日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

4年前のリベンジなる!西野JAPANがコロンビアを撃破!初戦で大きな勝ち点3GET!

2018年06月20日 | soccer

「2018 FIFA ロシアワールドカップ」は、日本時間19日にグループHの初戦「日本VSコロンビア」(@サランスク・モルドヴィアアリーナ)が行われました。6度目のW杯に挑む日本代表、大きな不安を抱えた中でW杯初戦を迎えることになりました。初戦の対戦相手・コロンビアは、前回のブラジル大会で対戦し、1-4の惨敗を喫しました。因縁の相手から勝ち点を手にできたのか!?



[日本]
GK 1 川島永嗣
DF 3 昌子源
DF 5 長友佑都
DF 19 酒井宏樹
DF 22 吉田麻也
MF 7 柴崎岳
MF 8 原口元気
MF 10 香川真司
MF 14 乾貴士
MF 17 長谷部誠
FW 15 大迫勇也

[コロンビア]
先発
GK 1 ダビド・オスピナ
DF 3 オスカル・ムリージョ
DF 4 サンティアゴ・アリアス
DF 17 ホアン・モヒカ
DF 23 ダビンソン・サンチェス
MF 6 カルロス・サンチェス
MF 11 ファン・クアドラード
MF 16 ジェフェルソン・レルマ
MF 20 フアン・フェルナンド・キンテロ
FW 21 ホセ・イスキエルド
FW 9 ラダメル・ファルカオ


日本は先週のパラグアイ戦で活躍した香川&乾の「元セレッソコンビ」が揃って先発起用。乾は左の中盤、香川はトップ下。FWは大迫の1トップ。本田圭佑と岡崎慎司はベンチスタート。一方のコロンビアは、エースのファルカオが先発なのに対し、要注意人物のハメス・ロドリゲスはベンチから。



日本のボールで始まった前半、開始3分に香川が前線へロングボールを入れると、大迫が相手DFに競り勝ってから裏へ抜け出してシュートを打つも、コロンビアGKオスピナに防がれる。こぼれ球を香川が左足でシュートを打ったが、DFの手に当たりPK獲得。ハンドを取られたカルロス・サンチェスは一発レッドで退場!コロンビアは早くも10人でのプレー。先制の大チャンスを迎えた日本は、香川がPKを蹴り、ゴールほぼ真ん中に決め、日本1点先制!
1人少ないコロンビアは12分、キンテロのFKからファルカオが足を伸ばすが、GK川島がキャッチします。日本も15分に香川のスルーパス→乾が左サイドからシュートを放つも、ゴール右に外れます。
前半31分、コロンビアは早くも1人目の交代カードを切る。クアドラードを下げ、MFウィルマル・バリオスが入る。日本は32分、左サイドの高い位置で大迫がボールを奪うと、右足を振り抜いたが、枠を捉えられず。コロンビアも34分、右サイドでキンテロが浮き球のパス→ファルカオが右足で合わせたが、またもGK川島がシュートを防いだ。
前半39分、右サイドで長谷部がファルカオを倒してしまいFK。ペナルティエリア付近でのFKをキンテロが左足でグラウンダーのシュート。GK川島が反応してキャッチしたが、その前にゴールラインを越えたと判定。コロンビアがFKで1-1の同点とし、前半を折り返しました。

後半、日本が立ち上がりから攻勢に出ます。後半9分に香川の縦パス→大迫が体を入れ替えてから左足シュート。これはGKにセーブされる。後半12分、大迫が左サイドの乾にパスを送り、乾はPA内で右足を振り抜いたが、シュートはGKオスピナの横跳びセーブに阻まれる。
後半14分、コロンビアはMFハメス・ロドリゲスが登場。その直後、日本は右サイドでFKのチャンスを作り、柴崎のセンタリング→ゴール前でDF吉田が飛び込んだが、ヘディングシュートは枠の外。後半21分には柴崎が右サイドへパス→前線へ上がって来た酒井宏樹のシュートは左に逸れる。
後半25分、日本は香川真司を下げてMF本田圭佑を投入。すると本田は、26分に右サイドから挨拶代わりの左足シュートを放つも、GKにセーブされる。28分には大迫→本田→宏樹折り返し→大迫がDFに背負われながらもボールを落とし、最後は酒井宏がシュート。これはDFに当たってCK。その直後の左CKを本田がセンタリングを上げ、大迫がヘディングでゴールネットを揺らし、日本が2-1と勝ち越しに成功!
コロンビアは後半33分、右サイドでレルマがヒールパスを出し、ハメス・ロドリゲスがフリーの位置からシュートを狙ったが、大迫が体を張って防いだ!続くCKでは、ニアサイドでレルマが合わせられず。二次攻撃では左サイドからのクロス→ムリージョが頭で叩きつけるも、GK川島がボールを押さえた。
その後もコロンビアの反撃を、日本DF陣が最後まで守り切りタイムアップ!日本代表が2-1でコロンビアを破りました!



いやぁ~、やりましたね!FIFAランクで61位の日本代表が、16位のコロンビアに劇的勝利!4年前のリベンジを達成し、初戦で非常に大きな勝ち点3を獲得しました!試合前は「コロンビアにはどうせ勝てない」、「良くて引き分け」と思っていたんですが、開始早々にコロンビアの選手が一発退場、前半6分に香川選手がPKで先制点を奪い、大迫選手が値千金の決勝ゴールを挙げました。
日本はこれまで南米勢と4度対戦して、一度も勝てていませんでしたが、初めて南米勢に勝利しました。大事な初戦で白星&鬼門突破。グループリーグ残り2試合あるけど、ベスト16入りに一歩前進と言っておきましょう!この勝利はもう奇跡としか言えない…。

日本を勝利に導いた大迫選手は、献身的なプレーを見せれば、裏への抜け出しでチャンスを作ったりしました。後半28分の決勝点のヘディングシュートは、右のゴールポストを叩いてから、ゴールへと吸い込まれて行きました。1トップ起用に応えた大迫選手、「やっぱり半端ないって!」。
ベンチスタートだった本田選手も、後半25分にピッチに入ってから3分後に決勝点をアシスト。これで3大会連続でアシストを記録したことになります。今後のセネガル戦、ポーランド戦でも「スーパーサブ」として使いそうですね。
香川選手も相手のハンドでPKを誘い、自らPKを冷静に決めてみせました。香川選手のゴールは、W杯での日本代表史上最速記録だそうです。サンチェス選手のハンドは、たまたま手に当たっていて、故意ではなかったと思います。一発退場宣告されるなんてかわいそうな気がします。

コロンビア代表はサンチェス選手が退場になって数的不利になりながらも、同点に追いつく辺りはさすがに強いなぁと思いました。ハメス・ロドリゲス選手も左ふくらはぎを痛めていたとはいえ、惜しいシュートを打って行ったもん。大迫選手のブロックがなかったら、たぶん決められたんじゃないか?ファルカオ選手のシュートも本当に危なかったけど、川島選手よくキャッチしました。南米勢は今大会のW杯初戦で全て未勝利。アルゼンチンとブラジルが引き分け、コロンビアも日本に敗戦。GL終了までに何チームが残るのか?


