「ピンクの研究」
Directed by Paul McGuigan
Written by Steven Moffat
221Bの戻る前に自分のフラットに立ち寄り引き出しからシグ・ザウエルを取り出しポケットに押し込みます。
ジョンを乗せた車が221Bの前に止まります。
ジョンはシートベルトを外しながらアンシアに話しかけます。
JW「あのさ、僕が行った場所を君のボスに言わないでくれるとありがたいんだけど。」
An「いいわよ。」
JW「もう言っちゃったよね?」
An「ええ。」
ジョンはドアを開けますが、もう一度アンシアのほうを向きます。
JW「ねえ、暇なときってあったりする?」
An「たくさんあるわよ。」
ジョンはアンシアの次の言葉を待ちながら無言でじっと見ています。
それに気づいたアンシアが「Bye.」と言うので、ジョンは「OK」と言って車を降ります。
さすが三大陸先生、どんな状況であっても女性へのアプローチは欠かしません。
ジョンが部屋に入るとシャーロックはソファに寝そべり、左手を開いたり閉じたりさせています。
JW「何をしてる?」
SH「ニコチンパッチ。思考の助けになる。」
SG「ロンドンでは近頃たばこを吸うのもままならない。頭脳労働には厄介な問題だ。」
JW「呼吸にとっては良い事だよ。」
SH「ああ、呼吸ね。呼吸は退屈だ。」
JW「パッチが3枚?」
SH「パッチ3枚分の問題だ。」
これは「赤毛同盟」に出てくるタバコ三服分の問題」が元ネタなんでしょうね。
50分は話しかけないでくれ、と言う場面です。
そう言って目を閉じるシャーロックを上から見下ろしたジョンが少し間をあけてから
JW「僕にすぐに来いって言っただろう。何かあったのかと思って。」
と、言うとシャーロックは思い出したように目を開けて
「ああ、うん、もちろんだ。君の電話を貸してくれないか?」と言います。
JW「電話?」
SH「僕の電話は使えないんだ。電話番号が知れ渡っている可能性がある。ウェブサイトに載っているから。」
JW「ハドソンさんに借りろよ。」
SH「うん、彼女は1階にいるから叫んでみたけど聞こえなかった。」
JW「僕はロンドンの向こう側にいたんだぞ。」
SH「別に急いではいない。」
あーいえばこー言うな会話が続きますが、結局ジョンは自分の携帯をポケットから出します。
シャーロックに渡す時のジョンの顔が非常に怖いです。。。怒ってますね?
JW「事件(ケース)の件なのか?」
SH「彼女のスーツケースだ。」
JW「彼女の?」
SH「どう見ても彼女のスーツケースだ。殺人犯がスーツケースを持っていった。重大なミスだよ。」
JW「そうか、犯人が彼女のスーツケースを持っていったのか。それで?」
SH「他に方法がないんだ。危険だがやるしかない。」
かみあっているようで全然成立していない会話なところが面白いですが、
ジョンは大変だと思う(笑)
SH「僕のデスクに電話番号があるからテキストを送ってほしい。」
JW「テキストを送らせるために僕をここに呼んだのか。」
SH「そうテキストだ。番号はデスクの上にある。」
そう言って電話をジョンに向かって差し出します。
それを聞いたジョンの顔が怖いです。
なんだけど、結局はシャーロックから電話を受け取るため歩き出します。
受け取ったあと、窓を覗くジョンに「何か問題でも?」とシャーロック。
「君の友人に会ったよ。」とジョンに言われ怪訝そうに「友人?」と言いますが、
「敵だって。」と言われ、納得したように「ああ。どの敵?」と言うシャーロックが、もうね(涙)
JW「君の宿敵だと言っていた。普通、宿敵がいる奴なんていないだろう?」
SH「僕をスパイすれば金を渡すと?」
JW「うん。」
SH「申し出を受けたか?」
JW「No.」
SH「残念。折半できたのに。次はよく考えろよ。」
JW「彼は誰なんだ。」
SH「君が今まで会った中では最も危険な男だが今は関係ない問題だ。」
JW「ジェニファー・ウィルソン。待ってくれ。死んだ女性の番号じゃないか。」
SH「そうだ。それは重要ではない。番号を入力してくれ。」
SH「入力してるか?」
JW「うん。」
SH「終わった?」
JW「あー、ちょっと待ってくれ。」
SH「内容はこうだ。『ローリストンガーデンズで何があったのかしら。私、意識を失ったみたいなの。
ノーサンバーランド·ストリート22番地に来て。』」
What happened at
Lauriston Gdns?
I must have b
と、打ったところで、「君、気を失ったのか?」とジョン。
SH「何?いや、違うよ。」
とシャーロックは起き上がり「その内容ですぐに送ってくれ。早く。」と言いながら
ピンクのスーツケースを取り出します。
SH「送った?」
JW「住所は何だっけ?」
SH「ノーサンバーランド·ストリート22番地。急げ!」
ジョンはピンクのスーツケースを目にして驚きます。
JW「これ、ピンクの女性のスーツケースだよな。ジェニファー・ウィルソンズの。」
SH「もちろんだ。」
ジョンが無言で立っているのに気がついたシャーロックは、一瞬脱力します。
このシャーロックがかなりかなーり好きです、私。
SH「ああ、言っておくけど、僕は彼女を殺してはいない。」
JW「君がやったなんて言ってないだろう。」
SH「違う?君に送ってもらったテキストと彼女のスーツケースがあるという事実から、
そう思うのは理にかなっている。」
JW「いつもみんなに君が殺人者だって思われてるのか?」
ジョンの言葉を聞いたシャーロックはニヤリとし、
「時々ね。」と言ってカウチの背もたれに腰を下ろし、顎のところで手を組みます。
ここのシャーロックもかなーり好きです。
が、疑われるに慣れている様子が悲しいです。子供の頃から苛められてたんだろうな、と妄想。
ジョンは少し考えてから口角だけで笑うとシャーロックの向かい側に座ります。
JW「どうやってこれを手に入れたんだ?」
SH「見つけたんだ。」
JW「どこで?」
SH「殺人者は間違いなく彼女を車でローリストンガーデンズまで乗せたんだ。
それが車の中にあったとしたら、偶然置かれていた事もあり得る。
誰もこのスーツケースに注目することはない、統計学的にも男性は特にね。
スーツケースがまだ車の中にあると気づいたとき、彼はそれを処分しなければと思ったのは明らかだ。
彼がミスに気づくまで5分以上はかかっていないだろう。
僕はローリストンガーデンズから車で5分の範囲内ですべての裏通りをチェックした。
誰にも目撃されずに大きなものを処分できる場所を。」
シャーロックがスーツケースを探し出す場面。
ビルの屋上にいるシャーロックと月がいい感じなんですよね。
SH「それを捜し当てるまで1時間とかからなかったよ。」
JW「ピンクだ。 君はスーツケースがピンクだと気づいていたのか?」
SH「ああ、ピンクなのは明らかだよ。」
JW「なぜ僕はそこに気づかなかったんだ?」
SH「君がバカだからだ。」
そう言われムッとするジョン。
SH「情けない顔をするな。みんなそうだから。見てくれ。何がなくなっていると思う?」
↑これですよー、まつ毛の長さも際立ってうっとりです。
JW「スーツケースから?わかるわけないだろう。」
SH「彼女の携帯電話。電話はどこにある?死体にはなかったしスーツケースにも入っていなかった。
彼女が電話を持っていたことはわかっている。君がテキストを送った電話番号があるんだ。」
JW「家に忘れたとかじゃないのか。」
シャーロックは再びカウチに座りなおします。
SH「彼女にはずっと愛人がいたから注意深く行動している。
家に電話を置き忘れるはずはない。」
JW「なぜテキストを送ったんだ?」
SH「さあ、そこで問題だ。彼女の電話は今どこにある?」
JW「彼女がなくしたのかも。」
SH「なくしたか、或は・・・?」
JW「殺人犯・・・君は殺人犯が電話を持っていると思ってるのか?」
SH「おそらくスーツケースと一緒に電話も置いていったんだ。
おそらく彼は何らかの理由でそれを持っていった。
いずれにしても、確率的には殺人犯が電話を持っている。」
JW「ちょっと待ってくれ。僕は殺人犯にテキストを送ったのか?何の役に立つんだよ。」
その時、ジョンの携帯のコール音が鳴ります。相手は非通知です。
SH「殺人から数時間後に彼女が受信するべきテキストを彼が受け取った。
