日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

第91回全国高校サッカー準決勝!鵬翔&京都橘が決勝進出!

2013年01月13日 | soccer

第91回全国高校サッカー選手権大会は12日、東京・国立競技場で準決勝2試合が行われました。2012年12月30日に開幕したこの大会、星稜(石川)、鵬翔(宮崎)、京都橘、桐光学園(神奈川)がベスト4まで勝ち上がり、「聖地・国立」の舞台に駒を進めました。14日(成人の日)の決勝戦の切符を手にした2校は一体どこだ?



準決勝第1試合 星稜(石川)VS鵬翔(宮崎)
2005年以来8年ぶりの準決勝進出を果たした星稜と、宮崎県勢初の決勝進出を狙う鵬翔の一戦は、PK戦までもつれ込む死闘となりました。
序盤は星稜ペースで進み、開始2分、左サイド・森下洋平のクロス→鵬翔GKのパンチング→こぼれ球を今井渓太が頭で繋ぎ、采女優輝が押し込むもゴール右に逸れる。7分にはCKから采女が頭で合わせるも決まらず。迎えた前半13分、右サイドのスローインを受けた采女がドリブル突破からグラウンダーで折り返し、左の位置にいた寺村介が左足シュートが決まり1点を先制します。しかし前半31分、鵬翔はゴール正面の位置でのFKを小原裕哉が右足を振り抜き、直接ゴールネットを突き刺して1-1の同点に追い付きます!流れに乗った鵬翔は前半アディショナルタイム、東聖二の浮き球パス→北村知也がエンドラインぎりぎりのところでシュートするも、GKに阻まれます。
両チーム同点で迎えた後半、星稜は23分、自陣からのロングパスに今井が飛び出し、ドリブル中央突破から左足シュートを放ったが、ボールはバーを大きく越えてしまい勝ち越しならず。後半36分、星稜右サイド・松岡哲のクロス→井田遼平が右足ボレーで叩きつけ、ボールはゴールへ吸い込まれて星稜が2-1と勝ち越しに成功!ところがその2分後の38分、鵬翔はFKの混戦から東聖二が右足シュートを決めて2-2と再び試合を振り出しに戻しました。結局90分間戦って2-2のタイスコアで終了し、勝負はPK戦へと突入。
PK戦、1人目は両チームとも成功し、2人目で星稜・掃部智寛が成功したのに対し、鵬翔・東が星稜GK・置田竣也に防がれて失敗。4人目、星稜・今井がバーに当ててしまい失敗。一方の鵬翔は小原が成功。4人目終了時点で3-3の同点。両チーム5人目失敗で迎えた6人目、星稜は村上駿のシュートはバーに阻まれる。決まれば勝利の鵬翔は、川崎晧章が中央に決めて勝負あり!鵬翔が4-3でPK戦を制し、初の決勝進出を果たしました!


準決勝第2試合  桐光学園(神奈川)VS京都橘(京都)
16年ぶりに国立の舞台に上がる桐光学園は、背番号10を背負う松井修平を中心に3試合で9得点。対する京都橘は4試合で11得点、小屋松知哉と仙頭啓矢の2トップの活躍もあり、創部12年目で初のベスト4進出。攻撃力の高いチーム同士の一戦は点の奪い合いになるかと思われましたが…。
前半3分、京都橘にいきなりチャンスが訪れ、仙頭が桐光DFラインの裏へスルーパスを出すと、小屋松が抜け出してシュートを打ったが、桐光GK・長津大裕のキャッチに阻まれます。その後は両チームともチャンスらしいチャンスが作れず、膠着状態が続く中で迎えた前半42分、京都橘は仙頭がドリブルで持ち込んでからパス→小屋松が後方へ落とし、走り込んで来た中野克哉がペナルティエリア手前から右足ミドルを狙うもバー直撃、こぼれたところを仙頭が右足で押し込み先制ゴール。京都橘が1点リードで前半を折り返し。
後半、1点ビハインドの桐光が反撃を仕掛けます。7分、左サイド・松井のクロスに市森康平が頭で合わせるも、GKに押さえられる。後半13分には市森がミドルシュートを放つが、わずかにゴール左に外れます。21分には菅本岳がミドルを狙うも大外れ。後半31分、京都橘はスローインから伊藤大起が右サイドをドリブルで仕掛け、折り返しを小屋松が左足で流し込む。京都橘に貴重な追加点が入り、2-0とリードを拡げます。
何とか1点を返したい桐光は33分、右サイドのロングスロー→中島駿のヘディングシュートはGK正面。34分には左サイドのクロス→大田隼輔が合わせたが、ゴールネットを揺らせず。京都橘は後半39分、途中出場の赤澤祥平→小屋松と繋ぎ、最後は伊藤大起がフリーの位置からスライディングシュートでダメ押しの3点目。京都橘が3-0で桐光に快勝しました。


決勝進出を懸けた戦いは、PK戦を制した鵬翔と、3得点を挙げた京都橘が勝利。これで14日の決勝戦は「鵬翔VS京都橘」の組み合わせとなり、どちらかが勝っても初優勝となります。鵬翔は2度もリードされながらも、セットプレーで追い付き、最後はPK戦の末に勝利を収めました。前半31分の小原選手のFK弾は、ボールが弧を描いていて非常に美しかったです。今大会5試合戦ってPK戦で3度も勝利。快進撃と強運を力に、宮崎県勢初の高校日本一の座を掴み取れるでしょうか?
京都橘は仙頭選手と小屋松選手の2トップがまたしてもゴールを決めました。仙頭選手は前半42分に先制点のきっかけを作るパスを出し、最後はこぼれ球を押し込み先制ゴールをゲット。小屋松選手は後半31分に2点目のゴールを決め、さらには3点目のゴールをアシストし、1ゴール1アシストの活躍を見せました。小屋松選手はここまで5得点を挙げて得点ランキングトップ、仙頭選手は4得点で現在2位タイ。大会得点王争いはこの2人に絞られましたね。
準決勝敗退の2チームですが、星稜は8年前と同様PK戦で涙を呑む結果に。3人目までは順調に成功続きで優位に進めていましたが、4人目の今井選手のバー直撃から6人目まで3連続で失敗。PKは本当に何が起きるかわかりません。桐光学園は前半にチャンスを作れず、1点ビハインドの後半に反撃を試みても京都橘の守備を崩しきれず。逆に後半30分過ぎに2失点を喫して完敗。前半のうちに主導権を握れなかったのが原因だったかもしれません。
決勝戦当日は雨の中の戦いになる事が濃厚。5試合で14得点の攻撃力を誇る京都橘の方が有利かもしれないけど、接戦になれば鵬翔にチャンスありか?全国約4000校以上の頂点に立つのは?




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