コロンビアを破って勝ち点3を手にした日本代表は次戦、日本時間24日深夜にセネガル代表(@モスクワ・スパルタクスタジアム)と戦います。次の試合も勝ち点3を積み上げれば、決勝トーナメント進出が確実になるかもしれません。セネガルの高い身体能力は脅威だけど、集中力の高い守備で90分間戦い切ってほしい。初戦勝利の勢いそのままに、もう一度奇跡を…。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪で震度6弱の大地震が発生。これまでに死者4名。

2018年06月19日 | Weblog
18日午前7時58分ごろ、大阪府北部を震源とする最大震度6弱の大地震が発生しました。朝の時間帯に襲った大地震で、様々な被害をもたらしました。


この地震で大阪市北区、高槻市、枚方市、茨木市、箕面市で震度6弱を観測。大阪市都島区、吹田市、京都市伏見区などで震度5強、兵庫県尼崎市,滋賀県大津市などで震度5弱を観測しました。さらには名古屋と神戸で震度4、広島で震度3、関東と九州でも震度1を記録しています。
震源の深さは10Km、マグニチュードは5.9でした。なお、津波の心配はありませんでした。

19日午前0時現在で、大阪府内で4人が死亡し、2府3県で376人がケガをしているとのこと。高槻市では小学校のプール沿いのブロック塀が倒れ、通学中の9歳の女児が下敷きになって死亡すれば、81歳の女性がタンスに挟まれて死亡しました。また、大阪市東淀川区でも80歳の男性がブロック塀の下敷きになり死亡。茨木市でも85歳の男性が本棚に挟まれて亡くなりました。
各地で被害も出ており、高槻市内で水道管が破裂し、広範囲で断水が発生。市内の小学校の校庭に臨時の給水所が設けられました。また、豊中市と吹田市でも断水が発生したとの情報が。
交通機関にも影響があり、JRの在来線、大阪メトロ、関西の私鉄が全線運転を見合わせ。通勤&通学ラッシュの時間帯に自信が直撃したため、駅周辺で混雑が起きました。東海道新幹線も新大阪~岡山間と名古屋~新大阪間で運転を見合わせていましたが、午後1時過ぎに運転を再開しています。

地震の影響で京阪神エリアのイベントが次々と中止に追い込まれました。堂本剛さんの大阪フェスティバルホール公演、前川清さんの大阪梅田芸術劇場のコンサートが中止決定。さだまさしさんの神戸公演、スキマスイッチの京都公演も延期。関西将棋会館で19日に予定されていた藤井聡太七段の対局も延期となりました。
スポーツでも影響が出ていて、ガンバ大阪は吹田市内で予定されていた練習が中止。プロ野球のオリックスバファローズも練習中止。尼崎競艇場では開催4日目の全レースが中止、スタンドや宿舎に被害は出ませんでしたが、スプリンクラーが発動して場内水漏れ、電気系統がマヒしたため開催打ち切り決定。向日町競輪場では窓ガラスが割れ、破片がバンク内に散乱。19日からガールズ競輪が開催予定でしたが、開催中止が決まりました。



朝から関西で大地震と聞くと、1995年1月17日の阪神淡路大震災を思い出した方も多いと思います。大阪で震度6クラスの地震が観測されたのは、1923年に地震観測を始めてから初めてとのことだそうです。ニュース番組も大阪地震で持ち切りで、「紀州のドンファン事件」や「ロシアワールドカップ」関連の報道も吹っ飛びました。
小学生の女の子がブロック塀の下敷きになって死亡したという件については、塀の高さが「3.5m」もあり、建築基準法の「2.2m」をはるかにオーバー。高槻市の教育委員会も記者会見で違法建築だった事を認めていました。「違法ブロック塀」は全国にもたくさんありそうな気がします…。

最近は地震が頻繁に起きていて、16日に千葉県沖で震度4の地震、17日には群馬県渋川市で震度5弱の地震が発生しました。競馬中継を見ていた時に「緊急地震速報」が流れたので、少しビビりました。この日は大阪で震度6弱の地震…。19日深夜0時30分過ぎには大阪北部で震度4の地震もありました。連日のように強い地震が起きているから、自分が住んでいる場所にも来るんじゃないかと不安になっちゃいます。
大阪の皆さん、今後も不安な日々が続くと思いますが、元気にお過ごし下さい。そして、一日も早く通常の生活が戻れるよう願っています。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシアW杯 優勝候補ドイツ&ブラジル、初戦で勝てず。

2018年06月18日 | soccer

熱戦が続いている「FIFAロシアワールドカップ」。日本時間18日深夜は、前回王者のドイツとサッカー王国・ブラジルが初戦を戦いました。ともに優勝候補と言われていますが、初戦から厳しい戦いになりました。



メキシコ1-0ドイツ@モスクワ・ルジニキスタジアム
4年前のブラジルW杯で優勝し、今大会連覇を目指すドイツは、初戦でメキシコと対戦。W杯連覇へ幸先良いスタートを切りたいところでした。
前半3分にドイツは、右サイドのスルーパス→抜け出したFWベルナーがシュートを放つが、枠を捉えられず。8分にはCKからDFフンメルスがシュートを狙うもGKの正面。
対するメキシコも前半10分にDFエレーラがミドルシュートを放つも、ドイツGKノイアーにキャッチされる。14分には右サイドのFKにDFモレノが飛び込むも合わせられず。
そして前半35分、メキシコは自陣でボールを奪ってからカウンターに持ち込む。FWエルナンデスのワンツーから、左サイドへパスを送る。ボールを受けたFWロサノがペナルティエリア内で相手DFを1人かわし、右足シュートを決めてメキシコが先制点を奪う!
1点ビハインドのドイツは、37分にPA手前のFKをMFクロースが狙うもクロスバーに当たる。後半20分には右サイドのDFボアテングのクロス→DFキミッヒのオーバーヘッドキックはわずかにバーの上。23分には右サイドクロス→ファーサイドにいたベルナーのシュートも決まらず。後半26分にはFWロイスのシュートも決まらず。後半32分には途中出場のドラクスラーシュートを放つもDFに阻まれる。
メキシコはその直後、MFラジュンが一人でドリブルで持ち込み、シュートを放つも枠外。37分にもカウンターからチャンスを作ったが、ラジュンのシュートはダメ。
ドイツは後半44分、PA左からFWロイス→FWマリオ・ゴメスのシュートはミス。さらにMFブラントが強烈な右足ミドルシュートを打ったが、わずかに枠外。最後はGKノイアーも攻撃に参加するも、最後まで1点を奪えず試合終了。王者ドイツが、メキシコに0-1で敗れました!



