日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

阪神JF&香港国際競走2016

2016年12月11日 | 競馬

11日は阪神競馬場で2016年の2歳女王決定戦・阪神ジュベナイルフィリーズが行われました。そして、日本馬13頭が参戦した香港・シャティン競馬場の「香港国際競走」では、2つのレースで日本馬が優勝しました!




第68回阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ・芝1600m 18頭立て)は、フランケル産駒の②ソウルスターリング、アルテミスステークスを勝った⑱リスグラシュー、小倉2歳女王④レーヌミノル、デビューから3戦無敗の⑪ジューヌエコール、新潟2歳チャンピオン⑰ヴゼットジョリー、ディープブリランテ産駒①ディーパワンサ、⑧サトノアリシア、⑫アリンナなどが参戦しました。
スタートで③エムオービーナスが立ち遅れ、リスグラシューも出遅れる。ソウルスターリングは好スタートを決めた。外回り3コーナーに向かっての先行争いで、アリンナが先手を奪い、⑥ショーウェイが2番手追走。ソウルスターリングと⑬ゴールドケープが3,4番手の位置につける。内側5番手にレーヌミノル、6番手ジューヌエコール、7番手ディーパワンサ、8番手⑭スズカゼ。中団グループには⑦ブラックオニキス・⑩クインズサリナ・⑨ジャストザマリンの3頭がが9~11番手で並び、その後ろの12番手⑯シグルーン、13番手⑤ポンポン、14番手にヴゼットジョリー。後方は15番手にリスグラシュー、16番手エムオービーナス、 17番手サトノアリシア、最後方に⑮フェルトベルク。
3,4コーナー中間点を通過し、先頭のアリンナは前半800mを46.7秒で通過。ショーウェイ2番手、ケープ3番手は変わらず。4番手グループにはソウスタ・レーヌ・ジューヌ、さらにジャスマリも加わる。ディーパは中団馬群の内側、リスグラは大外に持ち出した。
4コーナーを回って最後の直線コースに差し掛かり、アリンナが先頭をキープするが、内からソウルスターリング、外からゴールドケープとレーヌミノルが追いかけ、リスグラシューも大外から一気に追い込む。ゴール残り200mを切って、今度はソウスタが先頭に躍り出ると、リスグラが外から突っ込んできたが、ソウルスターリングが先頭でゴールイン!フランケル産駒からGⅠ馬が誕生!

GⅠ10勝の怪物・フランケルの子供もまた怪物だった!ソウルスターリングが1番人気に応えて快勝し、2016年の2歳女王の座に就きました。2着のリスグラシューは、上がり3ハロンでメンバー最速(34.5秒)でしたが、スタートの出遅れが痛かった…。3着には3番人気のレーヌミノルが入りました。5番人気・ディーパワンサが4着、5着にヴゼットジョリー、4番人気のジューヌエコールは11着に終わっています。
GⅠ初勝利のソウルスターリングは、父・フランケル、母・スタセリタという血統。フランケルは現役時代に14戦全勝、200ギニー、チャンピオンステークスなどGⅠ競走で10勝をマーク。母のスタセリタもGⅠを6勝を挙げ、両親合わせて「16冠」!こんな凄い両親の下に生まれた馬が日本にいるなんて凄い…。
鞍上のクリストフ・ルメール騎手は、昨年のメジャーエンブレムに続いての阪神JF連覇。この日のルメール騎手は1日6勝の固め打ちでした。管理する藤沢和雄調教師は、98年のスティンガー以来、18年ぶりの同レース2勝目。また、関東馬はこのレース3連勝となりました。
ソウルスターリングは、札幌での新馬戦を勝利で飾ると、2戦目のアイビーステークスでも牡馬を一蹴して2連勝。3走目の今回は、重賞初挑戦、初のマイル戦、関西遠征、牝馬限定戦、多頭数と始めて尽くし。序盤から好位で追走し、直線で内側から抜け出して快勝。デビューから無傷の3連勝でGⅠタイトルを獲得しました。2歳女王は通過点、来年はクラシック制覇&さらには海外のビッグレースに挑むかもしれません。





香港・シャティン競馬場で開催された「香港国際競走2016」。1日にGⅠ競走が4レースも施行されるこのイベント、「香港ヴァーズ」はサトノクラウン、ヌーヴォレコルト、スマートレイアーの3頭が出走。メインの香港カップは、今回がラストランのモーリス&エイシンヒカリ、ステファノス、ラブリーデイ、タッチングスピーチの5頭が参戦しました。

香港ヴァーズ(芝2400m・14頭立て)は、凱旋門賞2着&ブリーダーズカップターフを制した①ハイランドリール(アイルランド)、フォワ賞を勝った②シルバーウェーヴ(フランス)、⑦ワンフットインヘヴン(フランス)、③ビッグオレンジ(英国)、地元香港の⑤ヘレンハッピースター、⑪イースタンエクスプレスなどが登場。
レースは、ハイランドリールが先手を取ると、ビッグオレンジが2番手。⑭スマートレイアーはシルヴァーウェーブと共に中団に控え、④サトノクラウンは中団より少し後ろのポジション、ヌーヴォレコルトは最後方を追走する。3コーナーのところで、ハイランドが逃げ、スマレイが3番手まで押し上げ、シルバー6番手、ワンフットも馬群の中。サトクラは後方4番手、ヌーヴォは大外に回る。
最後の直線でハイランドリールがスパートを掛けて、独走態勢を築く。このまま押し切るかと思いきや、2番手からサトノクラウンが猛追し、残り100mで1馬身差まで詰めると、ラスト50m切ったところでハイランドに並ぶと、ゴール前で抜け出して1着!日本のサトノクラウンが、ゴール前でハイランドリールを差し切って香港ヴァーズ制覇!ヌーヴォレコルトは4着、スマートレイアーも5着と健闘しました。

