日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

MAZDAオールスターゲーム2012 第1戦は中村ノリの超特大弾で全セ勝利。

2012年07月21日 | Sports

プロ野球真夏の祭典「MAZDAオールスターゲーム2012」が今年も開幕。19日の第1戦は、オリックスバファローズの本拠地「京セラドーム大阪」で行われました。パリーグが斎藤佑樹(北海道日本ハム)、セリーグが杉内俊哉(巨人)の先発で始まった初戦は、色んな出来事が起こりました。


スタメンはこちら
全パ
1(中)陽 岱鋼(日本ハム)
2(右)糸井嘉男(日本ハム)
3(三)松田宣浩(ソフトバンク)
4(一)李 大浩(オリックス)
5(遊)中島裕之(西武)
6(指)稲葉篤紀(日本ハム)
7(二)井口資仁(ロッテ)
8(左)中田 翔(日本ハム)
9(捕)鶴岡慎也(日本ハム)
 (投)斎藤佑樹(日本ハム)
全セ
1(中)長野久義(巨人)
2(遊)鳥谷 敬(阪神)
3(指)ラミレス(DeNA)
4(捕)阿部慎之助(巨人)
5(右)バレンティン(ヤクルト)
6(一)中村紀洋(DeNA)
7(左)高橋由伸(巨人)
8(三)宮本慎也(ヤクルト)
9(二)平野恵一(阪神)
 (投)杉内俊哉(巨人)

パリーグは日ハム勢が5人スタメン入り、4番にはパリーグ本塁打トップのイデホが起用されました。対するセリーグは巨人の3選手が名を連ね、セリーグ4番は阿部選手。


1回、全パ先発の斎藤がセリーグ上位打線をわずか6球で3者凡退に打ち取り、その裏にパリーグ先頭の陽岱鋼が全セ先発・杉内の6球目のストレートを振り抜き、ライトへの当たりは大きく伸びてライトスタンド一直線。陽岱鋼の先頭打者本塁打で全パが1点を先制します。
1点を追う全セは2回、1死からバレンティンがセンター前ヒットを放つと、続く中村ノリが斎藤の初球ストレートをフルスイング!完璧に捕らえた打球はレフトスタンド上段へ飛び込む超特大2ラン本塁打!ノリの豪快な一発でセリーグが2-1と試合をひっくり返します。一発を喰らった斎藤はその後、2本のヒットと味方のフィルダースチョイスで1死満塁と大ピンチを招きますが、長野を2塁ゴロ併殺打に打ち取り、追加点は与えませんでした。
3回、全セは鳥谷がライト線を破る2塁打で出塁し、2死3塁でバレンティンが初球を叩きつけ、3塁へのタイムリー内野安打で1点追加。ボテボテの当たりだったが、全パ三塁手・松田が1塁送球できず。全パ先発の斎藤は3回3失点で降板しました。
2点ビハインドの全パはその裏、先頭の中田翔が全セ2番手・館山昌平(ヤクルト)のど真ん中のストレートを打ち上げてレフトフライかと思われたが、打球は天井に消えて2塁打に。その後、2死3塁と反撃のチャンスを作ったが、後続が凡退し、1点を返せず。
全セは5回、長野とラミレスのヒット、全パ3番手・益田直也(ロッテ)の暴投、阿部の四球で1死満塁とし、バレンティンが益田の2球目ストレートをレフトへ。大きく飛んで満塁本塁打かと思われたが、フェンス手前で失速してレフトフライ。しかし、犠牲フライで更に1点を追加して4-1と全パを突き放します。
後半に入り、リリーフで登板した投手陣が好投を披露し、6回から登板した全セ4番手・能見篤史(阪神)が2イニングをパーフェクトに抑え、全パは7回に森福允彦(ソフトバンク)が全セ打線を3者凡退に切り落とし、平野佳寿と岸田護のオリックス中継ぎコンビもランナーを許さず。9回裏、陽岱鋼の2塁打で反撃のチャンスを作り、2死3塁でペーニャ(ソフトバンク)が代打で登場し、全セ8番手・バーネット(ヤクルト)のストレートを弾き返しましたが、ライトフライに倒れて試合終了。第1戦は全セが4-1で勝利しました。


マツダオールスターゲーム 2012/07/20(金)
▼全 パ-全 セ 1回戦 
(全セ1勝、京セラドーム大阪、18:07、33335人)
全セ 021 010 000-4 
全パ 100 000 000-1 
▽勝 杉内1試合1勝     
▽S バーネット1試合1S  
▽敗 斎藤1試合1敗     
▽本塁打 陽岱鋼1号(1)(杉内) 中村1号(2)(斎藤)


オールスター第1戦は、中村ノリ選手が斎藤佑樹投手から豪快な2ラン本塁打を放ち、バレンティン選手が2打点の活躍を見せ、4-1で全パに逆転勝ちを収めました。全パは陽岱鋼が2安打1本塁打1打点と奮闘しましたが、打線は全セ投手リレーの前に4安打と沈黙。4番のイデホ選手は3打数無安打に終わりました。全パ先発の斎藤投手は3イニング3失点で敗戦投手となり、球宴初先発はほろ苦い結果となりました。
第1戦の表彰選手は、最優秀選手賞(MVP)には決勝2ランの中村紀洋選手が選ばれて賞金300万円を獲得。敢闘選手賞には2安打2打点のバレンティン選手、2回パーフェクトの能見投手、先頭打者本塁打の陽岱鋼が受賞しました。中村ノリ選手は2001年第3戦以来11年ぶり2度目のMVP獲得です。
この試合のヒーローとなった中村ノリ選手は、オールスター出場は実に8年ぶり。昨年のシーズン開幕時は無所属で現役生活の危機に立たされましたが、途中にベイスターズ入り。今季は8本塁打とチームの主軸として活躍しています。慣れ親しんだ京セラドームで放った大きな一発は、まるで近鉄時代を彷彿とさせるものでした。田中将大、阪本勇人、前田健太などといった「88年世代」が中心のなか、ベテラン健在を大いにアピール。残り2戦も持ち前のフルスイングでホームランは生まれるのか?
全セが先勝したオールスターは、21日に愛媛県の松山坊っちゃんスタジアムで第2戦が行われます。松山でのオールスター開催は10年ぶり2回目となります。連勝を狙う全セは、4月にノーヒットノーランを達成した前田健太(広島)が先発。雪辱を狙う全パの先発はリーグトップの9勝を挙げている成瀬善久(ロッテ)が登板します。





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