ブラジル1-1スイス@ロストフ・アリーナ
16年ぶりの世界一を目指すブラジル。初戦はFIFAランク6位のスイスと戦いました。
前半11分、ブラジルはFWネイマールがPA左で、MFコウチーニョとのパス交換からグラウンダーのクロスを入れ、ゴール前でMFパウリーニョがシュートを放つも、ゴール右に外れる。前半20分、左サイドでDFマルセロのクロスは相手DFに当たるも、こぼれ球を拾ったコウチーニョが右足シュートをゴールに突き刺し、ブラジルが先制点。
しかし後半5分、スイスは右CKのチャンスを掴む。MFシャキリが左足でセンタリング→MFツバーのヘディングシュートが決まり、1-1の同点に追いつきます。
勝ち越し点が欲しいブラジルは、後半13分にモイネロのパスを受けたネイマールが、PA左からシュートを打つも、DFに当たった後にサイドネット。後半25分にはコウチーニョが胸で落としてから右足を振り抜くも、シュートは右に外れる。後半終了間際にはネイマールのFKから途中出場のフィルミーノが頭で合わせるも、スイスGKに防がれる。さらにアディショナルタイムに左のショートコーナーから、DFミランダが右足を叩きつけるも、ゴール枠内に飛ばせず。試合は1-1のまま終了。ブラジルも初戦で勝ちきれませんでした。




優勝候補の注目の初戦は、ドイツがメキシコに痛恨の敗戦、ブラジルはスイスに引き分けに終わりました。アルゼンチンも格下のアイスランドに引き分けており、強豪国が軒並み勝てないという波乱の展開になっています。今回のグループステージは何が起こるかわかりませんね。
ドイツは初戦で25本のシュートを放ったんですが、最後までゴールを奪うことができず。大金星を挙げたメキシコは、前半からカウンターで再三チャンスを作り、前半35分にロサノ選手が値千金の決勝ゴール。ドイツDF陣も翻弄されまくりでしたなぁ。
ドイツがグループリーグ初戦で黒星を喫したのは、西ドイツ時代の1982年スペイン大会以来、実に36年ぶりの屈辱。GL首位通過は確実だろうといわれていましたが、いきなり窮地に追い込まれてしまいました。ただ、ドイツは地力があるから、残り2戦で挽回はできると思う。次のスウェーデン戦は勝利が絶対条件だ。

ブラジルは先制しながらも、後半にセットプレーで失点。その後は決定的なチャンスを作ったけど、1点が遠かったです。ネイマール選手は、この試合で10回もファウルを受け、後半途中に足を気にするところがありました。4年前のブラジル大会では、背中に膝蹴りを受けて途中離脱。今大会もケガの影響で途中離脱してしまわないか心配です。









  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セイウンコウセイが函館で復活!2歳ダート王・ルヴァンスレーヴも貫禄勝ち!

2018年06月18日 | 競馬

中央競馬は今週末から夏の北海道シリーズが開幕。17日は函館競馬場で短距離重賞の函館スプリントステークスが行われました。東京競馬場のメインは、ダート王への登竜門・ユニコーンステークスでした。



函館メイン・第25回函館スプリントステークス(GⅢ・芝1200m 16頭立て)は、昨年の高松宮記念を勝った①セイウンコウセイ、今年の宮記念で3着⑦ナックビーナス、阪急杯を勝った②ダイアナヘイロー、昨年の勝ち馬④ジューヌエコール、3年前の優勝馬⑥ティーハーフ、スプリンターズステークス3着⑧ワンスインナムーン、10歳馬⑫エポワス、⑬キングハート、③ラインスピリットなどが参戦しました。
スタートでダイアナヘイローが少し出遅れ。先行争いでワンスインナムーンが行くかと思いきや、内から上がって来たセイウンコウセイが先頭を奪う。3番手グループにナックビーナス・⑮ライトフェアリー・⑤タマモブリリアンの3頭。6番手⑨ヒルノデイバロー、内側7番手ラインスピリット、8,9番手の位置にダイアナヘイローと⑩ノットフォーマルが並び、その後ろの10番手にジューヌエコール。11番手エポワス、12番手⑪ユキノアイオロス、13番手⑭アドマイヤゴッド、14番手キングハート。後方2番手ティーハーフ、⑯ノボバカラが最後方追走。
3,4コーナー中間を通過し、コウセイが先頭を守り、2番手のワンスインが外から接近。ナックも3番手追走。ダイアナとエコールは中団グループ。キンハーはまだ後方の位置。
4コーナーを回って直線コースに入り、セイウンコウセイが逃げ、外からナックビーナスが追い込む。内からはタマモブリリアン、後続からヒルノデイバローも追い上げる。ゴール前、粘るコウセイにデイバローとナックを差を詰め、最後はコウセイとデイバローがほとんど並んでゴールインしたが、わずかにセイウンコウセイが有利か?

サマースプリントシリーズの開幕戦は、3番人気のセイウンコウセイが逃げ粘って優勝。単勝10番人気だったヒルノデイバローは、外から追い込むもハナ差届かず2着。3着には1番人気のナックビーナスが入り、①-⑨-⑦の3連単で81,900円の高配当。2番人気のワンスインナムーンは8着、4番人気のダイアナヘイローは9着に終わっています。
セイウンコウセイは昨年の高松宮記念以来、1年3か月ぶりの勝利。GⅠを勝った後は成績が振るわず、今年の宮記念で6着、前走の京王杯スプリングカップでは距離延長に泣き12着と大敗しました。今回は池添謙一騎手が騎乗し、見事な先行逃げ切りで復活を果たしました。池添騎手も「最後よくしのいでくれた」とコウセイを讃えていました。直線での粘りの走りは、GⅠ馬の意地を感じたのは私だけではないでしょう。この勝利をスプリント王座返り咲きへの足掛かりになるか。



