静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

蔵屋@新年最初の

2016年01月19日 07時32分13秒 | 居酒屋
蔵屋@新年最初の



 「こんばんは」
今年最初の蔵屋さんです。
水曜日の午後7時過ぎ、お店はなかなか賑やかですね。

 正面にキッチンがあり、それをU字形に囲むカウンターのお店ですが、向かって右側の席にはすでに常連さんが勢揃いしています。
いつもは右側が空いている場合が多いですが、今夜はこちらのも年配の男女三人連れのお客さんが座っていらっしゃいました。
私は右の角に座ります。



 まずは瓶ビールです。
黙っていてもキリンが出てくるのは嬉しいですね。
センターにどっしりと構えている息子さんは気のせいかすっかり逞しく見えます。



 お通しが出てきました。
初めは何ものなのか分かりませんでしたが、一ついただいてみます。
これは柔らかくて、野菜ではないような感じですが、はたしてなんだろう。
結局最後まで分かりませんでしたから私の味覚もたいしたことはありません。



 おつまみには、「刺身の盛り合わせ」をお願いしました。
これはオヤジさんの担当ですね。
しばらくして出てきたものがあまりにも見事なので、何枚も写真を撮ってしまいました。
これはいいですね。



 左から、白身に、鮪



 ホタテにタコ、あれ手前は何だったか。



 大好物のイカも入っていました。
あしらいもなかなか洒落ていて、味も良いですが見た目でも楽しませてくれます。
やはりお刺身は居酒屋の華ですね。



 気が付くともうビールはすっかり空になっていました。
そこでお酒のお代わりは日本酒をぬる燗でお願いしました。
ビールも良いですがやはりお刺身には日本酒ですね。
あれこれと味の違いを楽しみながら杯を傾けます。

 そうこうするうちにお客さんも入ってきて、お店はますます賑やかになってきました。
息子さんに変わってからも、常連さんはしっかり通い詰めて下さっているようです。
目の前ではその息子さんがチャーハンを作っていましたが、鍋を振る手さばきもオヤジさん譲りで頼もしいものでした。

 私はといいますと、一人で来た場合はなかなかシメまでたどり着けない事が多いです。
食べたいものは数ありますが、せいぜい二品まででしょう。
今日はこのお刺身だけで十分持ちそうです。

 右手のお客さんがお会計ですが、それが済んでもなかなか席を立ちません。
いぶかしげに見ていると、ようやくその原因が分かりました。
お土産に注文された手羽先がまだ出てこないんですね。
それがいつ出てくるのかと、待っていたようです。

 それをオヤジさんに告げますが、何とすっかり忘れていたようでした。
まあ品物は出来上がっていますから渡し忘れですが、店内は大爆笑でした。
そうか今度はお土産という手もありますね。

 日本酒も空いて、私もお会計です。
ところがなかなか息子さんと目が合わず、かといってオヤジさんは常連さんと会話中です。
酔っているとなかなかアイコンタクトも通じなくなりますね。

 とはいえ、なんとか無事にお会計ができました。
端数はおまけしていただいて2100円でした。
次回は食事の前に来なくてはいけませんね。

 どうもごちそうさまでした。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

躍飛@呉服町

2016年01月18日 07時32分30秒 | ラーメン(静岡市内)
躍飛@呉服町



 静岡市葵区市役所の裏手にある中華のお店です。
私が行くのは確か三回目になると思いますが、かなりの久しぶりでランチに訪問しました。
以前の印象が強烈だったので戸惑いましたが、店内の様子は変わらないようです。



 開店の10分後ぐらいにお店に入りましたが、先客はおらずのんびりとした雰囲気です。
まずは冷えたジャスミン茶が出てきます。
店員さんの若い女性は中華系の方で、何となくイントネーションが違うようです。
安全を期してメニューを指差し呼称しての注文でした。





 「火鍋風ラーメン(780円)」のセットを選びましたが、坦々麺の方が良かったかな。
珍しいラーメンなのでつい手が伸びました。
ここはシンプルに普通のラーメンでも良かったでしょうか。



 しばらく待ってラーメンが出てきました。
野菜サラダに小鉢が三品付いています。
あれ、何か変な感じが。



 確かメニューには小ライスが付いているということでしたが、これは後から出てくるんでしょうか。
ともかくラーメンをいただきます。



 具には面白いことに豆腐が乗っています。
キクラゲにモヤシというヘルシーなもので、ピリ辛ですがそれほどの辛さではありません。
激辛にしてもらえば良かったでしょうか。
味付けは薄めで、スープも平凡でした。

 しかしライスは最後まで出てきませんでした。
他にお客さんはおらず、確認もできませんでしたが、私の勘違いで最初から付いていないんでしょう。
聞いてみようかとも思いましたが、はたして言葉が通じるか不安だったので止めました。
そのまま食べ終えてお会計です。

 お支払いは税込みで780円。
前回宴会で使った時もそうでしたが、どうもこちらのお店とは相性が悪いようでした。
ごちそうさま。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニンニクマックス

2016年01月16日 07時26分41秒 | グルメ
ペヤング焼きそばニンニクMAX



 ある日行き付けの百均でこんなものを見つけてしまいました。
食品には珍しい真っ黒なパッケージ。
そこのはおどろおどろしい文字で、「にんにくMAX」と書かれてありました。

 なに、焼きそばなのに、ニンニクとは?
よく分からないままに思わずカゴに入れてしまいました。
このあたりは100均の気軽なところです。

 しかし家に帰ってきて、注意書きを良く読みますと、これが恐ろしい品物なんですね。
周りの人に迷惑が掛かるので、一人だけの時に食べるようにと、注意書きがありました。
その機会をうかがっていましたが、ちょうど今夜が潮時です。
では挑戦してみましょう。



 まずは外側の包装を開けます。
一昔前のペヤングとは違っていて、しっかり密封されています。
あの事故のあと、色々と工夫がされているようですね。





 まずは上紙を半分ほどはがして中身を取り出します。
かやくとソースが入っていて、それ以外は普通のものでした。
このソースがいわゆるウスターソースではなく、ニンニクダレという感じの茶色いソースでした。



 このかやくを開けて、容器の中に入れます。
予想した通りで、スライスしたニンニクのチップがごっそりと入っていました。
それ以外にも唐辛子が確認されています。
普通のカップ焼きそばとは全く具が違いますね。

 お湯を注いで5分ほど待ちます。
もういい頃だと、反対側のシールをはがしてそこから湯切りをします。
この方式は、カップ焼きそばの定番になっているようです。



 しっかりと湯切りをして、ついに全ての包装をはがすと、これで出来上がりです。
よく見るとキャベツも少しはいっているようです。
そこに特製のタレをかけて混ぜれば出来上がりです。



 良くかき混ぜてまずは一口いただきます。
うん、これは凄いニンニクですね。
かなりガツンと来ます。
そしてけっこう辛口でした。

 でも、これが意外に美味しいです。
そのまま食べるよりも酒のつまみとしてチビチビいただくのがいいような、しっかりした味で、ニンニクが好きな方には堪えられないでしょうね。
ただし、書いてある通りでニンニクの香りはけっこうきついものがありました。

 これはやはり一人でいただくか、場にいる全員がこれを食べるということが求められます。
まあ一口食べてしまえば皆さんお友達ですから大丈夫です。
なお、胃にもたれるというようなことはなく、その後も大丈夫でした。

 インパクトが強すぎたようで、あまり売れなかったんでしょうが、これお勧めです。
お店で見つけたらぜひともお試しをしてみてください。
もちろん家族には内緒でね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サスケ@紺屋町

2016年01月15日 07時28分04秒 | ラーメン(静岡市内)
サスケ@紺屋町

 最近静岡市はラーメンの新店ブームのようで、昨年末には数店のラーメン店がオープンされました。
これをきっかけにまたラーメンブームが来ればいいなと思っています。
今日はその中の1店、「サスケ」さんにやってきました。
なおこちらのお店は全くの新規開店ではなく、焼津から移転されてきたそうです。



 日曜日の午前11時過ぎ、お店の前に到着しました。
場所は静岡市紺屋町のゴールデン地下街で、かつては老舗のラーメン店「多楽」さんがあった場所です。
しっかりと改装されたようで、前とはうって変わって和風の印象が濃い外観になっています。
白木に白ののれんが高級感を醸し出しています。



 入り口の引き戸をくぐって中に入りますと、すぐの右手に券売機が置いてあります。
ここで食券を買うようですね。
最近はこういう券売機のお店が多くなってきましたが、そのほうがお店も楽なんでしょうね。
初めてなので何をいただこうかと迷いましたが、お勧めと書いてある、「鶏塩ラーメン(700円)」にしました。

 正面左手が調理場でそこをL字形に囲むカウンター、そして2人掛けのテーブル席に、4人掛けのテーブル席もありました。
早い時間ですが意外にお客さんは入っていて先客は6名ほどです。
カウンターの一番奥に若い女性の一人客がいて、私はその一つ置いた右手に座りました。

 何も表示はありませんでしたが、コップに水差しが置いてあったので、ここからセルフでお冷やを注ぎます。
テーブル席にはこれがないのでどうなのかと思っていましたが、そちらにはお店の方がお冷やを出していました。
目の前の厨房では御主人らしき方が、気を入れて麺を茹でています。
しばらく待ってラーメン登場です。



 「おまちどうさまでした」
ステンレスのお盆に乗ってラーメンが出てきました。
もちろん正面からではなく運んできてくれました。
これはこじんまりとした丼ですね。



 具には大きめのチャーシューが1枚に、メンマとノリです。
麺は細麺のストレートで、好感の持てる腰がありました。
この麺はなかなか良い麺です。

 表看板のスープですが、鶏の風味が出たさっぱり系の薄め塩味でした。
油は少な目ですが、それぐらいでちょうど良いと思います。
彩りに貝割れが乗っているのは珍しいです。
最近の流行は糸唐辛子ですが、苦手な方もいらっしゃいますからこれはこれで良いかな。

