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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

シャーロック 大いなるゲーム-S1E3- その3

2013-08-31 08:48:11 | Sherlock
原題:The Great Game


その2の続きです。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。


ヤヌス・カーズは銀行家が車をレンタルした会社でした。
社長に話を聞きいくつか確認をするとシャーロックは早々に引き揚げラボで血液のサンプルを調べます。

すると犯人から電話が入り「ヤヌス・カーズ、名前がカギだ」と言います。
「なぜ教える?」「人はなぜ行動するのか?退屈だからだ。私たちはお似合いなのだ。いずれ話そう。」
電話が切られ、やがて血液の検査の結果が出ました。

「銀行家の血は冷凍されていた。偽装だよ。保険金目当てのね。」
「ヤヌス・カーズの社長が協力してコロンビアに銀行家を送ったんだ。妻も共犯だ。」

そうして、再び犯人に伝え人質は無事に救出されました。

BDのコメンタリーでは確かこの辺りで「そろそろTop Gearからお呼びがかかるんじゃないの?」のような事を
マークさん、モファットさん、ベネさんで話していました。実現しましたね~。

「やっと一息ついた」とジョンがごはんを食べています。
シャーロックは捜査中はごはんを食べないので、おつきあいで座っているだけのようです。

すると再びメッセージが送られてきました。
画像はひとりの女性だったのでシャーロックはこれ誰?困惑と困惑しますがそれを見たジョンが
「僕が失業中でよかったよ。一日中テレビ観てるから。」そういってレストラン(って言うか食堂?)のテレビをつけます。
画面に映ったのはまさしくその女性でした。
そして犯人から電話が入ります。今度の人質は目の見えない老人でした。

「今回は12時間あげる」
「なぜこんなマネを?」
「好きなんだ、君が飛び回るのを見るのがね」そう言って電話が切れます。

画像の女性は人気テレビ司会者のコニーでテレビでは彼女の急死を伝えていました。

レストレードと死体を確認します。
彼女は手を釘で刺し、破傷風菌が傷から血中に入り死亡しました。
「何が問題なんだ?」そう言いながら手の傷を丹念に調べます。

ここのベネさんは非常に気に入っております。目がすごくキレイなんですよね。
このちょっと寄り目具合も最高です。画像がしつこくてすみません。。。

ジョンに破傷風菌の潜伏期間を確認すると他殺だと確信します。
「どうやって彼女の体内に毒を?」ジョンが聞くと「手伝ってくれ。彼女の私生活の情報がほしい」と言います。
早速ジョンが動きシャーロックも後に続こうとしますがレストレードに呼び止められます。
「何で爆弾間が彼女の死因を指摘する?人の生死をお前の回答に託すなんて。」
レストレードの心配にシャーロックは楽しそうに「新手の悪だよ」


シャーロックとレストレードは今までの資料から犯人の割り出しをしようとしているとその犯人から楽しんでる?なんて電話が入ります。
その後内務省には貸しがあるんだ」と電話で話をしたあとハドソンさんからコニーと弟が仲が悪かったと聞きます。
「知ってるよ。ネットで調べた。ネットはゴシップの宝庫なんだ」


その頃ジョンは新聞の取材を装ってコニーの弟に会いに言っていました。
コニーの猫になつかれながら一生懸命話を聞くジョン。

怖いw
「姉はこの家を残してくれたけど寂しくて」と言いながら何でも質問して、なんてジョンを気に入った様子。怖い(笑)
そこに猫がジョンの前を走りちょっと閃いたのかさっき猫を触っていた手の匂いを嗅ぎます。
そしてシャーロックに電話をし、カメラマンのふりをして来てもらいました。
猫と一緒に写真をとりその隙にジョンが猫の爪の匂いを嗅ぎ何かを確信すると足早に撤収します。

Yes!と嬉しそうに歩くジョンにシャーロックは「猫を使ったと?」と醒めた様子。
「爪から消毒薬の匂いがしたんだ。弟が猫の爪に破傷風菌を塗ったんだよ。動機は遺産だ」と益々嬉しそうななジョンですが
「猫の爪は確実じゃないし、彼には無理だ。動機は遺産じゃなくて復讐だよ。犯人は使用人のラウルだ」ジョン、がっかりです。

