削除シーンその2です。
We Are Colony
Deleted-scenes:The-ferry
「フェリー」※
この場面、実際のセリフと脚本のセリフが少し違う部分もありますが、
脚本で訳しました。(リスニング力が皆無なので・・・)
しかしそれでも内容がかなり難しく、Mistyさんに助けて頂きました。
毎度、ありがとうございます!
船長→O
ジェームズが船首に座っていると船長さんが隣に座ります。
そしていきなり「あんたの寿命はあとどのくらいなんだ?」と聞くのでびっくりなジェームズ。
J:・・・長くはないよ。・・・・・あなたは?
O:あんたと同じだよ。
その言葉を聞いたジェームズがしばらく船長を見つめていると船長が口を開きます。
O:・・・痛むか?
J:うん。
O:怖いか?
J:うん・・わからないけど。あなたは?
O:そうでもないな。俺はもう年寄りだ。
J:何か違うの?
O:違うと思うよ。年季かな。
人生の半ばでやっと殺されるよりも殺す方が恐ろしいとわかったしな。
J:そうだね。それは僕もわかる。
O:あんたが悪いわけじゃないよ。
J:でももう何もできない。
友人の父親は16歳の時にガンで亡くなったんだ。
彼は素晴らしい作家だった。すごく若かったけど彼の本は今も残っている。
だけど僕には残せるものが何もないんだ。それだけが心残りで。
他のことはもう諦めがついてるんだけどね。
そう言ってジェームズはうしろでふざけてるマイルズたちを見ます。
楽しそうにビルにいたずらしているデイヴィーとマイルズ。
O:If I said you had a beautiful body would you hold it against me?(※)
J:何?それ。
O:歌だよ、ベラミーブラザーズの。
J:ああ。
O:「俺に触れてくれるか?」なのか、それとも「俺を嫌いになるか?」と言ってると思うか?
J:僕にはわからないよ。
O:もしベラミーブラザーズがこのフェリーに乗ったら
「どちらの意味もある。それが賢いやり方なんだ。」って言うだろうね。
クリエイターの話を聞いて、私はようやくわかったんだ。
つまり、どうでもいいって事なんだよ。俺の言っている事わかるか?
J:どうかな。
O:本人から説明を聞いてもわからないだろうな。
だが、理解できなくても・・・わからなくても、なぜそれが賢いのか、何が言いたいのかはわかるか?
J:わかったような・・・多分。
ジェームズは少し笑った後、遠慮がちに船長にたずねます。
J:あなたは・・・良い人生だったと言える?
O:ああ。そんな風にを考えたことはないけどね。
(※)和訳としては「If I said you had a beautiful body」は
「もし今すぐにお前の身体が欲しいと言ったら」になりますが、
「hold it against me?」の意味が二通りあるようです。
「against」が「不快」の他に「接触」のような訳もあるからなんだと思います。
だから老人の問いかけはそんな意味だと思いましたが・・・違っていたらすみませんです。
Deleted-scenes:Davy and Miles argue
「デイヴィーとマイルズの口論」※
フェリーを降りたあとカートを押しながら会話する3人。カートに乗っているジェームズは寝ています。
M:患者さんの近況報告メールをありがとう。
俺の迷惑メールフォルダはすごい事になってるんだ。だからかなり古い情報だと思ってたよ。
デイヴィーはイラつきながら頷きます。
B:お前、仕事は?探してるのか?
D:探してるわけないだろう。
M:解雇はお前にとって都合が良かったわけだ。
D:どういう意味だよ。
M:ストレス度が8もあったという話だよ、デイブ。
B:スルーしろよ、デイヴィー。ジムのお母さんがお前がいてくれて本当に助かってるって言ってただろう。
D:俺は当たり前のことをしただけだ。
俺は役に立ちたかったんだ。もちろん、失業手当は大して貰えなかったけど・・・
M:それで、ジェームズが死んだらお前は広告業界に戻るのか?
D:何だよそれ。
M:何が。
D:それがマイルズ主義ってやつか?
お前はすごく頭が良くて魅力的だと思うけど、疲れるんだよ。
M:まあ、俺は魅力があると思うけど・・・
D:ムカつくやつだな。
と、先に歩き出したデイヴィーは牛の糞を踏んでしまいます。
D:ああ、そうだよ。俺はいつもこういう目にあうんだよ!
マイルズが笑い出すとジェームズが目を覚まします。
そして3人で大爆笑。
マイルズがデイヴィーの肩をポンと叩きます。
Deleted-scenes:Bull goes for a walk
「ビル散歩する」※
ピクニックを楽しむ老夫婦の前を通り過ぎる一行。
先頭は裸のビル。
B:ハロー。きれいですよね。
カートに乗ったジェームズも笑顔でご挨拶。
J:ハロー
D:ハロー
最後にマイルズも
M:ハロー
こういうの大好きなんです。
真面目にバカな事をやるって最高です。
この場面のシヴェルさんの裏話の抜粋も掲載されていました。
「日の出とともに岬で脚本にあるアダム・ロバートソン(ビル役)の裸で歩くシーンの撮影の準備中、
裸で歩いてはいけないという条例(もちろん私の創作)があると監督にたわいない嘘を言った。
当初、我々が撮影に選んだエリアはあまりにも遠かったんだ。
カメラの向きを変え照明をおとし彼の男性自身を守りながら大急ぎで撮影した。
アダムは丘の中腹にいる2人のエキストラの前を裸でスタスタと横切ったが、
そのエキストラは私の学校の恩師が演じていた。」
以上です。
サイトに公開されている削除シーンはこれで全部です。
シヴェルさんのブログを訳したいと思っていますがいつになるか・・・
それではこの辺で。
We Are Colony
Deleted-scenes:The-ferry
「フェリー」※
この場面、実際のセリフと脚本のセリフが少し違う部分もありますが、
脚本で訳しました。(リスニング力が皆無なので・・・)
しかしそれでも内容がかなり難しく、Mistyさんに助けて頂きました。
毎度、ありがとうございます!
船長→O
ジェームズが船首に座っていると船長さんが隣に座ります。
そしていきなり「あんたの寿命はあとどのくらいなんだ?」と聞くのでびっくりなジェームズ。
J:・・・長くはないよ。・・・・・あなたは?
O:あんたと同じだよ。
その言葉を聞いたジェームズがしばらく船長を見つめていると船長が口を開きます。
O:・・・痛むか?
J:うん。
O:怖いか?
J:うん・・わからないけど。あなたは?
O:そうでもないな。俺はもう年寄りだ。
J:何か違うの?
O:違うと思うよ。年季かな。
人生の半ばでやっと殺されるよりも殺す方が恐ろしいとわかったしな。
J:そうだね。それは僕もわかる。
O:あんたが悪いわけじゃないよ。
J:でももう何もできない。
友人の父親は16歳の時にガンで亡くなったんだ。
彼は素晴らしい作家だった。すごく若かったけど彼の本は今も残っている。
だけど僕には残せるものが何もないんだ。それだけが心残りで。
他のことはもう諦めがついてるんだけどね。
そう言ってジェームズはうしろでふざけてるマイルズたちを見ます。
楽しそうにビルにいたずらしているデイヴィーとマイルズ。
O:If I said you had a beautiful body would you hold it against me?(※)
J:何?それ。
O:歌だよ、ベラミーブラザーズの。
J:ああ。
O:「俺に触れてくれるか?」なのか、それとも「俺を嫌いになるか?」と言ってると思うか?
J:僕にはわからないよ。
O:もしベラミーブラザーズがこのフェリーに乗ったら
「どちらの意味もある。それが賢いやり方なんだ。」って言うだろうね。
クリエイターの話を聞いて、私はようやくわかったんだ。
つまり、どうでもいいって事なんだよ。俺の言っている事わかるか?
J:どうかな。
O:本人から説明を聞いてもわからないだろうな。
だが、理解できなくても・・・わからなくても、なぜそれが賢いのか、何が言いたいのかはわかるか?
J:わかったような・・・多分。
ジェームズは少し笑った後、遠慮がちに船長にたずねます。
J:あなたは・・・良い人生だったと言える?
O:ああ。そんな風にを考えたことはないけどね。
(※)和訳としては「If I said you had a beautiful body」は
「もし今すぐにお前の身体が欲しいと言ったら」になりますが、
「hold it against me?」の意味が二通りあるようです。
「against」が「不快」の他に「接触」のような訳もあるからなんだと思います。
だから老人の問いかけはそんな意味だと思いましたが・・・違っていたらすみませんです。
Deleted-scenes:Davy and Miles argue
「デイヴィーとマイルズの口論」※
フェリーを降りたあとカートを押しながら会話する3人。カートに乗っているジェームズは寝ています。
M:患者さんの近況報告メールをありがとう。
俺の迷惑メールフォルダはすごい事になってるんだ。だからかなり古い情報だと思ってたよ。
デイヴィーはイラつきながら頷きます。
B:お前、仕事は?探してるのか?
D:探してるわけないだろう。
M:解雇はお前にとって都合が良かったわけだ。
D:どういう意味だよ。
M:ストレス度が8もあったという話だよ、デイブ。
B:スルーしろよ、デイヴィー。ジムのお母さんがお前がいてくれて本当に助かってるって言ってただろう。
D:俺は当たり前のことをしただけだ。
俺は役に立ちたかったんだ。もちろん、失業手当は大して貰えなかったけど・・・
M:それで、ジェームズが死んだらお前は広告業界に戻るのか?
D:何だよそれ。
M:何が。
D:それがマイルズ主義ってやつか?
お前はすごく頭が良くて魅力的だと思うけど、疲れるんだよ。
M:まあ、俺は魅力があると思うけど・・・
D:ムカつくやつだな。
と、先に歩き出したデイヴィーは牛の糞を踏んでしまいます。
D:ああ、そうだよ。俺はいつもこういう目にあうんだよ!
マイルズが笑い出すとジェームズが目を覚まします。
そして3人で大爆笑。
マイルズがデイヴィーの肩をポンと叩きます。
Deleted-scenes:Bull goes for a walk
「ビル散歩する」※
ピクニックを楽しむ老夫婦の前を通り過ぎる一行。
先頭は裸のビル。
B:ハロー。きれいですよね。
カートに乗ったジェームズも笑顔でご挨拶。
J:ハロー
D:ハロー
最後にマイルズも
M:ハロー
こういうの大好きなんです。
真面目にバカな事をやるって最高です。
この場面のシヴェルさんの裏話の抜粋も掲載されていました。
「日の出とともに岬で脚本にあるアダム・ロバートソン(ビル役)の裸で歩くシーンの撮影の準備中、
裸で歩いてはいけないという条例(もちろん私の創作)があると監督にたわいない嘘を言った。
当初、我々が撮影に選んだエリアはあまりにも遠かったんだ。
カメラの向きを変え照明をおとし彼の男性自身を守りながら大急ぎで撮影した。
アダムは丘の中腹にいる2人のエキストラの前を裸でスタスタと横切ったが、
そのエキストラは私の学校の恩師が演じていた。」
以上です。
サイトに公開されている削除シーンはこれで全部です。
シヴェルさんのブログを訳したいと思っていますがいつになるか・・・
それではこの辺で。