に入り、1番人気のフィエロは4着。2番人気のネオスターダムは13着、連覇を狙ったレッドアリオンはブービーの14着に終わりました。
勝ったクルーガーは3度目の重賞挑戦で初勝利。前走の中日新聞杯では2番人気に支持されながらも6着。今回は松山弘平騎手と初コンビ、マイル戦は初挑戦でしたが、距離短縮で結果を残しました。松山騎手が最内に進路を取り、狭いポジションから上手く差し切り勝ち。会心の騎乗を見せた松山騎手もゴール直後にガッツポーズしてました。クルーガーはこの勝利で安田記念の優先出走権を獲得。モーリス、リアルスティールがいるけど、番狂わせを起こせるか?



東京メイン・第51回サンケイスポーツ賞フローラステークス(GⅡ・芝2000m)には、オークスを目指す3歳牝馬18頭が出走。アネモネステークスを勝った⑱チェッキーノ、ミモザ賞を勝った⑪パールコード、デビュー無傷の2連勝中③ビッシュ、クイーンカップ2着⑨フロンテアクイーン、フラワーカップ2着②ゲッカコウ、⑭クィーンズベスト、⑯クロスコミア、⑦ファイアクリスタル、④アグレアーブルなどが、オークスへの切符獲得に挑みました。
ばらついたスタートで始まったこのレース、好スタートを切ったクィーンズベストが先手を奪い、⑩ブルーオリエントが2番手につけ、⑧シャララが3番手、4番手にクロスコミアが追走。5番手フロンテアクイーン、⑰エルビッシュ6番手。少し離れた7番手にパールコード、8番手に⑥アウェイク、チェッキーノ9番手追走。10番手に⑮シークザフューチャ、11番手⑫トウカイシェーン、12番手ファイアクリスタル。13番手集団にはアグレアーブル・⑤ショコラーチ・ゲッカコウ・⑬エマノンの4頭が一団を形成。後方にはビッシュと①バレエダンサーが並ぶ。
縦長の展開で3,4コーナー中間点を通過し、クィーンズが単独で逃げ、ブルオリとシャララが2,3番手で並走。フロンテアは6番手、パール7番手、チェッキーノは外に出した。そして後方追走のビッシュは大外に持ち出している。最後の直線に差し掛かり、クィーンズベストが内ラチ沿いをひた走り、フロンテアクイーンが3番手から追い上げ、チェッキーノとパールコードが連れて上昇。残り200mを切ったところでチェッキーノが先頭に躍り出ると、後続を一気に突き放す。後続ではパールコードが2番手に上がり、アウェイクとフロンテアが3番手を争い。それらを尻目に、チェッキーノが堂々と1着でゴール。完勝でオークスの優先出走権をゲットしました。


単勝オッズで10倍以下が5頭もひしめく混戦模様となったフローラステークスは、3番人気のチェッキーノが優勝。向正面で中団の位置に控え、最後の直線で真ん中から脚を伸ばし、先頭に立ってから直ぐに引き離し、2着に3馬身差をつけてゴール。鮮やかな快勝劇でオークスに名乗りを挙げました。2着には2番人気のパールコード、3着争いは13番人気のアウェイクと4番人気のフロンテアクイーンが並びましたが、アウェイクが制してオークスの優先出走権を獲得。フロンテアクイーンはアタマ差及ばず。1番人気だったビッシュは、直線で伸びず5着止まりでした。
チェッキーノは前走のアネモネステークスに続いての勝利、これで未勝利から3連勝を飾りました。管理する藤沢和雄調教師は、この勝利でJRA通算1300勝を達成しました。鞍上のルメール騎手にとっても久しぶりの重賞勝ち。最近は桜花賞と皐月賞で1番人気に応えられなかったからなあ。メジャーエンブレムがNHKマイルカップに向かうので、オークスでもコンビを組むかもしれません。前哨戦で文句なしの走りを見せたので、本番ではジュエラーとシンハライトを脅かす存在になるかも。今は亡き兄・コディーノの分まで頑張ってほしいです。



来週・5月1日は、京都競馬場で最強ステイヤー決定戦・第153回天皇賞・春が行われます。5連勝中のゴールドアクター、阪神大賞典を勝ったシュヴァルグラン、大阪杯2着・キタサンブラック、有馬記念2着・サウンズオブアース、レーヴミストラル、タンタアレグリア、2014年菊花賞馬・トーホウジャッカル、アルバート、トゥインクル、フェイムゲームなどが登録しています。毎年のように波乱が起きる淀の3200m決戦、今年は一体どうなる?




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