香港国際競走のメイン・香港カップ(芝2000m・12頭立て)は、香港マイルGⅠ2勝の②モーリス、昨年の優勝馬①エイシンヒカリ、エリザベス女王杯馬⑫クイーンズリング、3度目の香港GⅠ挑戦⑤ステファノス、②ラブリーデイの日本馬5頭に加え、⑧シークレットウェポン、④デザインズオンローム、③デザインズオンローム、⑦ガンピットら香港勢6頭が出走。
スタートでモーリスが出遅れて後方からの競馬になったのに対し、エイシンヒカリは完璧なスタートから先頭に立った。1,2コーナーから向正面のところで、エイシンヒカリ先頭、2番手に⑪ヘレンスーパースター(香港)、ラブリーデイとステファノスが3,4番手を追走し、⑩ホースオブフォーチュン5番手、6番手ブレイジングスピード、7番手シークレットウェポン、クイーンズリングは8番手追走。モーリスは10番手辺りを追走。
3コーナーを通過し、ヒカリが単騎の逃げで軽快に飛ばし、ステファノスが3番手、ラブリー4番手は変わらず。フォーチュン5番手、ブレスピ、ウェポン、ガンピットは中団。モーリスはまだ後方だ。先頭で逃げるヒカリは、大差のリードを保って最後の直線へ。このまま逃げ切り勝ちを決めるのか?後続からステファノス、ラブリーデイ、さらにモーリスと日本勢が追い込んできている。残り200mでモーリスが2番手に上がると、勢いそのままにヒカリをかわして先頭に立つ。2番手争いではラブリー、ステファノス、外からシークレットウェポンが上がってきた。最後に突き放したモーリスは、そのまま堂々と先頭ゴールイン!引退レースで快勝したモーリス、見事な有終の美を飾りました!
2着争いは香港のシークレットウェポンが制し、ステファノス3着、ラブリーデイ4着。クイーンズリングは9着、積極果敢な逃げで見せ場を作ったエイシンヒカリは最後に力尽きて10着でゴールしました。


香港国際競走は、香港ヴァーズでサトノクラウンが優勝。日本勢のヴァーズ制覇は2001年のステイゴールド以来史上2頭目の快挙です。香港カップはモーリスが2着に3馬身の圧勝劇を見せました。堀宣行厩舎の2頭が香港でGⅠ制覇です。
サトノクラウンは大本命のハイランドリールを破る大金星。ハイランドが独走して貫禄勝ちかと思いきや、サトクラが追い込んで、ゴール前でかわしました。2歳時から期待されながらも、GⅠでは「サトノの呪い」もあって不完全燃焼続き。前走の秋の天皇賞はブービーの14着でした。それがジョアン・モレイラ騎手に導かれて悲願のGⅠ制覇。モレイラ騎手は改めて素晴らしいジョッキーだと思います。
ラストランで勝利したモーリスは、前走の秋天に続いてのGⅠ勝ち。スタートで出遅れ、道中は後方にいましたが、直線で内から脚を伸ばし、逃げるエイシンヒカリを捕らえました。香港GⅠ3連勝のモーリスに、現地の実況アナウンサーも「スーパースター」と賞賛。モーリスは今年だけでGⅠ3勝したので、2年連続の年度代表馬に大きく近づいたでしょう。日本と香港でGⅠ6勝、日本いやアジアが誇る名馬がターフを去ります。




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世界王者のままリングを去る長谷川穂積。汚い芸能界に嫌気が差した成宮寛貴。

2016年12月10日 | Weblog

12月9日は衝撃的な引退発表が続出。ボクシングで3階級制覇を果たした長谷川穂積選手が王者のまま現役を引退表明。さらに、週刊誌で「コカイン使用疑惑」が報じられた俳優の成宮寛貴さんが芸能界を引退すると発表しました。




先週2日発売の週刊誌「FRIDAY」で、成宮さんのコカイン吸引疑惑をスクープしたところ、成宮さんが「事実無根の記事に対して非常に憤りを感じます。薬物を使用したことは一切ございません」とフライデーの内容を全面否定。所属事務所のトップコートは、「講談社に断固抗議し、法的措置も辞さない」と徹底抗戦を構えました。
1週間後の9日、この日発売された「FRIDAY」が、成宮さんらしき男性と友人とされる人物の肉声データが公開され、コカインを「チャーリー」という隠語で呼んでいました。
これに対し事務所側は、成宮さんが8日に尿鑑定を実施したところ、「薬物検査で陰性だった」と薬物疑惑を改めて否定。夕方になり、成宮さんの芸能界引退が発表。事務所のFAXでは「本人から引退の申し入れがあった。何度も話し合いの機会を持ったが、本人の決意が固かったため、受け入れざる得なかった」とコメント。
本人直筆のFAXで「これ以上自分のプライバシーが人の悪意により、世間に暴露されると思うと耐えられない」、「今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい」と苦しい胸の内を明かし、最後にはファンに対して「こんな形で去っていく自分を許してください。 本当にごめんなさい」と記されました。(全文はこちらから

