こんにちは。
F1普及委員のDico Rosbergです。
今年はベネディクトが何と2回もポディアムインタビューをするという
私にとっては前代未聞、寝耳に水、正月と盆とついでにクリスマス(しつこい)というスーパーサプライズがありました。
近年のF1不人気に対するバーニーさんの苦肉の策なのかもしれませんが感謝とともにまたよろしくね!という事で。
実際にはこの2戦はFIA側の思惑とベネディクトのスケジュールがマッチしたのかなーと思いますが。
ご参考までにベネディクトポディウムインタビューの記事
閑話 F1第2戦マレーシアGP
閑話 F1第6戦 モナコGP
この時にUPしていなかった画像もいくつか。
マレーシアGP。
BBCのF1放送のレポーターのスージー・ペリーと同じく元F1ドライバーのデビッド・クルサードと。
マレーシアGP
ポディウムインタビュー
マレーシアGP 予選
モナコGP
ポディウムインタビュー
モナコGP
ポディウムインタビュー
モナコGP
つかみはOKですかね?(笑)
そんなわけでF1が今年も鈴鹿にやってまいります。
先週シンガポールが終わりドライバーたちがぼちぼち来日しているようなので、
うっかり遭遇も十分ありえます。
羽田または成田から鈴鹿への移動なので毎年わりと京都出没率が高いです。
もう4~5年前になりますが私も朝っぱらから品川駅でジェイソン・バトンに遭遇しました。
F1ドライバーにしては背も高くハンサムさんなので結構目立ってましたよ。
ジェイソン・バトン。
さて、F1日本グランプリ、Formula1 Grand Prix In SUZUKA です。
鈴鹿サーキットはベルギーのスパやイタリアのモンツァに並んでドライバーの中でも人気の高いサーキットです。
難しいコースなので、戦略的にも面白いんだとか。
いつだったか余裕で先頭を走っていたベッテルに「タイヤも心配だからもうそんなに飛ばさなくていいよ」と
ピットから指示があったにも関わらず飛ばし続け最後は「飛ばすな」と怒られてました。
コースを攻略するのに夢中になっていたようです。子供か。
この時期になるとチャンピオンシップも終盤に差し掛かるので、
ワールドチャンピオンの可能性があるチームのピットはみんなピリピリしてるんです。
何かあってリタイアになったら元も子もないですからね。
今年のF1は全19戦。11チーム、22名のドライバーが参加しており、
獲得ポイントでワールドチャンピオンが決まります。
ポイントは10位まで。
1位:25P
2位:18P
3位:15P
4位:12P
5位:10P
6位:8P
7位:6P
8位:4P
9位:2P
10位:1P
ルールについては毎年変更されるのですがとりあえず今年の大まかなルールを。
※グリッド(スタート時の位置)
前日の予選で決まります。予選はタイムアタックです。
制限時間内に何周か走りそのうちのベストタイムで争われます。
Q1で上位15台がQ2に進み、Q2での上位10台がQ3に進みます。
Q3で一番速かった車が先頭グリッド、つまりポールポジションです。
以下、タイムの順番で並びます。
※現在、レース中は給油禁止ですのでピットストップは主にタイヤ交換です。
※タイヤは必ず2種類を使わなければいけません。
大方は「ソフトタイヤ」と「ハードタイヤ」です。
「ソフトタイヤ」は柔らかいのですぐに路面とグリップしますが、その分すぐに消耗します。
「ハードタイヤ」はグリップするのに時間はかかりますが持久力があります。
2種類使用をクリアすれば何度タイヤ交換してもOKです。
スリーストップ、3回の交換が多いですが天候や状況などに応じて変わります。
時々、今日は2ストップの作戦でも途中で3ストップに変更になる場合も多々あります。
チームラジオ、無線でのやりとりで「Bプランに変更」というのがありますが、
2ストップが3ストップになった場合にもこの言葉が使われるようです。
ピットに入ればそれだけ時間をロスしてしまうのでタイヤ交換は少ない方が良いのですが
摩耗したタイヤはグリップがなくなり、急激にスピードダウンしてしまいます。
ピットストップもチーム同士の駆け引きに使われるなど大事な戦略となります。
現在は年間のタイヤ使用本数も決められているので、
チームはちょっとしか使っていないタイヤを使いまわしてやりくりしています。
では現在のランキングです。
前回のシンガポールでニコがリタイアしたため逆転されました(涙)
いや、しかしニコちゃんを見守り続けて約8年。まさかチャンピオンシップ争いをする姿を見れるなんて(感涙)
そして、なぜ23人いるかというと、ケータハムの可夢偉が一度外され、ロッテラーが起用されましたが、
ロッテラーが「走りたくない」と言ったとかで再び可夢偉が戻っています。
今年のF1はメルセデスAMGの1強、かなり早い時点でハミルトンとニコの争いとなっているのでとんでもなくつまらないです。
面白いと思ってるのは世界中で多分私だけかも(笑)
そんな状況の中、故意か偶然か、ニコとハミルトンの確執が表面化し、現在はかなり泥沼状態です。
特にニコはベルギーでハミルトンにぶつけて以降ポディウムに立つとブーイングされてしまっています(悲)
ニコの走りは可もなく不可もないので、チャンピオンにはふさわしくない、という不満もあるようです。
さすがにそれは私も同感で、チャンピオンはやはり強さとうまさがあるからこそチャンピオンなので、
ニコにとってはここが正念場、チャンピオンへの洗礼を受けているんだと思います。
ニコだけではなく、過去のチャンピオンは少なからずブーイングを受けているので、頑張ってほしいですね。
元F1ドライバーのサー・スターリング・モスさんと。
この方は英国人で「サー」の称号を授与された名ドライバーですが「無冠の帝王」と言われているそうです。
ワールドチャンピオンになった事がないんですね。
ところで、近年のF1は過去に類をみないほどワールドチャンピオン経験者が現役で走っています。
シューマッハがまだメルセデスにいた頃は、彼を含めて6人のチャンピオンが走っていました。
6人が同時に走るなんて過去に例がないくらい驚異的です。
そして今年はアイルトン・セナのF1デビュー30周年そしてあの痛ましい事故から20年の年でもあります。
セナで思い出すのはやはり1994年のサンマリノGPです。
この頃のフジテレビはオープニングにもかなり力を入れていました。
今でも忘れられないオープニングをYoutubeで見つけました。ものすごくかっこいいんです。トリハダものです。
でもちょっと泣きます(泣)
2006年のサンマリノGPです。騙されたと思って見てください。
https://www.youtube.com/watch?v=4ZGeGeJ1_YQ
この動画を紹介していたサイトに「フジが本気を出したオープニング」とありましたが、
今は本気どころかやる気も感じられません(怒)
背景的には、セナを追い続けてきたシューマッハがセナを失いながらも皇帝として君臨してきたけど、
アロンソという若き天才が現れ、引導を渡される、な感じです。
こちらはセナとシューマッハに焦点をあてたものです。
2000年のサンマリノでセナと並ぶ通算41勝目をあげたシューマッハが記者会見で泣き崩れる場面もあります(涙)
https://www.youtube.com/watch?v=88W6EcNbDvM
実は来年はHONDAがマクラーレンのエンジン供給として再び参戦します。
セナファンにはおなじみの「マクラーレンホンダ」復活です。
感動と言えば現在ケータハムの日本人ドライバー、小林可夢偉が2012年の鈴鹿で3位表彰台にのぼったんです。
母国グランプリってどんな名ドライバーでも優勝はおろか表彰台も難しい、かなりプレッシャーもかかるレースなんですよね。
そんな可夢偉くんが当時はザウバーですが、最後までハラハラさせましたがポディウムでシャンパンファイトですよ。
可夢偉が表彰台に立った時に沸き起こったカムイコールにみんな泣いたし、私も泣きました。
残念ながら可夢偉は2013年はF1で走れず、今年ケータハムでカムバックしましたが来年ケータハムがあるかどうか(涙)
最後に日本GPの放送予定です。
通常はBSとCSでしか放送していませんが日本GPに限り地上波でも放送予定です。
BSフジ(録画)
公式予選 10月4日(土)19:00~20:00
決勝 10月5日(日)19:00~20:50
地上波フジ(録画)
決勝 10月5日(日)24:40~
フジテレビNEXTはライブ中継です。
相変わらず長い割にはまとまりもなくあまり役に立たないF1情報でごめんなさい。
力入り過ぎてダメダメになった典型ですね(笑)
ベルガーさんとニキ・ラウダ。往年の名ドライバーです。
あ、別にこのふたりがダメダメだとか役立たずとか言っているわけでは・・・