非常事態宣言がひと月ほど延長されるようですね。
でも一日の感染者数が減少傾向になってきているようです。
出口が見えてきたようで嬉しいです。
ここで油断せずあと一息頑張ってまいりましょう。
自粛中の私の生活は仕事してあとは映画やドラマを観ていますが(いつもと変わらない)
最近マスク作りにもハマりつつあります。
手ぬぐいコレクターなので好きな柄の手ぬぐいでチクチクと作っています。
手縫いだと息抜きしたいときに気軽にできるのでなかなか良いですよ。
さて、最近ホラー映画を続けて観たので感想をまとめて書こうと思います。
基本的にホラーは苦手なのでそんなに怖くはないです。
ネタバレしているのでご注意ください。
ドクター・スリープ
Doctor Sleep
監督 マイク・フラナガン
脚本 マイク・フラナガン
原作 スティーヴン・キング
製作 トレヴァー・メイシー/ジョン・バーグ
出演者 ユアン・マクレガー/レベッカ・ファーガソン/カイリー・カラン/クリフ・カーティス
去年公開されたときに行こうと思ってたけど結局行けなくて
やっとレンタル解禁になったので観ましたが行かなくて良かったかな、と思いました(ごめんなさい)
映画「シャイニング」の続編でシャイニングと呼ばれる特殊な能力を持つダニー少年のその後を描いています。
回想シーンもあり幼少期のダニーや母親のウェンディも別の人が演じていますが
かなり似ています。特にウェンディは話し方や仕草もそっくりでした。
ダンはホスピスで働き、死に向かっている患者を感じることができる猫アジーと共に
能力を利用して患者を安らかに永眠させます。
これいいですよね。私もにゃんこに見守られながら逝きたいです。
ダンはヴァンパイアのトゥルー・ノットに狙われた少女アブラに助けを求められ
トゥルー・ノットのローズと闘います。
ラストはオーバールックホテルで決着をつけようとローズを誘い出すダニー。
そこでダニーは過去とも向き合います。
シャイニングのラストで示唆されていましたがダニーとお父さん、ジャックも登場。
でもあまり核心には触れてくれなかったしジャックはダニーに憑りついてアブラを殺そうとするし
原作のあらすじを読む限りこのあたりはちょっと原作と違うのかもしれません。
テンポも良いしストーリーもそれなりに面白いし役者さんたちもステキなのですが
キューブリックの世界観が凄すぎて続編の実感がわかないのが正直なところで・・・
でもレベッカ・ファーガソンの美しさはとっても眼福でした。
ちょっとカリビアンな衣装も良くお似合いでした。
カーゴ
(Cargo)
監督 ベン・ハウリング/ヨランダ・ラムケ
制作 ラッセル・アッカーマン/クリスティーナ・セイトン
サマンサ・ジェニングス/マーク・パターソン
脚本 ヨランダ・ラムケ
出演者 マーティン・フリーマン/シモーネ・ランダース/アンソニー・ヘイズ
Cargo | Official Trailer
(日本語版の予告探せませんでした・・・あるのかな)
先日配信されているのに気づきました。いつ配信されたんだろう。
マーティン主演のゾンビ映画ということで観たいと思ってたんです。
それにしても欧米ってゾンビ好きですよね。
この映画にはオリジナルがあることを知りました。
オーストラリアの映画祭「Tropfest 」で話題になったショートフィルムです。
Cargo | Finalist of Tropfest Australia 2013
泣けるとは聞いてたけど本当に泣けた。
ゾンビ映画で泣くなんて生まれて初めて。しかも7分しかない映画。
セリフもほとんどないけれどビジュアルだけで伝わりました。
この映画を観る前にオリジナルを見てはいけなかったのかも。
7分の映画を2時間に延ばすわけですよ。
やっぱりちょっと無理があるかなー、という印象でした。
ストーリーは感染すると48時間以内にゾンビになってしまうウィルスが蔓延した世界。
オーストラリアで生き抜こうとするアンディ(マーティン)と妻のケイ、そして娘のローズ。
しかし妻が感染しゾンビに変わってしまったときに噛まれたアンディは残された48時間で