東京メイン・第23回ユニコーンステークス(GⅢ・ダート1600m 16頭立て)は、昨年の全日本2歳優駿覇者⑭ルヴァンスレーヴ、⑧ハーベストムーン・⑤グレートタイム・⑨コマビショウの鳳雛ステークス組、同舞台の青竜ステークスを制した⑦グリム、府中ダート2勝の⑬リョーノテソーロ、藤田菜七子騎手が乗る⑯ミックベンハー、デビュー2連勝中の⑥ホウショウナウなどが出走しました。
スタートでミックベンハーがポンと飛び出したのに対し、⑮ダンケシェーンが出遅れ。ダートコースに入り、①セイウンクールガイ,ホウショウナウ,ハーベストムーンの3頭が先手を争い、⑩バイラ4番手、グリムは5番手につけ、内側6番手から②タイセイアベニール。7番手プロスパラスデイズのすぐ後ろの8番手グループには、リョーノテソーロ・④トキノパイレーツ・ミックベンハーの3頭が固まっている。中団にはグレートタイム・コマビショウ・⑪ベストマイウェイ・ルヴァンスレーヴの4頭が並ぶ。15番手⑫エングローサー、出遅れたダンケシェーンがしんがりという展開。
3,4コーナー中間地点で、クールガイが先頭に出て、ホウショウナウが2番手。ハーベスト3番手、バイラ4番手。ルヴァンが5番手まで押し上げてきた。グリムは7番手あたり、グレタイは中団、ビショウは後方にいる。
直線コースに差し掛かり、セイウンクールガイがまだ先頭だが、外からルヴァンスレーヴが伸びてきて、ゴール残り300mあたりでクールガイをかわして先頭に躍り出る。そして残り200mで一気に突き放す。2番手争いはクールガイが粘るが、エングローサーとグレートタイムがゴール前襲い掛かる。ルヴァンスレーヴは後続を尻目に圧勝ゴール。2着争いはグレートタイムとエングローサーが並びました。

幾多のダートGⅠ馬を輩出してきたユニコーンステークスは、ルヴァンスレーヴがダート2歳王者の貫禄を示し、3馬身半差の完勝。2着争いは3番人気のグレートタイムが制し、7番人気のエングローサーがアタマ差の3着。2番人気のグリムは9着、藤田騎手鞍上のミックベンハーは11着という結果でした。
勝ったルヴァンスレーヴは、JRAの重賞は初勝利。通算成績も5戦4勝。前走の伏竜ステークスでは1番人気を集めて2着敗戦。全日本で2着だったドンフォルティスにリベンジを許す形に。この日は前走から8キロも馬体重を絞って出走。万全に仕上がったおかげか、直線で一気に突き放しました。ルヴァンは左回りだと圧倒的に強いな~。順調ならばジャパンダートダービーに向かう予定。2つ目のGⅠタイトル奪取に期待できそうだけど、右回りと2000mの距離を克服できるだろうか。




来週・24日は、阪神競馬場で上半期のグランプリレース・宝塚記念が行われます。ファン投票第1位のサトノダイヤモンド、菊花賞馬のキセキ、前回優勝馬・サトノクラウン、ドバイターフ2着のヴィブロス、鳴尾記念を勝ったストロングタイタン、ダンビュライト、ノーブルマーズ、パフォーマプロミス、ゼーヴィント、さらに香港からワーザーが参戦。ワーザーは2016年のクイーンエリザベス2世カップなど香港のGⅠ競走を4勝している超実力馬。初来日で日本競馬を制圧してしまうのか?







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤田菜七子が土日で連勝!通算31勝目でGⅠ騎乗が可能になった!

2018年06月17日 | 競馬

JRAの女性ジョッキー・藤田菜七子騎手が、今週末の2日続けて勝ち星を挙げ、今年9勝目。通算でも31勝となり、JRA・GⅠへの出走が可能となりました。



菜七子騎手は、16日の東京8R・サラ系3歳以上500万円以下(ダート・左 1400m 16頭立て)で、単勝2番人気の⑦スズカアーチストに騎乗。スタートで良い飛び出しを見せると、⑥エスシーハンコックの2番手を追走。3,4コーナーを回った時点でも2番手をキープ。直線コースに入り、ゴールまで残り400mのところでアーチストが先頭に立つと、後続を引き離しにかかる。後続から⑧ミンネザング、⑨タキオンレイ、⑩ヤマイチジャスティらが追い上げるが、スズカアーチストがそのまま押し切り1着でゴール。菜七子騎手はこの勝利で今季8勝目&通算30勝目(中央+地方の合計)となりました。

17日も東京で騎乗し、3Rの3歳未勝利戦(ダート・左 1600m 16頭立て)で、師匠・根本康広調教師が管理する⑮ベルクカッツェに騎乗しました。
スタート直後にクリストフ・ルメール騎手が乗る③シネマソングスが落馬する中、菜七子のベルクカッツェは中団より後ろの位置につける。3,4コーナー中間のところでは9番手あたりを追走。最後の直線で外から脚を伸ばし、前の馬達をまとめてかわす。残り200mを切り、②ニシノベイオウルフを抜いて先頭に躍り出ると、2番手以降を突き放してゴールイン。ベルクカッツェを初勝利に導いた藤田菜七子騎手、土曜日に続いての勝利を挙げました。


菜七子騎手が久しぶりに2日続けての勝利を飾りましたね。中央では通算29勝ですが、JRA所属馬で勝利した地方競馬での2勝を合わせて、GⅠ騎乗条件の31勝に到達。JRA所属の女性騎手としては史上初の快挙となります。2年連続の年間10勝まであと1勝、牧原由貴子さんのJRA通算34勝まであと5勝に迫りました。
菜七子騎手に31勝目をもたらしたベルクカッツェは、新馬戦では16着と大敗。ダート転向後は3着4回、2着1回と、あと少しの差で初勝利を逃し続けてきました。今年1月には菜七子騎手とのコンビで2着。ここ2戦は戸崎圭太騎手が騎乗しましたが、2戦とも3着。11戦目の今回、3馬身半差の圧勝で念願の初勝利を手にしました。根本調教師も自らの管理馬が未勝利から脱出してホッとされたんじゃないかと思います。
GⅠ騎乗条件をクリアし、今年中にもGⅠ参戦の可能性もあるけど、今の実力ではデビューはまだ早い気がします。年間勝利数を更新するか、重賞レースで勝ってからGⅠデビューしてほしい。いつかは日本人女性騎手初のGⅠ勝利が見たい!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

内川復活アーチ&デスパイネ2戦連発!広島に連勝し、交流戦勝ち越し決定。

2018年06月17日 | HAWKS

福岡ヤフオクドームで広島東洋カープと戦っている福岡ソフトバンクホークス。16日はキャプテンの内川聖一選手が1軍に合流。左膝を痛めて1か月近く離脱していましたが、ようやく復帰することができました。内川選手が復帰し、チームも昨年の勢いを取り戻せるといいのですが。16日の試合は、ソフトバンク・バンデンハークVS広島・ジョンソンの外国人同士の投げ合いで始まりました。



