大勝軒@浅草橋
春の青春18切符旅、第一弾です。
今回の目的地は江東区あたりですが、東京の天気予報は午後から雨というもので気になります。
とはいえいつもと同じように午前8時過ぎに静岡駅に着きました。
寒いので駅のホームの立ち食いそばのお店も賑わっていますね。
まずは熱海行きの電車で出発です。
天気は曇りですが、まだ雨は降ってきません。
熱海で上野東京ラインに乗り換え、小田原でまた乗り換え、さらに大船でも乗り換えです。
面倒ですがこれによって10数分早く着くんですね。
無事東京駅に着いて、そこから秋葉原経由で浅草橋に着きました。
本日のラーメン店はここから徒歩で向かいます。
するとこのあたりでついに小雨が降ってきました。
そのおかげで地図を見間違えましたが、何とかお店が見つかりました。
こちらが「大勝軒」さんです。
東京には大勝軒という名前のお店がいくつかありますが、こちらはつけめんのお店ではなく普通の街中華のお店でした。
とはいえ歴史は古く、人形町大勝軒の流れを継いだ正統派のお店だそうです。
ただ今の時間は11時40分、しかしお店はけっこう賑わっていました。
一人ですと告げると店員さんに入り口側のテーブル席に案内されました。
メニューを見ずにあらかじめ決めていた「しいたけそば」を注文します。
あれ、しまったメニューを下げられてしまったか。
出てきたお冷やを飲みながらラーメンが出来上がるのを待ちます。
お客さんはほとんどがご近所の方だと思われる年配男性の一人客です。
一組だけ三人連れの方がいましたが同じ会社の方みたいでした。
こちらの厨房の調理人さんは手際がいいようで、どんどんと品物が出来上がっていきます。
注文はさまざまですが、セット物がよく出ていました。
そして待つこと7分、あっという間に私のラーメンが出てきました。
いやあこのスピードは大したもんですね。
これが期待のシイタケそばです。
まずはその風貌をじっくりと観察します。
具には干しシイタケを戻したものが千切りになって大量に浮いています。
そして豚のコマ切れ肉も入っていました。
これをあんかけにしたものが具になった奇想天外なラーメンがしいたけそばでした。
まずはコショーを軽く振りかけてスープからいただきます。
麺は細麺のストレートで程よい腰があります。
そしてスープはシイタケの出汁が効いた和風のあっさり醤油味です。
しかしこのシイタケはものすごい量だな。
とはいえしいたけは薄切りになっているので食べやすいですね。
後半になるとお客さんもどんどん入ってきて一部のテーブルでは相席になりました。
常連さんらしい方は店員さんと親しげに会話されていて、地元に愛されたお店だということがよくわかります。
お酒も飲めるようなので午後の空いた時間に行って小皿料理で飲むというのも良さそうですね。
美味しくラーメンを食べ終わってここでお会計です。
この美味しいシイタケそばが今どき800円ですから安いものですね。
外に出ると小雨が降っていますがまあこれぐらいなら傘もささずに済みそうです。
歩いて駅まで戻りました。
ごちそうさまです。