とうとうラストになってしまいました。
「最後の問題」の感想・・・ではなく愚痴大会です。
↑今思えば私たちの気持ちをよく表してるかも。
以前書いたちょっとだけ感想はこちらです。
Sherlock 4-3 The Final Problem ちょっとだけ感想
ふと思ったのですがシャーロックとジョン、そしてメアリーの関係は
ちょっと「明日に向かって撃て」をオマージュしてるのかなあと。
この映画はブッチとサンダンスのブロマンスでありながらエッタというヒロインがいて、
サンダンスの恋人なんだけどブッチとエッタも仲が良いんです。
最終的にはエッタはふたりの前から去るんですけどね。
見た事ない方は本当に本当に見て欲しいです。
・・・ちょっと話が違いますね。
E3はわからなかった英文が多かったので本当は放送を見てから書きたかったのですが
うっかりすっかり録画を忘れてしまいました。
仕方がないので微妙な内容のまま進めていきます。
放送された内容とちょっと違う事を言っているかもしれませんがお許しを。
ジョンがユーロスに撃たれたかのようなクリフハンガーはあっさりクリアし、
何事もなかったかのように次の事件に取り掛かるシャーロックとジョン。
それにしてもマイクロフトの子役がナイスキャスティングでした。
シャロコンに出るんですね。
あ、そういえばNHKはユーロスじゃなくてユーラスだったんですね。
私も最初はEurusだからユーラスって書いていたけど実際には「ユーロス」って聞こえていたので
ずっとユーロスって書いていました。
それはともかく、
S4E3でついにマイクロフトが依頼人の椅子に座るわけです。
でも今回のオープニングは結構好きなんです。
マイクロフトを嵌めてここぞとばかりに畳みかけるジョンとか。
ただ、シャーロックの毒っ気がほとんどなかったのが寂しかったかな。
あまりマイクロフトを皮肉った場面がないんですよね。怒ってるだけで。
でもこのあたりまではちょっとワクワクしていました。
ドローンを囲んであれこれ話す場面もちょっと好き。
ホームズ兄弟が初めて思いやっているような会話もあったし。
ただやっぱりシャーロックに毒がなく素直すぎるような気もして・・・
今生の別れになるかもしれないからこそ、普段通りでいて欲しかった面もあります。
いつまでも兄に反抗的な弟と常に冷静に行動し反抗的な弟を可愛いと思いながらも上から目線でバカにする、
これがBBC版ホームズ兄弟だったのに・・・・
こんなのシャーロックじゃなーい!と思う以上に、マイクロフトじゃなかったです。
あんまりです。こんなマイクロフトは見たくなかったと思う場面がS4は多すぎます。
シャーロックと一緒になって人間味を出さなくてもいいのよー。
そしてドラマはスパイアクションから羊たちの沈黙へ・・・・
私、イマイチ理解できてないのですがどうして最初から変装して潜入しないとダメだったの?
しかもマイクロフトは重体まで装って。
マイクロフトはここの管理してたのなら正面から入ればいいのに、と思ってるのですが
なんでダメなんでしたっけ?←だから放送見ろと・・・
抜き打ち検査って事なのかしら。
ともかく、シェリンフォードに入りユーロスとご対面です。
最初は天才がシャーロックひとりだったのに実は兄もモリアーティも天才で。
兄は天才とはちょっと違いますね。エリート官僚にふさわしい才能はあるけれど。
モリアーティは原作に準拠しているからいいとして。
今ではシャーロックをも凌ぐ頭脳とジョンよりも腕の立つ射撃の持ち主でスパイ中のスパイなメアリーと
シャーロックをも凌ぐ頭脳とストレンジ先生も顔負けのマジックで相手を洗脳するユーロス。
バナナフィッシュの作者、吉田秋生先生がキャラクターを天才設定にしておくと、
あり得ない事でも天才だからで済むから楽だと仰っていたことがありましたが。
確かに天才にしておけばより高度な対決が簡単に実現しますが
中身のうすーいペラペラな対決になりがちなんですよね。
飛行機の少女って結局ユーロスの自作自演だったのもある意味驚きでしたし、
少女が実在するとあっさりと信じるシャーロックにも驚きです。
飛行機と少女は、
母親も(父ちゃんは?)誰も自分の声に応えてくれない、
そんな自分の声に応えてくれたのがモリアーティ。
パイロットもいないのでコントロール不能だし、このままいくと被害が大きくなる
助けを求めていたのは自分を止めて欲しかったから、って事になるのでしょうね。
そんな妹の孤独に気づいたシャーロックは抱きしめて彼女の冷たい心を溶かす。
ホームドラマの王道だとは思いますが、
でも妹は矯正不可能でしょ。