両チームのスタメン
  ソフトバンク       広島
1(二)川島慶三    (遊)田中広輔
2(左)中村晃     (二)菊池涼介
3(一)内川聖一    (中)丸佳浩
4(右)柳田悠岐    (右)鈴木誠也
5(指)デスパイネ   (一)松山竜平
6(中)上林誠知    (指)新井貴浩
7(三)松田宣浩    (三)西川龍馬
8(捕)市川友也    (左)野間峻祥
9(遊)川瀬晃     (捕)石原慶幸
 (投)バンデンハーク (投)ジョンソン



ホークス先発のバンデンハークは、1回に先頭打者にヒットを許すと、続く菊池に死球を与える。無死1,2塁で丸を2塁ゴロに打ち取ったかに見えたが、2塁手・川島が後逸。タイムリーエラーで先制点を与えます。この後、1死満塁とピンチが続いたが、新井と西川を三振に退け、初回のピンチを1点に抑えました。
3回、バンデンハークが菊池と丸を抑えて2死を取りますが、広島4番・鈴木にストレートを狙われ、左中間ホームランテラスへのソロ本塁打を浴びて2点目を失います。
2点を追うホークスは、4回に柳田がセンター前ヒットで出塁し、デスパイネの内野ゴロで2塁に進む。2死2塁で上林に打席が回るも、遊撃ゴロに倒れて得点なし。5回には松田の死球、市川の犠打で再び得点圏に走者を置くも、後続が凡退。5回まで終わり、ジョンソンの前に得点できません。
6回、バンデンハークが四球の走者を出しながらも無失点に抑えたその裏、ホークスは中村のヒット、内川と柳田の連続四球で無死満塁のチャンス。満塁ホームランで逆転の場面で、デスパイネがセンターへの犠牲フライを放って1点を返す。なおもランナーが2人いたが、上林が投手ゴロ併殺打に打ち取られ、ホークスの反撃は1点止まり。
7回、ホークスは1死走者なしから市川が広島2番手・今村からレフト前ヒット。続く川瀬がセーフティバントを見せ、3塁線に転がし、川瀬は1塁セーフ。内野安打で1,2塁のチャンスを作り、川島のところで長谷川勇也が代打で登場。長谷川は今村の2球目を捉え、ライト前にタイムリーヒット!3連打で2-2の同点に追いつく。なおも1,3塁で中村が5球目を打ち上げ、ライトへの犠牲フライ。3塁走者が生還し、3-2とホークスが逆転。2死1塁となり、内川が初球を狙い撃ち!レフトへ舞い上がった打球は、ホームランテラスへ!内川の快心の2ラン本塁打!ホークスは7回に4点を奪い、5-2としました。
8回、2番手の加治屋蓮が連打を浴びて2人の走者を背負ったが、なんとか無失点に抑える。その裏、先頭のデスパイネが広島3番手・中田廉の3球目をフルスイング!レフトへの大飛球はスタンド上段へ…。デスパイネの特大アーチで6-2と突き放す。2点差をひっくり返したホークス、広島に連勝しました。



交流戦 2018年6月17日(土)
ソフトバンクVS広島 2回戦 ヤフオク
(ソフトバンク2勝 ◇観衆38,530人)
広|101 000 000|2
ソ|000 001 41X|6
[勝]バンデンハーク 11試合 5勝5敗
[敗]今村 23試合 2勝1敗
[本]鈴木 8号
   内川 4号、 デスパイネ 14号


広島との2戦目は、バンデンハーク投手が序盤に2点を失い、打線も5回まで0点に抑えられて劣勢に立たされていましたが、6回に1点を返し、7回に長谷川選手の同点打&内川選手の本塁打などで逆転しました。その前の川瀬選手のバントヒットで流れが大きく変わりましたね。広島に連勝したホークスは、4カードぶりの勝ち越し。交流戦も16試合終えて10勝6敗となり、交流戦勝ち越し決定です。とりあえず良かったかな。広島の方は今季ワーストの5連敗。
先発のバンデンハーク投手は、7回まで103球を投げ、被安打3・9奪三振・2四球・1死球・2失点。味方のエラーで先制点を与えた後に満塁とされるも最少失点で切り抜け、3回に2点目を失いましたが、中盤以降は立ち直りました。7回で降板した後に味方が逆転し、バンデンハーク投手に5つ目の白星がつきました。
8安打を記録した打線は、1軍復帰の内川選手が2安打2打点。最初の打席でセンター前ヒットを放ち、7回の第4打席では今村投手の初球を捉え、レフトへ2ラン本塁打。打った直後にはガッツポーズが飛び出しました。代打で登場した長谷川選手も、甘いフォークを捉えて同点タイムリー。この一打が、長谷川選手にとって今季初めてのヒットです。内川&長谷川のベテラン2人の復活は頼もしいですね。2試合連続アーチのデスパイネ選手も、反撃の犠牲フライ&ホームランで2打点を挙げております。日曜日の試合も勝って、広島を3タテしちゃってください。







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スペインVSポルトガルは熱戦ドロー!クリスティアーノ・ロナウドがハットトリック!

2018年06月16日 | soccer

14日に開幕した「FIFA ロシアワールドカップ 2018」は、大会2日目の15日にグループBの初戦「スペインVSポルトガル」が行われました。欧州王者・ポルトガルは、クリスティアーノ・ロナウドを中心に悲願の世界一に挑戦。対するスペインは、開幕直前になってロペテギ氏が監督を解任され、レアルマドリードの名DFだったイエロ氏が新監督に就任。両国のプライドを懸けた隣国対決は、大熱戦となりました。


まず前半4分、ポルトガルはFWクリスティアーノ・ロナウドがドリブルで仕掛けた後、ペナルティエリア内で相手DFに倒されPKを獲得。このPKを自ら決め、ポルトガルが早々と先取点をもぎ取る。
しかし前半24分、スペインはFWジエゴ・コスタが自陣からのロングボールを受けると、個人技でDFをかわし、最後は右足でゴール左隅に流し込み、1-1の同点に追いつきます。さらに26分、MFイスコが強烈な右足シュートを放つが、クロスバーに直撃。跳ね返ったボールをジエゴ・コスタが押し込むも、GKの正面。
前半44分、ポルトガルはFWゴンサロ・ゲデスのパスを受けたクリスティアーノ・ロナウドが左足を振り抜く。シュートはスペインGKデヘアの手に当たると、そのままゴールイン。ロナウドのこの日2点目のゴールで、ポルトガルが2-1と勝ち越します。

後半10分、スペインは左サイドでFKのチャンスを得る。FWシルバのセンタリング→ファーサイドでDFブスケツが頭で折り返し、ゴール前でジエゴ・コスタが右足で押し込んで2-2!スペインが再び振り出しに戻す。勢いに乗るスペインは3分後の後半13分、左サイドのクロスのこぼれ球をDFフェルナンデスが右足ボレーシュート。ボールはポストに当たってからゴールネットに突き刺さり、スペインが3点目を奪い逆転!
ところが、この試合はまだまだ終わりません。後半43分、ポルトガルがペナルティエリア手前でFKを獲得。ゴール正面の位置のFKを、クリスティアーノ・ロナウドが右足で直接決めて3-3!ロナウドのハットトリックの活躍で、ポルトガルが引き分けに持ち込みました!


