The Child in Time
Director: Julian Farino
Writers: Stephen Butchard (adaptation), Ian McEwan (based on the novel by)
Previous → The Child in Time その6
Next → The Child in Time その8
こちらも忘れないうちに再開です。
ロンドン。
委員会に出席するスティーヴン。
会場に向かう途中、女性がスティーヴンを見ていました。
委員会で男性の熱弁を上の空で聴いているスティーヴン。
「証明されているように我々は知性や感性、直感のほんの一部しか使っていません。
それがわかった今、我々はほんのわずかな頭脳でやっていかなくてはならないのです。
委員会のみなさん、我々は感情移入と言う能力を持ちながらそれを育むのを怠ってました・・・・」
声が遠のきスティーヴンは回想の世界に入ります。
オルガンを弾いてるジュリー。
そしてケイトをふざけあうスティーヴン。
(スティーヴンがケイトのお腹で鍵盤を弾いているようです)
「5歳から7歳の子どもに読み書きを無理強いすることは子どもの世界観の統一性を打ち砕いてしまうのです。」
その姿をじっと見つめる女性(レイチェル)。
はっと現実に戻るスティーヴン。
男:議長、11歳あるいは12歳になるまで読み書きを教えるべきではありません。
脳は自然と重要な急成長を遂げるからです。
S:11や12?
あなたは11や12歳の子どもに書き言葉を教えるなと言ってます?
男:そうです。
S:いや、僕は・・・そうは思いません。
明らかに間違っています。
男:何を証拠に?
S:経験ですよ。
男:逸話ですね。スウェーデンで起きた裁判でも判明されて・・・。
S:3歳の子どもが初めて自分の名前を書けた時に感じた喜びに基づいています。
4歳の子どもが看板やポスターから言葉とか単語の一部を拾い上げ、
そこから楽しくも不思議な会話に繋がっていった時に感じた喜び。
両親の膝に座っている子どもを想像してください。
物語を読み聞かせ、全然違うページの言葉をたどり、どうにか近づくと意味のない黒いしみに驚いたり。
温かさや幸福感、心地よさをもたらし、夜の別離を紛らわします。
泣きそうなスティーヴン。
しばし沈黙の後、男が言います。
男:大人の、こどもではない視点から状況を判断してはどうか・・・
S:あなたは自分が望んでいることを提案しているが、
僕はこの目で見て彼女がどう感じていたかを理解している。
だからあなたがどんなにバカげた話をしているかという事もちゃんとわかっていますよ。
委員会が終わり帰り支度をしているスティーヴンにレイチェルが近づきます。
R→レイチェル・マレー
R:なんてすばらしい締めくくりなの。最高だったわ、あなた。
S:僕は嫌な奴じゃなかった?
R:全然。もしそうだとしても、あの人は自業自得よ。
あんなくだらない話は初めてよ。よかったらコーヒーを奢らせてくれないかしら。
S:あー、もちろん。
R:よかった。
R:あなたは何かを書いてるの?
S:そう、そうだよ。
R:本を?
S:そう。
R:どんな話?
話してもらえるのかしら、それとも話すと私を殺さなければならなくなる?
S:そんな事ないよ、魚になりたい少年の話なんだ。
R:あら、どんな魚?
S:カラフルな魚、というか熱帯魚だよ。
R:かわいい。進み具合は?
S:彼はバスタブの中で43秒息を止めてるんだ、それで・・・
J:失礼ですがMr.ルイスでは?
冒頭でスティーヴンを見ていたジョアンナが近づきます。
J:私は英国首相官邸のジョアンナ・バックリーです。
首相と会っていただけますか。
S:首相?
何、ここで?今?
J:はい、近くにおります。
R:位負けのようね。別の機会にする?
S:ああ、そうだね、そうしよう。
続きます。
イマイチ話がつかめないのは私の訳のせいもありますが
ストーリー自体もつかみどころがないというかあまり進まないと言うか・・・・
でもまだ前半なのでこれから動きがあるかな、あるといいなあ。
Director: Julian Farino
Writers: Stephen Butchard (adaptation), Ian McEwan (based on the novel by)
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こちらも忘れないうちに再開です。
ロンドン。
委員会に出席するスティーヴン。
会場に向かう途中、女性がスティーヴンを見ていました。
委員会で男性の熱弁を上の空で聴いているスティーヴン。
「証明されているように我々は知性や感性、直感のほんの一部しか使っていません。
それがわかった今、我々はほんのわずかな頭脳でやっていかなくてはならないのです。
委員会のみなさん、我々は感情移入と言う能力を持ちながらそれを育むのを怠ってました・・・・」
声が遠のきスティーヴンは回想の世界に入ります。
オルガンを弾いてるジュリー。
そしてケイトをふざけあうスティーヴン。
(スティーヴンがケイトのお腹で鍵盤を弾いているようです)
「5歳から7歳の子どもに読み書きを無理強いすることは子どもの世界観の統一性を打ち砕いてしまうのです。」
その姿をじっと見つめる女性(レイチェル)。
はっと現実に戻るスティーヴン。
男:議長、11歳あるいは12歳になるまで読み書きを教えるべきではありません。
脳は自然と重要な急成長を遂げるからです。
S:11や12?
あなたは11や12歳の子どもに書き言葉を教えるなと言ってます?
男:そうです。
S:いや、僕は・・・そうは思いません。
明らかに間違っています。
男:何を証拠に?
S:経験ですよ。
男:逸話ですね。スウェーデンで起きた裁判でも判明されて・・・。
S:3歳の子どもが初めて自分の名前を書けた時に感じた喜びに基づいています。
4歳の子どもが看板やポスターから言葉とか単語の一部を拾い上げ、
そこから楽しくも不思議な会話に繋がっていった時に感じた喜び。
両親の膝に座っている子どもを想像してください。
物語を読み聞かせ、全然違うページの言葉をたどり、どうにか近づくと意味のない黒いしみに驚いたり。
温かさや幸福感、心地よさをもたらし、夜の別離を紛らわします。
泣きそうなスティーヴン。
しばし沈黙の後、男が言います。
男:大人の、こどもではない視点から状況を判断してはどうか・・・
S:あなたは自分が望んでいることを提案しているが、
僕はこの目で見て彼女がどう感じていたかを理解している。
だからあなたがどんなにバカげた話をしているかという事もちゃんとわかっていますよ。
委員会が終わり帰り支度をしているスティーヴンにレイチェルが近づきます。
R→レイチェル・マレー
R:なんてすばらしい締めくくりなの。最高だったわ、あなた。
S:僕は嫌な奴じゃなかった?
R:全然。もしそうだとしても、あの人は自業自得よ。
あんなくだらない話は初めてよ。よかったらコーヒーを奢らせてくれないかしら。
S:あー、もちろん。
R:よかった。
R:あなたは何かを書いてるの?
S:そう、そうだよ。
R:本を?
S:そう。
R:どんな話?
話してもらえるのかしら、それとも話すと私を殺さなければならなくなる?
S:そんな事ないよ、魚になりたい少年の話なんだ。
R:あら、どんな魚?
S:カラフルな魚、というか熱帯魚だよ。
R:かわいい。進み具合は?
S:彼はバスタブの中で43秒息を止めてるんだ、それで・・・
J:失礼ですがMr.ルイスでは?
冒頭でスティーヴンを見ていたジョアンナが近づきます。
J:私は英国首相官邸のジョアンナ・バックリーです。
首相と会っていただけますか。
S:首相?
何、ここで?今?
J:はい、近くにおります。
R:位負けのようね。別の機会にする?
S:ああ、そうだね、そうしよう。
続きます。
イマイチ話がつかめないのは私の訳のせいもありますが
ストーリー自体もつかみどころがないというかあまり進まないと言うか・・・・
でもまだ前半なのでこれから動きがあるかな、あるといいなあ。