成宮さんの突然の引退表明に、フライデーの公式ツイッターが大炎上。「廃刊しろ」「責任取れ」、「週刊誌って平気で人の人生狂わす」「文春ごっこ楽しいか?」、「陰性出たじゃん?ふざけんな」、「成宮寛貴落としたフライデー死ね」といった成宮ファンからの批判のツイートが寄せられました。

成宮さんは「ごくせん」や「オレンジデイズ」、「相棒」といった人気ドラマに出演。俳優としても更なる活躍が期待されていました。その一方で、両親が離婚→母子家庭で育ち、中学生のときに母親が他界した後に、アルバイトを経験。自らが働いたお金で弟を大学に進学させたという苦労人でもありました。そんな人が薬物をするなんてとても信じられない。それに、事務所や本人が「潔白」だと訴えているのに、フライデーは謝罪せずに続報を掲載する。そのやり方は汚いとしか思えません。
成宮さんのFAXの一部に「絶対に知られたくないセクシャリティな部分もクローズアップされてしまい~」と書いてありましたが、以前から噂のあった「ゲイ疑惑」が本当だったというのでしょうか?「ゲイが理由で引退」というのもなぁ…。
奇しくもこの日は、「たけし軍団フライデー襲撃事件」からちょうど30年。あの時はフライデーの執拗な取材方法に腹を立てたビートたけしさんが、弟子を引き連れて編集部に殴りこみました。あれから30年経っても、フライデーは変わってないと思います。



成宮寛貴さんの引退報道で隠れがちとなってしまいましたが、ボクシングの長谷川穂積選手が神戸市内で引退会見を開きました。
会見では「チャンピオンのまま引退したかった」、「前回以上の気持ちを作るのが難しくなった」、「これ以上戦う理由が見つからない」と語り、11月中旬ごろに引退を決断したとのことです。
長谷川選手は1999年にプロデビューし、2005年4月にWBC世界バンタム級王座を奪取。10度防衛した後、2010年11月にWBCフェザー級王座に輝き2階級制覇を達成。2016年9月には、ウーゴ・ルイス(メキシコ)の持つWBCスーパーバンタム級王座に挑戦し、9回終了TKO勝ち。日本人史上4人目の3階級制覇の偉業を果たすと共に、国内男子では最年長の35歳9ヶ月での王座奪取に成功しました。通算成績41戦36勝(16KO)5敗。

世界タイトルマッチに挑む前までは無名の選手だったけど、「日本人キラー」のウィラポン・ナコンルアンプロモーションに勝って一躍有名人に。バンタム級王者時代は10度の防衛のうち、7試合でKO勝ち。あの時は「日本のエース」という名に相応しい強さを誇り、「今日は何ラウンドで倒すんだろう」とワクワクしながら見ていました。
現役最後の試合となった今年9月の試合は本当に壮絶な試合で、9ラウンドにダウン寸前まで追い込まれながらも、その後に盛り返して王者に打ち勝ちました。苦戦が予想されながらも奇跡のような王座奪取。あの試合は今年の年間最高試合(ベストバウト)といっても良いと思います。
日本ボクシング界のスーパースターである長谷川選手の試合がもう見られないのは残念ですが、王者のままリングを去るのはカッコいいと思います。本当に長い間お疲れ様でした。




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FIFAクラブワールドカップ2016  Jリーグ王者・鹿島アントラーズが逆転勝ちで初戦突破!

2016年12月09日 | soccer

クラブチームの世界一決定戦「Alibaba YunOS Auto プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016」が8日に開幕。今年のクラブW杯は、欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)が出場。世界的スーパースターであるクリスチアーノ・ロナウド選手のプレーが再び日本で見られます!日本からは、今季のJリーグ王者・鹿島アントラーズが出場。その鹿島は、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で行われた開幕戦で、オセアニア王者・オークランドシティ(ニュージーランド)と対戦しました。


両チームのスタメン
[鹿島アントラーズ]
GK 21 曽ヶ端準
DF 3 昌子源
DF 14 ファン・ソッコ
DF 16 山本脩斗
DF 22 西大伍
MF 6 永木亮太
MF 25 遠藤康
MF 40 小笠原満男
MF 10 柴崎岳
FW 8 土居聖真
FW 11 ファブリシオ

[オークランド・シティ]
GK 1 スビカライ
DF 3 岩田卓也
DF 5 ベルランガ
DF 9 ホワイト
DF 16 キム・デウク
MF 8 リエラ
MF 11 タバーノ
MF 14 ルイス
MF 17 モレイラ
FW 10 デフリース
FW 20 タデ