「犯人は使用人のラウルだ。毒もボツリヌス菌が発見された。カール・パワーズと同じだ。」
ヤードに着くなり説明を始めるシャーロック。
「ボトックス注射で毒を入れたんだ。ボトックスは毒を希釈して使う。内務省のコネでラウルの大量購入の履歴も入手した」
それを聞いたジョンが「いつからわかってた?」と聞くと「簡単だったよ。同じ毒を使うミスをした」と言うので
「老人はずっと爆弾につながれたままなんだぞ。」と怒りますが「救うさ。まだ制限時間はある」と言っちゃいます。

またサイトを通して死因を伝えると老人から電話が入ります。
そして老人は犯人の声の特徴を伝えようとするのでシャーロックは「言っちゃダメだ。何も言わないで」と
止めますが「やさしい声で・・・」と話し出した途端電話が切れてしまいます。爆弾が爆発してしまいました。


爆発のニュースを観ながら「今回は僕の負けだ。でもパズルは解いた」とシャーロックが話し出します。

「彼はいつも間接的に指示をして犯罪に関わっている」
「みんな、彼のところに犯罪の相談に行くのか?」
「斬新だ」とそれを楽しむようなシャーロックの言葉にとうとうジョンがキレます。
「人の命だぞ、シャーロック、人の命がかかってるんだ」
「気にすれば助かるとでも?」
「いや」
「なら僕は気にしない」
「君には簡単?」
「そうだよ。驚きの新事実か?」

「いや」
「・・・僕に落胆を?」
「いい推理だね、シャーロック」

「ヒーローなど存在しない。なりたくない」
言い争いの中、またメッセージが届き画像が届きます。テムズ川の画像でした。

テムズ川の岸辺で男の死体が発見されました。
シャーロックが死体を検分し、唐突に「あのフェルメールは贋作だ」と言い出します。
「は?」レストレードとジョンがあっけにとられていると「この男の身元を割り出して周辺調査を」とシャーロック。
「ちょっと待てよ、絵は何の関係があるんだ?」と聞くレストレードに「ゴーレムって知ってる?」
「殺し屋ズンザとも言う。彼は素手で相手を殺す。今回も彼の仕業だ」と質問の答えになってないので
「だから絵は?」と怒ると「もっと頭を使えよ」とシャーロックもイラつくのでジョンが止めにはいります。
「シャーロック、わかるように説明して」

男はフェルメールが展示してある画廊の警備員で、何らかの形で贋作の証拠を掴んだため殺されました。
という結果を検分で証明してみせたので思わずジョンは「ファンタスティック」と声を出します。

ゴーレムを追うためシャーロックはとあるホームレスの女性にお金とメモを渡します。

そのあと、シャーロックは画廊へジョンは警備員の住んでいたお家に行きます。

警備員のお家でシェアメイトの女性から話を聞くジョン。
彼は天文を趣味にしていて望遠鏡も持っていました。

彼の携帯電話にはケアンズ教授という女性からのメッセージが残っていました。
「あなたが正しかったわ。電話をちょうだい」と入っていましたがケアンズ教授のついてはわかりませんでした。
そこにマイクロフトからメールが入ります。
「アンドリューの婚約者と話をした?」

画廊ではシャーロックが警備員の変装をして絵の前にたたずんでいました。
画廊の責任者が声をかけるとシャーロックは「贋作なのに気にならないの?」と詰め寄ります。

「何も知らないわ。」と言うとシャーロックは今までの推理を言うだけ言って爽やかに(笑)立ち去ります。

その4に続きます。

ア・ヒュー・グッドメン

2013-08-30 12:16:07 | 映画 ミステリー・サスペンス
原題:A Few Good Men


久しぶりにアメリカ映画です。
監督:ロブライナー
脚本:アーロン・ソーキン
1992年に公開されました。

もう20年前になるんですね。
この映画は法廷もの、しかも軍事法廷ですがやっぱり法廷は面白いです。
しかしこの映画は何といっても出演者が豪華なんですよ。
ストーリーを追いながら出演者のご紹介もしますね。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。


監督のロブ・ライナーは「スタンドバイミー」の監督さんです。
キューバにあるグアンタナモ米海軍基地で海兵隊員ウィリアム・T・サンティアゴ一等兵が殺害されるところから
ストーリーは始まります。
被疑者は同じ部隊のハロルド・W・ドーソン上等兵とローデン・ダウニー1等兵。
その弁護士に立候補するのが、海軍法務総監部内部調査課所属法務官のジョアン・ギャロウェイ少佐@デミ・ムーア。

若い!可愛い!この時は30歳くらい?しかしこんな若い女性が少佐とは。。。

しかし、師団は弁護士は海軍法務総監部所属のダニエル・キャフィ中尉@トム・クルーズを指名しジョーは弁護団として
彼をサポートするよう命じられます。

「7月4日に生まれて」のあとくらいのトム・クルーズ。私はもう少し年とったほうが好きです。
若いころのトムはあまり好きじゃなかったです。

野球が大好きという典型的アメリカンな設定なのでこんなシーンも出てきますが、
こうして見るとちょっとチャーリー・シーンに似てる?