いや、しかしいくら遊んでもらえない孤独感があったとしてもあれだけ殺したら、
理由にもならないし同情もできないって。
一番モヤモヤするのはそれに対して本人の反省もないし、
両親もユーロスの身を案じているだけで、彼女の罪に対してはほとんど触れていないんだもん。
しかもヴィクターはまだ子どもだったのに。
ここまで家族愛を前面に出したんだから、一緒に罪を償っていくとかそういうのも入れないと。
S3のクリフハンガーのモリアーティはユーロスの仕業という事で良いのかしら。
私の考察、あのモリアーティはホームズのもうひとりの兄弟の仕業というのは当たってたけれど、
シャーロックの兄だと思ってたし、シャーロックを東欧に行かせない策略だと思ってました。
しかも兄はモリアーティの組織に潜入しているという設定で、もちろんメアリーはモラン大佐です。
・・・今考えるとかなり恥ずかしい妄想でした。
そんなメアリーがまさか最後を飾るなんて思ってもみなかったです。
しかもいつの間にか彼らの女神になってるし。
「My Baker Street boys.」はハドソンさん以外認めません。
そういえば、死者からのDVDメッセージはジョンにとって2度目ですよね。
爆発も2度目だし。
S4は今までのネタの使いまわし?と思いましたがもしかして過去の総決算的な意味だったのかしら。
最後にレストレードがシャーロックの事を「Good one」って言っています。
警察官がシャーロックの事を「グレート」って言うとレストレードが
「No, he’s better than that. He’s a good one.」と。
そのGood oneをS1と同じ訳にしてくれればとても意味のある言葉になったのにって、
ツイッターで見かけて、すまん、私も違う言葉にしてた(汗)
この「Good one」は結構悩んで悩んで悩んだあげく
「いや、彼はグレートどころじゃない。彼は最高の男だよ。」ってしました。
「グレートよりも上」って言ってると思ったので、
ピンクの時の「Good one」と同じ日本語を今回の「Good one」にすると
ちょっとつながりが悪いような気がしたんです。
でもあらためてピンクの時のレストレードのセリフを読むと
「Sherlock Holmes is a great man.
And I think one day, if we’re very, very lucky, he might even be a good one.」
(シャーロック・ホームズは偉大だからな。
それである日考えるんだ。もし俺たちがものすごく運が良かったら、いい奴になるかもしれない。)
と、なってるんですよね。そういう事なのかー。
「グレート」がそもそもレストレードのセリフだったんですね。
じゃあ、もっとシンプルに「いや、彼は偉大なんかじゃなくて、いい奴なんだ。」とか。
或いはピンクの時の「いい奴」を「最高の男」にするとか。
もしかしたらモファティスはこのセリフを着地点に決めていたのかもですね。
Good manて言わせるためにシャーロックを成長させたとか。
もちろんピンクのレストレードのセリフを聞いた時にきっとこれからシャーロックは
いい人になっていくに違いないと誰もが考えたと思うんです。
で、シャーロックはジョンと出会っていろいろな事を学習していっているように見えましたよね。
「No good?」とかジョンに確認をしたり、モリーにごめんねってお詫びのキスもしていたし。
シャーロックはいい奴だったとは思いますけど、表現方法を間違えているだけで。
その表現方法も含めてジョンに出会ったことで変わったんだと思いたかったです。
そしてジョンもシャーロックと出会ったことで救われたと思いたかったです。
「ちょっと忙しくて、トリックとか考えるの面倒だったんだよね。
ごめん、ごめん、今回の話は無かったことにしてやり直してもいい?」
とか言ってくれないかなー、モファティス。
だってもしS5とかあったとしてもロージーどうするの?
まさか天才に育ったロージーがメアリーの代わりに捜査に加わりますって展開?
いろいろと文句を言っていますが、きっと言いたいことってひとつだと思うんです。
「変人じゃないシャーロックなんて・・・・」
モファットさんがシャーロックは感情を捨てなければならないくらい感情豊かなんだと言ったことがありました。
感情豊かなのは全然いいんですよ。
事件が起きて、クリスマスだと小躍りするのも感情豊かと言えるし。
でもS4のシャーロックはまったくの別人で、もしかしてパラレルワールドなのか?
S3も大概だったけど、S4を観たあとだとS3がすごく面白く感じるわ。
一点、気になるのがベネディクトは今回のシャーロックをどう思いながら演じていたのでしょうね。
これでいいと思ってたのかしら・・・・何か思ってそう・・・・
今回は前回の縁故採用がいろいろ仇になってる気もしますがどうなんでしょ。
縁故採用って楽なのかも。キャスティング悩まなくていいだろうし。
うまくまとまっていませんが今回はこの辺で。
最後に私のお気に入りのIndica Watsonちゃん。
翻訳マラソンでも何度も言っていたような気がしますが変態ではありません。
「最後の問題」の感想・・・ではなく愚痴大会です。
↑今思えば私たちの気持ちをよく表してるかも。
以前書いたちょっとだけ感想はこちらです。
Sherlock 4-3 The Final Problem ちょっとだけ感想
ふと思ったのですがシャーロックとジョン、そしてメアリーの関係は
ちょっと「明日に向かって撃て」をオマージュしてるのかなあと。
この映画はブッチとサンダンスのブロマンスでありながらエッタというヒロインがいて、
サンダンスの恋人なんだけどブッチとエッタも仲が良いんです。
最終的にはエッタはふたりの前から去るんですけどね。
見た事ない方は本当に本当に見て欲しいです。
・・・ちょっと話が違いますね。
E3はわからなかった英文が多かったので本当は放送を見てから書きたかったのですが
うっかりすっかり録画を忘れてしまいました。
仕方がないので微妙な内容のまま進めていきます。
放送された内容とちょっと違う事を言っているかもしれませんがお許しを。
ジョンがユーロスに撃たれたかのようなクリフハンガーはあっさりクリアし、
何事もなかったかのように次の事件に取り掛かるシャーロックとジョン。
それにしてもマイクロフトの子役がナイスキャスティングでした。
シャロコンに出るんですね。
あ、そういえばNHKはユーロスじゃなくてユーラスだったんですね。
私も最初はEurusだからユーラスって書いていたけど実際には「ユーロス」って聞こえていたので
ずっとユーロスって書いていました。
それはともかく、
S4E3でついにマイクロフトが依頼人の椅子に座るわけです。
でも今回のオープニングは結構好きなんです。
マイクロフトを嵌めてここぞとばかりに畳みかけるジョンとか。
ただ、シャーロックの毒っ気がほとんどなかったのが寂しかったかな。
あまりマイクロフトを皮肉った場面がないんですよね。怒ってるだけで。
でもこのあたりまではちょっとワクワクしていました。
ドローンを囲んであれこれ話す場面もちょっと好き。
ホームズ兄弟が初めて思いやっているような会話もあったし。
ただやっぱりシャーロックに毒がなく素直すぎるような気もして・・・
今生の別れになるかもしれないからこそ、普段通りでいて欲しかった面もあります。
いつまでも兄に反抗的な弟と常に冷静に行動し反抗的な弟を可愛いと思いながらも上から目線でバカにする、
これがBBC版ホームズ兄弟だったのに・・・・
こんなのシャーロックじゃなーい!と思う以上に、マイクロフトじゃなかったです。
あんまりです。こんなマイクロフトは見たくなかったと思う場面がS4は多すぎます。
シャーロックと一緒になって人間味を出さなくてもいいのよー。
そしてドラマはスパイアクションから羊たちの沈黙へ・・・・
私、イマイチ理解できてないのですがどうして最初から変装して潜入しないとダメだったの?
しかもマイクロフトは重体まで装って。
マイクロフトはここの管理してたのなら正面から入ればいいのに、と思ってるのですが
なんでダメなんでしたっけ?←だから放送見ろと・・・
抜き打ち検査って事なのかしら。
ともかく、シェリンフォードに入りユーロスとご対面です。
最初は天才がシャーロックひとりだったのに実は兄もモリアーティも天才で。
兄は天才とはちょっと違いますね。エリート官僚にふさわしい才能はあるけれど。
モリアーティは原作に準拠しているからいいとして。
今ではシャーロックをも凌ぐ頭脳とジョンよりも腕の立つ射撃の持ち主でスパイ中のスパイなメアリーと
シャーロックをも凌ぐ頭脳とストレンジ先生も顔負けのマジックで相手を洗脳するユーロス。
バナナフィッシュの作者、吉田秋生先生がキャラクターを天才設定にしておくと、
あり得ない事でも天才だからで済むから楽だと仰っていたことがありましたが。
確かに天才にしておけばより高度な対決が簡単に実現しますが
中身のうすーいペラペラな対決になりがちなんですよね。
飛行機の少女って結局ユーロスの自作自演だったのもある意味驚きでしたし、
少女が実在するとあっさりと信じるシャーロックにも驚きです。
飛行機と少女は、
母親も(父ちゃんは?)誰も自分の声に応えてくれない、
そんな自分の声に応えてくれたのがモリアーティ。
パイロットもいないのでコントロール不能だし、このままいくと被害が大きくなる
助けを求めていたのは自分を止めて欲しかったから、って事になるのでしょうね。
そんな妹の孤独に気づいたシャーロックは抱きしめて彼女の冷たい心を溶かす。
ホームドラマの王道だとは思いますが、
でも妹は矯正不可能でしょ。
いや、しかしいくら遊んでもらえない孤独感があったとしてもあれだけ殺したら、
理由にもならないし同情もできないって。
一番モヤモヤするのはそれに対して本人の反省もないし、
両親もユーロスの身を案じているだけで、彼女の罪に対してはほとんど触れていないんだもん。
しかもヴィクターはまだ子どもだったのに。
ここまで家族愛を前面に出したんだから、一緒に罪を償っていくとかそういうのも入れないと。
S3のクリフハンガーのモリアーティはユーロスの仕業という事で良いのかしら。
私の考察、あのモリアーティはホームズのもうひとりの兄弟の仕業というのは当たってたけれど、
シャーロックの兄だと思ってたし、シャーロックを東欧に行かせない策略だと思ってました。
しかも兄はモリアーティの組織に潜入しているという設定で、もちろんメアリーはモラン大佐です。
・・・今考えるとかなり恥ずかしい妄想でした。
そんなメアリーがまさか最後を飾るなんて思ってもみなかったです。
しかもいつの間にか彼らの女神になってるし。
「My Baker Street boys.」はハドソンさん以外認めません。
そういえば、死者からのDVDメッセージはジョンにとって2度目ですよね。
爆発も2度目だし。
S4は今までのネタの使いまわし?と思いましたがもしかして過去の総決算的な意味だったのかしら。
最後にレストレードがシャーロックの事を「Good one」って言っています。
警察官がシャーロックの事を「グレート」って言うとレストレードが
「No, he’s better than that. He’s a good one.」と。
そのGood oneをS1と同じ訳にしてくれればとても意味のある言葉になったのにって、
ツイッターで見かけて、すまん、私も違う言葉にしてた(汗)
この「Good one」は結構悩んで悩んで悩んだあげく
「いや、彼はグレートどころじゃない。彼は最高の男だよ。」ってしました。
「グレートよりも上」って言ってると思ったので、
ピンクの時の「Good one」と同じ日本語を今回の「Good one」にすると
ちょっとつながりが悪いような気がしたんです。
でもあらためてピンクの時のレストレードのセリフを読むと
「Sherlock Holmes is a great man.
And I think one day, if we’re very, very lucky, he might even be a good one.」
(シャーロック・ホームズは偉大だからな。
それである日考えるんだ。もし俺たちがものすごく運が良かったら、いい奴になるかもしれない。)
と、なってるんですよね。そういう事なのかー。
「グレート」がそもそもレストレードのセリフだったんですね。
じゃあ、もっとシンプルに「いや、彼は偉大なんかじゃなくて、いい奴なんだ。」とか。
或いはピンクの時の「いい奴」を「最高の男」にするとか。
もしかしたらモファティスはこのセリフを着地点に決めていたのかもですね。
Good manて言わせるためにシャーロックを成長させたとか。
もちろんピンクのレストレードのセリフを聞いた時にきっとこれからシャーロックは
いい人になっていくに違いないと誰もが考えたと思うんです。
で、シャーロックはジョンと出会っていろいろな事を学習していっているように見えましたよね。
「No good?」とかジョンに確認をしたり、モリーにごめんねってお詫びのキスもしていたし。
シャーロックはいい奴だったとは思いますけど、表現方法を間違えているだけで。
その表現方法も含めてジョンに出会ったことで変わったんだと思いたかったです。
そしてジョンもシャーロックと出会ったことで救われたと思いたかったです。
「ちょっと忙しくて、トリックとか考えるの面倒だったんだよね。
ごめん、ごめん、今回の話は無かったことにしてやり直してもいい?」
とか言ってくれないかなー、モファティス。
だってもしS5とかあったとしてもロージーどうするの?
まさか天才に育ったロージーがメアリーの代わりに捜査に加わりますって展開?
いろいろと文句を言っていますが、きっと言いたいことってひとつだと思うんです。
「変人じゃないシャーロックなんて・・・・」
モファットさんがシャーロックは感情を捨てなければならないくらい感情豊かなんだと言ったことがありました。
感情豊かなのは全然いいんですよ。
事件が起きて、クリスマスだと小躍りするのも感情豊かと言えるし。
でもS4のシャーロックはまったくの別人で、もしかしてパラレルワールドなのか?
S3も大概だったけど、S4を観たあとだとS3がすごく面白く感じるわ。
一点、気になるのがベネディクトは今回のシャーロックをどう思いながら演じていたのでしょうね。
これでいいと思ってたのかしら・・・・何か思ってそう・・・・
今回は前回の縁故採用がいろいろ仇になってる気もしますがどうなんでしょ。
縁故採用って楽なのかも。キャスティング悩まなくていいだろうし。
うまくまとまっていませんが今回はこの辺で。
最後に私のお気に入りのIndica Watsonちゃん。
翻訳マラソンでも何度も言っていたような気がしますが変態ではありません。