静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

吟月@豚のもつ煮

2021年04月24日 07時06分22秒 | 居酒屋
吟月@豚のモツ煮

 おや、珍しく空いてるぞ。
水曜日のお仕事終わり、お店の前を通りかかると吟月さんに人影がありません。
そうだ久しぶりに入ってみるか。
あとで調べてみると去年の8月以来でした。

 先客は中年の女性がお一人だけでした。
ご主人はその注文を作っている最中です。
「ホッピーお願いします」
「10時で終わりですからよろしく」

 営業時間は以前と変わらないようです。
あと1時間弱ですが、私が飲むのはせいぜい40分ぐらいでしょうから大丈夫です。
しかしここでトラブル発生です。
原因は例の携帯でした。

 ご存知のように私は携帯を紛失したため、新しいものに変えました。
それにソフトの更新が表示されました。
考えることもなくダウンロードして操作しますが、これが時間が掛かるんです。
その間ホッピーが放置されています。



 早く飲みたいのでタブレットで写しましたが、焦っていたのでピントが合っていません。
これがホッピーセットです。
ナカがたっぷり付いているので飲みごたえがありますね。
これで500円ですからリーズナブルです。



 サービスのお通しはいつもと同じ殻付きの落花生です。
私は殻付きは大好物ですが、剝くのに手間取りますね。
この中で2個のピーナッツが外に飛び出しました。
面倒なのでこれは先に全部食べてしまいます。



 さて、こちらのお店で困るのがおつまみです。
もともとお酒を飲むタイプのお店ではないようでして、つまみ関係が寂しいです。
迷った末に「豚のもつ煮(350円)」にチャレンジしました。
これはたぶん初めてです。



 ホッピーが順調に減っていきます。
壁の時計には「10分遅れています」と書いてありました。
それなら直せばいいのに、意味がよく分かりません。
閉店の10時は時計の10時という意味かな。



 すると前からもつ煮が出てきました。
これは大したボリュームだぞ。
いい意味で予想を裏切られました。
まずは一味をたっぷり振りかけます。



 この「もつ煮」は豚のモツを味噌味で煮込んだもので、野菜が豊富に入っています。
大根ニンジンゴボウにコンニャク、ネギもあるぞ。
豚もつはシロで、煮込みが浅いせいか硬かったです。
しかし量が多いですね。



 小ぶりの丼にたっぷり入っていますから、これだけでお腹も膨れてしまいます。
そして肝心の味付けですが、意外と旨いです。
いや、これは失礼しました。
気に入った味ですから、またリピートしなくてはいけません。



 そこに若い男性が一人入ってきました。
その最初の注文がなんと「ツナやっこ」でした。
それを奥さんが準備しています。
あれ、缶詰のツナを丸々1缶使うんだ。

 お酒のつまみかと思っていたら他に定食を注文していて、ノンアルでした。
ということはおかずとして食べるのか。
これはなかなか面白い組み合わせだな。
このツナやっこは以前いただいたことがありますが、どんな味だったか気になります。

 ナカを追加してもう1杯飲もうかとも思いましたが、もつ煮のボリュームが素晴らしく、もうお酒が入りません。
諦めて薄めのホッピーで最後にしました。
お会計は850円でした。
これはまた寄りたくなりますね。

 コロナの対策もあるんでしょうがお店は入口と通用口がすべて解放されていました。
寒い時は困りますが、これから暑くなればかえって快適になると思います。
ではでは、ごちそうさまでした。
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味市@またもや復活

2021年04月23日 07時05分15秒 | ラーメン(静岡市内)
味市@またもや復活



 それは久しぶりに新富町の「業務スーパー」さんに行ったときのことです。
時間はお昼過ぎでした。
帰り道で大通り沿いに黄色い旗が見えました。
そこには「ラーメン」の文字が躍っています。

 あれ、新しくラーメン屋さんができたのかな。
駐車場にテントが張ってあって、そこが調理場のようです。
その時はもうランチを済ませていたので見るだけでした。
それから数週間後、もう一度同じ場所を通ると、やはり同じテントが出ています。

 これは通常の営業かと確信して、次の週にランチをいただくことに決めました。
店頭に張り紙があって、営業時間は午前11時からのようです。
場所はかつて中華料理店の「味市」さんがあったところです。
というか味市のご主人がやっているようです。

 水曜日の御前11時10分過ぎにお店に着きましたが、テントは無人でした。
あれ、今日はお休みかな。
道路で様子をうかがっているとお店の中から年配のご主人が出てきました。




 「すいません、やってますか」
「はい、こちらにお座りください」
ちょうどテントの真後ろにある屋外テーブルに座って待ちます。
気分はまさに海の家です。



 ご主人は家の中からお湯を入れた大鍋を持ってきてコンロに掛けました。
どうやらこれから麺を茹でる準備のようです。
これは時間が掛かりそうです。
まずはご主人が横にある冷水器でお冷やを紙コップに汲んでくれました。





 お店の看板には11時からと書いてありますが、実際に提供できるのはしばらく後になるようです。
具を乗せた器も家の中から持ってきて、何とか開店準備ができたようです。
お店の前には懐かしい「味市」のポストが見えますね。
もう10年ほども前にこのお店でラーメンをいただいたことがありました。