キャフィの同僚、サム・ワインバーグ中尉@ケヴィン・ポラックも加わりまずは3人でキューバに行きます。


少し過去に戻り、
キューバのグアンタナモ米海軍基地では、司令官のネイサン・R・ジェセップ大佐@ジャック・ニコルソンと、
副司令官のマシュー・アンドリュー・マーキンソン中佐@J・T・ウォルシュ、そしてサンティアゴの上官、
ジョナサン・ケンドリック中尉@キーファー・サザーランドがサンティアゴの処遇について話し合いがされています。

ジャック・ニコルソン。この人はいつみてもジャック・ニコルソンだなーって(笑)相変わらず迫力あります。

J・T・ウォルシュ。すごく好きな俳優さんでしたがこの6年後に亡くなってしまいました。残念です。

ご存じ、ジャック・バウアー(笑)この頃はまだ若干チンピラ顔が抜けていないですね。
私はこの方が出演された映画はスタンドバイミーしか観ていなかったので「24」を最初に観たときはびっくりしました。
あのチンピラが、捜査官になってる!!って。失礼ですよね。

今回の事件の発端はサンディエゴが転属したいと様々な方面に手紙を出したことから始まります。
訓練についていけず小隊にも馴染めなかったのが理由でした。
そしてもし転属が叶うなら基地の中でおきた発砲事件について話す準備があると書き添えてありました。
その手紙をみた大佐はサンディエゴに「コードR」をケンドリック中尉に命じます。

「コードR」とはひとりの劣等兵をみんなでしごく、ぶっちゃけ集団リンチの事です。
表向きはやってはいけないのですが、暗黙の了解としてコードネームになっているようです。
マーキンソン中佐はサンディエゴは発砲事件の密告をすることで皆から責められることを理由に
「転属させるべき」と反対しますが大佐は鍛えなおすと言って譲りませんでした。

命令を受けたドーソンとダウニーは夜中にサンディエゴの部屋に行き口に布を押し込みテープで止め
更に手足も縛り拘束しますが、その時に死亡します。
サンディエゴが死んでしまい殺人事件になってしまったので、二人に罪を被せコードRの命令の隠匿をします。


そしてこのコードRが発令されたかどうかが裁判の焦点となります。

キューバに到着しサンディエゴの部屋を調査し大佐にも話を聞きます。
海兵隊は危険な場所に最初に乗り込むことも多く、キューバのグアンタナモ米海軍基地でも最前線になるわけなので
俺たちがいつも危険を顧みずアメリカを守っているという意識は相当なものがあり、キャフィたちは海軍所属なので
それを理由にかなり嫌味なことを言われたりします。

このあと、マーキンソン中佐は行方不明になります。

検察側はジャック・ロス大尉@ケヴィン・ベーコン。海兵隊です。

若いなー。20年前の映画なのでみんな若いのは当たり前なんだけど。

証人がほとんどいないし、ジェセップ大佐は大物だったりするので裁判は不利に進んでいきます。
そんな中、行方不明だったマーキンソン中佐がキャフィの前にこっそり姿を現したので証人として法廷に出るよう
頼みましたが、中佐は自殺をしてしまいます。

ほとんど八方塞がりだったので投げやりになったりもするキャフィですが、気を取り直し作戦を練ります。
ジェセップ大佐を証人として召喚し、本人の口からコードRを発令したと言わせることにします。
無謀にも思えた作戦でしたがキャフィはジェセップ大佐の性格をうまく利用しコードRを認めるよう誘導します。

この大佐とキャフィの法廷での戦いはかなり見ごたえがあります。


今までも数多く造られてきたテーマの映画ですが、法廷ものなのでなかなか面白いです。
ジェセップ大佐に「上官の命令は絶対だし、これが守られないと他の隊員たちが大勢死ぬことになる」というセリフがありました。
確かにその通りで組織は指揮系統が乱れてしまえばそれは終わりを意味します。
それに対しキャフィは「それは戦闘時の事で、今回は平常時だ。平常時は人間として従えない命令かどうかの判断をするのが当たり前だ」と言います。
命令を下す側は能力も重要だけど人格が伴わなければダメだってことでしょうね。どんな組織にも言える事ですが。

最後になりますが、
タイトルの「A Few Good Men」は「少数の精鋭な男たち」の意味になるそうです。





Band of Brothers Part Seven 雪原の死闘 後編

2013-08-28 12:22:39 | Band of Brothers
原題:The Breaking Point


中編からの続きです。


その後元の陣地に戻りましたが、リプトンはコンプトンに続いて更に親友二人を失ってしまったマラーキーを心配します。
いつもマックやペンカラと一緒にいたマラーキーでした。
形見の十字架をじっと見つめて涙ぐむマラーキーにリプトンが話しかけます。

「お前、弟にルガーを持ち帰りたいって言ってたよね。処分しようと思ってたけどこれ。持って帰れよ。」
そう言ってリプトンがフーブラーのルガーを渡すと、マラーキーの表情が少し明るくなります。
「ここを離れてしばらく後方にいくか?」リプトンの申し出にマラーキーはみんなと一緒にいたいと断りますが、
「じゃ、せめてコンプトンにお別れを言ってこいよ」
コンプトンはアメリカに帰る事になったため、マラーキーはお別れを言いにいきます。

連続での砲撃は隊員たちに大きなダメージを与えました。
リプトンは隊員たちの様子を見ながら話しかけ、限界点に達していないか確認します。
フォイの侵略が近づいています。E中隊はその先鋒を担うことになるのに相変わらず指揮官は不在でした。
フォイの街を見下ろしながらリプトンはある決意をします。

その夜、リプトンはウィンターズさんに会いに行きました。
ダイクはいつも不在で役に立たないこと、決断を下さないので頼れない事、
そしこのままでは更に沢山の隊員が死ぬということを訴えました。

ウィンターズさんは黙ってリプトンの話を聞いていましたが、自分の考えを話すことはしませんでした。
やがてリプトンが話し終わると少し冷たいくらいに「下がってよし」と言うに留めました。
落胆したように立ち去るリプトンの後姿をじっと見つめるウィンターズさん。
ダイクは上層部にかなり強力なコネを持っていたのでウィンターズさんの発言でダイクを交代させることは不可能だったのです。


E中隊はフォアの西の防御線から退き村の南に移動しました。
攻撃の先鋒を担うE中隊は村に向けてゆるやかに下るおよそ200メートルの雪に覆われた野原を全身をさらして突撃します。
ドイツ軍はレンガ造りの家に隠れどの窓にでも機関銃を据えて応戦できることができる状況にありました。
つまり、工夫や複雑な動きなど一切不要でただ突進し手りゅう弾を投げられる位置まで接近し敵を家から追い出すことになります。
なのでいかに早く野原を渡りきるかが鍵になります。
隊員たちが頑として退かない覚悟で突進し援護射撃が十分であればきわめて単純に成功しますが、
少しでも立ち止まったら大きな損害が出ることは間違いありませんでした。
ウィンターズさんはダイクに作戦を伝えます。

「了解」ダイクの返事を聞いてウィンターズさんが立ち去るとあくびをするダイク。完全になめています。

援護射撃が始まりE中隊が野原を走り始めます。
「立ち止まるな」リプトンも叫びながら走り続けます。
左翼にはフォーリー率いる第1小隊がドイツ軍が潜む小屋にたどり着き、慎重に小屋を包囲しドイツ兵をあぶりだします。
しかし、ダイクからは第1小隊の姿が見えなかったので左翼が裸同然になってしまったと感じました。
そして、リプトンが懸念した通り最悪の命令を下します。
「E中隊、全員止まれ」
野原の真ん中でダイクはE中隊の動きを止めてしまいます。
後方で見守っていたウィンターズさんが「走れ、前進しろ!」と叫びますがダイクは干し草の山に身を隠します。

そして無線でフォーリーを呼び出しこちらにくるように命じます。
フォーリーは小隊を率いてダイクのいる方向に進みますがこの時点で陣形は崩れてしまい、ドイツ軍の格好の的になってしまいます。
身を隠したままのダイク。たどり着いたフォーリーやリプトンが「指示を出してください。このままではやられます」と迫り、
ウィンターズさんもダイクを無線に出せと命じますが、ダイクは固まったまま動かなくなります。

それを見たウィンターズさんは銃を持ち自分が乗り出す勢いで前方に進もうとしますが、
思い直して後方で待機していたスピアーズを呼びます。
「ダイクと交代しろ」
スピアーズは命じられるとすぐに野原を走り出し、ダイクのところにたどり着くと「交代します」とだけ告げ
隊員たちにテキパキと指示を出し始めました。