スペインVSポルトガルの一戦は、グループリーグ屈指の好カードに相応しい試合でした。クリスティアーノ・ロナウド選手が1試合3ゴールを挙げると、スペインのジエゴ・コスタ選手も負けじと2ゴール。3-3の引き分けで、勝ち点1を分け合う形に終わりました。ロナウド選手は初戦から世界№1プレーヤーの実力を発揮し、スペインも監督交代の影響を全く感じない戦いぶりでした。
今大会初のハットトリックを達成したロナウド選手。1点目は自ら獲得したPKを決め、2点目は左足ミドル。あのシュートはスペインGKデヘアの正面でしたが、取り損ねてしまいました。3点目のFKは、キーパーが一歩も動けない芸術的な一撃。土壇場でゴールを決めてくる辺りは、スーパースターはやる事が違うと実感しました。
強豪同士の点の取り合いは見ていて大興奮。土曜早朝から良いものを見せてもらったなぁって思いました。この試合を決勝トーナメントで見たかった…。





その他の試合
グループA:ウルグアイ1-0エジプト@エカテリンブルクアリーナ
ウルグアイの噛みつき男・スアレスと、エジプトのエース・サラーの点取り屋対決に注目が集まりましたが、サラーはケガの影響でベンチスタート。
前半24分にウルグアイは右CKから、スアレスがファーサイドからシュートを打つもサイドネット直撃。後半開始早々には、FWカバーニのスルーパス→スアレスが抜け出してシュートを放つも、エジプトGK・エルシェナウィの好セーブに阻まれる。
エジプトも後半27分、FWカハラバが右サイドからシュートを放つもGKにキャッチされる。その直後にウルグアイは、カバーニ縦パス→スアレスが抜け出すもシュート打ちきれず。後半38分にもカバーニのボレーシュートを、エジプトGKエルシェナウィがスーパーセーブ。そして後半44分、ウルグアイは右サイドのFKからDFヒメネスが頭で押し込んで均衡を破る。このゴールが決勝点となり、ウルグアイが辛くも勝利。エジプトは好守を見せたエルシェナウィが最後に力尽きた。

グループB:イラン1-0モロッコ@サンクトペテルブルクスタジアム
共に20年ぶりのW杯勝利を目指す両チームの一戦は、決め手がないまま時間が進みます。後半終了間際、イランは左サイドで獲得したFKをDFハジサフィが蹴ると、モロッコFWブアドゥズが頭でクリアするが、これがゴールに入ってしまう。オウンゴールで1点を挙げたイランが、勝ち点3を獲得。アジア勢にとっても8年ぶりのW杯勝利となりました。


16日の試合
グループC:フランス2-1オーストラリア@カザンアリーナ
両チーム無得点で迎えた後半13分、フランスはMFポグバの絶妙なパスから、FWグリーズマンがPA内で倒されてPKを獲得。このPKをグリーズマンが右隅に決めて1点先取。しかし、後半17分に豪州も相手のハンドでPKを獲得し、MFジェディナクがしっかり決めて1-1。後半36分、フランスは敵陣でボールをつなぎ、ポグバが右足でループシュート。ボールはクロスバーに当たってから、ゴールラインを超えてゴール認定。残り10分を切って勝ち越したフランスが、豪州を降しました。


グループD:アルゼンチン1-1アイスランド@モスクワ・スパルタクスタジアム
前回準優勝のアルゼンチンは、W杯初出場のアイスランドと対戦。前半19分にFWアグエロがDFに囲まれながらも反転して左足シュートを突き刺してアルゼンチンが先制するが、前半23分にアイスランドがFWフィンボガソンがゴールを奪い、1-1の同点。
後半19分、アルゼンチンはアグエロが相手に倒されてPKを獲得して勝ち越しのチャンス。FWメッシがPKを蹴ったが、アイスランドGK・ハルドルソンに止められて勝ち越しならず。その後もアルゼンチンが攻め続けるが、アイスランドが最後まで集中した守りを見せ、1-1で終了。初出場のアイスランドが、強豪アルゼンチンから価値ある勝ち点1を獲得。アルゼンチンはメッシのPK失敗が大きく響きました。








  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一発攻勢で広島に大勝。上林は交流戦6発目!

2018年06月15日 | HAWKS

プロ野球セパ交流戦もいよいよ大詰め。福岡ソフトバンクホークスは本拠地・ヤフオクドームで、昨季のセリーグ王者・広島東洋カープとの3連戦。現在セリーグ首位の広島を相手に、最後の意地を見せてほしい所です。



両チームのスタメン
  ソフトバンク       広島
1(中)上林誠知    (遊)田中広輔
2(一)中村晃     (二)菊池涼介
3(三)松田宣浩    (中)丸佳浩
4(右)柳田悠岐    (右)鈴木誠也
5(指)デスパイネ   (一)松山竜平
6(左)長谷川勇也   (指)新井貴浩
7(捕)甲斐拓也    (左)野間峻祥
8(遊)川瀬晃     (捕)會澤翼
9(二)髙田知季    (三)西川龍馬
 (投)千賀滉大    (投)大瀬良大地



