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暑すぎてつらい。

第95回全国高校サッカー選手権 青森山田が圧勝で高校日本一!

2017年01月09日 | soccer

第95回全国高校サッカー選手権大会は9日、埼玉スタジアム2002で決勝戦が行われました。今大会の決勝戦は、青森山田高校VS前橋育英高校という組み合わせ。共に2度目の決勝進出で、どちらかが勝っても選手権初優勝となります。全国4134校の頂点に立ったのは?



両チームのスタメン
<青森山田>
GK 1 広末陸(3年)
DF 3 小山新(3年)
DF 4 橋本恭輔(3年)
DF 5 三国スティビアエブス(3年)
DF 13 小山内慎一郎(2年)
MF 6 住永翔(3年)
MF 7 郷家友太(2年)
MF 8 嵯峨理久(3年)
MF 10 高橋壱晟(3年)
MF 14 住川鳳章(3年)
FW 11 鳴海彰人(3年)

<前橋育英>
GK 1 月田啓(3年)
DF 3 角田涼太朗(2年)
DF 5 松田陸(2年)
DF 15 渡辺泰基(2年)
DF 19 後藤田亘輝(2年)
MF 6 長沢昂輝(3年)
MF 7 大塚諒(3年)
MF 9 高沢颯(3年)
MF 25 田部井悠(2年)
FW 10 飯島陸(2年)
FW 24 人見大地(3年)



青森山田のキックオフのとき、青森山田がGK以外の選手たちがハーフウェーライン上に一列に並ぶという奇策に出る。笛が鳴ると味方がGKにバックパス→選手たちが前線へ猛ダッシュ。GK広末がロングキックを蹴るが、前橋FW人見に当たるが、ボールはゴールラインを割った。青森山田にとっては危ないところだった。
前半5分、前橋育英は右CKから人見が頭で合わせたが、青森DFに阻まれる。セカンドボールを拾った後、右サイドクロス→田部井悠のヘディングシュートは枠を捉えられず。前半16分、左サイドの浮き球のパス→高沢が抜け出してシュートを放つが、青森GK広末の攻守に阻まれる。
迎えた前半23分、青森山田は右サイドを突破した成海のクロス→高橋が胸で落としてから左足シュート。ボールは相手選手の足に当たってコースが変わり、ゴールマウスに吸い込まれた!高橋の5試合連続ゴールで、青森山田が先制点を取りました!
27分、前橋育英は中盤の位置でFK→飛び出した青森GKがボールを弾く→左サイドから高沢クロス→大塚の右足シュートはクロスバーの上。
前半44分、前橋育英は右サイドのFKからゴール前で角田にボールが通るが、青森DF三国がシュートを打たせずクリア。その直後、青森山田がチャンスを作り、嵯峨がワンツーからスライディングシュートを鮮やかに決め、青森山田に追加点が入る!前半は青森山田が2-0とリードします。

後半も青森山田が攻め立てます。後半7分に住川スルーパス→抜け出した住永が折り返し→鳴海がフェイントでDFをかわしてから右足を振り抜いたが、シュートはポスト右直撃…。後半12分、GK広末のロングキック→右サイドのクロスに鳴海が胸トラップから右足で叩き付けて3点目のゴールを奪う!さらにその2分後の後半14分、GK広末が前線へ蹴りこむと、郷家が頭で落とし、ゴール前抜け出した鳴海の右足シュートが決まる。またも広末のロングキックから得点が生まれ、4-0と前橋育英を突き放します。
何とか一矢報いたい前橋育英は、後半22分にDF松田が右サイドからシュートを狙うも左にはずれ、25分には縦パスで繋いでから長沢がシュートに持ち込むもダメ。後半31分、ゴール前で人見が飛び込むも合わせられず、左サイドのクロス→大塚のヘッドもクロスバーの上。
そして迎えた後半43分、青森山田は途中出場のFW佐々木快が豪快に左足ミドルシュートを決めてダメ押しの5点目。後半に3得点を追加した青森山田が5-0と大勝しました。




第95回全国高校サッカー選手権大会の決勝は、青森山田が前橋育英に圧勝。22回目の出場で悲願の選手権初優勝を果たしました。青森県勢の優勝も初めてですが、日本最北端での優勝となりました。それに、高円宮杯U-18プレミアリーグとの2冠も達成しております。
この日の青森山田は、立ち上がりに前橋育英に押し込まれますが、高橋選手と嵯峨選手のゴールで2点を先取。後半は鳴海選手が2連続得点。いずれも広末選手のロングキックからゴールが生まれました。その広末選手も試合中に左太ももの付け根を痛めましたが、90分間ゴールマウスに立ち続け、無失点に抑えました。守備陣の集中力もそうだけど、攻撃陣の決定力の差が勝敗を分けたといえるでしょう。
青森山田は今大会、2回戦から登場し、初戦の鵬翔(宮崎)を5-0で下すと、3回戦の聖和学園(宮城)戦も5-0で圧勝。準々決勝の正智深谷(埼玉)戦は3-1で快勝。準決勝の東海大仰星(大阪)戦は一度は同点に追いつかれたものの、高橋選手のゴールで勝ち越し、後半の仰星の反撃を凌いで2-1で勝利。そしてこの日の試合で5点を奪う大勝を挙げたのでした。この5試合で20得点2得点。5得点の試合が3試合もありました…。昨年の東福岡高校より強いと思います。
チームのエースである高橋選手は、初戦から決勝までの全試合でゴールを挙げ、今大会5得点。鳴海選手は決勝戦で2ゴールをマークし、5試合で6得点を挙げて大会得点王に輝きました。鳴海選手は福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩選手のファンだそうで、試合前には「熱男30連発」の動画を見ているとの事。決勝では「熱男パワー」で大活躍しましたねぇ。いつかは松田選手との2ショットが実現できるといいですな。
敗れた前橋育英は、1回戦から準決勝まで5試合連続無失点だったけど、この決勝だけで大量失点…。強固だったディフェンスも、青森山田の攻撃陣を止める事ができませんでした。前半開始から決定的なシーンが相次ぎ、4点取られた後も果敢に攻め続けたけどゴールが本当に遠かった。前半のうちに1点でも取れていたら、試合が面白くなっていたはずだ…。埼玉スタジアムで決勝が行われるようになってから、関東勢は3年連続で決勝に進みながらも、全て準優勝。次回大会こそは関東勢の優勝が見てみたいものです。








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