立て直したE中隊はやがてドイツ軍がひそむ家々の近くまでたどり着きドイツ軍の先にいるI中隊と
連携をとる手はずでしたが無線の応答がありません。
するとスピアーズがリプトンに「ここで待て」と指示すると、ドイツ軍に向かって走り出します。

ドイツ軍もまさか敵が自分達の前を通過するとは思わないので、あっけにとられたようにスピアーズに攻撃もしませんでした。
スピアーズはI中隊のところまでたどり着き作戦を伝え再びリプトンの待機するところまで戻ってきました。
硝煙が立ち込める中ひたすら走り続けるスピアーズは無敵のスーパーマンのようでした。
リプトンの顔には思わず笑みがこぼれていました。

E中隊は侵略に成功します。
家の中に隠れるドイツ兵を捕獲し、戦車の上ではみんなで記念撮影をしています。

しかし、突然銃声が聞こえ隊員たちが倒れていきます。隠れていたドイツ兵がいました。
すぐに身を隠し、ドイツ兵の姿を探しますがどこにいるかわかりません。
そこでリプトンがシフティに自分がおとりになるからドイツ兵が見えたらすぐに撃てと命じ、走り出します。
銃を構えるシフティはドイツ兵を目視するとすぐに仕留めます。シフティ久しぶりの活躍でした。


ノヴィル、ラシャンプと戦いに勝利した隊員たちはラシャンプの修道院に泊まります。
屋根のあるところで一夜を過ごすのは1か月ぶりでした。

讃美歌を聞きながら隊員たちは疲れた身体を癒しながらじっと讃美歌に耳を傾けます。
もうすぐ休暇の予定だったこともあって隊員たちは安らいでいました。
しかし、ヒトラーが反撃に出たので休暇は撤回されてしまいますがこの時はまだ誰も知らず平和に過ごしています。

リプトンは人員を調べます。
ベルギーに入った時は145名いましたが現在は63名になっていました。
コンプトンが去りトイやガルニアは重傷、フーブラー、マック、そしてペンカラが死亡しています。あ、ダイクも去りました(笑)
ここでE中隊のレギュラーメンバーがかなり減ってしまいました。寂しいです。
特にコンプトンは頼れるお兄さんで好きだったのでかなりがっかりです(笑)

無能なダイクは去りましたが代わりに有能な指揮官スピアーズを得ました。
リプトンはスピアーズをじっと見つめます。視線を感じたスピアーズは「噂が本当か聞きたいんだろう」と言い、
その手の噂はすぐ広まるんだよ、誰も現場をみたわけでもないのに、とローマの歴史を例えながら続けます。
リプトンは否定しないから広まるんですよ、と言うと「非情な男と思わせておきたかったんだろう」と返し思わずリプトンは微笑します。
そして「隊員たちは噂など気にしません。優秀な指揮官を得てみな喜んでいます」と伝えます。
「優秀な指揮官なら前からいるって聞いたぞ。激しい砲撃の中部下を支え士気を高め的確な指示を出した優秀な指揮官だ」
スピアーズの言葉に「何言ってるんだろう?」て顔をしながらじっと聞き入るリプトンにスピアーズはこれ以上ない優しい笑顔で
「君の事だよ。君が隊をまとめてきたんだ。」そしてリプトンの昇進が決まったことを伝えます。
リプトンは近いうちに少尉となることが決まりました。

この笑顔にはちょっとびっくり。役者って怖いって思った瞬間です(笑)スピアーズさんが女性に人気があるのがわかりますね。
そしてこの最後はちょっと泣けました。
リプトンの昇進もそうですが何より今までのリプトンの苦労がちゃんと上官にはわかっていたのが嬉しかったですね。
この昇進の申請はスピアーズがしましたがこれをウィンターズさんが承認しているので強力に後押ししたんでしょうね、きっと。
よかったねーリプトン。

以下、原作からの抜粋です。
厳しいバジルの戦いが終わろうとしています。
バストーニュで戦った者たちはすべて大きな苦しみを味わっていました。
彼らが戦い抜けたのは固いきずなで結ばれた兄弟の一団となったからでした。
あのフォア郊外の雪の中生きるか死ぬかの瀬戸際で彼らが結束を失わなかったのは先任軍曹のリプトンと
彼の仲間の下士官たちが統率と気概と団結を与えたからでした。
そして彼らの大半があのトコア基地の出身でした。
中隊長、将校たちそして隊員たちが新しく入れ替わっていく中でE中隊の精神が失われなかったのは下士官たちのおかげでした。
また第2大隊副隊長のウィンターズが事実上の大隊長を務めたことも大きかったようです。

エピソード8に続きます。

スタートレック イントゥダークネス鑑賞

2013-08-25 15:40:42 | 映画+Benedict Cumberbatch
スタートレック イントゥダークネス観てきました。

ちょっとだけ感想を。

以下、ストーリーの内容が含まれますのでご注意ください。



冒頭からいきなり緊迫の場面から始まり掴みはOK!(古い)な感じで。
とにかく迫力ある映像がてんこ盛りでそれだけでも楽しめました。
カークとスポックのやりとりもテンポが良かったですね。前作を観ていない私は大人なふたりしか知らないのでとても新鮮でした。

いつでも感情を抑え冷静で規則を厳守するスポックと奔放でちょっとやんちゃなカーク。
こんな静と動のコンビ、大好物です(笑)

クリス・パインの青い目がすごくキレイに映えていました。

そして「世紀の悪役」ジョン・ハリソン。

先ほど「STID」を検索したら既にウィキがあってしかもジョン・ハリソンの正体もしっかり表記されていたので
もう書いちゃっていいですかね。

テロしちゃったジョン・ハリソンを追いかけるカークさん一行。
その時にマーカス提督から指示されて魚雷を載せるのですがその魚雷が何なのか突き止めるために
エンタープライズ号のクルーに志願したのが提督の娘、キャロルちゃん。

クロノスに向かったらクリンゴン人に襲われて多勢に無勢でもうダメかも、と思ったところにジョン・ハリソンが現れ、
ほとんどひとりでクリンゴン人をやっつけちゃいます。

この前髪ハラリが度々出てくるんですが、何かちょっとエロいです(笑)かなり気に入ってます、私。

魚雷の搭載を確かめた後、なぜか素直に投降するハリソンさん。

上映前からいろいろ出回ってた画像がここの場面でした。

あ、ニコファーレ(笑)

マーカス提督から殺害命令が出ていましたが殺さずに逮捕する選択をしたカークキャプテン。
そこでハリソンさんは自分が「カーン」だと告げ、魚雷に入っている冬眠カプセルで眠る人たちは自分の部下だという事、
部下をマーカス提督に人質に取られたので魚雷に入れて救出させようとしていた事、そしてマーカスの陰謀も明かします。

「世紀の悪役」はカーンだったんですね。
部下は家族も同然なんだ、家族を助けるためには何でもすると言いながら涙を流すカーン。

青白い肌と瞳の色のせいかすごく人間離れしていて遺伝子操作を受けた「改良人間」の雰囲気にピッタリでした。
細かい事ですがベネさんが泣くときはいつも右目から涙が出るような。。。あ、私キモいですか?


マーカス提督の陰謀を知ったカークはカーンの引き渡しの命令にも逆らいマーカスからエンタープライズ号ごと攻撃されますが、
カークはカーンと協力してマーカスの戦闘艦に侵入します。
しかしカーンはカークを出し抜いてマーカスを殺害し戦闘艦を乗っ取りついでに(笑)エンタープライズ号を撃沈しようと
攻撃しますが、スポックの機転で戦闘艦を爆破、何とか危機を脱出します。
ここの場面も緊張の連続で目が離せなかったです。かなり危なかったエンタープライズでした。


かろうじて地球に着陸し逃亡するカーンをスポックが追いかけます。
走るカーンを追いかけるスポック。もうとにかく走る走る。

ガラスのドアを破るカーンがめちゃかっこいいです。
追いつめられスポックのヴァルカン神経掴み攻撃にも耐え、激しく抵抗するカーン。

急きょカーンを生きたまま捕える必要ができたためウフーラも加勢し何とか身柄を確保、そのまま仲間とともに冬眠させます。

カーンの冬眠と映画の最後のシーンがテレビシリーズに繋がるわけです。
ちゃんと最後のシーンにテレビシリーズのテーマソングも流れていました。

うろ覚えながらもかなり内容に触れましたが、この映画のメインイベント(?)であるカークとスポックの
最重要シーン(笑)とそれに関わる内容は割愛しました。

この映画を観た感想を一言で表すと「カークとスポックのブロマンス・・・あー、いえ、友情物語だったんだ、これ」です(笑)
ちょっと狙いすぎてない?と思うほどふたりの愛が終始炸裂しています。

そして、スコッティ@サイモン・ペグも欠かせないキャラクターでした。
サイモンさん、映画の中だけでなく外でも大活躍していましたが(笑)あのニュートロンクリームの張本人ですよね。