 それでも何とか10分ほどでラーメンが出てきました。
なお、メニューはラーメンしかないようなので、なにも注文は聞かれませんでした。
そして気になるお値段は1杯350円です。
今どきラーメンがこのお値段とは信じられないですね。



 ラーメンをトレイに乗せて、割り箸にコショーを伴って登場です。
すべてご主人がお一人でやっているので、立て込んできたら忙しいでしょうね。
ではラーメンにコショーを振っていただきます。



 具には小ぶりのチャーシューにメンマとナルトです。
このチャーシューは本格派でした。
味市さんはかつて漢方系の味付けで有名でしたが、その名残なのかもしれません。
最近はめったに見かけない本格的なチャーシューでした。



 麺は細麺のストレートで、さすがにゆですぎたようで腰は無いです。
これはすべて火力の問題ですから、仕方がないですね。
スープは非常にあっさりしたしょうゆ味で、これも平凡でしたが、お値段から期待するのは無理です。
だれでもスルスルと食べられる優しいラーメンといえるでしょう。

 あっさりと食べ終わってお会計をします。
その間に他のお客さんは来ず、ずっと私一人だけでした。
350円のお会計をして、ご主人にお話を聞きます。
するとお店を再開したのは今年の3月だそうです。

 そうか、まだひと月ですか。
なんでも、お店を改築して住居にしたので、保健所さんに中での営業はダメだと言われたようです。
そこで駐車場を利用して外でやることにしたとお聞きしました。
考えてみればコロナ対策ではオープンスペースのほうがいいと思います。

 しかしご高齢の御主人ですから、一人で全部やるのは大変そうです。
たぶん期間限定になるでしょうから、興味のある方はぜひ訪れてみてください。
静岡限定のラーメン情報でした。
では、ごちそうさまです。
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鳥貴族@探索も

2021年04月22日 07時04分54秒 | 居酒屋
鳥貴族@捜索も



 月曜日のお仕事終わり、予約をしてやってきたのは因縁の「鳥貴族」さんでした。
前回訪問した時、このお店から後の帰り道で携帯を紛失したわけです。
お店にも二回確認に行きましたが、忘れ物はないということでした。
結局見つからないまま、中古の端末を購入して機種変更しています。

 幸運にも中古屋さんに全く同じ機種があり、それを使うことにしました。
操作も全く変わらないので、これは不幸中の幸いでした。
しかし住所録は消えてしまって、友人との連絡はしばらくできません。
皆さんご連絡お願いしますね。

 さて、午後9時過ぎのお店は珍しく空いていました。
案内されたのは前回と同じカウンター席です。
ひょっとして私の携帯がどこかに隠れているんじゃないかと、目につくところを探しまくりました。
残念ながら見つからず、まずはメガ金麦で乾杯です。



 おつまみは期間限定のものから二品選んで、これで操作完了です。
しかし店内は静かですね。
落ち着いて確認してみると、私以外は二人連れのお客さんが一組だけでした。
これはたまたまなのか、それとも月曜日のせいなのか不思議でした。



 そこに出てきたのが期間限定の「とりハムチーズカツ」です。
鶏のハムにチーズを挟んで衣を着けて揚げたものでした。
半切りにして下にはキャベツを敷いてあります。
甘めのソースが掛かっていて、辛子もありますね。



 すると面白いことに、画面でこの商品が「品切れ」になりました。
ということは私のものが最後の一皿になったというわけです。
何となくラッキーな気分になりました。
まあどうでもいいことですね。



 しかしこのハムですが、鶏なのか豚なのかよくわかりません。
別に普通のハムでも構わないんですが、こだわりがあるのかな。
たまに食べるペラペラのハムカツもいいもんです。
すると二品目も到着しました。



 こちらは何だと思いますか。
外見だけでは全く分からないと思いますが、確か去年もこの時期に登場したはずです。
これは「淡路島産新玉ねぎの揚げ出し」です。
お豆腐の代わりに玉ねぎを丸ごと揚げてだしに浮かせたものでした。



 他ではあまり見かけませんし、これがなかなかいけるんですね。
このまま丸かじり、はできませんから、慎重に解体します。
とはいえ使うのがお箸だけですからうまくは切れません。
その前に二杯目の金麦が出てきました。



 中から出てきた新玉ねぎは甘くて美味しいですね。
甘めの汁もいい感じです。
特にその出汁を良く吸った衣が良いです。
これはまたリピートするだろうな。





 見た目優先で丸ごと出してありますが、出来れば四つ切にしてくれると食べやすいです。
さて、いつの間にか二人客がお会計をされていきました。
するとお店は急に静かになって、聞こえるのは店員さんの会話だけです。
これはまさか私一人だけになったのかな。



 最近は静岡市の居酒屋さんも人出が回復してきましたが、ここにきてまた減少傾向なのか。
大阪ではかなり深刻な状況だと言いますから、静岡も安心はできませんね。
そういう面では一人だけのお店というのは安全そのものです。
二杯目の金麦を飲み干してこれでお会計をしました。



 携帯が見つからなかったのは残念ですが、これで捜索も終了です。
今夜もごちそうさまでした。
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ステンレスタンブラー

2021年04月21日 07時07分47秒 | 家飲み
ステンレスタンブラー



 最近気に入っている商品です。
名称は「槌目ステンレスタンブラー」といいます。
ネットで評判が高いので気になっていましたが、ようやく購入することができました。
お店は昔でいう100円ショップの「ダイソー」さんです。



 100均とはいえ、この商品は100円ではなく550円になります。
ダイソーさんの商品では高価なものになりますが、今では100円を超えるものが多くなってきていますね。
このタンブラーの特徴は、「真空断熱構造」です。
ステンレスの二重構造になっていて間に空気が封じられています。



 そのために温かいものは冷めにくく、冷たいものはぬるくならないで済みます。
容量は360ミリで、ちょうど手ごろです。
開けてみると本体はこんな形状です。



 意外と高級なデザインで、手にもしっくり馴染みます。
上から見るとこんな形です。
ではさっそく使ってみましょう。



 私が使うときはもちろんアルコール飲料を家で飲む時です。
使ってみるとこれがなかなか便利です。
ビールを入れて持っても全く変化がありません。
中は冷たいですが、手にその冷たさはほとんど感じられません。



 ビールですとあまり違いはないですが、氷を入れると全く違います。
まず、持っても冷たくない。
そしてガラスのコップではお馴染みの露がまったく付きません。
そのままテーブルに置いても水が付くことがないので、快適です。

 さらには中に入れた氷が驚くほど長持ちします。
冷蔵庫で作った小さな氷でも、小1時間ほど持つのが素晴らしいです。
これはお酒がそれほど薄まらないということですから、ウイスキーのロックあたりを飲むときには最適だと思いました。
これで550円なら安いもんです。

 ステンレスですから(たぶん)落としても大丈夫でしょう。
重さも軽めで安心です。
しばらくはこれで快適な晩食が楽しめそうですね。
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餃子の王将@不思議な話

2021年04月20日 07時07分13秒 | グルメ
餃子の王将@不思議な話



 日曜日の午後3時すぎ、今回も中途半端な時間のお食事です。
やってきたのはお久しぶりになる「餃子の王将」さんでした。
最近はお食事で使うことが増えましたね。
この時間でもお店は繁盛されていて、テイクアウト待ちの方がいらっしゃいます。



 しかしカウンター席は半分ほど空いていて、すんなりと座れました。
すぐに店員さんがお冷やを持ってきてくれます。
これがいかにも初心者と分かる若いお兄ちゃんで、言葉が硬いです。
「チャーハンとジャストサイズの餃子」



 「ご注文を確認します」
なんたらかんたら呪文のような返事が出てきて、注文が伝わりました。
目の前のメニュー表には4月の限定商品が出ています。
焼きそばも良いけれど今日はチャーハンの気分です。



 待っているとちょうど巡り会わせが良かったようで、予想よりも早くチャーハンが出てきました。
(おっ、これはけっこうなボリュームだぞ)
実は王将さんチャーハンをいただくのは初めてでした。
グループで来た時にはあったかもしれませんが、一人での注文は間違いなく初めてです。



 それがあとで大きな波紋を広げることになりますが、この時はまったくわかっていません。
どうですかこの巨大なチャーハンの盛り具合は。
初めていただく王将さんのチャーハンですが、これが予想以上に美味しかったです。
具もゴロゴロ入っているし、これはいいぞ。

 しかしボリューム満点なので、なかなか減りません。
そこにジャストサイズの餃子が遅れてやってきました。
これは餃子が三個のミニサイズです。
そして同時に伝票が出されました。

 何気なくそれを確認すると、何かがおかしいです。
あれ、お値段が違うぞ。
440円のはずのチャーハンが583円になっています。
そしてよく見ると、「大盛」になっていました。

 この時点でも私はまだ実態が分かっていないんですね。
店員さんを呼んで、内容が違うとクレームを付けました。
「申し訳ございませんすぐに修正します」
理解できたのはその直後でした。

 そうか、あの新人君が打ち込みを間違えたわけか。
ということはこのチャーハンは大盛りチャーハンだったのか。
どうりで量が多くて食べきれないわけだ。
気が付いたのですっかり食欲が落ちました。

 大盛りを頼んだのにクレームをつけて値引きさせるセコイ客だと思われていないだろうかと気になってきました。
しかし私のクレームがあっさり通ったというのは、あの新人君はミスが多いのかな。
不思議なことに彼は注意されることもなく、すぐに修正されたものが返ってきました。
あとでよく見てみると、大盛りだけに器も通常のものと違っていました。

 このあたりは初めてのチャーハンなので、「並」がどういう物なのか知らなかったせいですね。
とはいえやはり大盛りはボリュームがあり過ぎました。
アピールがてら少し残してしまいましたが、申し訳ないです。
こういうこともありますね。



 これを機会に夜の飲みでもまたおじゃましてみようと思います。
それで大盛り分をチャラにしてもらいましょう。
満腹になってお店を後にしました。
ごちそうさまです。
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