もし他の誰かが携帯を見つけていたならテキストは無視するだろうが、殺人犯なら・・・・」
コール音が鳴りやみ、シャーロックはスーツケースの蓋を閉めると
「パニックだ。」と言って立ち上がります。
JW「警察には?」
SH「4人死んでるんだ。警察に話している時間はない。」
JW「なら、なんで僕に話すんだよ?」
SH「ハドソンさんが僕の頭蓋骨を持って行ったんだ。」
JW「要するに僕は頭蓋骨のかわりか?」
SH「落ち着け、君はよくやっている。」
シャーロックはコートを着ます。
SH「それに。」
JW「それに?」
SH「君はそこに座ってテレビを見てもいいんだ。」
JW「何、君は僕に一緒に行ってほしいのか?」
SH「僕は外出する時は同伴者がいたほうがいいんだ。声に出して話せば良い考えも浮かぶ。
頭蓋骨を連れていくと注目を浴びてしまうんだ。だから・・・」
※ここの会話、素直に言えないシャーロックの気持ちを早くも汲み取ってるジョンと、
ジョンが断らないってわかってて言ってるシャーロックな感じで。
お互い探り合ってるのかもしれないですね。
SH「何か問題が?」
JW「ああ、ドノヴァンだ。」
SH「彼女が何?」
JW「彼女が言ったんだよ。君はこういう事に興奮する、楽しんでるって。」
SH「僕は「危険」だとも言った。だけど君は戻ってきた。」
シャーロックが部屋から出ます。
ジョンは少し考えてから「Damn it!」と立ち上がります。
続きます。
Directed by Paul McGuigan
Written by Steven Moffat
221Bの戻る前に自分のフラットに立ち寄り引き出しからシグ・ザウエルを取り出しポケットに押し込みます。
ジョンを乗せた車が221Bの前に止まります。
ジョンはシートベルトを外しながらアンシアに話しかけます。
JW「あのさ、僕が行った場所を君のボスに言わないでくれるとありがたいんだけど。」
An「いいわよ。」
JW「もう言っちゃったよね?」
An「ええ。」
ジョンはドアを開けますが、もう一度アンシアのほうを向きます。
JW「ねえ、暇なときってあったりする?」
An「たくさんあるわよ。」
ジョンはアンシアの次の言葉を待ちながら無言でじっと見ています。
それに気づいたアンシアが「Bye.」と言うので、ジョンは「OK」と言って車を降ります。
さすが三大陸先生、どんな状況であっても女性へのアプローチは欠かしません。
ジョンが部屋に入るとシャーロックはソファに寝そべり、左手を開いたり閉じたりさせています。
JW「何をしてる?」
SH「ニコチンパッチ。思考の助けになる。」
SG「ロンドンでは近頃たばこを吸うのもままならない。頭脳労働には厄介な問題だ。」
JW「呼吸にとっては良い事だよ。」
SH「ああ、呼吸ね。呼吸は退屈だ。」
JW「パッチが3枚?」
SH「パッチ3枚分の問題だ。」
これは「赤毛同盟」に出てくるタバコ三服分の問題」が元ネタなんでしょうね。
50分は話しかけないでくれ、と言う場面です。
そう言って目を閉じるシャーロックを上から見下ろしたジョンが少し間をあけてから
JW「僕にすぐに来いって言っただろう。何かあったのかと思って。」
と、言うとシャーロックは思い出したように目を開けて
「ああ、うん、もちろんだ。君の電話を貸してくれないか?」と言います。
JW「電話?」
SH「僕の電話は使えないんだ。電話番号が知れ渡っている可能性がある。ウェブサイトに載っているから。」
JW「ハドソンさんに借りろよ。」
SH「うん、彼女は1階にいるから叫んでみたけど聞こえなかった。」
JW「僕はロンドンの向こう側にいたんだぞ。」
SH「別に急いではいない。」
あーいえばこー言うな会話が続きますが、結局ジョンは自分の携帯をポケットから出します。
シャーロックに渡す時のジョンの顔が非常に怖いです。。。怒ってますね?
JW「事件(ケース)の件なのか?」
SH「彼女のスーツケースだ。」
JW「彼女の?」
SH「どう見ても彼女のスーツケースだ。殺人犯がスーツケースを持っていった。重大なミスだよ。」
JW「そうか、犯人が彼女のスーツケースを持っていったのか。それで?」
SH「他に方法がないんだ。危険だがやるしかない。」
かみあっているようで全然成立していない会話なところが面白いですが、
ジョンは大変だと思う(笑)
SH「僕のデスクに電話番号があるからテキストを送ってほしい。」
JW「テキストを送らせるために僕をここに呼んだのか。」
SH「そうテキストだ。番号はデスクの上にある。」
そう言って電話をジョンに向かって差し出します。
それを聞いたジョンの顔が怖いです。
なんだけど、結局はシャーロックから電話を受け取るため歩き出します。
受け取ったあと、窓を覗くジョンに「何か問題でも?」とシャーロック。
「君の友人に会ったよ。」とジョンに言われ怪訝そうに「友人?」と言いますが、
「敵だって。」と言われ、納得したように「ああ。どの敵?」と言うシャーロックが、もうね(涙)
JW「君の宿敵だと言っていた。普通、宿敵がいる奴なんていないだろう?」
SH「僕をスパイすれば金を渡すと?」
JW「うん。」
SH「申し出を受けたか?」
JW「No.」
SH「残念。折半できたのに。次はよく考えろよ。」
JW「彼は誰なんだ。」
SH「君が今まで会った中では最も危険な男だが今は関係ない問題だ。」
JW「ジェニファー・ウィルソン。待ってくれ。死んだ女性の番号じゃないか。」
SH「そうだ。それは重要ではない。番号を入力してくれ。」
SH「入力してるか?」
JW「うん。」
SH「終わった?」
JW「あー、ちょっと待ってくれ。」
SH「内容はこうだ。『ローリストンガーデンズで何があったのかしら。私、意識を失ったみたいなの。
ノーサンバーランド·ストリート22番地に来て。』」
What happened at
Lauriston Gdns?
I must have b
と、打ったところで、「君、気を失ったのか?」とジョン。
SH「何?いや、違うよ。」
とシャーロックは起き上がり「その内容ですぐに送ってくれ。早く。」と言いながら
ピンクのスーツケースを取り出します。
SH「送った?」
JW「住所は何だっけ?」
SH「ノーサンバーランド·ストリート22番地。急げ!」
ジョンはピンクのスーツケースを目にして驚きます。
JW「これ、ピンクの女性のスーツケースだよな。ジェニファー・ウィルソンズの。」
SH「もちろんだ。」
ジョンが無言で立っているのに気がついたシャーロックは、一瞬脱力します。
このシャーロックがかなりかなーり好きです、私。
SH「ああ、言っておくけど、僕は彼女を殺してはいない。」
JW「君がやったなんて言ってないだろう。」
SH「違う?君に送ってもらったテキストと彼女のスーツケースがあるという事実から、
そう思うのは理にかなっている。」
JW「いつもみんなに君が殺人者だって思われてるのか?」
ジョンの言葉を聞いたシャーロックはニヤリとし、
「時々ね。」と言ってカウチの背もたれに腰を下ろし、顎のところで手を組みます。
ここのシャーロックもかなーり好きです。
が、疑われるに慣れている様子が悲しいです。子供の頃から苛められてたんだろうな、と妄想。
ジョンは少し考えてから口角だけで笑うとシャーロックの向かい側に座ります。
JW「どうやってこれを手に入れたんだ?」
SH「見つけたんだ。」
JW「どこで?」
SH「殺人者は間違いなく彼女を車でローリストンガーデンズまで乗せたんだ。
それが車の中にあったとしたら、偶然置かれていた事もあり得る。
誰もこのスーツケースに注目することはない、統計学的にも男性は特にね。
スーツケースがまだ車の中にあると気づいたとき、彼はそれを処分しなければと思ったのは明らかだ。
彼がミスに気づくまで5分以上はかかっていないだろう。
僕はローリストンガーデンズから車で5分の範囲内ですべての裏通りをチェックした。
誰にも目撃されずに大きなものを処分できる場所を。」
シャーロックがスーツケースを探し出す場面。
ビルの屋上にいるシャーロックと月がいい感じなんですよね。
SH「それを捜し当てるまで1時間とかからなかったよ。」
JW「ピンクだ。 君はスーツケースがピンクだと気づいていたのか?」
SH「ああ、ピンクなのは明らかだよ。」
JW「なぜ僕はそこに気づかなかったんだ?」
SH「君がバカだからだ。」
そう言われムッとするジョン。
SH「情けない顔をするな。みんなそうだから。見てくれ。何がなくなっていると思う?」
↑これですよー、まつ毛の長さも際立ってうっとりです。
JW「スーツケースから?わかるわけないだろう。」
SH「彼女の携帯電話。電話はどこにある?死体にはなかったしスーツケースにも入っていなかった。
彼女が電話を持っていたことはわかっている。君がテキストを送った電話番号があるんだ。」
JW「家に忘れたとかじゃないのか。」
シャーロックは再びカウチに座りなおします。
SH「彼女にはずっと愛人がいたから注意深く行動している。
家に電話を置き忘れるはずはない。」
JW「なぜテキストを送ったんだ?」
SH「さあ、そこで問題だ。彼女の電話は今どこにある?」
JW「彼女がなくしたのかも。」
SH「なくしたか、或は・・・?」
JW「殺人犯・・・君は殺人犯が電話を持っていると思ってるのか?」
SH「おそらくスーツケースと一緒に電話も置いていったんだ。
おそらく彼は何らかの理由でそれを持っていった。
いずれにしても、確率的には殺人犯が電話を持っている。」
JW「ちょっと待ってくれ。僕は殺人犯にテキストを送ったのか?何の役に立つんだよ。」
その時、ジョンの携帯のコール音が鳴ります。相手は非通知です。
SH「殺人から数時間後に彼女が受信するべきテキストを彼が受け取った。
もし他の誰かが携帯を見つけていたならテキストは無視するだろうが、殺人犯なら・・・・」
コール音が鳴りやみ、シャーロックはスーツケースの蓋を閉めると
「パニックだ。」と言って立ち上がります。
JW「警察には?」
SH「4人死んでるんだ。警察に話している時間はない。」
JW「なら、なんで僕に話すんだよ?」
SH「ハドソンさんが僕の頭蓋骨を持って行ったんだ。」
JW「要するに僕は頭蓋骨のかわりか?」
SH「落ち着け、君はよくやっている。」
シャーロックはコートを着ます。
SH「それに。」
JW「それに?」
SH「君はそこに座ってテレビを見てもいいんだ。」
JW「何、君は僕に一緒に行ってほしいのか?」
SH「僕は外出する時は同伴者がいたほうがいいんだ。声に出して話せば良い考えも浮かぶ。
頭蓋骨を連れていくと注目を浴びてしまうんだ。だから・・・」
※ここの会話、素直に言えないシャーロックの気持ちを早くも汲み取ってるジョンと、
ジョンが断らないってわかってて言ってるシャーロックな感じで。
お互い探り合ってるのかもしれないですね。
SH「何か問題が?」
JW「ああ、ドノヴァンだ。」
SH「彼女が何?」
JW「彼女が言ったんだよ。君はこういう事に興奮する、楽しんでるって。」
SH「僕は「危険」だとも言った。だけど君は戻ってきた。」
シャーロックが部屋から出ます。
ジョンは少し考えてから「Damn it!」と立ち上がります。
続きます。