ソフトバンク・千賀VS広島・大瀬良の先発で始まったこの試合、初回からホークス打線が大瀬良を攻め立てます。初回に2死から松田の四球、柳田のヒットで1,3塁のチャンスを作り、デスパイネが大瀬良の3球目のストレートを捉え、センターへの3ラン本塁打を放ち、3点を先制します。続く2回、甲斐の2塁打、川瀬の犠打で1死3塁の場面で、高田が初球を打ち上げ、ライトポール際に飛び込む2ラン本塁打。5-0とリードを拡げます。
5点の援護を貰った千賀は、3回に四球とヒットでランナー2人背負うが、広島1番・田中をストレートで見逃し三振で2死を取る。この後、パスボールで2死2,3塁とするが、菊池を空振り三振に仕留めて0点で切り抜けます。
4回、千賀が1死から鈴木に四球を与えると、松山と新井に連打を浴びて満塁のピンチ。しかし、野間をストレート勝負で3球三振、続く會澤にはフォークボールで空振り三振を奪いピンチ脱出。
その裏、ホークスは川瀬が2塁打を放つと、2死3塁で上林が初球を叩き、右中間スタンドに飛び込む2ラン本塁打!4回までに7-0とリードを拡げ、広島先発・大瀬良をノックアウト。
千賀は5回に2つの三振を奪い、三者凡退に抑えて勝ち投手の権利を得たところで降板。6回からは中継ぎ陣が登板し、2番手の二保旭が連続四球を与えながらも0点に抑え、7回は3番手・嘉弥真新也が3者凡退の好投。8回に4番手のマウンドに上がった岡本健も無失点リリーフ。
中継ぎ陣の好投に応えたい打線は、8回裏に途中出場の江川智晃が、広島4番手・一岡竜司からレフトスタンド中段へのソロ本塁打を放ち8点目。広島投手陣から4本のホームランを放ったホークス、8-0の快勝です。


交流戦 2018年6月15日(金)
ソフトバンクVS広島 1回戦 ヤフオク
(ソフトバンク1勝 ◇観衆36,697人)
広|000 000 000|0
ソ|320 200 01X|8
[勝] 千賀 8試合 5勝2敗
[敗] 大瀬良 12試合 9勝3敗
[本] デスパイネ 13号、 高田 2号
    上林 9号、 江川 1号


昨年のセパ両リーグの優勝チーム同士の一戦は、初回にデスパイネ選手の3ラン、2回にスタメン入りの高田選手の2ラン、さらには上林選手と江川選手にも一発が飛び出し、1試合4本塁打の一発攻勢。投げては先発の千賀投手ら4人の投手陣が広島打線をシャットアウト。8-0の快勝で3連戦の初戦を制しました。完封負けの広島は4連敗です。
先発の千賀投手は、5回まで105球を投げ、被安打3・11奪三振・2四球・無失点で今季5勝目。初回から奪三振ショーを展開し、3回のピンチは田中選手&菊池選手の広島1,2番コンビを連続三振。4回の満塁のピンチも2者連続三振で凌ぎ切りました。この日はファウルで粘られた後に三振を取る場面が多く、球数も5回で100球オーバーでした。鷹のエースらしい快投を見せてくれました。
打線の方は全体で8安打。先制の3ランを放ったデスパイネ選手は、実に14試合ぶりのホームラン。打ったボールもど真ん中のストレートでした。高田選手は5月4日のオリックス戦以来、今季2本目。14日に1軍に再昇格したばかりですが、監督の期待に応えましたね。上林選手は木曜日の巨人戦に続いての2試合連発。この交流戦で6本目の本塁打を放ち、単独トップです。2年連続の2ケタ本塁打まであと1本ですね。
4本のホームランが生まれたのはよかったけど、最近のホークスはタイムリーヒットが不足しているように思えます。工藤監督も「タイムリーも打ってくれ」と苦言を呈していました。適時打が出ると、チームにも勢いが出るからね…。選手の皆さん、適時打を打てるように頑張ってくださいよ。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシアW杯衝撃の開幕戦!開催国・ロシア代表がサウジアラビアに大勝!

2018年06月15日 | soccer

4年に一度のサッカーの祭典「2018 FIFA ロシアワールドカップ」がついに開幕。これから1か月間は熱い戦いが続きます。日本時間15日深夜、モスクワ・ルジニキスタジアムでロシアVSサウジアラビアの開幕戦が行われました。開催国のロシア代表、開幕戦を白星で飾れたでしょうか?



試合が動いたのは前半12分。ロシアは左CKの流れから、MFゴロビンがクロスを上げ、ゴール前フリーになっていたMFガジンスキーがヘディングシュートを鮮やかに決め、ロシアが先制します!
サウジアラビアも21分にFWアルサハラウィがシュートを放つも相手DFに当たり、続くCKでは決定機は生まれず。
26分、ロシアにアクシデント発生。MFジャゴエフが太ももを痛めて負傷退場。MFチェリシェフがピッチに入る。
前半35分、ロシアが自陣で相手ボールを奪ってカウンターを仕掛け、ゴロビンがドリブルでペナルティエリアに進入し、サウジDFオサマに倒されるもホイッスル無し。
前半43分、ロシアは右サイドからゴロビン→MFゾブニンと繋ぎ、左サイドのチェリシェフが相手DFを2人かわしてから、左足でゴールに押し込む!ロシアが追加点を奪い、2-0とリードを拡げます!

後半5分、ロシアは自陣のロングフィードから、FWスモロフがシュートを放つもDFに当たる。続く右CKは不発。後半6分にはMFサメドフがミドルを放つも枠を捉えることができません。
後半11分、サウジは右サイドのDFブレイクの絶妙なアーリークロスに、ゴール前でアルサハラウィとMFアルジャシムが飛び込むも合わせられず。13分には左サイドのFKにMFファラジが頭で合わせるも枠外。
サウジは後半19分、MFオタイフに代えてFWムワラドを投入。さらにロシアはMFサメドフを下げてMFクジャエフが入る。
後半23分、ロシアはMFゾブニンのシュートをサウジGKアル・マユーフが防ぎ、ゴール前詰めていたスモロフがキーパーの弾いたボールを押し込めず。スモロフは後半25分にFWジュバと交代。その直後の26分、代わったばかりのジュバが頭で押し込み、ロシア3点目!この追加点は大きすぎる!
なんとか一矢を報いたいサウジアラビアですが、ロシアの赤い壁を破れず。37分に右サイドからシュートを放つもDFに直撃。
後半アディショナルタイム、チェリシェフがアウトサイドの左足シュートをゴール右隅に突き刺して4点目を挙げると、さらに終了間際にゴロビンがFKを直接決めて5点目!開催国・ロシアが、開幕戦を5-0の圧勝で飾りました!



