日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ホークス逆転勝利で今季91勝目!楽天戦の今季勝ち越しも決定!

2017年09月25日 | HAWKS

9月16日に2年ぶりのパリーグ優勝を果たした福岡ソフトバンクホークス。本拠地・福岡ヤフオクドームに戻り、23日から東北楽天ゴールデンイーグルスとの3連戦を戦っていますが、初戦は1-3で敗戦しました。クライマックスシリーズでのファイナルステージで対戦するかもしれない相手に3連戦負け越しは避けたいところだ。24日の試合は、ソフトバンク・攝津正VS楽天・則本昂大の投げ合いで始まり、2人の投手戦から一転、終盤の7回に激しく動きました。



両チームのスタメン
  ソフトバンク      東北楽天
1(二)本多雄一    (右)オコエ瑠偉
2(遊)今宮健太    (二)藤田一也
3(左)中村晃     (一)銀次
4(指)デスパイネ   (指)ペゲーロ
5(三)松田宣浩    (中)島内宏明
6(中)上林誠知    (三)ウィーラー
7(右)福田秀平    (左)岡島豪郎
8(捕)髙谷裕亮    (遊)茂木栄五郎
9(一)髙田知季    (捕)嶋基宏
 (投)攝津正     (投)則本昂大

わき腹を痛めて戦線離脱の柳田悠岐がいないホークスは、デスパイネが4番に座り、上林がセンターのポジションにつきました。



今季未だ勝ち星のないホークス先発の攝津は、1回に楽天先頭のオコエを三球三振に取ると、続く藤田にも三振を奪い、銀次を内野ゴロに打ち取り、初回を3者凡退に抑える。2回は島内にヒットを許しながらも後続を退け無失点。3回もヒットの走者を出し、得点圏に走者を背負いながらも得点を与えず。序盤3イニングを投げて楽天打線を0点に抑えます。
攝津のためにも先制点が欲しいホークスは、楽天エース・則本の前に2イニング連続3者凡退。3回も福田と高谷が倒れて2死となりますが、9番・高田が則本の3球目のストレートを捉える。右中間に飛んだ打球は、ホームランテラスへ!高田のソロホームランが飛び出し、ホークスが1点を先行します。
1点の援護を貰った攝津は、5回に先頭打者に内野安打を許しますが、岡島を併殺打に仕留める。6回も先頭打者に四球を与えたが、後続を退けて無失点。6回まで無失点の好投を続けます。
7回、攝津が先頭のペゲーロに四球、続く島内にヒットを打たれ、無死1,2塁のピンチを作ったところで降板。2番手で登板した森唯斗がウィーラーを内野フライ、岡島を三振に取って2アウトを取る。だが、3番手・嘉弥真新也が茂木に初球のスライダーを狙われ、レフトホームランテラスへの逆転3ラン本塁打を浴びてしまう。たった1球でスコアが1-3となりました。
2点を追いかける形となったホークスは7回裏、先頭の今宮の3塁ゴロを楽天三塁手・ウィーラーがトンネル。続く中村が四球を選び、2人の走者が生まれます。デスパイネ三振で1死の後、松田が則本の4球目を叩き、レフト前タイムリーヒットで1点を返す。なおも2死1,2塁と攻め立て、福田が初球を振り抜き、左中間へのタイムリー2塁打!2塁走者・中村が生還すると、1塁から松田もホームインしてガッツポーズ!福田が値千金の一打を放ち、ホークスが4-3と逆転!
その後、8回は岩嵜翔、9回はサファテが共に3者凡退の好投でゲームセット。ホークスが4-3で楽天に競り勝ちました。



パリーグ 2017年9月24日(日)
ソフトバンクVS楽天 23回戦 ヤフオク
<ソフトバンク13勝10敗 観衆:38,585人>
楽|000 000 300|3
ソ|001 000 30X|4
[勝] 岩嵜(6勝2敗2セーブ)
[負] 則本(13勝7敗)
[S] サファテ(2勝2敗52セーブ)
[本] 茂木(楽/16号)、高田(ソ/2号)


この日の試合は、攝津投手が6回まで楽天打線を無失点に抑え、7回に一度は逆転されましたが、その直後に3点奪い返して再逆転に成功。相手のミスを上手く突いたけど、パリーグ王者の意地と底力を感じました。楽天に前夜の雪辱を果たしたホークスは今季91勝目。福岡移転後最多の勝利となりました。シーズン100勝の夢は破れましたが、残り試合でどれだけの勝利を積み上げられるかどうか。そして、VS楽天戦の対戦成績も13勝10敗となり、今季の勝ち越しが決まりました。前半は黒星先行していましたが、後半の直接対決で7連勝を挙げたのが大きかった。まだ残り2試合あるので、しっかり勝ちきってほしいです。
先発の攝津投手は、7回途中(6回0/3)まで85球を投げ、被安打4・6奪三振・2四球・2失点。5月24日のロッテ戦以来、4か月ぶりの1軍での登板となりましたが、則本投手と互角の内容。立ち上がりに2者連続三振、その後もカーブとストレートを武器に楽天打線を翻弄。勝ち星こそはつきませんでしたが、全盛期を彷彿とさせる投球内容。工藤監督も「攝津に勝たせてあげたかった」とコメントしていましたが、まったくその通りですよ。嘉弥真さんがやらかさなかったら、攝津投手に白星がついたのに。
この試合の勝利投手は、8回に4番手で登板した岩嵜投手。ホークスが勝ち越した後に登板し、9球で3人を抑えて今季6勝目を手にしました。岩嵜投手はここまで71試合に登板し、6勝2敗2セーブ40ホールド。この日46HP目を挙げたため、「パリーグ最優秀中継ぎ」を確定させました。先発で芽が出なかった岩嵜投手が、中継ぎで開花し、プロ10年目で自身初のタイトル獲得です。
打線の方は則本投手から5安打。この日は伏兵選手の活躍が目立ち、高田選手が3回に先制ホームランを放つと、福田選手が7回の打席で逆転2点タイムリー2塁打を放ちました。高田選手のソロ本塁打は、チーム最初のヒット。則本投手の直球を思いっきり叩き、右中間のテラス席まで持って行きました。福田選手も同点&逆転の場面で上手いバッティングを見せましたね~。ポストシーズンでも勝負強さを発揮してもらいたいです!

25日の月曜日も試合があり、予告先発はソフトバンク・千賀滉大VS楽天・美馬学となっています。千賀投手は前回登板の西武戦で6回まで141球も投げてました。さすがに投げすぎでしょ!今度の登板では「省エネ投球」で行ってほしいですよ。



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ダービー馬・レイデオロ、神... | トップ | ホークス、CS前哨戦で西武に... »
最新の画像もっと見る

HAWKS」カテゴリの最新記事