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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Band of Brothers Part Ten 戦いの後で その3

2013-10-30 12:24:23 | Band of Brothers
原題:Points

お久しぶりのユージーンさん。

その2の続きです。

転属の面談を受けるウィンターズさん。

インタビューではノルマンディから振り返ります。
Dディでは優れたリーダーシップを発揮しました。

そうしてあっという間に昇進してしまったウィンターズさんはバストーニュでも指揮官に徹しました。

「なぜ転属願いを?部下を置いて。星を増やしたいなら君にはもう必要無いよ」面談の指揮官が言うと
「それが目的ではありません」ウィンターズさんはもう少し直接戦い戦いたかったんですね。
結果的には、ウィンターズさんは第101師団を任されてしまい転属願いは聞き入れられませんでした。
「部下も君を離さないと思うよ」そう言われるウィンターズさんでした。

実際、E中隊においても皆口を揃えてウィンターズさんがいなかったらここまで耐えられなかったとか、
心から尊敬できる優秀な指揮官だとか、本当に大人気なんです。

ポイント制度は軍隊に深刻な影響を及ぼしていました。
戦争が終わってもポイントが足らず帰国できない者たちが焦燥や怒りなどを酒やピストルで発散していました。
更に自動車事故が増大し死傷者が沢山出ていました。

検問所では隊員たちが交代で配備されていました。
ヤノヴェックが「今75点なんだ」などと話しています。

そこにウェブスターが交代のためやってきました。
ヤノヴェックはドイツ軍のトラックに乗って戻る途中、対向車の落としたドラム缶に車が乗りあげ横転し死亡します。


更に事件は続きます。
グラント軍曹たちが夜の道を車で走っていると一人の酔っぱらった隊員がピストルを片手に立っていました。
足元にはドイツ軍の将校が死んでいます。
グラントが車を降りて何事か尋ねるとその酔っぱらいは「ガソリンが欲しいのにくれなかったんだ」と言います。
グラントが銃を渡せと言うと酔っぱらいの隊員はグラントに発砲しそのまま逃走します。

スピアーズさんはグラントをとても気に入っていました。
「脳外科じゃないと無理だな」
軍医にそう言われるとスピアーズはタルバートに犯人捜しを指示し、脳外科を探しに奔走します。

タルバートはE中隊を総動員して検問所や周囲を抑え犯人探しに全力を注ぎます。

犯人はI中隊の補充兵でした。
スピアーズが拳銃で撃とうとしますが思いとどまりMPに引き渡すよう指示します。

グラントは一命を取りとめました。
原作でこの時なぜ撃たなかったという質問にスピアーズはこの時はまだ自白もなかったし犯人の確証はなかったから、
と話していますがスピアーズもタルバートも他の隊員も皆撃てるチャンスがあったのにも関わらず撃たなかったのは、
も殺し合いは沢山だと思っていたように思うと原作者が語っています。

タルバートは先任軍曹から一般の軍曹に降格してほしいとスピアーズに申し出ます。
隊員たちの中に戻りたいという理由からでした。

スピアーズは軍に残る決心をします。
このままではみんなダメになってしまうし、E中隊には彼らをよく知る指揮官が必要だからという理由でした。
それを聞いたウィンターズさんは嬉しそうです。


ウィンターズさんはマラーキーに空挺の実演がフランスで行われるので技術顧問になってほしいと依頼します。
マラーキーは快諾しますがちょっと寂しそうです。

そしてリプトンさん。
戦地任官が昇進した場合は元の隊には戻れない規則があるのでリプトンも転属しなければならないことを伝えます。

ウィンターズさんは大隊本部を推奨したのでリプトンもそこに決めます。
更に飛行場でドイツ軍の将軍が降伏するのでそのアテンド(?)をしてほしいと指示をいます。

飛行場。
将軍の「部下に挨拶をしたい」という申し出を受けるリプトンさん。
それを見守るウィンターズさん、ニクソンさんの前に何とあのソベルさんが通ります。

ウィンターズさんはソベルが大嫌いらしいです。
E中隊を育てたのは彼だとは認めていますが所業についてはやはり許せないようです。
なので知らんふりして通り過ぎようとするソベル大尉にウィンターズ少佐が呼び止めます。
「大尉。上官に敬礼はしないのか?」
そう言われ無言で敬礼するソベルさん。

それを見ていたリープゴッドが楽しそうです。
ウィンターズさんは首を傾けニクソンさんを伺いニクソンさんも無言で「やれやれ」というような顔。
やっぱりいいなあ、この2人。


ドイツ軍将軍の挨拶が始まります。

そばにいたリープゴットが通訳をしてあげてます。
「長く厳しい戦争だったけど、諸君は国のため勇敢に誇り高く戦った。」
「諸君は特別だ。絆で結ばれたいる。それも固い絆だ。」
「兄弟と共に戦い、支え合い、悲しみを乗り越えた。私は諸君を誇りに思う」

このセリフはE中隊にも言えることでこれをこの場面でドイツ軍に言わせたのは、
どこの国の軍人もみな国のために辛いことも支え合って戦っているという、
オフサイドの精神 ←(「ノーサイドの精神」です。は、恥ずかしい。)のような気がします。

その4に続きます。

シャーロック ベルグレービアの醜聞 -S1E1- その4

2013-10-26 11:00:30 | Sherlock
原題:A Scandal in Belgravia


その3の続きです。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。


「彼女の仕事は快楽としてのお仕置き、特殊な嗜好の人々が客になる」
マイクロフトはそう言うと彼女のサイトの写真を見せます。

アイリーン・アドラーも写真を見るシャーロック。

同時に彼女のモバイルに誰かから画像が届き、開いてみるとシャーロックの画像でした。

2人の行動が何気に同調しているのが面白いです。

「彼女のところに何かまずい写真が?誰の写真ですか?」シャーロックが聞くと、
「依頼人にとって大切な方だ。それ以上は・・・」とハリーさん。
「若い方だ。若い女性。大量にあるらしい」とマイクロフトが少し補足をし、
「その女性とアドラー嬢の写真?きわどい写真?」とシャーロックが聞けば「そうだ」と答えるマイクロフト。

ついでにその会話を聞いて固まってるジョンに「ジョン、カップを置け」と言ってあげます。

「依頼を受けてくれるか?」と聞かれたシャーロックは「彼女の要求通りの額を支払いなさい」と言いますが、
「要求は何もない。ただ写真の存在を知らせてきただけで要求する気はないそうだ」とマイクロフトの言葉をと聞くと
「力の誇示か。イギリス最強の一族にさすが女王様だ」と楽しそうにしながら依頼を受けることに。

「ケイト、お客様がくるから支度を手伝って」

アイリーン・アドラーが言います。
その頃、シャーロックも必死に服を選んでいるのでジョンが「何してる?」と聞くと
「武装してるんだ」と言いながら防火服を着て「違うな」ドリフかと思った(笑)

でも結局いつもの服なんですけどね。

アドラー嬢宅に向かう途中、いつもと変わらないじゃんとジョンが言うと「彩りを加える」とシャーロックは
突然「僕を殴れ」とジョンに言います。

「え?」とジョンが戸惑ってるのでシャーロックが先に殴れば、ジョンも殴り返し「これでいいよ」と、
言ってるシャーロックを更に羽交い絞め。「僕は元戦士なんだ」と、怒ると怖いドクター・ワトソンです。

その頃アドラー嬢も彩りを加えています。ずっとリンクさせてるのが面白いです。


アドラーさんに素性を知られてると思っていないシャーロックは神父の変装をし、誰かに襲われたと装って
アドラーさんの家のベルを押し助けを求めることで怪しまれずに家の中に入ろうと画策します。

家の中に入れてもらったシャーロック。
「災難でしたね。まだお名前を伺っていないとか」とやってきたアドラーさんは全裸でした。

さすがに意表を突かれ固まるシャーロックに「驚くと偽名も忘れるわね、ミスター・ホームズ」
そこに入ってきたジョンも固まってました。

ソファに座ったアドラーさんをいつものようにプロファイリングするシャーロックですがなぜか何も見えず、
「あれ?変だなー?」と試しにジョンを観察するとちゃんと出来るのでもう一度アドラーさんを見ますがダメでした。

逆にアドラーさんに「その傷は愛する者が殴ったでしょ。鼻と歯は避けてるもの」と観察されちゃいます。

「ジョンが目のやり場に困ってるから」と自分のコートを差し出すシャーロックはいつも結構紳士なんですよね。
シャーロックにプロファイルされてる最中のジョンの顔が面白くて好き。

「裸の画像ならジョンのPCにいっぱいある」「PC返せ」などとやりあってると
「そんなことより教えてくれる?方法は?頭を殴られたハイカーの事よ」とアドラーさんが言うので
「その件で来たわけでは・・・」と言うと「どうせ写真は渡さないからお話しましょう」とけん制されます。
「探偵と探偵物語が好き。頭の良い人ってセクシー」アドラーさんが言うとシャーロックはちょっとかみつつ?
推理を話し始めますが、その時のジョンの顔が目を丸くしながら驚いていて面白かったです。
「え?シャーロックが噛んだ?」なのか「セクシーって言われただけで喋っちゃう?」なのかわかりませんが(笑)

「どう殺されたの?」とアドラー嬢が聞くと「殺されてない。」とシャーロック。
「被害者は最近外国に旅行したスポーツマン。そして例の写真はこの部屋に」
シャーロックの言葉に「なぜそれを?」とアドラー嬢が聞けば「あるんだな。ありがとう」とにやり。
「ジョン、外で見張れ」と指示を出すとジョンも笑みをうかべつつドアの外に出ます。

ジョンが外に出ると推理を続けるシャーロック。
この時場面は現場に変わりアドラーさんとシャーロックが現場にいます。

これは実際の現場ではなくシャーロックの内側の世界を表現していて、この時にシャーロックが初めて女性を
自分の内側の世界に連れて行くシーンだとモファットさんが言っていました。

推理の途中で火災警報器が鳴ります。
とっさに鏡の方を見るアドラーさんに「ありがとう」とシャーロック。
「警報が鳴ると母親はとっさに子供を見る。一番大切なものだから」そう言いながら鏡を動かすと金庫が隠されていました。

「ジョン、もういいぞ。警報を切れ」
実はジョンが探知機の近くで雑誌に火をつけてわざと警報を鳴らしていました。
雑誌の火を消そうとしているジョンの背後からサイレンサー付の銃で警報を撃ちながら男が数人近づいてきました。


その5に続きます。


こんなに細かく書いてたら1年かかるよ、私。
そもそもこれあらすじとは言わないかも(涙)


ラストエネミー 近未来監視国家の陰謀1

2013-10-25 14:32:08 | ラストエネミー
原題:The Last Enemy
2008年BBCテレビ


以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。


やっとこ観れました、ベネディクト・カンバーバッチ主演のBBCテレビドラマ「ラストエネミー」
以下、かなり失礼な感想を書いていますので、気になる方は飛ばしてください。(小心者)

私は多分ベネディクトのちゃんとした(?)キスシーンやHシーンを観たのは初めてなんですけど、
正直に申せば、エロくない。全然色気がない・・・と、思うのは私だけ?セクシー俳優ナンバー1なのにどうしたことか。
最初のキスシーンはYoutubeにかなりたくさんUPされてましたが、なぜこのシーンだけいっぱいあるんだろう。

このドラマのベネディクト君が育ちの良いお坊ちゃんでとにかく可愛いのですが、、
お相手のマリンカさんがちゃんと大人の色気を持った方なので、ベッドシーンなんかも
ベネディクトくんが抱いていると言うよりマリンカさんに抱かれちゃってる雰囲気なんですよね。
これジョンハリソンみたいな役でやったらすごくエッチなシーンになるのかなぁ。。。

姉を慕う弟なんですよね。て、義姉だからそれはそれで正しいのか(笑)

そして肝心のストーリーですが、うーーーーーーーん。何というか最後までうーーーんとしか言えなかったです。
多分、ベネさん主演じゃなければ途中でやめてたかも(苦笑)

散々な事を書きましたがベネディクトくんが最初から最後まで可愛いので眼福なドラマであります。
何か少し影薄い?と思わないでもないですが。
それにしても天才お坊ちゃんの役がよく似合いますね。

それではあらすじです。
アフガンでマイケル・エザードを乗せた車が突然爆発しするところから始まります。

場面は変わって飛行機の中。何ですか?これは(笑)

強迫性潔癖症の数学者、スティーヴン・エザード@ベネディクト・カンバーバッチが兄のお葬式に出席するために、
中国から4年ぶりにイギリスに帰国します。空港では網膜認証やIDの確認と厳重なチェックを受けちょっとうんざり。
お兄ちゃんのお葬式にはたくさんの人が参列し、みながお兄ちゃんを褒めるので困惑気味のスティーヴン。

お葬式のあと、お兄ちゃんの住んでいた親の遺産だというマンションに行きますが、
女性が瀕死の状態で寝ていてびっくり。

思わず下の階のドアを叩きます。アンドリューという男が住んでいてお兄ちゃんの事を知っていました。

寝ている女性の事をそれとなく聞きますが、何も知らないようなので部屋に戻ります。
キッチンに行くと今度は別の女性がお料理をしていました。

彼女の名前やヤシーム。お兄ちゃんの妻だと言います。
寝ている女性は「ナディール」という名前で医者でもある彼女は彼女の治療をしていましたがこの日に亡くなってしまいます。
一方、ナディールをめぐって様々な人が動き回っています。
お兄ちゃんのお葬式にいた男はその夜ナディールの部屋に侵入し、

政府機関だと思われる人たちはナディールの行方を追っていました。

そしてその夜、お兄ちゃんをめぐってお互い感情を吐き出した2人は(問題の)キスシーンのあとベッドに突入します。

翌朝。
監視カメラの無いカフェで集まる3人。
彼らはエージェントを使いアフガンやナディールの自宅などあらゆるところの監視映像を入手していました。

昨日ナディール自宅に侵入した男は「ラッセル」という人物で今回対テロ向けに再招集された兵士ですが3年前から消息をたっていました。

スティーヴンの研究に出資したいとインカレンド社から電話があります。

早速、インカレンド社のブライアントアンドリューに会います。
自分の研究の説明をしますが、どこか反応の悪い2人に不審そうなスティーヴン。

3年の出資を申し出ますがそれにはひとつ条件がありました。
それは「T.I.A」(Total Information Awareness)と呼ばれる全情報認識システムで
英国の全ての情報の監視を行い、犯罪などを防ぐことが可能になる言います。
スティーヴンはこのシステムが政府や世論に認められるよう広告塔になってね、という条件でした。

自分の研究内容を認めたわけではなく「マスコット」になれと言う彼らにスティーヴンは「NO」と言います。

おうちに帰るとヤシームもナディールも姿を消していました。

そこにエレナという女性が訪ねてきました。
エレナはスティーヴンと以前一緒に暮らしていて今は政治家になっていました。
そして彼女はTIAの法制化を任務としておりインカレンド社にスティーヴンを推薦したのはエレナでした。

彼女はスティーヴンをテロの被害者も参加する讃美歌のコンサートに連れて行き説得します。
テロや犯罪を防ぐにはどうしても必要なので力を貸してほしい、まずはシステムを使って検証してほしいと言われます。

その頃、ラッセルはエザード家に侵入し髪の毛の採集をしていました。
途中スティーヴンが帰宅するも難なく脱出します。

スティーヴンはヤシームの画像を見ながらエレナに協力することを伝えます。
TIAのアクセス権と検索や移動の自由が条件でしたがエレナも機密以外であればと了承します。

スティーヴンの目的はヤシームの捜索でした。
TIAが設置してある省庁に行き早速検索をします。

検索するとお兄ちゃんの事故の動画やキャンプで発生した感染病のニュースなどが出てきます。
次いでナディールを検索しますがアクセス不可でした。

ナディールを検索すると関係者にアラートが出るようになっていました。
省庁に集まる3人。検索したのがスティーヴンだとわかり以後スティーヴンの検索履歴は監視されることになります。
お兄ちゃんの爆発事故はこの3人が関連しているようでした。

ラッセルは持ち帰った髪の毛を分析にかけあの家にはエザード兄弟とヤシーム、それにナディールが居たことが判明します。
ラッセルが使用しているシステムもTIAでした。

省内の会議でエレナは懸命にTIA導入を説得します。
隣で真剣にノートをとっている・・・かのように見えるスティーヴン。

実は、ヤシームとお兄ちゃん、そしてナディールの事を考えていました。
明けても暮れても彼の頭の中はヤシームです。

突然エレナがスティーヴンに意見を求めますが天才数学者なので難なくスラスラと意見が出てきます。
但し、スティーヴンは既に膨大な個人データはTIAがなくても政府は握っている現状を指摘し「全体主義のようだ」と揶揄します。

スラスラと理論を流暢に話す演技は流石ベネさん!でした。

スティーヴンはヤシームを見つけます。
ナディールと思われる死体を運ぶ姿と駅で男と接触する姿が監視カメラに捕えられていたのをTIAで見つけます。
接触した男は感染症のエキスパート、モートン教授とわかりスティーヴンは会いに行きます。

スティーヴンは教授に、ナディールはキャンプで発生した感染病にかかった事、ヤシームが教授に接触したのは
ナディールの血液サンプルを渡すことなど推理を話しますが教授はすべて否定します。

スティーヴンの行動はすべてあの3人に知られていました。
オランダでアフガニスタンからの密入国者数人が捕まったが逃げられイギリスに向かっている事、
そしてその中に死んだはずのマイケル・エザードが居たことが判明します。
「国家のために決断するならまたとないチャンスです」3人のうちのひとりの女性がそう言います。
後にこの女性は首相秘書だとわかります。

ヤシームと同じ日に消えたアンドリューを検索するスティーヴンは彼の宿泊している場所を突き止め張り込みますが
そこから出てきたのはヤシームでした。
慌てて後をつけるスティーヴン。ヤシームはモートン教授のいる研究所に入ったのでスティーヴンも追いかけます。
ずっとスティーヴンを監視したいたラッセルの姿もありました。

ヤシームはモートン教授のところに行く途中で秘書の死体を見つけすぐに逃げます。
あとを追いかけたスティーヴンも死体を見つけ、すぐにヤシームを探そうとしますが何者かに殴られて気絶します。

横たわるスティーヴンの陰には撃たれて死んでいるモートン教授もいました。

そしてナディールを棺に入れ埋葬するアンドリュー。

ここで「LOGGING OFF」
エピソード2に続きます。

長いなーと思ってよく見たらエピソード1は1時間30分もありました。拡大版だったんですね。
2回にわけようかどうしようか悩みましたがこのままUPすることにします。すみませんです。

Band of Brothers Part Ten 戦いの後で その2

2013-10-23 12:16:41 | Band of Brothers
原題:Points


その1の続きです。

ウィンターズさんはニクソンに「プレゼントがあるから」と連れ出します。
着いたところはゲーリング空相のお家でした。
ヘルマン・ゲーリングといえばナチスドイツの軍人として名高い人物ですが、
そのコレクションもかなり有名でした。

扉を開けるとそこは天国、いえニクソンにとってはの話ですが(笑)
世界中から集めた銘酒が床から天井までびっしり保管されていて呆然とするルイス・ニクソンでした。

「他の中隊にも分けろよ。オーストリアに行くまでには飲みつくせ。VEディだ」とウィンターズさんが言います。
VEディはVictory in Europe Dayの事で「ヨーロッパ戦勝記念日」の意味で1945年5月8日になります。
すっかり夢心地のニクソンさんでした。

実際、これを飲みつくすには大隊がほとんど毎日飲み続けても無くならなかったようです。
あまりに毎日飲むので後にスピアーズが飲酒禁止令を出したほどですが、そんなの守る人いなかったでしょうね。
ちなみに、E中隊を始め他の中隊がたどり着いた頃には高級シャンパンはあまり残っていなかったようです。
ニクソンさんがちゃっかり持って行ってしまったとか。


ウィンターズさんとその一行はツァル・アム・ゼーから4キロ離れたカプルンというリゾートで人気の村にいました。

大隊の任務は秩序の維持とすべてのドイツ兵をまとめ武装解除をさせる事でした。
ウィンターズさんは早速、この地のドイツ軍将校を呼び出します。

「武器を集めて引き渡してください」
ドイツ兵の武装解除や武器の引き渡しは速やかに行われました。
武器などは集まりすぎて困ったくらいです。ドイツ人は真面目なんですよね。
ウィンターズさんによると彼らはいつも尊敬を持ってウィンターズさんたちに接していたようです。

「アメリカ軍とドイツ軍は力を合わせてロシアを根絶やしにするべきだ」とドイツ軍将校に言われたとか。

ヨーロッパは終結しましたがアジアでは未だ太平洋戦争が行われていました。
当時、陸軍はポイント制度をとっていて隊員は決められたポイント(85点)を獲得しないと除隊や帰国ができませんでした。
ウィンターズさんは太平洋戦争に備え訓練を実施するよう伝えます。


ある日、スピアーズがE中隊の収集をかけます。

ノルマンディからの古参兵の多くが未だポイント85点に届いていないのを考慮し、Dディ記念日の抽選を行い
各中隊から1名を帰国させる事になりました。
スピアーズの隣でウェルシュがヘルメットの仲のくじを引きます。

実はヘルメットの中には1枚しか入っていません。
これは将校たちがシフティを帰国させようと企んだくじ引きでした。

スピアーズが厳かに紙に書いてある認識番号を読み上げます。
「認識番号13066266 シフティ・パワーズ」

「え?俺?」

そしてスピアーズは第101空挺師団が太平洋戦線に転進することを決定したと伝えます。

シフティがウィンターズさんに最後の挨拶をします。

「故郷に帰ったら戦争の事を何て説明すればいいんでしょうか」シフティの問いにウィンターズさんが答えます。
「君は立派な戦士だったよ」

このウィンターズさんの顔が穏やかでもう、好きだわっ(笑)

しかしこの後、シフティの乗ったトラックが他の連隊のトラックに追突され一命は取り留めたものの、
長期の入院を余儀なくされ、皮肉にも他の隊員たちより遅れて帰国しています。

「点数は足りてるからキティの元に帰る」

ウェルシュがそう言いながらニクソンと話しているとウィンターズさんがやってきます。
「あの話は?」とウィンターズさんが言うとニクソンが「うるさい、これから話すんだよ」
怪訝な顔でウェルシュが「何?何の話?」と聞くと、
「ウィンターズが転属願いを出したんだ。すぐに出撃する第13師団に」

「決着をつけてくる」そう言うウィンターズさん、「ひとりにしたら迷子になるだろ?」と、
どこまでもついていく覚悟(笑)のニクソンさん。
「部下はどうするんだ?」ウェルシュが聞くと「俺は用済みだから」と言っちゃうウィンターズさんでした。

その3に続きます。

シャーロック ベルグレービアの醜聞 -S1E1- その3

2013-10-21 12:09:44 | Sherlock
原題:A Scandal in Belgravia


その2の続きです。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。


「ミスター・ホームズ。我々と一緒に来てください」
そう言うとスカイプ中のモバイルをパタンとクローズします。

現場のジョンは「あれ?急に切れちゃった」とPCのキーを叩いていると「お迎えです」となぜかヘリコプターがきます。


221Bでは男がシャーロックのスーツ1式を目の前に置き「服を整えて行く場所に行きます」と言います。

すかさずシャーロックは男を観察し推理を開始。
スーツの値段や爪が整っている事、そしてスーツの裾には3匹の小さな犬の毛がついている事を確認します。
「行先はわかった」