 チャーシュが良いですね。
最近のラーメン店には珍しくしっかりとした濃いめの味付けでした。
なにしろアクセントがこれしかありませんからしっかりとした主張が必要です。

 もう一つ気に入ったのは、大判のノリも品質の良いものを使っていて、しっかりと存在感を持っている点でした。
これはなかなか良いお店ができました。
難点はボリュームが少ない点でしょうか。
私にはこれで十分ですが、若い方には物足りなさそうです。

 問題はこの場所で、今日は休日ですからお客さんも入っていますが、平日はなかなか人通りがない場所です。
郊外店ですと駐車場がありますが、静岡市の繁華街はほとんどありませんから気軽には来られないかな。
まあ、お店の人気で地下街の通行も増えてくれれば万々歳です。



 ところで食べ終わった丼には、SASUKEとアルファベットで書かれてありましたが、こちらが正式なのでしょうか。
細かいことが気になりました。
ごちそうさま。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スマル亭平和町店@平和

2016年01月14日 07時35分28秒 | グルメ
スマル亭平和町店@平和

 先日立ち食い蕎麦のお話しを書いたら、どうにもそばが食べたくなってきました。
と言っても普通のお蕎麦やさんではなく、「立ち食い」のそばが食べたいんですね。
静岡駅にいけば在来線のホームで食べられますが、ここであるアイデアが浮かびました。

 「モーニングサービスを食べにいこう」
と言うのもネットでスマル亭さんのページを見ていたら、ここでモーニングサービスをやっているという事を発見したからです。
このモーニングサービスというやつですが、私は年に1回も使っていません。
そうなると興味半分で気になります。

 静岡市葵区には二軒の「スマル亭」さんがありますが、そのひとつの「平和町店」さんは24時間営業です。
そこでは午前1時からこのモーニングサービスを提供されているということですから、これがピッタリです。
日曜日の早朝、お浅間山へのお参りの前に自転車で出かけました。

 自宅を出たのは午前6時15分ほど。
安倍街道をママチャリで上っていきますが、長い上り坂になるのでこれはけっこうきついです。
唯一の利点は早朝ですから車の通りが少なく安心して走れることでしょうか。
それでも20分ほど掛かって目指すお店に到着しました。



 まだ辺りは暗いですが、お店にはほんのりと灯りが点いていますから一安心です。
前に1台のバイクが止めてあったので、先客がいらっしゃるかと思っていたら、中には全くいませんでした。
お店に入って、左手奥の自動券売機で食券を購入します。



 なお、お店のホームページには、「モーニングサービス」が320円と書いてありましたが、多少値上げされたようで350円でした。
たぶん修正が間に合わなかったんでしょうが、お値段の表示は早めに直された方が良いと思いました。
とはいえ350円ですからまあ文句はありません。



 券売機にコインを投入して、目指すボタンを押しますが、何にも反応がありません。
そこで機械をよく見ると一番上に大きく、「はじめに選んで下さい」と書いてありました。
そうです、商品のボタンを押す前にうどんかそばの選択をする形式になっているんですね。
すぐにそれに気がついて一安心しました。

 無事に食券を手にし、それを正面の食券入れにおきます。
店員さんは年配の男性がお一人だけでした。
こちらには椅子があるので、そこに座ってセルフのお冷やを飲みながら出来上がりを待ちます。

 「おまちどうさまです」
ほんの数分でモーニングセットが出来上がりました。
お盆を受け取ってそれを自分の席に運びます。



 これが350円のモーニングサービスです。
お蕎麦は月見か、たぬきか、かけ、が選べますが、私は上品に月見にしました。
これにひじきの入った炊き込みご飯と柴漬けが付いています。



 まずは月見そばからです。
相変わらず良い感じのダシで、お蕎麦にもしっかり腰があります。
冷凍のそばをお湯で戻すわけですが、今は冷凍の技術が進んでいますから、全く問題ないですね。
あとで思いましたが、卵で温度が下がりますから、冬場はたぬきにしたほうが良いかもしれません。

 そばのお汁を啜りながらひじきの炊き込みご飯をいただきます。
薄めの味付けですから、添えられた柴漬けが良く合います。
量は軽めで、朝食にはちょうど良いぐらいだと感じました。

 数分で食べ終え、お冷やを飲み干してぶじ完了です。
残った食器はお盆ごと返却口にお返しします。
私がいる間は他のお客さんは無く、まだまだ暇な時間帯でした。
たぶんこれから30分ほどもすると、朝食目当てのお客さんで混んでくるんでしょう。



 帰る時の写真を見てみると、ほんの数分ですが朝日が出てきてだいぶ明るくなったことがよく分かります。
来た時よりもかなり明るくなってきました。
帰り道は下り坂ですからこれで一安心、行きよりもかなり楽に自転車が漕げました。
そば屋のモーニングもたまには良いもんですね。

 ごちそうさまでした。 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする