Patrick Melrose の放送がいよいよ始まりました。
E1のみRadiotimesのサイト上で先ほど無料放送されていたようですが
毎度日本チームはDVD発売まで我慢なんでしょうね。
とりあえず私はThe Child in Timeを見終わらないと。(まだ見終わってない)
でも今回は「ピンクの研究」コメンタリー続きです。
Previous → A Study in Pink Audio Commentary その4
Next → A Study in Pink Audio Commentary その6
モ:ずっと確認しようと思ってた。シャーロックが何分間画面から消えるかを。
最後に見たのが30分すぎだから12分間出てこない。第一話の中盤なのに。
ゲ:僕のせいだ。
モ:マークが時間稼ぎをする。
恋愛に発展しない二人のやり取りは絶妙に演じられている。
一度カットしたけどまた戻したよ。
ゲ:秘密情報機関の話をしたけどマイクロフトが示す力はすべて恐ろしい。
ちょっとしたジョークでも怖いね。ジョンをもてあそんでいるようだ。
モ:ジョンは兵士の勘で不吉さを感じている。
モ:ついに登場。
ゲ:ここではモメた。
モ:ポールと議論して結局使わせたけど「ニコチンパッチが何になる?」と思ってる。
ゲ:3つもつけている。
モ:設定についてほかにどんなことを話し合った?
ゲ:ドラッグについて。このあと詳しく話そう。
科学捜査の時代に生きるホームズについて、喫煙と依存症。
モ:ドラッグについては僕らはそれほど興味がなかった。
ゲ:大した問題ではない。
ホームズファンである僕たちにしてみればドラッグのことはいつも大げさに騒がれ過ぎだ。
ホームズはドラッグを打つよりも笑っていることのほうが多いのにね。
しかもドラッグの記述は初期だけ。
現代版のシャーロックはドラッグをやるのだろうか?
ゲ:手を出すかもしれないけどつじつまが合わなくなる。
彼は退屈を紛らわして脳を衰えさせないためにドラッグをやっていた。
刺激的な事件の合間に注射を打ってたら不自然だ。
モ:やろうと思わない。
大事なのは彼を変人に描くこと。頭脳が並外れているのだから刺激が必要だ。
呼吸するために泳ぎ続けるサメと同じ。だから彼は謎を解く代わりにドラッグをやる。
ビクトリア時代はそれが彼を変人に見せる面白い表現だった。
ゲ:広告を見たり。
モ:そうそう。トンチンカンだ。
だが現代を舞台にした場合きっと18歳の彼は荒れ放題だったはずだと思った。
落ちこぼれになったらバカな事ばかりしていた。落ち着きを持てるようになるまでは。
「難問があれば満足だ」と悟るまでの彼を想像できる?相当な変人だったはず。
ゲ:原作では彼の学友の父親が推理を仕事にしたらいいと言うんだ。
そう言われたのは彼にとって初めてだった。
マイクロフトは中欧で放浪する弟に落胆していたはず。
だが突然シャーロックは生きがいを見いだした。それでも粗削りな部分は持っていた。
優しくさりげなくたしなめてくれる人物に出会い彼は初めて人間らしくなれた。
モ:自分にとって味方だからジョンには耳を貸す。彼に注意される時もあるけど。
ゲ:ジョンは「好意的な聞き手」だ。僕らと同じ。笑。
スー:みんなは「うせろ」と言う。
モ:その通り。
ゲ:もうひとつ問題になったことがある。現代版では「CSIの世界」をどう描くか。
ドラマではなく科学捜査と言う意味で。
原作ではホームズが科学捜査を考案していたが現代では?
やはり彼は特別な存在と言うことにした。
警察が証拠を集めたり計測したりするが彼の判断は・・・
モ:例えば人間の頭脳を使わないと思いつけないことにホームズは気づく。
最も秀逸な推理のひとつは「白銀号事件」だ。
「犬の奇妙な行動に注意しろ」「何もしていませんが?」「それが奇妙だ」
犬がほえなかったため侵入者は内部の者と推測した。
コンピューターや監視カメラが何台あっても「平常である奇妙さ」には気づけない。
ゲ:子どもの頃に読んで鳥肌が立ったのを覚えている。
僕らは傑作だと思ってもコナン・ドイルには普通かもね。
だが本当に画期的なアイデアだ。様々な方法で応用できる。
だから「ヤケクソ」なレストレードも助けを求める。彼にしか気づけない。
モ:ここでシャーロックは自分の賢さを見せようとする。人に気づかせたいほど賢いんだ。
いつもは骸骨に話していたからジョンがいてご機嫌だ。「一緒に来い」と。
スー:作る相手がいない料理名人ね。
モ:笑ってくれる人がいない大物コメディアンとか。
「シャーロックはジョンと出会って人間らしくなれた。」
このモファティスの神解釈がシャーロックというドラマの基本なんですよね。
ラストのお互い探りあっている感じもすごく好き。
JW「警察には?」
SH「4人死んでるんだ。警察に話している時間はない。」
JW「なら、なんで僕に話すんだよ?」
SH「ハドソンさんが僕の頭蓋骨を持って行ったんだ。」
JW「要するに僕は頭蓋骨のかわりか?」
SH「落ち着け、君はよくやっている。それに。」
JW「それに?」
SH「君はそこに座ってテレビを見てもいいんだ。」
JW「何、君は僕に一緒に行ってほしいのか?」
SH「僕は外出する時は同伴者がいたほうがいいんだ。声に出して話せば良い考えも浮かぶ。
頭蓋骨を連れていくと注目を浴びてしまうんだ。だから・・・」
SH「何か問題が?」
JW「ああ、ドノヴァンだ。」
SH「彼女が何?」
JW「彼女が言ったんだよ。君はこういう事に興奮する、楽しんでるって。」
SH「僕は「危険」だとも言った。でも君は戻ってきた。」
シャーロックが部屋から出ます。
ジョンは少し考えてから「Damn it!」と立ち上がります。
ジョンを誘い出す言い訳がね、素直じゃないと言うか・・・うふふー。
中欧で荒れ放題だったシャーロックとか
ビクトリアSPでチラ見せした弟に手を焼く兄とかぜひドラマ化してほしいです。
アンシアとジョンとの車での会話、あやうくカットだったけど私は名場面だと思っています。
そういえばこの頃のアンシアは謎めいていて、きっと隠れた能力とかあるんだろうと思い
きっといつかお披露目してくれると思っていましたが・・・・
スパイものやるならアンシアが実はエージェントでマイクロフトの身に危険が迫り・・・
みたいなものでも良かったのに。
E1のみRadiotimesのサイト上で先ほど無料放送されていたようですが
毎度日本チームはDVD発売まで我慢なんでしょうね。
とりあえず私はThe Child in Timeを見終わらないと。(まだ見終わってない)
でも今回は「ピンクの研究」コメンタリー続きです。
Previous → A Study in Pink Audio Commentary その4
Next → A Study in Pink Audio Commentary その6
モ:ずっと確認しようと思ってた。シャーロックが何分間画面から消えるかを。
最後に見たのが30分すぎだから12分間出てこない。第一話の中盤なのに。
ゲ:僕のせいだ。
モ:マークが時間稼ぎをする。
恋愛に発展しない二人のやり取りは絶妙に演じられている。
一度カットしたけどまた戻したよ。
ゲ:秘密情報機関の話をしたけどマイクロフトが示す力はすべて恐ろしい。
ちょっとしたジョークでも怖いね。ジョンをもてあそんでいるようだ。
モ:ジョンは兵士の勘で不吉さを感じている。
モ:ついに登場。
ゲ:ここではモメた。
モ:ポールと議論して結局使わせたけど「ニコチンパッチが何になる?」と思ってる。
ゲ:3つもつけている。
モ:設定についてほかにどんなことを話し合った?
ゲ:ドラッグについて。このあと詳しく話そう。
科学捜査の時代に生きるホームズについて、喫煙と依存症。
モ:ドラッグについては僕らはそれほど興味がなかった。
ゲ:大した問題ではない。
ホームズファンである僕たちにしてみればドラッグのことはいつも大げさに騒がれ過ぎだ。
ホームズはドラッグを打つよりも笑っていることのほうが多いのにね。
しかもドラッグの記述は初期だけ。
現代版のシャーロックはドラッグをやるのだろうか?
ゲ:手を出すかもしれないけどつじつまが合わなくなる。
彼は退屈を紛らわして脳を衰えさせないためにドラッグをやっていた。
刺激的な事件の合間に注射を打ってたら不自然だ。
モ:やろうと思わない。
大事なのは彼を変人に描くこと。頭脳が並外れているのだから刺激が必要だ。
呼吸するために泳ぎ続けるサメと同じ。だから彼は謎を解く代わりにドラッグをやる。
ビクトリア時代はそれが彼を変人に見せる面白い表現だった。
ゲ:広告を見たり。
モ:そうそう。トンチンカンだ。
だが現代を舞台にした場合きっと18歳の彼は荒れ放題だったはずだと思った。
落ちこぼれになったらバカな事ばかりしていた。落ち着きを持てるようになるまでは。
「難問があれば満足だ」と悟るまでの彼を想像できる?相当な変人だったはず。
ゲ:原作では彼の学友の父親が推理を仕事にしたらいいと言うんだ。
そう言われたのは彼にとって初めてだった。
マイクロフトは中欧で放浪する弟に落胆していたはず。
だが突然シャーロックは生きがいを見いだした。それでも粗削りな部分は持っていた。
優しくさりげなくたしなめてくれる人物に出会い彼は初めて人間らしくなれた。
モ:自分にとって味方だからジョンには耳を貸す。彼に注意される時もあるけど。
ゲ:ジョンは「好意的な聞き手」だ。僕らと同じ。笑。
スー:みんなは「うせろ」と言う。
モ:その通り。
ゲ:もうひとつ問題になったことがある。現代版では「CSIの世界」をどう描くか。
ドラマではなく科学捜査と言う意味で。
原作ではホームズが科学捜査を考案していたが現代では?
やはり彼は特別な存在と言うことにした。
警察が証拠を集めたり計測したりするが彼の判断は・・・
モ:例えば人間の頭脳を使わないと思いつけないことにホームズは気づく。
最も秀逸な推理のひとつは「白銀号事件」だ。
「犬の奇妙な行動に注意しろ」「何もしていませんが?」「それが奇妙だ」
犬がほえなかったため侵入者は内部の者と推測した。
コンピューターや監視カメラが何台あっても「平常である奇妙さ」には気づけない。
ゲ:子どもの頃に読んで鳥肌が立ったのを覚えている。
僕らは傑作だと思ってもコナン・ドイルには普通かもね。
だが本当に画期的なアイデアだ。様々な方法で応用できる。
だから「ヤケクソ」なレストレードも助けを求める。彼にしか気づけない。
モ:ここでシャーロックは自分の賢さを見せようとする。人に気づかせたいほど賢いんだ。
いつもは骸骨に話していたからジョンがいてご機嫌だ。「一緒に来い」と。
スー:作る相手がいない料理名人ね。
モ:笑ってくれる人がいない大物コメディアンとか。
「シャーロックはジョンと出会って人間らしくなれた。」
このモファティスの神解釈がシャーロックというドラマの基本なんですよね。
ラストのお互い探りあっている感じもすごく好き。
JW「警察には?」
SH「4人死んでるんだ。警察に話している時間はない。」
JW「なら、なんで僕に話すんだよ?」
SH「ハドソンさんが僕の頭蓋骨を持って行ったんだ。」
JW「要するに僕は頭蓋骨のかわりか?」
SH「落ち着け、君はよくやっている。それに。」
JW「それに?」
SH「君はそこに座ってテレビを見てもいいんだ。」
JW「何、君は僕に一緒に行ってほしいのか?」
SH「僕は外出する時は同伴者がいたほうがいいんだ。声に出して話せば良い考えも浮かぶ。
頭蓋骨を連れていくと注目を浴びてしまうんだ。だから・・・」
SH「何か問題が?」
JW「ああ、ドノヴァンだ。」
SH「彼女が何?」
JW「彼女が言ったんだよ。君はこういう事に興奮する、楽しんでるって。」
SH「僕は「危険」だとも言った。でも君は戻ってきた。」
シャーロックが部屋から出ます。
ジョンは少し考えてから「Damn it!」と立ち上がります。
ジョンを誘い出す言い訳がね、素直じゃないと言うか・・・うふふー。
中欧で荒れ放題だったシャーロックとか
ビクトリアSPでチラ見せした弟に手を焼く兄とかぜひドラマ化してほしいです。
アンシアとジョンとの車での会話、あやうくカットだったけど私は名場面だと思っています。
そういえばこの頃のアンシアは謎めいていて、きっと隠れた能力とかあるんだろうと思い
きっといつかお披露目してくれると思っていましたが・・・・
スパイものやるならアンシアが実はエージェントでマイクロフトの身に危険が迫り・・・
みたいなものでも良かったのに。