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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock 3-1 The Empty Hearse その5

2014-01-11 10:23:37 | Sherlock S3E1
Sherlock Series 3 Episode 1 「The Empty Hearse」

Written by Mark Gatiss
Director by Jeremy Lovering

S3E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。

切り離された車両を見つけシートの下の爆弾を見つけ、そして床下に時限装置のついた大きな爆弾も発見します。

「何とかしろよ、シャーロック・ホームズだろ?」
「爆弾の処理なんて知ってるわけないだろう!そう言う君は?」
「僕は爆弾処理はんじゃない、医者だ」
「軍人だっていつもみんなに言ってるじゃないか」
などと言いあっているうちにモラン卿がリモートで時限装置をスタートさせ突然タイマーが動き始めます。

「何で警察に電話しなかったんだよ。爆弾のスイッチをオフに出来ないし警察にも連絡しなかったんだよな」と怒るジョンに
「Go, John.Go now!」ちょっとうるうるしながら行けよと言うシャーロックに
「もう時間も無いし、僕たちがやらなかったらみんなが死ぬんだ」と怒鳴るジョン。
そして「マインドパレスだ!」とジョンに言われ頑張るシャーロック。

これ、何だか必殺技を出せ!なノリで笑いました。ドラゴンボールで言うところの、
「スーパーサイヤ人に変身だ、悟空!」な感じですか?
その間、「Think!Think!」と言い続けるジョンが面白いです。
クリリン、いや、ジョンの応援も虚しく、「無理、できない」と言うシャーロックに思わず天を仰ぐジョン。
シャーロックも跪き爆弾を調べますが「Sorry」とジョンを見上げます。

目をウルウルさせながら今にも泣きそうな顔で「ダメだ、ジョン。許してくれ」と、
更に手を合わせて「Please, John, Forgive me. 心配をかけてしまった事、許してくれ」
ジョンは「いやいや、これもトリックだろ?僕に何か言わせようとしてるだけだろ?」と言い、
「君に死んで欲しくなかったんだ」と振り絞るような声で訴えます。

「もし僕が戻って来なかったら君はここに居ないしメアリーとの平穏な未来もあったのに」
「君は僕の知る限り最高で、そして一番賢い男だ。もちろん君を許すよ」
ジョンはそう言うと覚悟をしたように目を閉じます。
この土壇場でこんな事が言えちゃうジョンはホントに男前ですね。

場面がアンダーソン宅に変わります。
「モリアーティの犯罪組織は巨大だった」シャーロックは今までの経緯を説明します。
組織を壊滅するためにまずマイクロフトがシャーロックの情報を流し、無罪放免にする。
そしてモリアーティが僕の評判を少しずつ破壊していくのを見ていた。
僕が打ち負かされている事を彼に信じ込ませるために。あの屋上では13通りのシナリオがあったんだ。
そして場面はさらに遡りモリアーティとの対決の場面になります。

モリアーティが死んだあとシャーロックはすぐにマイクロフトにメッセージを送ります。
「LAZARUS」はヨハネ福音書に出てくるマリアのお兄ちゃんでイエスが生き返らせた男の名前です。
なので「LAZARUS」は作戦名なんですね。
メッセージを送るとすぐに作戦が開始されました。

飛び降りるシャーロックの受け止めるためのクッションを設置するためにジョンを建物の死角になる位置で引き留め、
更に「僕を見てて」と言ったのはジョンの注意を屋上に集中させるためだったんですね。
この時バーツの周辺は通行止めにしているので通行人は全てエクストラでした。

そしてモリーちゃんが見守る中、シャーロックが飛び降りるとすぐにクッションを撤収しジョンが走り出した時に、
身代わりの死体を一旦道路に落とし、ジョンを自転車で倒したすきに血のメイクをしたシャーロックと入れ替わり
あたりを血の海にします。最後に脈はバーツでずっとシャーロックが持っていた黒いボールを脇に挟んで一時的に止めていました。

再びアンダーソン宅。
誘拐事件の時にモリアーティはシャーロックに似た男に誘拐させたあと用済みになったら殺していると予測したシャーロックは
その男の死体をモリーに探して貰っていました。
それを聞いたアンダーソンは「えー、何かちょっとがっかり」と言ってます。
それに対してシャーロックはため息をつきながら「みんなが評論家だな」と呟きます。
この一言は制作側が発したメッセージじゃないかと思います(笑)
このトリックもアンダーソンは最後まで信じなかったし、世界中のあらゆる人たちが今回のトリックを予想したわけで
どんなトリックを持ってきたとしてもアンダーソンのように納得しない人や批判する人も出てくると思うので、
そんな方たちへのメッセージじゃないかと想像してます、私。

さて、とシャーロックはアンダーソンにあの切裂きジャックの事件は君が用意したんだよね?と言います。
何と、シャーロックはこの時アンダーソンのファーストネーム「フィリップ」って呼んでます。
レストレードの名前はちっとも覚えないのに(笑)
そしてアンダーソンが「ごめんなさい」と泣きつくとシャーロックはちょっとだけアンダーソンの肩をぽんぽんと
叩いてあげているのが可愛いです。

場面は地下鉄に戻ります。
突然シャーロックが笑い出します。

実は爆弾を調べている時に時限装置をオフにするスイッチを見つけていましたが、
ジョンには黙ってスィッチをオフにし更に警察もちゃんと呼んでいました。
「お前、殺すからな」怒りのジョンに「それって2年前にやったよ」と笑うシャーロックにジョンも笑います。


モランも逮捕されました。

221B。
レ・ミゼラブルを両親と観に行っているマイクロフトから「頼むから休憩のときに交代して」と電話が入ります。
さすがのマイクロフトもママには弱いらしいです。
リビングにはメアリーとハドソンさんが結婚の話をしていて、レストレードもいます。

そこにモリーが彼氏を連れてきました。名前はトム。
トムを見たシャーロックは固まります。何と背格好や服装がシャーロックにそっくりでした。モリーちゃん(泣)
珍しく何も言わずに部屋を出ていくシャーロック。ジョンが睨んでたから?
そしてレストレードが「マジでつきあってるの?」とモリーに聞いています。

「ところで誰が僕を狙ったんだ?」ジョンの問いかけにわからないし、わからないのは嫌だけど、
必ず見つけるよ、と言うシャーロックに「楽しんでない振りするなよ」と鋭い一言。

「シャーロック・ホームズだという事を楽しんでる」
そしてどうやって飛び降りたのかトリックを教えてくれるよね?tと聞くジョンに
「僕は頑丈なんだよ」と応えるシャーロック。

「マジな話。僕は君が死んだときお墓に行ったんだ。そして話しかけたんだよ」
「知ってる。僕もそこにいたんだ」
「奇跡を起こしてくれ、死ぬのをやめてくれって」
「聞こえてた」
そこでにやっと一瞬笑うジョンの表情を見て、
シャーロックが「ちゃんと聞いてたよ、だから戻ってきたんだよ」って言っているような気がしました。
「さて、時間だからシャーロック・ホームズにならないと」
シャーロックはそう言うとあの帽子をかぶり、レポーターたちがいるドアの外に出ていきます。


そしてエピソード2に続くのですが、もう明日エピソード3の放送だわ(汗)
でもとりあえず、ちゃんとE2をまとめてからE3にいきます。

Sherlock 3-1 The Empty Hearse その4

2014-01-10 12:17:37 | Sherlock S3E1
Sherlock Series 3 Episode 1 「The Empty Hearse」

Written by Mark Gatiss
Director by Jeremy Lovering

S3E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。

これを書いている私が言うのもなんですが、近頃Twitterでネタバレ回避派とネタバレOK派の間で
少しピリピリな空気が漂っている感じです。
ネタバレOKの方たちも鍵付きアカウントまで作ってかなり配慮しているようですが、
それでもネットをやる以上、全ての情報をシャットダウンするのはやはり難しいです。
だから日本がとっとと放送しないのが悪いんです。タイムラグありすぎでしょ。
でも、もしかしたらHuluのほうが早いかもしれないですね。
Huluも最近人気のあるコンテンツはかなり早く追加しているし、何よりBBCのコンテンツが急激に増えているようなので、
予想よりも早い時期に追加してくれるかもです。無料ではないし字幕だと思いますけど。超頑張れ!Hulu!

ところで私は今度の土曜日にブリティッシュカウンシルのシャーロック・ホームズで英会話のワークショップに参加します。
レベルが中級でしかもワークショップなのでかなり悩みましたが会社の後輩だった聖典ファンの英語ペラ子を無理やり
同行させて参加することにしました。
しかし、先日ブリティッシュカウンシルからメールで参加前に読んでおいてねって「緋色の研究」の原文がどかんと届いて、
やっぱり中級のハードル高いなと、恐怖に慄いています。
当日、超無口な変なおばちゃんがいたらそれは私ですのでどうか居ないものとしてそっとしといてください(涙)


続きです。

221Bに忘れて行った帽子の持ち主、シルコットさんを訪ね依頼内容を聞くシャーロックとモリー。
ガールフレンドがあなたの大ファンなんだというシルコットさんに「ガールフレンド(笑)」とやっちゃうシャーロックですが、
シルコットさんは日本で言うところの鉄道オタク、鉄ちゃんでした。

シルコットさんがビデオをみせながら説明します。
金曜日の夜の最終電車にウェストミンスター駅から最後尾の車両に男が乗りましたが、
次の駅に着くと車両は空っぽで男が消えていました。
「この男知ってる」そう言うとシャーロックはマインドパレスに入ります。

今回はシャーロックのマインドパレスがより鮮やかに映像化されていて興味深いです。
昔ピカソの絵を見て思ったんだけど天才の目で見る世界と私たちが見ている世界はちょっと違うのかもしれませんね~。

221Bにやってきたジョンは何者かに薬を打たれ拉致されてしまいます。


シルコットさん宅の帰りにシャーロックはモリーにお礼を言います。
そしてモリーの指に光る指輪を見て幸せになってほしいとほっぺにキスをします。

モリーの表情がせつなくてせつなくて(泣)シャーロックもすごく優しい顔してるから余計にせつない場面です。

メアリーがシャーロックに助けを求めます。

メアリーに届いたメールでジョンが拉致されたことがわかりシャーロックは外に飛び出すとバイクを止めて、
「St James The Less」という教会に向かいます。

ジョンはそこでガイ・フォークスディの篝火のために積まれた材木の中に閉じ込められていました。
ガイ・フォークスディはイギリスでは毎年11月に行われる行事だそうです。
冒頭でハドソンさんのところへ結婚の報告に行ったジョンが子供に「a penny for the Guy」と言われていましたよね。

危うく焼かれるところでしたがシャーロックの必死の救出で無事に助け出されました。

221Bにシャーロックの両親がいます。

このおふたりはリアルにベネさんのご両親でしたよね。
お父さんも渋くてかっこいいですがベネさんの瞳はママ似なんですね。
ご両親も本人も嬉しいでしょうね。こうしてベネさんの出世作とも言えるドラマで共演できたんだもん。

ママに圧倒されていたところにジョンがやってきたので助かったとばかりに両親を外に追い出そうとしますが、
ママがとっさにドアのすきまに靴を差し入れ「もっとちょくちょく電話するのよ」とシャーロックに約束させます。
さすがはあの兄弟の母だけあります。しかし、「Promise」ってw 

「僕の両親」だと言うシャーロックにジョンは「意外と普通の人なんだね」と。

「ご両親は君の2年間の事知ってたの?」と聞くジョンにちょっと歯切れ悪く「多分」。
「だから君のお葬式に来てなかったんだ!」と言われ「ごめん、本当にごめん」と叫んだあと、
目を伏せながら静かにもう一度「ごめんなさい」と謝ります。

「誰がなぜ僕を狙ったんだ?」ジョンの問いかけにわからないとシャーロック。
シャーロックがチェックしていた人物たちの中に、最終電車に乗ったまま消えた男も入っていました。
名前はモラン卿。あの有名なモラン大佐でした。大佐じゃないけど。

ジョンと会話をしているとシャーロックのモバイルに地下鉄に入るモランの画像が送られてきました。
そしてシャーロックは突然「Yes!Yes!」と叫び、
「マイクロフトの情報は漠然としたものじゃなくものすごく特定されていたんだ」
「どういう事?」と聞くジョンに、
「Underground network(地下組織)じゃなくてUnderground network(地下鉄網)だったんだ」
「そうなんだ。って、は?」久しぶりの漫才だわ~!

シルコットさんとスカイプで会話をしながら情報を得ます。
地下鉄には地図にない使っていない駅がありモランが消えたのではなく最後尾の車両そのものが、切り離されていました。
そしてその駅の上にはウェストミンスター宮殿があり、英国議会の議事堂がありました。
切り離した車両に爆弾を積み、宮殿ごと爆発させる計画に気が付きシャーロックとジョンは地下鉄に向かいます。

途中、ジョンが警察に電話しようとしますがシャーロックに止められそのまま地下の線路に入ります。

続きます。

Sherlock 3-1 The Empty Hearse その3

2014-01-08 09:54:43 | Sherlock S3E1
Sherlock Series 3 Episode 1 「The Empty Hearse」

Written by Mark Gatiss
Director by Jeremy Lovering

S3E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。

このE1を仕上げるまでE2観るの我慢してるのですがTwitterなどで流れてくる感想を見てると、
もうちょっと限界かも(汗)

それにしてもベネディクト・カンバーバッチは現代版シャーロックがホントによく似合いますね。
配役したモファットさんも何と言うか、
才能あるプロデューサーの感覚ってやっぱりスゴイと思います。


続きです。

ちょっとした乱闘騒ぎになって追い出されたのかカフェに移動してます。

モリアーティと対決する際に用意した13通りのシナリオを早口で説明するシャーロックに
「HOW」はどうでもいいから「WHY」を話せというジョン。
マイクロフトのアイデアだったいうシャーロック。他に誰が知ってたんだ?とジョンに、
(ちょっと言いづらそうな感じ?)モリーとホームレスネットワークと答え「モリーと100人のホームレス?」と
言うジョンに「まさか、25人だよー」と笑いながら答えるシャーロックに飛びかかるジョンでした。


ここでも追い出されたのか更にチープな場所に変わります。

なぜ一言、生きてるって言ってくれなかったんだ?とひくーい声でせまるジョンに、
だって君に知らせて僕が生きてるってまわりにバレたら困るんだ、と聞いて「僕のせいか?僕が悪いのか?」と半ギレ。
なのに「ロンドンで今テロが起きようとしている。君の助けが必要なんだ」と言われて「は?僕の助け?」なジョンに
「スリルが恋しいんだろう?認めろよ」

と言った瞬間にジョンの頭突きが!


「謝ったのに何で?」とシャーロックに「あなた人の気持ちがわからないのね」とメアリーが言うので
「気持ち?わからない。人間?わからない」とシャーロック。

「私が彼に話すわ」と微笑むメアリーをシャーロックがいつものように観察します。

いろんな言葉が出てきますね。「Clever」とか「Disillusioned」「Lib」「Dem」、「Cat Lover」
うーん、全部拾えませんでしたが最後の「Secret Tatoo」が重要ポイントなの?
ジョンに呼ばれてタクシーに乗るメアリーを見送るシャーロックの表情も気になります。
そして車の中で「あいつの神経信じられないだろ?」と言うジョンに「私彼の事好きよ」と微笑むメアリーがすごくいい女!

この後シャーロックはモリーやレストレード、ハドソンさんにも姿を現し還ってきたことをお知らせ。
レストレードの事を「グレアム」とか言っちゃうのですが「グレッグだよ」と言いつつ抱き付くレストレードと、
シャーロックの表情がいいですねー、このふたりの再会場面ステキでした。


そして、またバーツの屋上から飛び降りるあの場面。
なのですが、屋上に立つシャーロックはマネキンでシャーロックとモリアーティがロープでマネキンを操っていたという、
あの衝撃的な場面です・・・・いやーまさかまさかこんな場面があるとは思いませんでした。

ネットではこの場面の画像やらGIFやらが溢れかえっていましたが、もしかしてジョンを結婚させる事へのお詫び?
とか思ったりもしましたが、制作側は今や大規模なファンフィクションを逆手に取ってるような気もします。

で、これはアンダーソンが作った「The Empty Hearse」と言うシャーロックについて議論するグループに参加している
女性の妄想でした。イギリスの腐女子?

その妄想にクレームつけているアンダーソンの後ろのテレビで「探偵は生きていた」のニュースが流れます。
と、同時にそのグループの人たちの携帯に「#Sherlocklives」が一斉に流れます。


ベッドの上でジョンのブログを読むメアリーととうとうお髭を剃るジョン。
「シャーロックが嫌だって言ったから?」とからかうメアリーさんでした。

そしてシャーロック。
数人の人間をマークしている、その人たちが変わった動きをしていないかどうかチェックしている、という内容を話しています。

マイクロフトとゲームをする場面。
真剣な顔でチェスをしているようなアングルですが、子供向けの手術するMBオペレーションゲームをしていました。
今回のエピソードはコント(笑)が面白いわ。

テロの警戒レベルが重要なレベルに上がったと言うマイクロフトに大丈夫だから信用してとシャーロック。
マイクロフトが心臓を取り損ねてブザーが鳴り「失恋したハートを扱えなかったね」と言うシャーロックに
「利口ぶるな」とマイクロフトが言うのですが、子供の頃からシャーロックはマイクロフトにお前より自分の方が賢いと
言われていたため自分がバカだと思っていたようです。

そして推理ゲームを始める兄弟。
シャーロックの外出中に訪れた依頼人が忘れていった帽子で持ち主を推理します。
この会話、長いので省きますが男性でかなり変わり者だと結論が出ますが、孤独だと言うシャーロックに、
変わり者だからと言って孤独とは限らないだろうと言うマイクロフト。そして「僕は孤独ではないよ」と言う
マイクロフトに「なぜわかるんだ?」と言うシャーロックのやりとりが気になります。
そしてそれには答えず「仕事に戻るよ」とマイクロフトが出て行きます。この時シャーロックが一瞬だけどウィンクしてました。

この後、病院で患者を診るジョンとシャーロックの場面が交互に写ります。

面白かったのが、ハドソンさんになんでジョンに連絡しないの?ジョンに何て言われたの?と聞かれ、
シャーロックが「ファ」と言ったところでジョンの「Cough」に変わるのですが繋げると「Fuck-off」と
聞こえるようになっていたり、中指立てたりとか、仕掛けが多くて何かあざといぞ、製作者(笑)
「Cough」は「咳」の意味だそうです。
そしてモリーちゃん登場。シャーロックの助手を務める事になり一緒に依頼人の話を聞いたりします。
ジョンは怪しい患者をシャーロックが変装したと思い込み髭取ろうとしたりしてます。

シャーロックはモリーとレストレードに頼まれ現場に行きました。
白骨化した死体が椅子に座っています。

早速検証するシャーロックですが途中、「ひけらかすな」とか「襟たてるの忘れてるぞ」など頭の中でジョンの声が聞こえます。
結果的にこの白骨死体の現場はでっちあげた偽物という事がわかります。
「何故こんな事を?」モリーの言葉に「何故だろうね、ジョン」とか言っちゃうシャーロックでした。

やっと半分です。続きます。

Sherlock 3-1 The Empty Hearse その2

2014-01-06 07:00:51 | Sherlock S3E1
Sherlock Series 3 Episode 1 「The Empty Hearse」

Written by Mark Gatiss
Director by Jeremy Lovering

S3E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。

気が付けばE2が放送されちゃいました。。。


ここにきて厳しい評価の意見も少し目にするようになりました。
沢山の人が観ているのですから中にはそんな意見も当然出るでしょう。

それにしても今回制作側はものすごいプレッシャーだったと思います。
前回のシリーズがあんな終わり方でしかも2年近く間があってなおかつ主役の二人が大作映画に出演したりして
世界中から注目が集まってくるわけですから。
いくら世界のBBCだからといえ、テレビドラマですからねぇ・・・良くも悪くもこれだけ期待されている中での
制作は楽しみつつも本当に大変だったのではなかろうかと。


この辺りまではセリフも少ないし文章も簡単だったのですが、
シャーロックのセリフが長くなるともうダメです、いきなりハードル高くなるんです(涙)
多分かなり怪しい訳になると思いますがどうか薄目でご覧頂ければと思います。




マイクロフトのオフィス。
シャーロックがお髭をそってもらいながらマイクロフトと会話してます。
モリアーティの組織を解体するのに2年かかった、巨大な組織だったというシャーロック
救出したんだから少し感謝しなさい、すごく大変だったんだと言うマイクロフトに
僕が殴られるのを見てただけだろう?楽しんでたよねとシャーロック。

これジョン・ハリソンだよw

アンシアがスーツを持って登場し、場面は221Bに変わります。
ハドソンさんが乱暴にカップやお菓子をジョンの前に置いていきます。怒ってます。
大変な思いをしたのはわかるけど電話くらいしてくれてもいいじゃない、とハドソンさんにジョンはごめんなさいと謝ります。
(この後実際はシャーロックの場面ですがそのまま221Bを先にします。)

2階に上がったジョンとハドソンさん。舞い立つ埃が長い間誰も住んで居なかったことを物語ります。
ジョンがここに来たのはハドソンさんに結婚の報告をするためでした。
「ステキ!それで彼の名前は?」ハドソンさんのこのキャラクターが愛しいです!
シャーロックは彼氏じゃないし、それに「I am not gay!」と久しぶりのフレーズです。

下段の画像が僕はゲイじゃない!のくだりです。

その後シャーロックの場面。
この件は全神経を集中してくれと言うマイクロフトにこのシャツどう?と答えイライラするお兄ちゃん。
わかってるから僕をロンドンに戻してくれとシャーロックが言うとアンシアがこの件で情報部員が死んでいる事を知らせますが、
「ジョンはどうしてる?」とアンシアの話もスルー。
お兄ちゃんもしっかりジョンの監視はしているのでジョンのファイルを渡します。

ジョンを驚かそうと思うんだけど、彼も喜ぶと思うし、とシャーロックに「そう思うのか?」とお兄ちゃん。
ジョンがまだベーカー街に住んでるとすら思ってるあたり人間の機微や感情がわからないシャーロックらしい発言でした。
ジョンの今夜の予定をマイクロフトに聞きますが、それを知ってるお兄ちゃんもやっぱりマイクロフトだなー。
最後にアンシアからコートを着せてもらってシャーロック復活です。


シャーロックは早速ジョンが来ているであろうレストランに来ました。
ジョンの姿を見つけ、やっぱりサプライズしたいのかそれとも正面から行くのはやはりちょっと緊張するのか
即興でウェイターに扮してジョンに話しかけます。

髭描いた途端怪しい人にw

シャンパンのお薦めを聞くジョンにリストの一番下にあるシャンパンの説明をします。
「昔からに馴染みの顔のようでそれでいて驚きがある」
サプライーズ!ってやってみたもののジョン気づかず、一旦退場のシャーロック。


ジョンは今日メアリーにプロポーズしようと指輪まで用意しているので
ウェイターの顔を見る余裕もないのかもしれません。
そしてメアリー登場です。

それで私に聞きたいことって?とメアリーに僕たち知り合ってまだそんなに経ってないし、この2年間はとても
辛かったけど、君と出会えてよかった・・と何とかプロポーズにもっていこうと奮闘するジョンに、
ウェイターシャーロックが「お客様好みのヴィンテージのボトルを持ってきました」と入ってきました。

後にして、と言いながらジョンはとうとうシャーロックに気がつきます。

この場面のマーティンの演技は本当に凄かったです。
何というか、シャーロックの顔を認めた瞬間いろんな感情が錯綜しているわけですが、
よく表現されていたと思います、なんてプロの役者さんに言うのもなんですが(汗)

立ち上がるジョンに「手短に言うと死んでないんだ」と言います。
「こんな風に突然現れるのは良くないよね、心臓発作を起こすかもしれないし、
でも自己弁護させてもらうなら、これはユーモアだったんだ。あ、自己弁護になってないね。」
ここでメアリーの「死んだはずでしょ?」にシャーロックは死んでないよ、と言って描いた髭を落とします。

でも落としながら「君の髭も消せる?」とか言っちゃたりして。
メアリーの「自分が何をしたかわかってる?」の言葉にシャーロックが謝罪する必要があるかも、と言った瞬間、
ジョンが拳でテーブルを叩き「2年だ。2年君は死んでた。なのになぜ今になって」と苦しそうに言います。
そこでシャーロック「ちょっと待って。君が後悔するような事をする前にひとつ質問させて」
ジョンの睨みにも関わらず「その髭、本気で生やしてるの?」と言ってからちょっと笑って誤魔化そうとしたのでしょうか、
しかし、ジョンがとうとう押し倒す・・・いえ、キレます。

で、この時にBGMが「Pink Martini」の「Donde Estas, Yolanda?」とテロップが出ます。
英国伝統のコント風にしたらしいです。

まだまだコントは続きます。

Sherlock 3-1 The Empty Hearse その1

2014-01-04 05:27:56 | Sherlock S3E1
Sherlock Series 3 Episode 1 「The Empty Hearse」

Written by Mark Gatiss
Director by Jeremy Lovering

S3E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。


やっと待ちに待ったS3です。
何だかんだともう既に観た方も多いようですが観ていない方ももちろん多数いらっしゃるので、
UPするのも悩みましたがちょっと抑えられなくて(笑)
ネット上でも皆さんネタバレ回避組に考慮しつつお話してましたが、ネット全盛時代に全て回避するのもかなり難しいでしょうね。
これというのも全て早く日本で放送しないN○Kが悪いんです。
とっととBBCと交渉してやっちゃってください。

そんなわけで「Empty Hearse」です。
私は始まって2分くらいのモリーちゃんとのキスシーンにちょっと倒れそうになったのですが、
何しろ今まで観たベネディクトのキス&Hシーンの中でダントツに色気があってドキドキしました。
何故でしょうね?シャーロックがヴァージン疑惑があるとはいえセクシーだから?
最早私の中ではこのエピソードで3本の指に入る好きなシーンになりました。やー、かっこいいわ。

ところで今回も画像を少し加工していつもより大きいサイズでUPしています。
私の場合、無駄に画像が多くて一言書いては貼っている状態なので、まとめてくっつけて1枚にしてみました。
作業も楽しいのでちょっとやみつきになりそうです(笑)
が、時間もかなりかかるので毎回はやらないようにします。


さて、
お話はもちろん前回の最後の場面から始まります。

電話越しに会話をする場面でシャーロックが「It’s a trick. Just a magic trick.」と言っていて、
あれ?ちゃんとジョンにこれはトリックだって言ってるじゃんと(笑)
今回セリフをここだけ抜いているからそう感じるのだと思いますが・・はっ!もしかして気が付いてなかったの私だけ?

シャーロックがジョンと会話し飛び降りるまで裏ではトリックの準備が行われています。
モリアーティの死体にシャーロックのマスクをかぶせ瞳にはコンタクトレンズ。

飛びおりた瞬間、ジョンは走ってきた自転車に倒され、起き上がりますがマジシャンで催眠術師ののDerren Brownさんに
催眠術をかけられ一瞬眠らされてから起き上がり駆け付けるとシャーロックは既に沢山の人に囲まれて絶命しています。

一方、飛び降りたシャーロックはバンジージャンプのように腰にロープを装着していました。
地上すれすれまで下がった後に反動でもう一度上がりモリーが待機している部屋の窓を蹴破ります。

そしてあの場面です。
部屋の中に着地し髪の毛をちょっとくしゃっと整えつつコートも直すとモリーにキス。

何もここまで並べる事も無いだろうと(笑)
でもこの場面はBGMもすごくかっこいいのよ。

そして颯爽とバーツを出ていきます。



「Bollocks」とレストレードがいきなり登場。
ばかばかしいとレストレードの言葉に「いやいや疑いの余地無いよ」と目を輝かすアンダーソン。
今までのシーン、全部アンダーソンの妄想だったんですね。アンダーソンすげー!
高説を説くアンダーソンに、レストレードが言います。
「罪悪感だよ、シャーロックは死んだんだ、君とドノヴァンが彼が詐欺だと思い込まされて死に追いやったんだから。
こんなバカな説をたくさん並べれば事態が変わると信じてるのか?」
そんなレストレードにアンダーソンは「僕はシャーロック・ホームズを信じている」と言いますが
「だけど、彼は帰ってこないよ」とレストレード。

その後ろではテレビのレポーターたちが「リチャード・ブルック」がモリアーティの創作した人物だった事、
そしてシャーロックの無罪が証明されたけど彼は死んだので遅すぎた判決だったとレポートしています。
それを見ながらふたりはもういない友人に乾杯とコーヒーをかたむけます。

シャーロックの墓地でジョンとメアリーが佇んでいます。


セルビアに潜入したシャーロックが潜入した理由を吐かせるために拷問を受けています。
しかしシャーロックは理由を話す代わりに拷問者の妻の不貞を当てると心当たりのある拷問者は部屋を出ていきます。

「やっとふたりきりになれたな」もうひとりの男がシャーロックに近寄ります。
マイクロフトでした。
探すの大変だったと言うマイクロフトはロンドンでテロが発生するのですぐに帰るように言いました。
「休暇は終わりだ、シャーロック・ホームズ」

ここでいつものタイトル。
このタイトルと音楽を聞くとワクワクしますね。ちょっとだけリニューアルしています。

ジョンが地下鉄に乗ってベーカー街の221Bを訪れ、2階に続く階段を見上げながらシャーロックとの会話を思い出します。
この表情がとても辛そうでせつないですね。
「今までの中で一番バカげた事だったよ」
「君はアフガニスタンに侵攻したじゃないか」
この会話はジョンがバカをやって(ピンクの研究?)こんなバカやったことないよって言うジョンに対して
アフガン侵攻のほうがバカげてるでしょって意味なのかしら・・・

そしてハドソンさんがちょっと怖い顔をしてジョンを迎えます。

マイクロフトのオフィス。
シャーロックがお髭をそってもらいながらマイクロフトと会話してます。
モリアーティの組織を解体するのに2年かかった、巨大な組織だったというシャーロック
救出したんだから少し感謝しなさい、すごく大変だったんだと言うマイクロフトに
僕が殴られるのを見てただけだろう?楽しんでたよねとシャーロック。

ジョン・ハリソンだよw

もっと簡単にまとめるはずだったのに・・・いつもの事だけど(悲)
続きます。