ウフーラさんも強くてステキな女性でした。
どんな状況にも怯まず立ち向かいますがその強さはスポックさんを守るためにあるんですね。


で、
キャロルって必要だった?
と思っちゃうほどあまり存在感がなかったように正直思いました。
かなりメインの扱いだったけどウフーラさんに負けてましたよね。結局ボンドガール的な役割だったのでしょうか。

笑いあり涙もありドラマチックに展開していくところはさすがハリウッド映画でした。


今回は2Dでしたが映像が本当に良いので気分は3Dでしたよ。
でも次は3Dで観ます!
3Dは「アバター」を観たときにちょっと映像酔いしちゃったのでそれ以来3Dは避けていたんですが頑張ります。

余談になりますがJJ監督のスターウォーズも大丈夫な気もしますが(←偉そう)
スターウォーズはダースベイダーとオビワンに纏わるスト^リーもエピソード6で終わっていて、
JJが監督する7はかなり新しい設定でもOKだと思いますがファンとしてはこの映画のテーマである「ジェダイとフォース」が
きちんと理解されていれば問題無いかなーとも思います。

最後にTumblrで拾ったGIFが面白かったので貼っちゃいます。ダンシングベネさん3連発。
(スマホ版でご覧になるかたは画像をクリックしていただいて元のサイズにしていただくと動きます)






シャーロック 大いなるゲーム-S1E3- その2

2013-08-24 08:19:36 | Sherlock
原題:The Great Game


その1の続きです。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。



221Cの部屋の鍵をハドソンさんに開けてもらい中に入ると、画像の通りスニーカーが置いてありました。

シャーロックがスニーカーに顔を近づけた瞬間、ピンクの携帯が鳴ります。
番号は非通知でした。

電話を取ると女性が泣きながら話します。
「君にちょっとしたパズルを贈る。あいさつ代わりだ」
「なぜ泣いているんだ?」
「私はタイプをしているだけ。その文章をこの女が読み上げているんだ」
それを聞いたシャーロックは「ついに開幕した。この時がくるのはわかっていた」
そして、「制限時間は12時間だ。時間内にパズルを解かないととんでない事をするぞ」
そう話した女性の身体には爆弾が装着されていました。


セント・バーソロミュー病院でシャーロックはスニーカーの鑑識をします。

「あの女性誰だろう」と心配するジョンに
「ただの人質だ。何の手がかりにもならない心配するのは無益だ。」と言い放つシャーロック。
「そうじゃなくて」と言うジョンに「携帯のメール確認して」と自分のポケットに入っている電話をとってもらうシャーロックでした。

いや、取ってあげる方もあげるほうでしょ、ジョン。

「マイクロフトからメールだ。設計図はどうなってる?って言ってる。8回も送信があるよ、重要なんじゃ」
「なのにマイクロフトは歯医者へ行った」
「は?」
「アンドリューは設計図を盗んで売ろうとして死んだだけだ。こっちのほうが面白のになんでマイクロフトは邪魔するんだ」
「人質が死ぬかも」シャーロックの面白いという言葉に反応したのかそんなジョンの言葉に、
「だから?死にそうな人間は病院にもいるよ。同情が役に立つか?」
ジョンが絶句しているとコンピューターが結果をはじき出した合図の音を出すと同時にモリーが入ってきました。
その後ろには男が立っています。

モリーはボーイフレンドだと言ってジムを紹介します。
シャーロックはいつものごとくざっとジムを検分すると「ゲイ」と呟きます。
「今何て?」と聞くモリーに「いや・・・Hey」と挨拶するふりををするシャーロックです。ゲイとヘイね(笑)
ジムが「もう行くね」と言って立ち去るとモリーは「私の彼はゲイじゃないわ」と抗議します。
もちろんシャーロックはゲイであることの推理の証明を話し始め、最後に「だから今のうちに別れれば痛みは少ない」と言います。
これはシャーロックなりの忠告というか思いやりなのかもしれませんね。
言ってることは正論ではあるけど言い方がひどくて全然伝わらないけど。
モリーが怒って出ていくとジョンは責めるようにシャーロックを見ます。
「言った方が親切じゃないの?」そう尋ねるシャーロックに「全然違うよ。それは親切じゃないよ」


少し考えるように間をおいてからシャーロックはスニーカーを手にしてジョンに言います。
「このスニーカーを推理して」
「出来ないよ、君バカにするだろ?」と言うとシャーロックは
「人の意見は参考になる。本当だ」と真剣な顔で言います。
もしかしたらさっきのジョンの忠告に対するシャーロックの気持ちですかね?やっぱりわかりづらいけど(笑)

ジョンはこの時のブログには「推理させられて、間違いを指摘されて恥をかかされた」とあるので、
「君の意見は間違ってるよ」とシャーロックに言われたって解釈なんでしょうか。もしかして私の解釈が妄想すぎ?

そうしていつものごとくシャーロックがスニーカーに関する推理と証明をしていきます。
そして話しながら持ち主に誰であるかに気づきます。
「カール・パワーズだ、ジョン」
「誰?」
「僕の最初の事件だった。学生の水泳選手が溺死したんだ」
「奇妙な点が?」
「疑問を持ったのは僕だけ。まだ僕も子供だったんだ。カール・パワーズは水中で発作を起こして死んだけど、
靴がなかったんだ。ロッカーに服はあったのに靴だけなかったんだ。警察に話したけどダメだった」


制限時間は6時間を切ります。
黙々と答えを探すシャーロックにジョンもたまらず「何か手伝う?」と言ってるそばからマイクロフトからメールが入ります。

「国家の大事だそうだ、無視できない」そんなジョンは「無視してない、精鋭を送り込む」と言われ安心したのもつかの間、
精鋭とはジョンのことでした。

ジョンは詳細をマイクロフトに伺います。
マイクロフトは頬をさわりながら痛そうにしています。歯が痛いんですね。
「アンドリューはブルース・パーティントンに末端で関係、身元は確かでテロとも繋がりはない。
昨夜10:30に婚約者が最後に目撃。人と会うと言っていた。バタシーまで電車で行った形跡はないので死んだ経緯が問題だ」
「シャーロックの答えに期待をしている」

顕微鏡を覗いていたシャーロックが突然「毒だ」と叫び横にいたハドソンさんが慌てて逃げていき、
ちょうどジョンが帰ってきました。
「ボツリヌス菌、地上最強の毒の一つだ。カール・パワーズは皮膚炎の薬に毒を仕込まれて殺されたんだ」

シャーロックは自分のサイトからカール・パワーズの死因を書き込みます。
すると女性から電話があり「素晴らしいお手並みだ。」と言いその後無事に解放されます。

ヤードでレストレードが捜査結果をシャーロックに伝えます。

女性は突然拉致され爆弾を着けられたこと、常に狙撃手が狙っているので居場所を言えない事、メッセージはポケベルを
通じて女性に伝えていたことなどを聞きシャーロックは思わず「エレガント]と呟きます。
「僕のほかに退屈している奴がいるんだ」そう言うと再びピンクの電話にメッセージが入ります。
4回のピップ音と一枚の画像。車の画像でした。
そしてシャーロックに電話が入っているとドノヴァンが伝えます。犯人からでした。
つまりシャーロックがヤードにいる事はお見通しなんですね。

「カール・パワーズは嫌いだったんだ」今度は別の声からの電話です。
男の声ですが彼も爆弾が仕掛けられロンドンの交差点に立たされていました。
「今度は8時間やる」
その時レストレードから車の所在が確認できたと言われ現場に向かいます。

「銀行家が昨日レンタルした車だ。彼は妻に出張に行くと言って姿を消した」
レストレードの報告を聞き、車の中を調べると大量の血痕がありました。
「血のサンプルをラボに運んで」そう言うとシャーロックは妻のところに行きます。
「我々は」とのジョンの言葉を遮り「奥様ですか?ご主人の友達のシャーロックです」と言いジョンが固まります。

「あなたのことは聞いてないわ」
「変だな、つい先日会ったのに。昔と変わらない彼だったよ」
「え?主人はここ何ヶ月もうつ病だったのよ。あなた誰?」
「車をレンタルするなんて、妙ですよね」

この場面、本当に右目から涙が出てるんですよね。
BDのコメンタリーでマークさんが泣くのは脚本になかったけどって言ってますが、役者ですねーベネさん。

「自動車税を払うのを忘れただけよ」という妻に「彼はそういう奴だ」と言えば「彼は違ったわ」と反論したので
「それは興味深い」と突然素に戻って立ち去ります。
「なぜうそを?」ジョンが聞くと
「人は反論させるとよく話す。過去形だった。まだ車が見つかっただけで死体も出ていないのに夫の話を過去形で話してた」
「彼女が殺した?」
「違う、彼女が犯人ならもっと気を付ける」
「次はどこへ?」
「ヤヌス・カーズ。車の中にカードがあった」
制限時間まであと6時間を切りました。

その3に続きます。