ロシアW杯のオープニングマッチは、ロシア代表が怒涛のゴールラッシュでサウジアラビアを粉砕。ガジンスキー選手の先制ヘッドを皮切りに、前半に2点を挙げ、後半に3得点を追加し、5-0と大勝しました。交代組のチェリシェフ選手が2得点、ジュバ選手も代わってすぐに得点を挙げました。チェルチェソフ監督の采配が当たりすぎといっても過言じゃないですね。後半終了間際にFKを決めたゴロビン選手は、1ゴール2アシストの大活躍でした。
ロシア代表はW杯前のテストマッチで白星がなく、開幕前のFIFAランキングで70位。グループリーグ突破も厳しいと思っていましたが、W杯初戦で開催国の意地を見せつけて勝ち点3を獲得。順位は低いけど、普通に強いんじゃないか?今後は19日にエジプト戦、25日にウルグアイ戦が控えています。初戦圧勝の勢いそのままに、ベスト16入りなるでしょうか。
サウジアラビアは決定機が作れず、最後は足が止まってしまいました。前回のブラジルW杯では、アジア勢は未勝利。今大会もアジア勢の1番手・サウジが惨敗したんで、アジア勢はまた苦戦を強いられるんじゃないかと思います…。

開幕したロシアW杯、日本戦以外にも注目カードが続出。日本時間27日未明にはグループBのスペインVSポルトガル戦、16日にはメッシ選手擁するアルゼンチン代表、17日には前回王者のドイツ代表とサッカー王国・ブラジル代表が登場します。そして、日本時間19日に日本代表の初戦・コロンビア戦があります。コロンビアを相手に勝ち点を獲得することができるのか?7月15日の決勝戦まで、1か月間サッカー三昧だ!




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市川友也の逆転2ランで巨人に雪辱!攝津正は今季2勝目!

2018年06月14日 | HAWKS

交流戦で開幕6連勝と好スタートを切った福岡ソフトバンクホークスですが、その後1勝5敗と低迷。交流戦4年連続勝率1位はほぼ厳しい状況になりました。13日も福岡ヤフオクドームで読売ジャイアンツと対戦し、ソフトバンク・攝津正VS巨人・今村信貴の先発で始まりました。



両チームのスタメン
  ソフトバンク      巨人
1(二)川島慶三   (遊)坂本勇人
2(一)中村晃    (三)田中俊太
3(三)松田宣浩   (左)ゲレーロ
4(右)柳田悠岐   (一)岡本和真
5(指)デスパイネ  (指)阿部慎之助
6(左)塚田正義   (右)亀井善行
7(中)上林誠知   (中)陽岱鋼
8(捕)市川友也   (二)吉川尚輝
9(遊)西田哲朗   (捕)小林誠司
 (投)攝津正    (投)今村信貴


ホークス先発の攝津は、1回に2死から連続四球で1,2塁のピンチを招くも、阿部を遊撃フライに打ち取り0点に抑える。2回も四球の走者を出したものの、キャッチャー・市川が相手の二盗を阻止し、吉川を空振り三振に仕留めてこの回も無失点。
攝津を援護したい打線は2回裏、2死走者なしで塚田が巨人先発・今村の2球目を捉える。レフトに上がった打球はスタンドに飛び込むソロ本塁打。塚田のアーチでホークスが1点を先行します。
しかし4回、3回まで無失点のピッチングを続けていた攝津が、1死走者なしで4番・岡本にストレートを狙われ、レフトスタンドへのソロ本塁打を浴びて1-1の同点とされる。この後、阿部に2塁打を許すと、2死2塁で陽岱鋼にセンター前タイムリーを打たれ、1-2と勝ち越されてしまいます。
1点を追う形となったホークスは5回、上林がセンター前ヒットで出塁すると、続く市川が今村の初球ストレートをジャストミート!レフトへの完璧な打球を打ち上げ、スタンド中段に飛び込む2ラン本塁打!スコアも3-2と逆転成功。
6回、攝津が長野久義を遊撃ゴロ、岡本を3塁ゴロで2死を取る。続くバッター・阿部のところでホークスが継投策に入り、2番手の嘉弥真新也が阿部を空振り三振に切って取ります。
7回、3番手のモイネロが2死2塁のピンチを作るも、代打・マギーを三振に抑えて同点阻止。その裏、ホークスは1死3塁と追加点のチャンスを作り、上林がスクイズを敢行。3塁線に上手く転がし、3塁走者が生還して1点追加。上林は1塁セーフとなり、内野安打となりました。
4-2とリードを2点に拡げたホークスは、8回に4番手・加治屋蓮が2死2塁のピンチから、岡本にセンター前ヒット。2塁走者・坂本が本塁を狙うが、センター・上林が好返球を見せ、坂本は本塁憤死。9回は5番手・森唯斗が登板し、ヒットとエラーで1死2,3塁とホームランで逆転のピンチでしたが、代打・大城卓三を遊撃フライで、途中出場・宇佐美真吾をライトフライに打ち取りゲームセット。ホークスが巨人の反撃を振り切り、4-2で勝利しました。


交流戦 2017年6月13日(水)
ソフトバンクVS巨人 2回戦 ヤフオク
(ソフトバンク1勝1敗 ◇観衆36,780人)
巨|000 200 000|2
ソ|010 020 10X|4
[勝] 摂津 3試合 2勝1敗
[S] 森 26試合 2敗14S
[敗] 今村 2試合 1勝1敗
[本] 岡本 11号
    塚田 2号、 市川 2号2ラン



巨人との2戦目は、塚田選手と市川選手が巨人先発・今村投手からホームランを放ち、投げては攝津投手が6回途中まで粘りのピッチングを披露。終盤には上林選手の好プレーが出れば、9回に同点&逆転のピンチを凌ぎ切り、巨人に前夜の雪辱を果たしました。最後は危なかったな~。
先発の攝津投手は、6回途中(5回2/3)まで106球を投げ、被安打3・4奪三振・3四球・2失点の内容で今季2勝目。序盤は四球の走者を出しながらも0点に抑え、4回にホームランとタイムリーで2失点。その次のイニングで3者凡退に抑えた後に味方が逆転し、勝ち投手の権利がつきました。球数は多かったけど、よく2点にまとめたなって思います。
打線は6安打を記録。ホームランを打った塚田選手と市川選手は、ヤフオクドームで初アーチ。打のヒーローとなった市川選手は、初球ストレートをしっかり捉え、レフトスタンド中段への特大弾を放ち、攝津投手の白星を後押ししました。市川選手は2009年に巨人からドラフト4位で入団しましたが、2,3番手捕手争いで遅れを取り、日本ハムへ移籍。今季途中からホークスに加わり、古巣での試合で恩返しの一発。ホークスに移籍してよかったなぁ。
上林選手も攻守で貢献し、7回にスクイズを決めて貴重な追加点をもたらし、8回はセンターからの好返球で坂本選手のホームインを阻止。甲斐拓也捕手のブロックも上手かったです。

14日の3戦目は、ソフトバンク・石川柊太VS巨人・鍬原拓也の予告先発で行われます。巨人のドラフト1位ルーキー・鍬原投手にプロの洗礼を浴びせたいけど、ホークスは「初物に弱い」んだよなぁ…。







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする