メンチカツの丸かじり

メンチカツの丸かじり

東海林さだお著





　お馴染み丸かじりシリーズの３８冊目、最新作です。
例によって友人に貸していただきました。
いつものようにサクサクと読んで行きますが、何となく物足りない。

　面白いことは面白いんですが、何か同じようなものが出てくるように感じます。　
東海林さんはこれだけ長く連載をされていますから、仕方のないことかもしれませんが、気になります。
まあ、毎日代わり映えのしないブログを書いている凡人が言うことですから、気にしないで下さい。
それだけ、長く継続されるということは大変なことです。

　今回もメンチカツをはじめ、沢山の食べ物が登場します。
これを東海林さん独自の切り口で料理していくわけですが、変化球が多いです。
そこに苦労のあとが忍ばれますね。
文句はいいましたが、最後まで楽しく読ませていただきました。

　ところで東海林さんですが、最近週刊誌での連載が休みがちなので気になります。
たまに病院の待合室などで「丸かじりシリーズ」が連載されている週刊誌を手に取るんですが、この記事がないとがっかりします。
お身体を大切にされて、長くご活躍されることをお祈り申し上げます。