前半開始から鹿島がボールを支配し、前半6分にCKのこぼれ球を遠藤がミドルシュートを放つもGKにキャッチされる。16分にはファンソッコの縦パス→遠藤が抜け出すもオフサイドを取られる。前半17分、オークランドは左サイドでデフリースがクロス→ファーサイドのタデがボレーシュートを狙ったが、GK曽ヶ旗にキャッチされる。鹿島も25分、左サイドで柴崎がクロスを上げると、逆サイドでオークランドDF岩田がクリアミス→遠藤のシュートはGKに防がれた。
38分、オークランドはカウンターを仕掛けると、タデがペナルティエリア手前から左足を振り抜くも、シュートは鹿島DFに当たった後、ゴール右に外れる。40分、鹿島は中盤でパスを受けた土居がドリブルからシュートまで持ち込んだが、GKの正面。結局前半は0-0で折り返し。

後半に開始早々に試合が動きます。後半5分、オークランドは右サイドでFKを獲得し、タデのセンタリング→ゴール前でキムデウクのヘディングシュートが決まる。オークランドがセットプレーで先取点を奪います。
1点を追いかける鹿島は、後半9分にファブリシオを下げてFW赤崎秀平を投入。13分には右CKからDF山本が頭で合わせるも、左に流れてしまう。後半17分、キャプテン・小笠原を下げ、エース・金崎夢生を投入。すると後半22分、右サイドで細かくパスを繋ぎ、永木が遠藤とのワンツーから抜け出すと、ラストパスを受けた永木が右足でゴールに流し込み、鹿島が1-1の同点に追いつきます。
これで流れに乗った鹿島は、24分に再び赤崎がシュートを放ちますが、惜しくもゴール左に外れる。さらに1分後の25分、左サイドのクロスに赤崎が右足ボレーを狙ったが、左に外れてまたも勝ち越しならず。
1-1のまま終盤を迎え、90分終了で延長戦に入るかと思われた後半43分、鹿島は左サイドで山本がクロスを上げ、ファーサイドで土居が頭で折り返し、最後は金崎が頭で押し込んでゴール。エース・金崎が土壇場で勝ち越し点を奪い、鹿島が2-1と逆転。オークランドは後半44分にFKを得るも得点に繋がらず。アディショナルタイムの反撃を守りきった鹿島が、2-1で勝利しました。



クラブワールドカップの開幕戦は、開催国代表の鹿島アントラーズが、オークランドシティを下し、大会初勝利を挙げました。相手に先制点を奪われたときは、これはまずいなぁと思いましたが、赤崎選手と金崎選手の「交代組」がゴールを挙げました。石井正忠監督の采配がバッチリ決まりましたね。4日前のJリーグチャンピオンシップの決勝第2戦に続いての逆転勝ちを収めましたが、石井監督は「こういう形はよくない」と厳しめ。前半はシュートが少ない、後半は先制されてしまうという点を考えると、内容的には良いものではなかったと思います。それでも勝利したのはJリーグ王者の意地と言えるでしょう。
金崎選手は右足首捻挫の影響でベンチスタートでしたが、後半途中から出場し、後半43分に決勝点となるヘディングシュートを決めました。JリーグCSでは3試合で3得点を挙げて逆転優勝に大きく貢献。この日もゴールを挙げ、ここ4試合で4得点。右足首を痛めていながらも、なんだかんだでゴールを量産してますな。
苦戦しながらも初戦を突破した鹿島アントラーズは、11日の準々決勝(@市立吹田サッカースタジアム)で、アフリカ王者のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)と対戦します。初戦から中2日での試合となりますが、準々決勝も突破できる事を期待したいと思います。




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有馬記念ファン投票結果発表&武幸四郎が調教師免許を取得。

2016年12月08日 | 競馬

8日は競馬ファンが気になるようなニュースが続きました。



まず、今月25日に中山競馬場で行われる第61回有馬記念のファン投票の最終結果が発表されました。中間発表では、キタサンブラックが1位でしたが、最終結果の順位はこうなりました。

1位 キタサンブラック 137,353票
2位 サトノダイヤモンド 117,192票
3位 ゴールドアクター 105,327票
4位 マカヒキ 86,266票
5位 マリアライト 85,897票
6位 ディーマジェスティ 81,934票
7位 モーリス 58,205票
8位 リアルスティール 51,474票
9位 サウンズオブアース 47,716票
10位 シュヴァルグラン 45,919票
11位 ラブリーデイ 37,240票
12位 ルージュバック 33,728票
13位 クイーンズリング 32,881票
14位 エアスピネル 29,625票
15位 ミッキークイーン 28,109票
16位 レインボーライン 27,397票
17位 ロゴタイプ 26,071票
18位 メジャーエンブレム 24,650票
19位 ヴィブロス 21,184票
20位 ミッキーアイル 19,932票


ジャパンカップを制したキタサンブラックが13万票以上を集め、堂々のファン投票1位。2位には菊花賞馬・サトノダイヤモンド、昨年の有馬記念覇者・ゴールドアクターが3位に入りました。4位にはダービー馬のマカヒキ、5位には宝塚記念馬・マリアライトが入りました。

上位20頭の中で、有馬に出走予定なのは、キタブラ、サトダイ、ゴルアク、マリア、サウンズ、シュヴァル、ミキクイ、レインボーくらいでしょうか。他にもステイヤーズステークスで連覇を果たしたアルバート、金鯱賞を勝ったヤマカツエース、サトノノブレスも参戦予定。
最新情報によると、先日落馬して鎖骨を骨折した福永祐一騎手が、有馬記念でシュヴァルグランに騎乗。年内絶望と言われていましたが、復帰してきますか。現在騎乗停止中の浜中俊騎手も有馬ウィークに復帰し、ミッキークイーンとコンビを組みます。また、グランプリ春秋連覇を目指すマリアライトは、今度の有馬がラストラン。GP連覇で有終の美を飾れるのか?
「クリスマス決戦」今年の有馬記念。ファン投票1位のキタサンブラックが、当日も断然の1番人気に推されるでしょう。ここで勝てば年度代表馬は確実だし、中山競馬場でも「勝利のまつり」が鳴り響くと思います。対抗候補はゴールドアクターかサトノダイヤモンド。ゴルアクの祖父・グラスワンダーは有馬で連覇しているので、孫も期待したくなりますね。サトダイは古馬初対戦となりますが、ルメール騎手の神騎乗でキタブラの勢いを止められるかどうか?
有馬ウィークは3日間連続開催で、有馬以外にも注目の重賞レースが目白押し。天皇誕生日の23日は秋のジャンプ王決定戦「中山大障害」、24日は「阪神カップ」、25日は2歳重賞の「ホープフルステークス」が行われます。この3レースにも目が離せません!



次に、2017年度の新規調教師免許試験の合格者が発表となり、武豊騎手の弟である武幸四郎騎手など7人が合格しました。

合格者一覧
・高柳大輔 栗東 
・武幸四郎 栗東 
・武英智  栗東 
・田中博康 美浦 
・林徹   美浦 
・安田翔伍 栗東
・和田勇介 美浦 

現役騎手は幸四郎騎手の他に、田中博康騎手も合格。他にも、安田隆行調教師の息子で、調教助手を務めている翔伍氏も免許を取得。安田厩舎からはもう1人、高柳氏も合格しております。
武幸四郎騎手は8日の会見で「5年前から調教師転身を意識していて、昨年から受験し始めた」との事。2度目の挑戦で見事に合格しましたね。目標の人物としては、父の邦彦さん(元騎手&調教師)を挙げ、「人間としても一生の目標だ」と語りました。お父さんが今年8月に亡くなり、その数ヵ月後に息子が調教師免許に合格。父の遺志を継ぐタイミングが良かった…。
武邦彦氏の四男として生まれた幸四郎騎手は、1997年に騎手デビュー。「読売マイラーズカップ」でJRA初勝利&重賞初勝利を挙げるという鮮烈なデビューを果たすと、2000年の秋華賞、2003年の菊花賞、さらにはメイショウマンボとのコンビでオークスなど3勝を挙げるなど、GⅠ競走で通算6勝をマーク。現在まで通算687勝を挙げ、重賞28勝。
デビューした時から「天才ジョッキーの弟」と注目され、大きなプレッシャーを抱え続けてきましたが、GⅠジョッキーにもなれたし、それなりの成績は残せたかと思っています。お兄さんも「開業したら幸四郎厩舎の馬に騎乗できることを楽しみにしている」と言っており、「武兄弟タッグ」でのGⅠ制覇も夢じゃないかも。来年2月末で騎手生活に別れを告げる幸四郎騎手、調教師としての成功を心から願っています。



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冬のダート王者はサウンドトゥルー!一撃必殺の豪脚でJRA・GⅠ初制覇!

2016年12月04日 | 競馬

下半期のダート王者決定戦・第17回チャンピオンズカップ(GⅠ・ダート1800m 15頭立て)が4日、中京競馬場で行われました。ホッコータルマエが電撃引退、タガノトネールが調教中の事故で安楽死と、レース前から不穏な空気が流れていた今回、ダート6連勝中の②アウォーディー、⑨ノンコノユメと⑧サウンドトゥルーの「前年2,3着馬」、ルメール騎手との新コンビで3度目の正直を目指す⑪コパノリッキー、フェブラリーステークス覇者⑮モーニンのGⅠ馬5頭のほかに、アウォーディーの弟⑦ラニ、みやこステークスを制した⑭アポロケンタッキー、ジャパンダートダービー3着⑫ゴールドドリームなどが参戦しました。



単勝の人気は、1番人気アウォーディー(2.2倍)、ゴールドドリームが2番人気(5.7倍)、コパノリッキーが3番人気(6.3倍)。4番人気以降はノンコノユメ(7.5倍)、モーニン(8.3倍)、サウンドトゥルー、アポロケンタッキー、ラニと続きました。

スタートでゴールドドリームが後手を踏む。ラニとカフジテイクも後方から。先行争いで、④アスカノロマンと⑥モンドクラッセの2頭が前を行き、コパノリッキーとモーニンも先団に加わる。アウォーディーは中団より前に位置につけ、ゴールドドリームとノンコノユメも中団追走。ラニとサウンドトゥルーは後方で正面スタンド前を通過。
1,2コーナーを通過して向正面に入り、モンドクラッセが先頭、コパノリッキーが2番手に浮上し、アスカノロマン3番手。4番手③ブライトライン、モーニンは5番手につける。6番手にゴールドドリーム、アウォーディーは7番手。内側の8番手に⑩メイショウスミトモ、9番手⑬ブライトアイディア。中団より後ろのグループには、10番手アポロケンタッキー、11番手ラニ、ノンコノユメと⑤ロワジャルダンが12,13番手で並ぶ。サウンドトゥルーと①カフジテイクが後方手控えている。
3コーナーを回り、クラッセが軽快に飛ばし、ラインが2番手にポジションを上げ、リッキー・アスロマ・アウォー・ゴルドリが3番手集団を形成。アウォーは外に持ち出している。モーニンは中団に下がり、ノンコ、ラニ、サウトゥルはまだ後方。
4コーナーから最後の直線に差し掛かり、モンドクラッセが先頭で逃げるが、2番手のアスカノロマンが接近。3番手争いでは、内からロワジャルダンが内を突いて上がり、コパノリッキーとアウォーディーも追い込む。ゴール残り200mを切り、クラッセとアスロマが粘るところを、アウォーディーが2頭まとめて捕らえて先頭に立つ。しかし、後方から追い込んできたサウンドトゥルーが一気に襲い掛かり、ゴール前でアウォーをかわしてゴールイン!サウンドトゥルーが豪快な差し切りで冬のダート王の座に就きました!


チャンピオンズカップ 全着順&払戻金
1着⑧サウンドトゥルー   1分50秒1
2着②アウォーディー      クビ
3着④アスカノロマン     1/2馬身
4着①カフジテイク        クビ
5着⑭アポロケンタッキー  1馬身1/4
6着⑨ノンコノユメ
7着⑮モーニン
8着⑤ロワジャルダン
9着⑦ラニ
10着⑥モンドクラッセ
11着⑩メイショウスミトモ
12着⑫ゴールドドリーム
13着⑪コパノリッキー
14着⑬ブライトアイディア
15着③ブライトライン


単勝 ⑧ 1590円        
複勝 ⑧ 250円  ② 130円  ④ 650円
枠連 [2]-[5] 520円        
馬連 ②-⑧ 1390円
馬単 ⑧-② 4800円    
ワイド ②-⑧ 490円  ④-⑧ 3420円  ②-④ 1530円        
3連複 ②-④-⑧ 11180円        
3連単 ⑧-②-④ 85980円


GⅠ馬5頭が参戦した今年のチャンピオンズカップは、単勝6番人気のサウンドトゥルーが直線一気の追い込みで優勝。JBCクラシックに続くGⅠ連勝を狙った1番人気のアウォーディーはクビ差の2着に敗れて7連勝ならず。3着には10番人気のアスカノロマンが入りました。4着のカフジテイクは11番人気。伏兵の馬が上位に入りましたね。昨年2着のノンコノユメは6着。2番人気だったゴールドドリームは12着、3番人気のコパノリッキーは13着と揃って大敗。リッキーは道中3番手を追走したけど、直線で沈みました。
昨年3着からのリベンジを果たしたサウンドトゥルーは、昨年12月の東京大賞典以来の勝利で通算7勝目。GⅠ競走は2勝目ですが、JRA・GⅠは初制覇。鞍上の大野拓弥騎手と高木登調教師は、中央GⅠ2勝目です。高木厩舎はサウンドトゥルー、ホワイトフーガとダートのGⅠ馬を輩出しております。
サウンドトゥルーはここ最近、帝王賞、日本テレビ盃、JBCクラシックと3戦連続で3着。この日の単勝は6番人気とGⅠ馬なのに評価は低めでした。序盤から後方でレースを進め、向正面ではほぼしんがりの位置。最後の直線では、内側から外側に進路を変えると、豪脚で前の馬をごぼう抜き。最後はアウォーディーをゴール前でかわしました。アウォーディーが先頭に出て、勝利が見えたかと思ったら、外からサウトゥルが突っ込んできたんだもん…。両者とも強い競馬をしたけど、サウトゥルの勢いが勝りました。
久しぶりの勝利を挙げたサウンドトゥルー、次は年末の東京大賞典での連覇を目指します。次も勝てば「最優秀ダートホース」は決定的といえます。アウォーディーも参戦の意向を示しているので、中京の激闘が再び見られるかもしれません。


12月11日は、阪神競馬場で牝馬2歳女王決定戦・阪神ジュベナイルフィリーズが行われます。フランケル産駒のソウルスターリング、ディープブリランテ産駒のディーパワンサ、小倉2歳チャンピオンのレーヌミノル、デイリー杯2歳ステークスで無傷の3連勝を飾ったジューヌエコール、新潟2歳ステークスを制したヴゼットジョリー、アルテミスステークスを勝ったリスグラシュー、札幌2歳ステークス2着のブラックオニキスなどが登録しています。
同じ日には「香港国際競走」が行われ、「香港カップ」にはモーリスとエイシンヒカリ、クイーンズリング、ステファノス、ラブリーデイの5頭が参戦。「香港スプリント」はビッグアーサーとレッドファルクスの2頭、「香港マイル」はロゴタイプ・ネオリアリズム・サトノアラジンの3頭。「香港ヴァーズ」はアメリカの重賞を勝ったヌーヴォレコルト、サトノクラウン、スマートレイアーが出走予定。日本勢の健闘を祈っています。


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Jリーグチャンピオンシップ決勝第2戦 鹿島アントラーズがアウェーゴール2点を奪い逆転優勝!

2016年12月03日 | soccer

「明治安田生命 2016 Jリーグチャンピオンシップ」決勝戦・浦和レッズVS鹿島アントラーズは、3日に埼玉スタジアム2002で第2戦が行われました。11月29日の第1戦は、浦和が1-0で勝利し、10年ぶりの優勝に王手をかけました。浦和はこの試合、0-1で敗れても優勝が決定。初戦を落とした鹿島、逆転優勝するためにはアウェーゴール2点以上を奪って勝利しなければなりません。浦和が逃げ切るか?それとも鹿島がミラクルを起こすか?



両チームのスタメン
[浦和レッズ]
GK 1 西川周作
DF 46 森脇良太
DF 6 遠藤航
DF 5 槙野智章
MF 24 関根貴大
MF 10 柏木陽介
MF 22 阿部勇樹
MF 3 宇賀神友弥
MF 9 武藤雄樹
MF 13 高木俊幸
FW 30 興梠慎三

[鹿島アントラーズ]
GK 21 曽ヶ端準
DF 22 西大伍
DF 14 ファン・ソッコ
DF 3 昌子源
DF 16 山本脩斗
MF 6 永木亮太
MF 40 小笠原満男
MF 25 遠藤康
MF 10 柴崎岳
FW 8 土居聖真
FW 33 金崎夢生

ホームで優勝を決めたい浦和は、初戦から2人先発メンバーを入れ替え、高木と関根を起用。後が無い鹿島は、初戦途中出場の柴崎がスタメン出場。



試合開始から浦和が攻め立てます。前半4分に右サイドの関根がドリブルで仕掛けてから、グラウンダーのクロス→ゴール前で高木が右足でシュートを放つが、鹿島DFに阻まれます。前半7分、右サイドのスローインから高木が右足でクロスを上げ、興梠がフリーの位置から右足ボレーを鮮やかに決める!ホーム・浦和が先制点を奪い、2戦合計で2-0とします。
勢いづく浦和は、10分に右サイドで関根の縦パス→武藤がドリブル突破から右足を振り抜いたが、シュートはクロスバーの上…。26分には左サイドで宇賀神が相手ボールを奪うと、スルーパスに抜け出した武藤がシュートを狙ったが、ゴール左に逸れ、またも追加点を奪えず。
1点が欲しい鹿島は、32分に小笠原がPA手前からシュートを放つも相手DFに当たり、36分にはDFファンソッコが左足ミドルを狙うも枠外。38分にはFKから小笠原がシュートするも決まらず。迎えた前半40分、ファンソッコのロングボール→右サイドの遠藤康が抜け出してから右足クロス→ファーサイドの金崎がヘディングで押し込んみ、1-1の同点。2戦合計では、2-1とまだ浦和がリードしているが、分からなくなってきた。

運命の後半戦、鹿島は後半6分に左CKから金崎が合わせるもゴールならず。浦和は7分にPA内で武藤のスルーパス→左サイドの宇賀神がクロス→ファーサイドの高木のシュートは枠を捉えられず。
鹿島は後半13分、遠藤康に代えてFW鈴木優磨を投入。対する浦和も高木俊幸→MF青木拓矢、関根貴大→MF駒井善成と立て続けに2人選手を入れ替える。
鹿島は後半21分に右サイドのクロス→土居が頭で合わせるも、GK西川にキャッチされる。後半24分には右サイドでFKを獲得し、柴崎センタリング→DF西が飛び込んだが、シュートは右に外れる。後半30分には右サイドで鈴木のパス→土居が右足を振り抜いたが、シュートはクロスバーに当たった…。
そして後半33分、鹿島は中盤での攻防からカウンターを仕掛け、スルーパスに反応した鈴木が一気に抜け出し、ペナルティエリア内で浦和DF槙野に倒されてPKを獲得。鹿島に勝ち越しのビッグチャンス!決まれば勝ち越しというPKを、金崎が右足でゴール左隅に突き刺す!これで鹿島が2-1と勝ち越し、合計でも2-2のタイに追いつき、このまま終わればアウェーゴール差で鹿島の優勝となる。
逆に追い込まれてしまった浦和は、槙野が前線に上がる。後半39分には途中出場のズラタンがシュートを打つもダメ。40分には西川のロングボールから、ズラタン→柏木がグラウンダーで折り返したが、武藤がシュートを打ち切れず。後半43分には森脇がミドルを狙うも枠外、後半アディショナルタイムには左サイドから森脇クロス→味方が頭で落とし、武藤が左足を伸ばしたが、シュートは大きく外れてしまった。AT4分が経過して試合終了。第2戦は2-1で鹿島アントラーズが勝利しました。




チャンピオンシップ決勝戦は1勝1敗の五分、2戦合計で2-2の同点でしたが、アウェーゴールで上回った鹿島アントラーズが、年間勝ち点1位の浦和レッズを破り、2009年以来7年ぶり8度目のリーグ優勝を果たしました。レギュラーシーズンでは、年間1位・浦和が勝ち点74、3位の鹿島は勝ち点59。その差が15もありましたが、CSで鹿島が「勝ち点15差」をひっくり返す大逆転。3位からの年間王者という「Jリーグ史上最大の下克上」を成し遂げました。優勝を確信していたであろう浦和サポーターは、月曜の朝まで立ち直れないくらいのショックを受けていると思います。
鹿島の逆転優勝の立役者となった金崎選手は、この試合2得点をマーク。前半に同点ゴールとなるダイビングヘッドを決めると、後半34分にはPKで2点目をゲット。PK弾は鹿島の優勝を決定付けるものでした。金崎選手はチャンピオンシップ3試合で3得点を挙げてMVPを獲得しました。ハリルホジッチ監督、もう金崎選手を許してあげてください。
浦和レッズはまたしても埼スタで悲劇を味わう羽目に。2014年はJ1最終節で敗戦してV逸、昨年はCS準決勝でガンバ大阪に敗戦、そして今年は鹿島に逆転優勝をさらわれました。興梠選手のビューティフルな先制ゴールが生まれたときは、「これは優勝決定的だな」と思ったんですが、槙野選手がやらかしてしまいました…。浦和の勝負弱さは伝統の域ですね。