ヘリに乗ったジョンの足元にはバッキンガム宮殿が見えてきました。

ジョンが通された部屋にはシーツ姿のシャーロックが座っていました。

ジョンは「何これ?」と言うように両手を横に開くと「さあ?」と首を振るシャーロック。
隣に座り左右を見まわしてからシャーロックの下半身(笑)をじっと見つめて
「君、パンツはいてる?」
「No」
「OK」
そんな会話をしてから顔を見合わせ吹き出すふたり。
「バッキンガム宮殿だよ。灰皿を盗みたくなるな」とジョンが言うと(おいおい)また笑い出すふたりがかわいいです(笑)

「僕らは何でここにいるの?女王に謁見?」とジョンが言った時マイクロフトが現れたので、
「女王が来た」とシャーロックが言ってまた吹き出すふたり。

そんな様子を憮然と見つめながら「君たちは何でそんなに子供っぽいんだ」とマイクロフトが苦言を呈します。

「ブロガーと裸の探偵ですから」とジョンが言うと
「捜査中だったんだ、マイクロフト」とシャーロックが言います。
「ハイカーが死んだ事件?結論は明白だろう」とマイクロフトが言えば「簡単だった」とシャーロックが言うので
「え?」と驚きの表情でシャーロックを見るジョンでした。

マイクロフトはシャーロックのスーツ1式を持って
「宮殿の中だぞ、シャーロック。パンツをはけ」と言います。

「何で?」とシャーロックに「依頼人が」と言うので「依頼人は誰だ?」と立ち上がります。
すると奥から男性が入ってきて「極めて高名なお方だ。なので匿名の依頼になる」と言います。
「ハリー」マイクロフトが挨拶をします。

「元歩兵連隊のドクター・ジョン・ワトソン?」ハリーがジョンに声をかけます。
握手を交わしながら「私の主人は君のブログのファンなんだ。特にアルミの杖殺人事件が」


「匿名の依頼は断る、マイクロフト。事件以外の謎を抱えるつもりはない」
シャーロックはそう言いながら「Good Morning」とハリーに挨拶をして立ち去ろうとするので、
すかさずマイクロフトはシーツの裾を踏んじゃいます。

このシーンは何度も撮りなおしたそうですね。踏む加減やタイミングが合わず何度もベネさんのあられもない姿が。。。はうー。

MH「国家の一大事だぞ、大人になれ、シャーロック」
SH「足をどけろ」
MH「どけないとどうする?」
SH「裸で帰る」
MH「どうぞ」
そんな兄弟に見かねたジョンが「Boys Please. Not hear.」と仲介に入ります。

それでもシャーロックは「依頼人は誰なんだ」と叫びます。
「この場所から推理しなさい。この国で一番高位な方だ。だから服を着なさい、シャーロック!」


マイクロフトとハリーが今回の依頼について説明を始めます。

「この国には警察も情報機関もあるのになぜ僕に?」
「シャーロックが言うと「プロのスパイなど信用できないよ」と返すマイクロフト。
「時間があまりない」ハリーが言うとマイクロフトは早速本題に移ります。

「この女性を?」マイクロフトが写真を手渡します。
「2件の政治スキャンダルの中心人物だ」
「誰なんだ」

「アイリーン・アドラー。業界での呼び名は”The Woman”」

「彼女は自分の仕事を女王様と称している」(原文は「dominatrix」:SMプレーの女帝。そのまんまだわ)
「女王様」シャーロックが呟くと「セックスの話だが怖がるな」とマイクロフトがにやにやするので
「セックスなんか怖くない」と声を大にして言うシャーロック。

「知らないくせに」と鼻で笑うお兄様が追い打ちをかけると黙っちゃうシャーロックでした。

弟で遊んでいるマイクロフトです。


またしても進まないまま4に続きます。