ローズを安全な場所まで運ぼうとします。
この映画の見どころは何と言っても父子愛。
マーティンとロージーがものすごくかわいくて癒されました。ゾンビだけど。
てか、ロージーってどこかで聞いた名前なんですけど。
ゾンビ映画の結末は救いのは無いのが結構あると思いますが
この映画はハッピーとは言えないけれど一件落着している点では救いがあります。
ただ無駄なエピソードが多かったせいかラストの感動は半減されてしまいました。
オーストラリアのネイティブ話がよくわからないせいかも。
ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談
(Ghost Stories)
監督 アンディ・ナイマン/ジェレミー・ダイソン
脚本 アンディ・ナイマン/ジェレミー・ダイソン
製作 クレア・ジョーンズ/ロビン・ガッチ
出演者 アンディ・ナイマン/ポール・ホワイトハウス
アレックス・ロウザー/マーティン・フリーマン
家族離散の経験からニセ能力者を暴くテレビ番組が生きがいとなったフィリップ・グッドマン教授。
彼が影響を受けた超常現象研究家、チャールズ・キャメロンから招待を受け会いに行くと
キャメロンは超常現象を否定してきた自分の行いを恥じていると言う。
その原因となった3つの超常現象を調べて自分の考えを否定してほしいと依頼をします。
少し前ですがアマプラで配信されたので観ました。
怖いと聞いていたのですぐに逃げられるように(笑)他の事をやりながら観ました。
3つの超常現象をアンソロジー形式で描いています。
2本目はアレックス・ロウザーくんが主役でした。
イミテーションゲーム以降ちょこちょこ見かけます。頑張ってますね。
この3つの超常現象、実はグッドマンが夢(?)の中で自身と向き合っているというオチ。
夢と言うか現実は自殺未遂で昏睡状態のグッドマン。
3つの超常現象に出てくる人たちは病院の医師やスタッフだったんです。
一見ゴシックホラーチックですが実は人間の内面を描いた深いストーリーでした。
マーティンは二役演じています。びっくりでした。すごいですね。
プリドル役↓
キャメロン役↓
ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス
(The Haunting of Hill House)
制作 マイク・フラナガン
監督 マイク・フラナガン
出演者 ミチエル・ホイスマン/カーラ・グギノ
ヘンリー・トーマス/エリザベスリーサー
THE HAUNTING OF HILL HOUSE Official Trailer
ラストはNetflixのドラマ「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」
タイトルからしてものすごくホラーチックなのになぜか手を出してしまいました。
が、ただの怖い映画ではなく凄く面白切なくてあっという間に全10話観てしまいました。
1992年の夏、投資用に購入したヒルハウスに越してきたクレイン一家(夫婦と5人の子ども)
そこで次々と奇妙な事が起こり妻が死んでしまい家族は離れて暮らすことになります。
26年後、成長した子どもたちと父親は末っ子のネリーの死がきっかけで再び集まります。
1992年と現在を行き来しながら当時起きた謎を解明していくストーリーです。
冒頭からあちこちに貼られた伏線が少しずつ回収されていくのも良かったし
家族それぞれが抱えた問題も少しずつ明るみになってきて
最終的にはそれぞれがきちんと向き合うことによって解決していき
すべてが必要な要素だったのかと切ないような気持ちにさせられたラストでした。
もちろんホラーなので心臓バックバクな場面もありました。
でも不思議とあとに引きずらないというか怖いと言うよりも何というかやっぱり切ない感じ。
語彙不足で全然伝わらないと思いますがとにかくとても良い作品でした。
お母さん役のカーラ・グギノさんがとても美しく衣装もとてもステキで楽しかったです。
古くて豪華なお屋敷も見どころです。