2016年のJリーグ年間王者となった鹿島アントラーズは、12月8日に開幕する「FIFAクラブワールドカップ」に開催国代表として出場決定。8日の開幕戦でオセアニア代表のオークランドシティ(ニュージーランド)と対戦します。順調に勝ち進めば、11日の準々決勝でアフリカ王者のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)、準決勝では南米王者のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)と戦うことになります。前回大会でサンフレッチェ広島が3位入賞。鹿島アントラーズもJリーグ王者としての意地を見せてほしいところです。



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流行語大賞2016 「神ってる」が年間大賞を受賞!

2016年12月01日 | Weblog

気がつけば2016年も12月に突入。残すところあと1ヶ月となっちゃいました。12月1日は今年1年の世相を反映した言葉を決める「2016ユーキャン新語・流行語大賞」が発表されました。今年は「ゲス不倫」、「文春砲」、「センテンススプリング」、「ポケモンGO」、「アモーレ」、「君の名は。」、「PPAP」などがノミネートされましたが、トップ10&年間大賞に選ばれたのはどの言葉か?



年間大賞&ベスト10は次の通り。
「大賞受賞語」
・「神ってる」:緒方孝市監督、鈴木誠也選手(広島東洋カープ)

「トップテン受賞語」:受賞者
・「ゲス不倫」:週刊文春編集部
・「聖地巡礼」:冨田英揮氏(ディップ代表取締役社長 兼 CEO)
・「トランプ現象」:なし
・「PPAP」:ピコ太郎(シンガーソングライター)
・「保育園落ちた日本死ね」:山内志桜里氏(衆議院議員)
・「(僕の)アモーレ」:長友佑都選手(伊・インテル)、平愛梨(女優)
・「ポケモンGO」:株式会社ナイアンティック、株式会社ポケモン
・「マイナス金利」:日本銀行
・「盛り土」:受賞者辞退

「選考委員特別賞」:受賞者
・「復興城主」:熊本市



年間大賞には、今季25年ぶりのセリーグ優勝を果たした広島東洋カープの鈴木誠也選手の活躍ぶりを表現した「神ってる」が選ばれました。トップ10には「アモーレ」、「ポケモンGO」、「ゲス不倫」、「PPAP」などが選出。また、「選考委員特別賞」には、熊本地震で甚大な被害を受けた熊本城の支援を募る制度「復興城主」が選ばれました。

年間大賞の「神ってる」は、「神がかっている」を短縮したもの。元々は緒方監督の長男から聞いた言葉なんだそうです。表彰式に出席した鈴木選手も「僕自身が言ったわけではないけど、選ばれて嬉しい」とコメント。鈴木選手は、オリックスとの交流戦で2試合連続サヨナラ本塁打。さらに3戦目にも8回裏に決勝本塁打を放ち、「3試合連続決勝ホームラン」を達成。その活躍が評価され、「スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞年間大賞」も受賞しました。
今季のカープは鈴木選手だけでなく、沢村賞投手のジョンソン投手、MVPの新井貴浩選手、今季限りで引退した黒田博樹投手、丸佳浩&菊池涼介の「キクマルコンビ」などが活躍し、球団新記録となるシーズン89勝をマーク。日本一こそ逃しましたが、広島カープ全体が神っていた1年でした。

流行語大賞の表彰式には、インテル・長友選手の「アモーレ」である平愛梨さんも登場し、「こんな賞をいただけて嬉しい」と感涙。「アモーレはとても大切な言葉。一緒に頂けた賞を大切にしたい」と述べました。長友選手もツイッターで「アモーレを選んでいただきありがとうございます」とつぶやきました。長友選手と平さんは、2017年1月に結婚予定です。
「PPAP」で受賞したピコ太郎さんは電話で登場。アカペラで「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」を熱唱しましたが、伴奏とズレが生じて「事故ってる?」と発しました。「PPAP」はYoutubeで9300万回も再生されていて、アメリカのドナルド・トランプ次期大統領の孫娘もハマっています。ピコ太郎フィーバーは年末年始に向けてさらに過熱の予感。ただ、来年の正月過ぎ以降が正念場となる恐れも…。「PPAP」に次ぐ新たなヒット曲を生み出さないと消えるかもよ。


今年は全国的に大ブームを巻き起こした「ポケモンGO」、あるいは「センテンススプリング」か「ゲス不倫」といった週刊文春関連の言葉が大賞に選ばれるかと思っていたんで、「神ってる」の大賞は意外な感じがしました。「神ってる」は野球ファンの間で流行っていたかもしれないけど、一般の間では「ゲス」と「アモーレ」に劣る気がするんだけど…。昨年も「トリプルスリー」が大賞に選ばれたので、プロ野球関連は強いなと思いました。



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