日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

福岡ソフトバンクホークスがパリーグ王者・西武に下克上!2年連続で日本シリーズ進出決定! 

2018年10月22日 | HAWKS

パリーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ「埼玉西武ライオンズVS福岡ソフトバンクホークス」は、21日にメットライフドームで第5戦が行われました。ここまでの4試合は、第1戦はホークス勝利、2戦目は西武の勝利。第3戦と第4戦はホークスが2連勝を果たし、3勝2敗で日本シリーズ進出に王手をかけました。ホークスは第5戦も勝利を挙げ、下克上達成となるのか?



両チームのスタメン
   埼玉西武     ソフトバンク
1(中)秋山翔吾   (右)上林誠知
2(遊)源田壮亮   (二)明石健志
3(二)浅村栄斗   (三)グラシアル
4(一)山川穂高   (中)柳田悠岐
5(左)栗山巧    (指)デスパイネ
6(右)外崎修汰   (一)中村晃
7(三)中村剛也   (左)長谷川勇也
8(捕)森友哉    (遊)西田哲朗
9(指)メヒア    (捕)甲斐拓也
 (投)ウルフ    (投)高橋礼




1回、ホークスは西武先発・ウルフの立ち上がりを攻め立てます。1番・上林がウルフの初球を叩いてライトへの2塁打を放つと、明石が死球で出塁。無死1,2塁でグラシアルが意表を突くセーフティバントを仕掛けて内野安打。無死満塁の大チャンスで柳田に打席が回り、柳田は6球目の変化球を左中間に弾き返し、走者一掃のタイムリー2塁打!ホークスが初回に3点を先行します。
追加点が欲しいホークスは、2回に西田のヒット、甲斐の犠打で1死2塁と再び得点圏に走者を置くも、上林の1塁ライナー→2塁走者・西田が戻れず併殺打。3回も先頭の明石がヒットで出塁するも、1死2塁から柳田とデスパイネが倒れて無得点。4回まで毎回ランナーを出しながらも、追加点が取れません。
ホークス先発の高橋は、初回に西武の上位3人をしっかり抑えると、2回と3回も3者凡退の好投。4回に1死から源田にこの日初めてのヒットを許し、4番・山川にもヒットを浴びますが、栗山を空振り三振に仕留め、0点で切り抜けます。
5回、ホークス上位打線がウルフの前に3者連続三振。その裏に高橋が先頭の外崎に内野安打を許すと、続く中村剛にもヒットを打たれ、無死1,3塁のピンチを背負い、森友哉にライト前タイムリーヒットを浴びて1点を返される。なおも無死1,3塁のピンチでメヒアを遊撃ゴロ併殺打に仕留めて2アウトを取ったが、その間に3塁走者が生還し、3-2と1点差に詰め寄られる。
この後、高橋が秋山に内野安打を許したところでホークスベンチが動き、高橋を下げてモイネロを2番手に送り込む。2死1塁でバッター・外崎の場面で、1塁走者・秋山が2塁への盗塁を試みる。キャッチャー・甲斐の送球と秋山の足がほとんど同時だったが、審判の判定はアウト。すると西武の辻監督がリクエスト(ビデオ判定)を要求。10分以上の検証の結果、アウトの判定は覆らず。スタンドからは大きなブーイングが起こりました。
ホークス1点リードで迎えた6回、この回先頭の柳田がウルフの4球目をライトへ打ち上げ、スタンドに飛び込むソロ本塁打!4番の一振りでホークスに4点目が入る。2死後、長谷川と西田の連続ヒットで1,3塁とチャンスを作ったが、甲斐が三振に倒れて2者残塁に終わりました。
だがその裏、モイネロが浅村にソロ本塁打を打たれ、4-3と再び1点差に。
8回、ホークスは途中出場の松田宣浩が四球で出塁すると、西田の3塁線への犠打がフィルダースチョイスを誘う。2死1,2塁の場面で、上林が西武5番手・マーティンの5球目を振り抜き、ライトオーバーのタイムリー3塁打!2人のランナーが一気に生還し、ホークスが2点追加!6-3と西武を突き放します。
追い詰められた西武は、8回裏に秋山の2塁打の後、浅村の内野ゴロで1点を返す。ホークスは9回裏に抑えの森唯斗が登板。栗山と外崎を抑えて2死を取りますが、中村剛にソロ本塁打を被弾して6-5。それでも次の森友哉を2塁ゴロに打ち取りゲームセット。ホークスが6-5で西武に競り勝ちました。


パリーグ クライマックスシリーズ 2018年10月21日(日) 
西武VSソフトバンク 第5戦 メットライフ
(ソフトバンク4勝2敗、観客数:31532人)
ソ|300 001 020|6
西|000 021 011|5
勝:石川(1勝)
S:森(1S)
負:ウルフ(1敗)
本塁打
ソ: 柳田 2号
西: 浅村 2号, 中村 1号



パリーグのクライマックスシリーズのファイナルステージ第5戦は、ホークスが何とか勝利を収めました。対戦成績4勝2敗(西武のアドバンテージ1勝含む)で、福岡ソフトバンクホークスが2年連続の日本シリーズ進出決定です!レギュラーシーズンは西武に6.5ゲーム差の2位だったけど、このCSファイナルで王者・西武に下克上を達成。CSを突破できるか不安でしたけど、5試合で44得点と打線が爆発。昨年の日本一チームの意地もあったし、CSファイナルの経験の差を見せつけましたね。強力打線の西武に打ち勝ったのは、自信になるんじゃないでしょうか。
この日の試合は、柳田選手が4打数2安打4打点の活躍を見せました。初回の打席で走者一掃のタイムリー2塁打、6回の第3打席ではライトスタンドへのソロ本塁打を放ちました。柳田選手はCSファイナルで打率.450、本塁打2本、8打点の活躍でMVPを獲得。日本シリーズでも4番としてチームを牽引し、2年連続日本一に導いてほしいです。
柳田選手以外では、西田選手が3打席連続ヒット&フィルダースチョイスで全打席出塁。3番に入ったグラシアル選手も3安打の猛打賞をマーク。最初の打席で決めたバントヒットは驚きましたわ。1番に入った上林選手は2本の長打を打ち、8回には2点タイムリー3塁打。昨年のCSでは結果が残せず悔し涙を流しましたが、この1年で大きく成長しました。
投手陣は、高橋礼→モイネロ→石川柊太→加治屋蓮→森唯斗の5人の投手リレーで逃げ切り。先発の高橋投手は、5回途中(4回2/3)を投げて被安打6・3奪三振・無四球・2失点。序盤の3回までは西武打線をパーフェクト、4回まで無失点の好投。5回には3連打を含む4本のヒットで2点を失い降板。あと1個アウトを取ればプロ入り初勝利でした…。でも、ポストシーズンでいい経験ができたんじゃないでしょうか。
勝ち投手となった3番手の石川投手は、1回1/3を投げて3奪三振・無失点の好リリーフ。石川投手と武田投手はファーストステージの日ハム戦の時から素晴らしいピッチングを見せてくれました。

2年連続日本シリーズ出場を決めた福岡ソフトバンクホークスは、27日から始まる「SMBC 日本シリーズ2018」で、セリーグ3連覇の広島東洋カープと対戦します。この両チームが日本シリーズで戦うのは初めてです。今季のセパ交流戦ではホークスが2勝1敗と勝ち越しておりますが…。広島出身で「カープファン」と公言している柳田選手は、かなり意識しているに違いない。
27日と28日はカープの本拠地・マツダスタジアム、30日~11月1日まではホークスの本拠地・ヤフオクドーム、第6戦まで続いた場合は、3日と4日にマツダスタジアムで開催予定です。ホークスは下克上の勢いをそのままに、広島を倒して2年連続日本一を達成できるでしょうか?



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする