Sherlock Mini Episode Many Happy Returns
気がついたらもう年末で、お正月はいよいよSherlock Series3が本国で放送されますね。
日本語字幕のBDが出るまで我慢しようとちょっと思ったのですが、
本国放送と同時に多分いろいろなネタバレが出回りそうなのでやっぱり観ようかと考えとります。
さて、クリスマスに放送されたミニエピソードです。
BBCの公式だしスポイラーでもないと思うので書きますが日本での公開まですべて回避している方にはごめんなさいです。
以下、ミニエピソードのネタバレが含まれますのでご注意ください。
ミニエピソードというから主役2人以外のスピンオフ的なお話かと思ったら、
プロローグのような内容でしたね。「Series 2.5」な感じ?
たった7分ちょっとでしたがしっかりしたストーリーで、構成も演出もとても良かったです。
あらためてモファットさんとマーク・ゲイティスさんはすごいなーと感服です。
それにしてもシーズンの合間をここまで演出し盛り上げるドラマは過去にも無いような気がします。
世界中ちょっとした、いえ大規模なお祭り騒ぎですが私もオンタイムでそれを味わうことが出来て良かったなーと。
このミニエピソード放送の後にすぐジョンのブログがミニエピソードを受けた内容で更新したのも、
制作側、何をすればファンが盛り上がるのか把握しすぎです(笑)
しかも英国オンリーかと思ったら今回はBBCがちゃんとYoutubeにもUPしてくれたんですよね。
そしてミニエピソード放送後すぐに翻訳してくれた方が沢山いて皆さん仕事早いです、ありがたいです、本当に。
iPlayer は一応英語字幕が出るんですけど・・・出るんですけどね・・・。
て、事で。
もう既に内容はすっかり把握されている方が多いかと思いますが、自分のまとめも兼ねて書きます。
オープニング、おなじみのタイトルの後チベットから始まります。
「Many Happy Returns」
チベットの僧侶に紛れて隠れていた麻薬密売人の女性を見抜く僧院長の場面。
この僧院長が実はシャーロックではないかと言うアンダーソン。
そんなアンダーソンに「奴は死んだんだ」とレストレード。
だけどアンダーソンは次に起こった事件の目撃例を出します。
ニューデリー。
見事事件を解決した警部が記者会見を開きなぜ犯人がわかったか説明します。
そして記者会見終了後、警部が「すべて君のおかげなのに手柄にしなくていいのか?」とある人物に話しかけます。
「その警部は優秀だな」レストレードが言うと、
アンダーソンが「そんな優秀な警部はどこにもいないですよ」と言ってしまい「サンキュー」と嫌味を言われますが、
「シャーロックもあなたの事件をすべて解決したけど一度も自分の手柄にしなかったじゃないですか」
そう言われたレストレードは「全部解決したわけじゃないぞ」と反論しますが、
「彼は隠れてたけど事件に関わることをやめられなかったんですよ」と話を続けます。
レストレードも負けじと自分で解決した事件を挙げていきますが、次の目撃例へ話を進めるアンダーソンでした。
ハンブルグ。
妻殺しのトレポフという男の裁判において陪審員が集まり有罪か無罪か判決を出す場面。
陪審員が次々と「無罪」判決を出す中、イライラと指でテーブルを叩く男のところで止まります。
「どうですか?」
少しずつ姿がクリアになっていく感じなんですね。
やっと巻き毛がちょっと見えてきました。
そして新聞の見出しには「トレポフ有罪」と書かれています。
アンダーソンはシャーロックが生きていることを信じ、またそのために仕事を失ったようでした。
レストレードは古い友人に会いに行くと席を立ちます。
そしてアンダーソンが仕事に復帰できるよう働きかけるからと言いますが、
地図を見ながら「だんだんとイギリス近づいてきているんです」と言うだけでした。
レストレードが訪ねた相手はジョンでした。
調子はどう?とレストレードが聞くと「うん、いいよ、前よりはずっと」と答えるジョン。
実はレストレードはシャーロックがオフィスに残していったものを持ってきていました。
「俺たちが君の誕生日に作ったビデオメッセージを覚えてるか?これはそのノーカットバージョンなんだ」
そう言いながら箱からDVDを取り出します。
「持ってこない方がよかった?」
「いや、大丈夫。多分観ないと思うけど」グレッグにジョンはそう答えました。
レストレードが帰ったあとジョンはグラスにお酒をつぎ少し考えたあとDVDを再生機に入れます。
この場面、ジョンの表情がせつないですけどすごくきれいな構図です。
