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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

30AUG 最近のいろいろ

2015-08-30 17:15:39 | BC_2015・2016
エジンバラの「Edinburgh Television Festival」に出席したマーティンが
インタビューでシャーロックやハムレットについてちょっとだけ話をしていたので
今回はほぼマーティンのお話です。

いくつかのオンラインニュースに掲載されていたので抜粋しています。
毎度の駄訳です。

まずはRadioTimesから。
Filming Sherlock all year round?


1シリーズにもっとエピソードを増やしてほしいという100万人のファンの願いをよそに、
そんな長い撮影はしたくないとマーティン。
BBCが長いシリーズの制作を決めたらきっと退屈するようになる。
もっと作って、とみんなが言う。
「オフィス」みたいだね。だけど5年続けてたらみんな嫌になってたと思うよ。
僕は退屈の閾値がすごく低いから(退屈しやすい)それはしないでくれるとありがたいよ。
僕は他のこともいろいろやりたいんだ。

「未知」が好きだし自分が次に何をやるのかわからない、というのが好き。
冒険するみたいに。6週間仕事をしないで何かをするのもいいね。
もし9か月もシャーロックの撮影をしたら最初の1ヶ月はいいけどそのあとの8か月は
「Oh, Christ…really?」ってなるよ。

ビクトリア時代のシャーロックはクリスマスあたりか来年の始めごろに放送され、
新しいシリーズは2016年に撮影開始になります。

オフにベネディクトのハムレットを観に行くことになっていたとマーティン。
彼の演技を称賛したんだ。と言います。
「すごくよかったよ。わかりやすかった。彼の言葉でシェイクスピアを身近なものにしたんだ。」
そしてアドバイスはしなかった、何の役にも立たないので、と。
誰でも舞台の時はポジティブになっているんだ。
だから称賛する以外は何も言える事はないよ。

以上です。

マーティンは一貫してるなー(泣)
同じ役を長い間演じるには嫌だとずっと言ってますもんね。
マーティンの演技に対する考え方はとても好きなんですけど、
これに関しては、そんな事言わずにーー!と思わずにはいわれません。

モファットさんはできるだけ長く続けたいと言っていましたが、
やっぱり当初噂されていたS5で終了?最悪S4まで?
4年に一度でもいいですから、隠居までやってほしいんですけど。。。


こちらはテレグラフから。
内容はRadioTimesとほぼ同じです。
It comes after Cumberbatch's mother hailed him as "a bloody good Hamlet"


話題になっている舞台を見るためにお金を払いましたか?と質問に
笑いながら「No」とマーティン。

僕たちは招待されたんだ。
ベネディクトはすごく良かった。すごくわかりやすかったよ。

友人や共演者として何かアドバイスをしたか?に対して、
誰でも舞台はポジティブに演じるだけだからそれ以外は何の助けにもならない。
あからさまな批判は役に立たない。他にできることは何もないからね。

「リチャード3世」にベネディクトは観に来ていた。
彼がチケット代を支払ったかどうかはわからないけどね。
と冗談を言っていたマーティン。

バラエティではシャーロックのオーディション話も。
Martin Freeman on First ‘Sherlock’ Audition


ベネディクトの相手役として配役されるためには2度目のオーディションに呼んでもらう必要があった。
ワトソン役をゲットするには2度のオーディションを受けなければならなかった、とマーティン。
気難しくて嫌な奴だから嫌われていると僕のエージェントが言っていた。
2度目のオーディションに呼ばれてベンと本読みをしたけどね。

オリジナルのシャーロックはリジェクトされたから90分で作り直した。
バカなことだと思ったけど僕が間違っていた。

マーティンの最初のテレビ出演は15年前、英国警官のドラマ「The Bill」だ。

僕は全然ダメだった。カメラの前に立つのが得意じゃなかった。
でも初めての試みとしては悪くはなかったよ。

「オフィス」のティム役でブレイク、ハリウッドに知れ渡るきっかけでもあった。
伝統的なジョークや笑っている場面がほとんどなかったが面白いドラマだということを本能的にわかっていた。
「オフィス」の後、みんな僕が「スタンドアップ・コメディアン(お笑い芸人?)」と思っていたみたいだけど
僕はコメディアンではなくお笑いもできるちゃんとした俳優でありたいと思っているよ。

タイプキャストになるのを防ぐため、「ホビット」のビルボ・バギンス、
リチャード3世の舞台、「シャーロック」や「ファーゴ」のような役もこなした。

長編映画とテレビドラマで演じるのに何か違いはあるか?の質問に、
「No」とマーティン。
場面では何が起きているのかを観衆に納得させないといけないのは同じだよ。

アメリカのテレビの仕事で大きく変わったのは制作スケジュールの速さ。
「ファーゴ」は質の高いドラマをどれだけ速く作るんだよと信じられなかった。
1エピソードを7~8日でつくるんだ。彼らのスキルがあるからこそできるんだ。

もうひとつの大きな違いについてはインパクトはなかった。
イドリス・エルバが言っていたことを思い出したんだ。
アメリカで仕事をするのは英国のテレビや映画業界では黒人俳優の枠がほとんどないからだと。
許容範囲の違いかな・・・・これ以上は言えないけど。

「ホビット」のビルボ役をもらえた事で「ファーゴ」にも効果的に入り込むことができた。
「ホビット」がなかったら、すごく苦労していたと思う。

しかしハリウッドの一員になったことでマイナス面もある。
彼のことが知れ渡っているため、
「1パイントのミルクを買いに行こうとすると1時間かかる」とマーティン。

そんなにヒドイ状態ではないけど、気に入っているとは言えないよ。
みんな名声のために演じているわけではなく、好きだからやってるんだ。


さて、
ベネディクトのご子息のお名前が決まったようです。
デイリーメールが報じていました。
What’s Benedict Cumberbatch's baby boy called? You’ll CCC


ウェストミンスターのPortland Hospitalで6月1日に生まれたそうです。
6月1日か・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それはさておき名前は、
Christopher Carlton Cumberbatch
クリストファー・カールトン・カンバーバッチ。略してCCC。
パレーズエンドのクリストファー・ティージェンスと同じねって言っています。

ラストはマッツ・ミケルセンがDr.ストレンジに出演か?という記事。
Mads Mikkelsen Talks To Join ‘Doctor Strange’ In Very Early Stages


まだ交渉は初期の段階のようですけど、悪役のひとりとしてのオファーとの事です。
シャーロックvsハンニバルと騒がれていて、
どうせならドラマでリアルにその構図が見たいなと思ったりしましたが
よく考えてみれば、誰も得しないコラボですよね。
どっちが勝ってもファンとしては嬉しくないわ。・・・と、真面目に考える話ではないですけど。

それではこの辺で。

ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 2 of 4

2015-08-28 18:17:29 | ロード・オブ・ザ・リング
The Lord of the Rings: The Two Towers
2002年
Director:Peter Jackson
Screenplay:Fran Walsh Philippa Boyens Peter Jackson
Based on The Fellowship of the Ring by J. R. R. Tolkien

好きな場面をあれもこれもと入れてたらほぼあらすじになっちゃった。
私は日常品はかなりガンガンと捨てられる方なのですが
煩悩ゴコロとなるとこれっぽっちも捨てられなくなるんですよね、やだわー。
3回では終わらない事がわかったのでこっそり4分割に修正してます。
だって今回は3班に分かれて行動してる分見どころも3倍ですし・・・
誰に言い訳してるんだ(笑)


ローハン。
エオウィンがセオデンに息子、セオドレドの死を伝えますが反応がありません。
悲しくて外を見つめるエオウィンはガンダルフ一行が到着したのを見ます。

入り口で武器をすべて預けるように言われますがガンダルフが「老人から杖を取り上げるなんて」と
急に年寄りになり、そのあとアラゴルンにウィンクとかホント、かわいいです。


王の間に乗り込む一行。


ガンダルフはセオデンからサルマンを追い出そうと杖を向けます。
「Theoden......son of Thengel......too long have you sat in the Shadows.」
グリマの配下が杖を取り上げようとしますが、アラゴルンたちが食い止めます。
この場面がものすごく水戸黄門なんですけど!
でも絶対誰もが思ったはず。
みんな素手で立ち回っていて、その中心でガンダルフが悪人を断罪してるし。
じーんせい楽ありゃ苦ーもあるさ(古)


セオデンからサルマンを追い出すとセオデンのお顔がみるみる変わっていきます。

セオデンはグリマを追放し、セオドレドの葬儀を執り行います。

すぐにでもサルマンの軍隊が攻め込んできそうなので対策を練ります。
北に向かったエオメルたちを呼び戻そうと提案しますがセオデンは戦わずヘルム渓谷に避難することを決めます。
戦わない事に怒ったガンダルフはエオメルを呼び戻すために北に向かいます。
「With luck, my search will not be in vain.
Look to my coming at first light on the fifth day. At dawn, look to the east.」
うまくいけば捜索は無駄にはなるまい。5日目の夜明けに私は戻る。東の方角から。


ローハンの厩舎で暴れる馬をエルフの言葉でなだめるアラゴルン。
その馬はセオドルドの馬で「ブレゴ」という名前でした。
なぜエルフの言葉を?とエオウィンに「裂け谷」で育ったのだと言います。
そしてこの馬は今まで十分すぎるほど戦争を見たきたので自由にするよう頼みます。


サルマンのところに逃げ帰ったグリマはアラゴルンがはめていた指輪の特徴を報告し、
サルマンはその指輪がバラヒアの指輪だと知り、アラゴルンの正体に気づきます。


エオウィンが自分の剣を出して素振りをしているところにアラゴルンが現れて、
エオウィンの剣を受けるこの場面もすごく好きなんです。

一生閉じ込められることが怖い、というエオウィンに、
「あなたはローハンの盾持つ乙女だからそんな運命にはならないよ。」とアラゴルン。

ゴラムを救いたいというフロドとゴラムが信じられないサムがちょっとケンカ。
「あなたは指輪に捉われている。指輪と戦ってください。」というサムの言葉に、
「I know what I have to do, Sam. The Ring was entrusted to me. It's my task. Mine! My own! 」
自分が何をすべきかわかってる。指輪は僕に委ねられたんだ。僕の役割だ。僕の。と声を荒げるフロド。
サムは「何を言ってるのかわかってるんですか?誰かとそっくりだと思いませんか?」と反論します。
そっくりとは・・・・ゴラム?

フロドとサムが眠っている時、ゴラムとスメアゴルが葛藤しています。
フロドを信じていると言うスメアゴル、この時点でゴラムの人格は一旦消える事になります。
しかし翌日、フロドたちはファラミアに捕らわれてしまいます。


ヘルム渓谷に向かう一行。
ギムリがエオウィンにドワーフの女性の話をしていて、アラゴルンが髭があるんだよとか話していますが、
ホビットを観ると、ドワーフの女性に本当に髭があって笑っちゃいました。

ここからの場面、私は今回初めて観ましてラブコメの王道展開にちょっとびっくりしましたが
私的にはものすごく美味しい場面でした。
エオウィンが自分で作ったシチューを通りかかったギムリに勧めますが、
ギムリは匂いを嗅いで慌てて断っています。失礼な。
その後アラゴルンにもお勧めし、頂きますをしますが一口食べて、「うっ」と固まるアラゴルン。
エオウィンが心配そうに見つめているので「・・・美味しいよ」と言うしかないアラゴルン。
それを聞いて嬉しそうに戻ろうと後ろを向いた隙にシチューを捨てようとしますが、
再びエオウィンが振り向くので慌てて手を止めた反動で熱いシチューが手にかかり懸命に我慢するアラゴルンなんです。


エオウィンはアラゴルンに聞きます。
「叔父(セオデン王)におかしな話を聞いたんです。あなたが私の祖父(センゲル王)と一緒に戦いに出たと。」
アラゴルン
「セオデン王はよく覚えていますね。当時彼はほんの小さな子どもでしたよ。」
それを聞いたエオウィンは「それだとあなたは少なくとも60才って事ですよ。」
アラゴルンがちょっとばつの悪そうな表情なので、
「え?じゃあ70?まさか80ではないですよね?」とエオウィンに、「87才です。」とアラゴルン。
「あなたはドゥネダインなのね。長寿を誇るヌメノールの子孫。」
「今はもう少数しかいません。北方王国はずいぶん前に滅びました。」


その夜、アラゴルンは夢を見ます。実際には夢ではなく裂け谷での事を思い出してるんですね。
エルフたちとの会話って結構難しくて、更にこのあたりは時系列がさっぱりわからなかったんですけど、
今回、原文を見ながらじっくりと考えながら見たらやっと何となく理解できました・・・・と思います(笑)
字幕だと端折らなくてはいけない分少々そっけないセリフになっているのかも。

AG→アラゴルン AW→アルウェン ER→エルロンド
AW「The light of the Evenstar does not wax and wane.
It is mine to give to whom I will. Like my heart. Go to sleep.」
夕星の光に盛衰はありません。私は私が望む人に与えるのです。私の心のように。さあ、眠りなさい。
AG「You told me once that this day would come.」あなたはこの日がくると話していたね。
AW「This is not the end... it is the beginning. You must go with Frodo. That is your path.」
これは終わりではなく、始まりなのです。あなたはフロドと行かなければなりません。
あなたの道筋なのです。
AG「My path is hidden from me.」私の道筋は私には見えないのです。
AW「It is already laid before your feet. You cannot falter now.
If you trust nothing else... trust this. Trust us.」
それは既にあなたの足元に敷かれています。あなたがためらうはずがありません。
何も信じるものがないなら、これを(ペンダント)信じてください。私たちを信じてください。

これはフロドと行くことが決まった日の話?
で、このあとのエルロンドとの会話はその日の夜?

ER「Our time here is ending. Arwen's time is ending. Let her go.
Let her take the ship into the west. Let her bear away her love for you to the Undying Lands.
There it will be ever green.」
ここでの我々の時間は終わる。アルウェンの時間は終わる。
彼女を行かせなさい。西に向かう船に乗せなさい。
君への愛とともに不死の国へ。そこでは色あせないだろう。
AG「But never more than memory.」だが、思い出以上のものにはなりません。
ER「I will not leave my daughter here to die.」
私は娘がここで死ぬのを放ってはおけない。
AG「She stays because she still has hope.」
彼女は望みを持ち続けているからここにいるんです。
ER「She stays for you. She belongs with her people.」
君のためにここにいるんだ。彼女の居場所はここではない。

結構寛容な印象のエルロンド卿だったんですけど、娘のBFには厳しいのー。
そして出発の朝。

AW「Is this how you would take your leave?
Did you think you could slip away at first light? unnoticed?」
こんなふうに去ってしまうのですか?
夜明けなら静かに立ち去る事ができるとお思いですか?気づかれないと?」
AG「I will not be coming back.You have a chance for another life. Away from war... grief... despair.
私はもう戻らないでしょう。
あなたには別の人生があるのです。戦や悲しみや絶望から離れて。
AW「Why are you saying this?」なぜそんな事を?
AG「I am mortal. You are Elf-kind. It was a dream, Arwen. Nothing more.
This belongs to you.」
私は死を免れる事はできないけどあなたはエルフです。
夢だったのです、アルウェン。それ以上のものではないのです。
これはあなたものです。(ペンダントを返そうとする)
AW「It was a gift. Keep it.」差し上げたものです。持っていてください。
そして現在に戻りエオウィンの彼女はどこに?の質問に「不死の国へ」と答えています。
ほぼ全文載せてしまいましたが誤訳への突っ込み、お待ちしています。

そこにワーグに乗ったオークが現れます。
セオデン王はエオウィンに女性や子どもたちをヘルム渓谷に導くよう命令し、戦いになります。
その時、アラゴルンはワーグとともに谷底の川に落ちてしまいます。夕星の光を残して。

怪我人以外は置いていく、とセオデン王にちょっとご立腹なレゴラス。

気を失ったまま岸に流れ着いたアラゴルンですがそこに解き放ったセオドレドの馬、ブレゴが登場。
アラゴルンを助けるんですが、アラゴルンの顔や体を鼻先で押しながら跪いて背に乗せるんですよね。
何て賢くて可愛いんでしょう。ブレゴ欲しい。

続きます。

ハムレット その5

2015-08-26 22:38:46 | Hamlet

無事にプレスナイトをお迎えし、批評も解禁となりました。
私はプレスナイトでさえ今回初めて知ったのでよくわかりませんが、
レカペあり、プレスボードありで映画のプレミアのようでした。
いや、まー意味は同じなんですけどね。

プレスナイトにはいろいろな方が来ていたようです。
マーティンとアマンダさん、このふたりは公式の画像は見ていませんが隠し撮りされたものはありました。
パパとママ、カロンさん、エミリーさん、JRさん、アダムさん。
ルイーズと御大もいらっしゃいました。


ダンさんとアレン・リーチ。


ダンさん夫婦とベネディクトとソフィーさん夫婦を並べてみました。


ベネディクト。


もうひとつ。


集合写真。


何かまたBBC Threeが・・・
まだ誰もいないプレスボードの画像で、
プレスナイトであなたもここに入って大笑いしましょ。って言ってるのかしら。
http://bbcthree.tumblr.com/post/127581204952/nixxie-fic-first-pics-of-sophie-hunter-at

一度どこかに招待されたらうれしいわ。私たちはシャネルを着るの。とBBC Three。

さて、すごい勢いでレビューが出てきていました。
全然読んでいないけど、てか読もうとも思っていないんですけど、
シェイクスピアの批評なんて日本語で書いてあってもよくわからないし(涙)
星だけ見ると2つのところもあれば5つもあるので評価が分かれているんでしょうね。
でも総じてベネディクトの演技は高評価だったようです。

見出しの訳、全然違っているかもなのでスルーしちゃってください(泣)



「当てつけに破壊する王子は自発性に欠ける」星3つ
The Independent

「カンバーバッチの演技に失望はなかった。」星4つ
Whats On Stage 

こちらは星の評価はありませんでした。
The Hollywood Reporter



こちらは星5つ
Londonist




「彼自身をリンゼイ・ターナーの作品に反映させるのに苦労していた」星3つ
Time Out London

こちらも特に星はありません。
The New York Times



「ヒステリーの正当化」星4つ
The Telegraph

見出し、どう訳していいのかよくわかりませんでしたがそのままなら結構辛口かも。星2つ
The Guardian



こちらは主に画像です。
The Stage

こちらは各紙のレビューのまとめになっている感じです。
Broadway World.com

最後にBBCニュースです。
BBC News

しかし・・・本当にみるみる痩せてきちゃってますね。
意図して痩せているならいいんですけど・・・
体力温存しつつ何とか完走してもらいたいです。

ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 1 of 4

2015-08-24 20:01:30 | ロード・オブ・ザ・リング
The Lord of the Rings: The Two Towers
2002年
Director:Peter Jackson
Screenplay:Fran Walsh Philippa Boyens Peter Jackson
Based on The Fellowship of the Ring by J. R. R. Tolkien

LotR 2作目です。
これも好きな場面がたくさんたくさんありすぎて気がついたら画像がてんこ盛りです・・・
どれも捨てられなくて・・・
しかも、今回はスペシャル・エクステンデッド・エディションを観たんですよ。
映画公開時にはカットされていた場面がいくつかありましたが、
カットするなんて勿体ない、な場面ばかりでした。

前回より長くなりますが相変わらず書き散らかしのあらすじ感想文です。
指輪物語のファンの方でうっかりここを通りかかってしまった方、本当にすみません。

前回のガンダルフとバルログの闘いから始まります。

「Gandalf!」
「Fly, you fools!」

「ガンダルフ」と叫びながら目覚めるフロド。夢だったんですね。
エルフのロープを使って崖を降りる場面になりますが、
これって裂け谷製かと思っていたらガラドリエルさんのところのロープでした。
降りている時にサムが小さな箱を落としてフロドが拾うのですが箱の中身は塩でした。
ホビット庄特選のお塩だそうで、それを見たフロドは思わず「いい奴だな」と少し笑顔を取り戻しています。

「Sam. My dear Sam.」とフロド。

「ホビット」でもガンダルフが、闇をはらうのは偉大な力ではなく日々の営みだと言ってましたよね。
それを忘れず大切にするサムだからこそ指輪に誘惑されないんですね、きっと。

道に迷ってしまったふたり。
「I don't think Gandalf meant for us to come this way.」
僕たちをここに来させるつもりなんてガンダルフにはなかったと思うよ、とサム。
「He didn't mean for a lot of things to happen, Sam......but they did.」
彼の意図してなかったことがいろいろと起こるね、とフロド。

そしてゴラムが初めて姿を現します。

このフロドがとても好きなんです。

指輪を狙うゴラムを拘束し、黒門まで道案内をさせることに。

案内を請け負ったゴラムですが、途中葛藤する場面があります。
モルドールに戻りたくない、でも指輪の主(フロド)に逆らえない。
たくさんのオークと地下牢といつも見張っている大きな目、とモルドールを描写しています。

一方オークに拉致されてしまったメリーとピピンはアラゴルンたちが追ってきていることを知ると
ピピンはロスロリアンでマントと一緒にもらった葉っぱのブローチをこっそりと落とします。


オークの足音を確かめながらひたすら追い続けるアラゴルン、レゴラス、そしてギムリ。

3日間、飲まず食わず休まずだと愚痴りながらも走り続けるギムリ。
そしてピピンが落としたブローチを発見し、更に足を早めます。


その頃の2つの塔の人たち。


一方、ローハンでは捜索にきたエオメルが瀕死の重傷を負ったセオデン王の息子、セオドレドを見つけ、
オークがモルドールではなくサルマンが差し向けた事を知ります。
サルマンはグリマを使ってローハンの王、エオメルを操っていました。

結局グリマはエオメルとその一派を追放してしまいます。

メリーとピピンをさらったオークたちはファンゴルンの森の近くで休憩をとりますが
そのうち内紛になり更にそこをエオメルの軍勢が通りかかりオークを征伐していきますが、
どさくさに紛れて逃げようとするピピンに馬が!

と、いうところでカットイン、レゴラスは赤い空を見上げて、
「A red sun rises. Blood has been spilled this night.」
赤い陽が昇る。夜に血が流されたんだ、と言います。

途中、エオメルたちに遭遇するアラゴルンたち。

馬がかっこいいですよねー。列をなしてドカドカっと走る場面は圧巻です。

メリーたちを救い出すためにオークを追っている事を説明すると、
エオメルはそのオークはみんな殺して焼いた、ホビットたちも殺しちゃったかも、と言います。


それを聞いた時のアラゴルンの表情が悲しそうな何とも言えない表情で・・・


お詫びに馬を2頭いただきます。去り際のエオメルのセリフです。
「Look for your friends. But do not trust to hope. It has forsaken these lands. 」
君たちの友人を探すといい。しかし望みを託すな。ここは見捨てられた土地だ。

北に向かうエオメルの軍隊を見送るアラゴルンのこの場面もすごく好きなんです。


ファンゴルンの森までたどり着き、焼かれた死体の山からメリーのベルトを発見します。
レゴラスはエルフの言葉で哀悼しています。
(May they find peace in death.)
跪いたアラゴルンはふとホビットたちの足跡を見つけます。


アラゴルンが痕跡を辿りメリーたちの行動とリンクさせているこの場面もすごくいいですよね。


痕跡がメリーたちがファンゴルンの森に入ったことを知らせます。


森の中に逃げたメリーたちはそこでエントと出会います。
エント、大好きー。


一方、フロドは指輪を大事そうに撫でています。ヤバいです。
そしてゴラムに、君はホビットのような種族でスメアゴルという名前だったんだよね?とゴラムに聞きます。
ゴラムはその名前を懸命に思い出します。


ファンゴルンの森に入るアラゴルンたち。
ここの木は昔エルフが言葉を教えたとレゴラス。木々が何かを話し合っているようです。
その時レゴラスが白の魔法使いの気配を察し3人とも臨戦態勢をとり、
攻撃しますが、現れたのはガンダルフでした。
神々しいわー。

その姿にレゴラスはサルマンだと思い攻撃したことを謝り、ギムリも頭を下げています。
ガンダルフのセリフ。
「I am Saruman. Or rather, Saruman as he should have been.」
私はサルマンだよ。と、いうより本来はサルマンがこうあるべきだった。
そしてバルログとの壮絶な戦いと白の魔法使いになった経緯を説明します。
サルマンがダークサイドに堕ちちゃったから、ガンダルフが継いだんですかね(いい加減)
アラゴルンが「ガンダルフ」と呼びかけると、
「That was what they used to call me. Gandalf the Grey. That was my name.
I am Gandalf the White.」
ガンダルフ?そうだ、その名前で呼ばれていた。灰色のガンダルフと。それが名前だった。
今は白のガンダルフだよ、と言うガンダルフの表情がお茶目でかわいいんです。

下は「メリーとピピンをここに導いた。ふたりが大きな変化をもたらす。」と話すガンダルフに、
「相変わらず謎めいた話をしますね。」とアラゴルン。
メリーたちがエントを動かすかもしれないって事ですね。

そしてガンダルフは口笛を吹きシャドウファックスを呼びます。

メアラスというとても高貴な馬のようです。
何気にギムリがシャドウファックスにも頭を下げています。律儀なんですね。

そして4人はローハンを目指します。

その頃、メリーたちはエントに乗ってホビット庄を目指しています。
歩きながらエントがずっと詩を詠んでいるのでメリーたちは退屈のあまり寝てしまいます。
いいなあー、私もエントに運ばれてみたいわ。

詩の原文です。
O rowen mine
I saw you shine
Upon a summer's day
Upon your head
How golden-red
The crown you bore aloft
Such a beautiful verse

Beneath the roof of sleeping leaves
And the dreams of trees unfold
When woodland halls are green and cool
And the wind is in the West
Come back to me
Come back to me
And say my land is best

その夜、ガンダルフがアラゴルンにお話しています。
「サルマンは恐れている。噂を聞いて疑念にさいなまれている。
ヌメノールの世継ぎの噂を。だから全力で人間を滅ぼそうとしている。
その手始めがローハンだ。」

「指輪は今、隠されたまま破壊されようとしている。我々はフロドを信じるだけだ。
ひとりで行かせたことを悔やむな。フロドはひとりでこれをやり遂げなければならないんだ。」
この言葉にアラゴルンはフロドがサムと一緒だと教え、ガンダルフはそれなら安心だと言います。

フロドとサムは黒門に到着します。

隙を伺っているときにサムが下に落ちてしまいますがフロドがエルフのマントで凌いでいます。
マントってそんな機能もあるんですね。

門が閉じかけた時、ふたりは中に入ろうとしますがゴラムに止められてしまいます。
抜け道を知っているから案内するというゴラムに疑心暗鬼のサムでしたが選択肢はありませんでした。

続きます。

Sherlock The Sign Of Three on BBC One

2015-08-22 10:11:48 | Sherlock Topics 2015
BBC Oneで放送した三の兆候の実況ツイートです。
今回もThreeが乱入しまくりでずっと会話してました。
結局仲が良いって事で。


近衛兵はどうやってお尻をかきたい誘惑に耐えているのかしら。

レストレードにはフォルティ・タワーズ車に怒る瞬間があるのね。枝が足りないけど。
※フォルティ・タワーズというコメディ番組の中でバジル・フォルティが怒って車にあたる場面があるんです。
その時に枝で車を叩くので、枝が足りん、って事なんですね、きっと。

シャーロックのダンス。

BBC threeが得意のGIFで参戦。

これは絶対に忘れる事なんてできないわね。

Oh、One・・・まだ始まったばかりよ。

ほんの小手調べだけど。

素晴らしいわよ。


このGIFを出すわよ。まいったか!

空の霊柩車から空の椅子に。彼のワトソンがいなくてどれだけ寂しかったか・・・

多分シャーロックは遊べるようなベストマンではないでしょう。

シャーロック・ホームズは自分の言葉で表現するの。

なぜシャーロックにお茶を淹れさせるべきではないのか・・・

シャーロックは決してジョンを裏切らない。

ベストマンのスピーチをしたシャーロックにすごく熱い抱擁を与えたいならRT!
(squishy cuddle を超意訳しちゃいました。)

Dr.ワトソンは専門家としての診断をしました。

BBC OneのツイートにThreeが・・・ww

それに対してOneが「あなたとGIFを作った人におごるわ。」

続きをリリースしながら話したいわ。

そうしましょう

もっと

ゴクッ

(大げさだな、怒るよー、とかそんな意味?)

「僕の頭から出て行ってくれ。忙しいんだ」というシャーロックのセリフ。

Threeの反応。


もう何だかよくわからない会話になっています、このふたりですが
最後にこのツイートで終ります。

「僕がベストマンを頼まれた事を理解できなかったのは、
誰かの親友になることなどまったく予期していなかったからです。
勇気があり、親切で賢い人間が僕の親友になるなどという幸運はありませんでした。」

ワトソンとホームズはBFF・・・BFじゃないよー(笑)