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オーガスタGCで開催中のマスターズゴルフトーナメントは、日本時間の11日に第2ラウンドが行われました。初日を1オーバーの51位タイでスタートした石川遼選手、決勝ラウンドに進むためには猛チャージが必要だったんですが、この日もオーガスタの難コースに苦戦しました。
2日目は緑のサンバイザー&白のシャツで臨んだ石川選手、1番ミドルでティーショットを林の中に打ち込み、4打目であわやチップインというようなアプローチを見せたものの結果はボギー。2番と3番をパーで終えた後の4番ショート、1打目をバンカーに落とし、2打目はグリーンをオーバーして2つ目のボギー。3オーバーで迎えた8番ロング、絶妙な3打目のアプローチでこの日初めてのバーディーを取りますが、続く9番でボギーを叩いてしまい、前半終了時点で3オーバーと予選通過が厳しくなります。
何とか巻き返したい石川は後半、10~14番まで5連続パー。12番では惜しいバーディーパットを見せると、13番ロングでは4打目のアプローチをピン近くに寄せるアプローチショットでパーをセーブ。反撃の兆しが見えない中で迎えた15番パー5、フェアウェイからの第2打をグリーンに乗せ、イーグルこそはなりませんでしたが、この日2つ目のバーディーで2オーバー。残り3ホールとなり、予選突破に最後の望みをかけるところで、悲劇が待っていました。16番パー3で1打目をバンカーに落とすと、2打目のバンカーショットはピンの位置を超えて長めのパーパットを残します。そのパーパットを決められず、ボギーパットでは左に逸れてダブルボギー。このダボが影響したのか、17番でも短いボギーを外してしまい、2ホール連続のダブルボギー。最後の18番はパーでホールアウト。終盤3ホールでスコアを4つ落としてしまった石川は、この日は2バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの77(5オーバー)で回り、通算6オーバーの73位で予選落ちとなりました。
15番を終えたところで2オーバー、予選カットラインの1オーバーだから、バーディーを取れば決勝進出というところで、悪夢の2連続ダブルボギーを叩いてしまった石川選手。メジャーの洗礼を浴びる形でオーガスタを去ることになりました。試合後の会見では、「36ホールの間、一度も楽しめなかった。そう簡単ではなかった」とコースの難しさを実感しておりました。若さと勢いで予選突破を目指しましたが、終わってみれば経験の少なさが響いたのかもしれません。でも、17歳の若きサムライがアメリカの舞台で自分なりのプレーができたからよく頑張ったと思います。この経験を日本ツアーで活かして、来年以降オーガスタに再び挑戦してほしい。
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石川選手以外の日本人選手では、初日4位タイと好スタートを切った片山晋呉選手は、この日は我慢のゴルフとなりました。2ホール連続パーの後の3番でボギーを叩きます。4番はあと一歩でバーディーを逃し、6番ではナイスアプローチでパー、9番では短いバーディーパットを決められず、チャンスをモノにできずにパーで終えるというのが相次ぎ、前半は1オーバーで折り返します。10番では右のラフに落ちてピンチを迎えますが、アプローチとパーセーブでピンチを乗り切ります。この後14番まで11連続でパーセーブとなりますが、15番のロングで3打目のアプローチでミス、微妙な距離のパーパットを沈められずこの日2つ目のボギー。16番ではバンカーショットを上手く寄せてパー、そして最終18番、2打目をピン内側につけると、最後はバーディーを決めてガッツポーズ。この日は1つスコアを落として通算4アンダー。6位に後退しましたが、依然としてトップ10圏内をキープしています。
石川と同様51位タイスタートの今田竜二選手は、2番と8番にバーディーを奪って1アンダーと予選通過に大きく前進します。しかし、後半は一転して苦戦を強いられてしまいます。10番と12番でボギーを叩いてスタート時の1オーバーに逆戻り。13番のバーディーでイーブンにした後、14~16番の3ホールをパーで粘りますが、17番でボギーとしてカットライン上の1オーバー。ボギーなら予選落ち決定の18番、2打目をバンカーに落としてピンチを迎えます。バンカーで何とかリカバリーし、運命のパーパットをしっかりと決めて予選通過。この日はイーブンパーで1オーバー、42位タイで2日目の競技を終えました。
これで日本人選手は、片山選手と今田選手の2人が決勝ラウンド進出。片山選手は初日の好スタートが効いて首位とは5打差の6位、日本人初優勝という可能性は0%ですが、2001年に記録した伊沢利光選手の4位という日本人最高順位を上回るチャンスは十分にあるでしょう。それに16位以内に入れば来年のマスターズに出場できます。今田選手はボーダーラインギリギリのところで予選を突破しました。決勝ラウンドでは全米ツアーの経験を活かす形で順位上昇を目指します。
2日目終了時点でチャド・キャンベルとケニー・ペリーの2人が9アンダーでトップタイ、タイガー・ウッズは2アンダーの19位タイ、前回王者のトレバー・イメルマンもギリギリで予選を通過しました。アンソニー・キム選手が7つスコアを伸ばして6位タイと大躍進。予選落ち組では、久々のマスターズ出場となったグレッグ・ノーマンや韓国のチェ・キョンジュ、トム・ワトソンがオーガスタを去ることになりました。
現在3日目の競技が行われているみたいで、今田選手は現在9番を終えて2アンダーの28位タイまで順位を上げてきました。タイガーやフィル・ミケルソンといったトップゴルファーはどこまで順位を上げられるのか?大会3日目「ムービングサタデー」ということで、順位変動が激しくなるでしょう。片山選手と今田選手には勝負の3日目を上手く乗り切ってもらいたいところです。
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