「僕は何をするんだっけ?」
再生が始まるとすぐにシャーロックのアップで始まります。
「最後に何をするんだっけ?笑ってウィンクをする?時々やるんだ。みんな喜ぶから。僕が人間らしくなるから」
シャーロックはジョンの誕生日食事会に欠席するのでレストレードの撮影でメッセージを残す事になりました。
「僕の欠席理由何だっけ?」
「用事があるって言うんだろう」レストレードはもっとちゃんとした理由にしろよ、と言いますが
シャーロックは細部までちゃんとしちゃうと嘘になるからそれでいいんだ、と言います。
もう一度カメラを見ると
「ちょっと待て。何をするか考える。」
その時ジョンが呟きます。
「何をすればいいか教えてやる。死んでるのをやめるんだ」
「OK」
ジョンの言葉に返事をするかのように画面の中のシャーロックが言うので思わずジョンが顔を上げます。
ここもすごい演出ですよね。
そしてシャーロックのメッセージが始まります。
「ハロー、ジョン。その場にいれなくてごめんなさい。僕はすごく忙しいんだ。」
「However, many happy returns」
「そして心配しないで。僕はすぐにまた君と一緒になれるよ」
ここでドアの呼び鈴が鳴ったのでジョンは動画を止めて席を立ちます。
「彼は戻ってくる」
アンダーソンが呟きます。
レストレードは街中で見かけた新聞の見出しに目をとめます。
「THE GAME IS BACK ON」
この見出しを見たとき、レストレードが微笑みます。
この微笑みは何を意味してるんでしょうか?
レストレードは真相を知っているという説もありましたが、どうなんでしょうか。。。うーん。
そして、
動画のPauseの時間切れで再び再生モードになり、シャーロックがにっこり笑ってウィンクします。
7分ちょっとなのに完成度の高い内容でした。
そしてジョンの表情が本当にせつないせつない(泣)
このエピソード放送後、すぐにジョンのブログも更新されるわけですが、
もう、さすがBBCなのかモファットさんなのかわかりませんが、やる事に抜け目ありません。
またこのブログの内容が更にせつなくて、私はしばらく寝つけなかったくらいです。
ブログのタイトルは
「Many Happy Returns」
要約すると、メッセージビデオを観た。
シャーロックは人間らしくないとみんなが言うけど彼はチャーミングでとても人間らしかった。
彼のように僕たちも正直であるべきだし、そして今が正直になる時だ。
楽しかった時期を伝えるためにブログを書いていたけど、もう前に進まなければいけない。
自分の話を信じてくれない人たちのコメントを消すのは疲れたよ、僕はあれが全て現実だと知ってるけど。
そして僕はある人を見つけることが出来たから、その人に集中するよ。
だからこれが僕の最後のブログだ。
Sherlock, you bastard, wherever you are.
シャーロック、どこにいようと君はひどい奴だ。
Cheers.
ジョンはシャーロックのビデオで少し踏ん切りをつけてしまうんですね。
ここのジョンは聖典のワトソンよりも頑固で狂暴かなり強いところがあるようなので、
シャーロックが戻ったらどうなるんでしょう。もちろん行き着くところは同じだと思いますが。。。
それにしてもビデオメッセージのシャーロックとブログのジョンをこうして並べると、
何でしょう、この人たち。結局相思相愛じゃないですか(笑)
本国放送前にこれをUPしたくて頑張ってみましたが、相変わらず上手くまとめられず
長くなってしまいました。。。7分ちょっとなのに(涙)
しかし、あと約3日で始まり10日後くらいには3話すべて終わっているわけですよ。
でも3話目の最後がどんなクリフハンガーかわかりませんが、クリフハンガーである限りシリーズは続くんですよね。
ちょっと複雑w
気がついたらもう年末で、お正月はいよいよSherlock Series3が本国で放送されますね。
日本語字幕のBDが出るまで我慢しようとちょっと思ったのですが、
本国放送と同時に多分いろいろなネタバレが出回りそうなのでやっぱり観ようかと考えとります。
さて、クリスマスに放送されたミニエピソードです。
BBCの公式だしスポイラーでもないと思うので書きますが日本での公開まですべて回避している方にはごめんなさいです。
以下、ミニエピソードのネタバレが含まれますのでご注意ください。
ミニエピソードというから主役2人以外のスピンオフ的なお話かと思ったら、
プロローグのような内容でしたね。「Series 2.5」な感じ?
たった7分ちょっとでしたがしっかりしたストーリーで、構成も演出もとても良かったです。
あらためてモファットさんとマーク・ゲイティスさんはすごいなーと感服です。
それにしてもシーズンの合間をここまで演出し盛り上げるドラマは過去にも無いような気がします。
世界中ちょっとした、いえ大規模なお祭り騒ぎですが私もオンタイムでそれを味わうことが出来て良かったなーと。
このミニエピソード放送の後にすぐジョンのブログがミニエピソードを受けた内容で更新したのも、
制作側、何をすればファンが盛り上がるのか把握しすぎです(笑)
しかも英国オンリーかと思ったら今回はBBCがちゃんとYoutubeにもUPしてくれたんですよね。
そしてミニエピソード放送後すぐに翻訳してくれた方が沢山いて皆さん仕事早いです、ありがたいです、本当に。
iPlayer は一応英語字幕が出るんですけど・・・出るんですけどね・・・。
て、事で。
もう既に内容はすっかり把握されている方が多いかと思いますが、自分のまとめも兼ねて書きます。
オープニング、おなじみのタイトルの後チベットから始まります。
「Many Happy Returns」
チベットの僧侶に紛れて隠れていた麻薬密売人の女性を見抜く僧院長の場面。
この僧院長が実はシャーロックではないかと言うアンダーソン。
そんなアンダーソンに「奴は死んだんだ」とレストレード。
だけどアンダーソンは次に起こった事件の目撃例を出します。
ニューデリー。
見事事件を解決した警部が記者会見を開きなぜ犯人がわかったか説明します。
そして記者会見終了後、警部が「すべて君のおかげなのに手柄にしなくていいのか?」とある人物に話しかけます。
「その警部は優秀だな」レストレードが言うと、
アンダーソンが「そんな優秀な警部はどこにもいないですよ」と言ってしまい「サンキュー」と嫌味を言われますが、
「シャーロックもあなたの事件をすべて解決したけど一度も自分の手柄にしなかったじゃないですか」
そう言われたレストレードは「全部解決したわけじゃないぞ」と反論しますが、
「彼は隠れてたけど事件に関わることをやめられなかったんですよ」と話を続けます。
レストレードも負けじと自分で解決した事件を挙げていきますが、次の目撃例へ話を進めるアンダーソンでした。
ハンブルグ。
妻殺しのトレポフという男の裁判において陪審員が集まり有罪か無罪か判決を出す場面。
陪審員が次々と「無罪」判決を出す中、イライラと指でテーブルを叩く男のところで止まります。
「どうですか?」
少しずつ姿がクリアになっていく感じなんですね。
やっと巻き毛がちょっと見えてきました。
そして新聞の見出しには「トレポフ有罪」と書かれています。
アンダーソンはシャーロックが生きていることを信じ、またそのために仕事を失ったようでした。
レストレードは古い友人に会いに行くと席を立ちます。
そしてアンダーソンが仕事に復帰できるよう働きかけるからと言いますが、
地図を見ながら「だんだんとイギリス近づいてきているんです」と言うだけでした。
レストレードが訪ねた相手はジョンでした。
調子はどう?とレストレードが聞くと「うん、いいよ、前よりはずっと」と答えるジョン。
実はレストレードはシャーロックがオフィスに残していったものを持ってきていました。
「俺たちが君の誕生日に作ったビデオメッセージを覚えてるか?これはそのノーカットバージョンなんだ」
そう言いながら箱からDVDを取り出します。
「持ってこない方がよかった?」
「いや、大丈夫。多分観ないと思うけど」グレッグにジョンはそう答えました。
レストレードが帰ったあとジョンはグラスにお酒をつぎ少し考えたあとDVDを再生機に入れます。
この場面、ジョンの表情がせつないですけどすごくきれいな構図です。
「僕は何をするんだっけ?」
再生が始まるとすぐにシャーロックのアップで始まります。
「最後に何をするんだっけ?笑ってウィンクをする?時々やるんだ。みんな喜ぶから。僕が人間らしくなるから」
シャーロックはジョンの誕生日食事会に欠席するのでレストレードの撮影でメッセージを残す事になりました。
「僕の欠席理由何だっけ?」
「用事があるって言うんだろう」レストレードはもっとちゃんとした理由にしろよ、と言いますが
シャーロックは細部までちゃんとしちゃうと嘘になるからそれでいいんだ、と言います。
もう一度カメラを見ると
「ちょっと待て。何をするか考える。」
その時ジョンが呟きます。
「何をすればいいか教えてやる。死んでるのをやめるんだ」
「OK」
ジョンの言葉に返事をするかのように画面の中のシャーロックが言うので思わずジョンが顔を上げます。
ここもすごい演出ですよね。
そしてシャーロックのメッセージが始まります。
「ハロー、ジョン。その場にいれなくてごめんなさい。僕はすごく忙しいんだ。」
「However, many happy returns」
「そして心配しないで。僕はすぐにまた君と一緒になれるよ」
ここでドアの呼び鈴が鳴ったのでジョンは動画を止めて席を立ちます。
「彼は戻ってくる」
アンダーソンが呟きます。
レストレードは街中で見かけた新聞の見出しに目をとめます。
「THE GAME IS BACK ON」
この見出しを見たとき、レストレードが微笑みます。
この微笑みは何を意味してるんでしょうか?
レストレードは真相を知っているという説もありましたが、どうなんでしょうか。。。うーん。
そして、
動画のPauseの時間切れで再び再生モードになり、シャーロックがにっこり笑ってウィンクします。
7分ちょっとなのに完成度の高い内容でした。
そしてジョンの表情が本当にせつないせつない(泣)
このエピソード放送後、すぐにジョンのブログも更新されるわけですが、
もう、さすがBBCなのかモファットさんなのかわかりませんが、やる事に抜け目ありません。
またこのブログの内容が更にせつなくて、私はしばらく寝つけなかったくらいです。
ブログのタイトルは
「Many Happy Returns」
要約すると、メッセージビデオを観た。
シャーロックは人間らしくないとみんなが言うけど彼はチャーミングでとても人間らしかった。
彼のように僕たちも正直であるべきだし、そして今が正直になる時だ。
楽しかった時期を伝えるためにブログを書いていたけど、もう前に進まなければいけない。
自分の話を信じてくれない人たちのコメントを消すのは疲れたよ、僕はあれが全て現実だと知ってるけど。
そして僕はある人を見つけることが出来たから、その人に集中するよ。
だからこれが僕の最後のブログだ。
Sherlock, you bastard, wherever you are.
シャーロック、どこにいようと君はひどい奴だ。
Cheers.
ジョンはシャーロックのビデオで少し踏ん切りをつけてしまうんですね。
ここのジョンは聖典のワトソンよりも頑固で
シャーロックが戻ったらどうなるんでしょう。もちろん行き着くところは同じだと思いますが。。。
それにしてもビデオメッセージのシャーロックとブログのジョンをこうして並べると、
何でしょう、この人たち。結局相思相愛じゃないですか(笑)
本国放送前にこれをUPしたくて頑張ってみましたが、相変わらず上手くまとめられず
長くなってしまいました。。。7分ちょっとなのに(涙)
しかし、あと約3日で始まり10日後くらいには3話すべて終わっているわけですよ。
でも3話目の最後がどんなクリフハンガーかわかりませんが、クリフハンガーである限りシリーズは続くんですよね。
ちょっと複雑w