パイロット版のお話です。
シャーロックが若くてスタイリッシュで器用で何だか大学生みたいなので、
それはそれですごくかわいいんですけど、
私はやっぱり現在のちょっと変わったスタイルのシャーロックが好きなんです。
Digital Spy に掲載されたパイロット版のちょっとした考察です。
いつものごとく駄訳ですが頑張ってみました。
元記事です。
Sherlock's unaired pilot: How does it stack up to 'A Study in Pink'?
2009年にBBCは新しいシリーズのためのパイロット版を制作しました。
脚本スティーヴン・モファット、出演はベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマンで、
少し脚色していますがベースはアーサー・コナン・ドイル最初のホームズの小説「緋色の研究」です。
聞いたような話だと思うのは最終的に改訂し撮影しなおしたものが「ピンクの研究」のエピソードだからで、
その後BBCは1時間を6本にするよりも3本の長編エピソードとして制作する事を決めました。
パイロット版がテレビドラマの界隈では失敗作だとうわさが飛び交い、
あまり支持されず廃棄されたというレポートがありましたが、
シャーロックは2010年の夏に90分のエピソードで華々しくデビューし、
その後の成り行きはみなさんご存知の通りです。
共同制作のモファットとマーク・ゲイティスはパイロット版に誇りを持っていると常に主張しており、
その証しとして最初のシリーズのDVDにパイロット版が収録されました。
5周年記念として「ピンクの研究」が放送されたので、
置き去りにされたパイロット版を振り返ってみるとあまり洗練さもなく大掛かりでもありませんが
我々が良く知る大好きなタイプのドラマだとわかります。
最も大きな違いは美学的思想で、テレビに適していると表現するのがぴったりです。
ディレクターのCoky Giedroyc は明らかに低い製作費で仕事をし、
伝えられるところによればパイロット版は80万ポンドの費用でしたが、
これはあくまでテレビドラマであり今では有名とも言える映画のような質ではありません。
「ピンクの研究」を再制作し他の3本のエピソードを手掛けたディレクターの
ポール・マクギガンによって具現化されたショーがどのくらいなのかパイロットを観るとそれは歴然です。
パイロット版では毒を飲みこむ殺人の被害者が垣間見える現象がなく、
中心となる残忍なキャビ-の差し迫る感じの描写がかなり少ないのです。
(パイロット版では危機に直面するのはシャーロック自身だけです。)
「ピンク」でテキストメッセージやメールを画面の表示させる方法はショーとして、
そしてシャーロックのDNAに組み込まれているキャラクターという事もあり現代のテクノロジーで作りました。
彼がテキストメッセージを使ってレストレードの記者会見を乗っ取る場面はパイロット版では存在していません。
「ピンク」の撮影時でもカンバーバッチは歳をとっているわけではありませんが、
パイロット版の時はさらに若く、少し生意気で無防備でした。
そして我々が知っているシャーロックよりも攻撃を受けやすかったため、
クライマックスシーンに大きな違いが生まれました。
「ピンク」では、シャーロックは自ら進んで殺人犯であるキャビ-と一緒に行き、
彼らの対決をずっとコントロールしていましたが、
パイロットではキャビ-によって意識を失い拉致されベイカーストリート221Bでこの言葉とともに目覚めます。
「いいじゃないか。人は家で死ぬのが好きなんだし。」
本物の危険に瀕したシャーロックに通りの向こう側から引きがねを引いたジョンはその重要性が増します。
何がモファットに変更を決意させたのかを考えるのはとても面白いです。
モファットかゲイティスのどちらか、またはBBCが本編でシャーロックに事件をさらにコントロールさせ、
より有能なヒーローとの更なるドラマチックな賭けをさせた可能性はあります。
パイロット版は放送時間が短い分、然的に今後のエピソードの基礎になる個々の部分が不足しています。
モリアーティへの言及がなく、マイクロフトはまったく存在していません。
ラストの象徴的なセリフ「シャーロック・ホームズとDr.ワトソン。」はレストレードに任されました。
一方、パイロット版ではコナンドイルのファンのための隠しネタとしてクライテリオンでジョンとスタンフォードを会わせ、
「ピンク」ではふたりは公園で会っています。
そして注意深く見ているとジョンのコーヒーカップにはクライテリオンと書いてあるのに気づきます。
2つのエピソードには違いがあるにも関わらず、同じ構想を共有しています。
2つともひとりの部屋でジョンが目覚めるところで始まり(パイロット版ではアフガニスタンの悪夢が欠けていますが)
そしてシャーロックとジョンが犯行現場で一緒に歩いているというエンディングです。
パイロット版のいくつかの場面、遺体安置所での乗馬鞭やシャーロックとジョンの最初の出会い、
ハリー・ワトソンの推理、ジョンに対するサリー・ドノヴァンの忠告、
そしてレストランでの「ガールフレンドはいる?」は「ピンク」のために撮りなおした事実上の卸売です。
シャーロックとジョンの絆をパイロット版では速度を多少加速させています。
説得力に欠けると感じるわけではありませんが、
例えばジョンは遠くからシャーロックとキャビ-のやりとりを見ていてすぐに何かおかしいと気づきます。
「彼にはいつもプランがある。」
なれなれしいウェイターのアンジェロがジョンを安心させますが彼はシャーロックを救うために急いで店を出るまえに、
「ああ、でもそのプランは問題があるよ。」と厳しい顔をして言っています。
パイロット版が放送されていたとしたらおそらく成功していました。
「ピンクの研究」のように中心となる強い結びつきがここにあるからです。
カンバーバッチとフリーマンのケミストリーは刺激的で、
パイロット版に最新のスタイルによる物語の広がりやセンスの良いビジュアルがなくても、
シャーロックとジョンは存在自体が驚異的だという証明です。
Sherlock unaired pilot
記事は以上です。
今となっては薬を打たれてさらわれちゃうシャーロックってものすごい貴重なんですよね。
今はその分ジョンが・・・(涙)
あと、カジュアルなシャーロックも今は見る事ができないんですもんね。
それにしても若いなあ、ベネディクト。
マーティンも若いんだけど、見た目はさほど変わらない感じ。
この画像なんてお肌ツヤツヤだし。
一番目のパイロット版のケースの画像はもはや別人ですけど。
初めて見た時は本当に別人だと思ってました(笑)
そういえばアンダーソンも別人でしたね~。ヒゲだし。
アンダーソンと言えば、ジョナサン・アリスさんが何とスターウォーズに出演されているとか!
「ローグワン」って書いてあったからスピンオフの方なのね。
ここのところの暑さで、ただでさえ回転しない頭がさらに鈍くなっちゃって、
あまりにも頭が働かないので映画をよく見ています。
映画の感想も書きたいなーと思いつつもやっぱり頭が・・・うーん、寝不足も原因なのかも。
それではこの辺で。
シャーロックが若くてスタイリッシュで器用で何だか大学生みたいなので、
それはそれですごくかわいいんですけど、
私はやっぱり現在のちょっと変わったスタイルのシャーロックが好きなんです。
Digital Spy に掲載されたパイロット版のちょっとした考察です。
いつものごとく駄訳ですが頑張ってみました。
元記事です。
Sherlock's unaired pilot: How does it stack up to 'A Study in Pink'?
2009年にBBCは新しいシリーズのためのパイロット版を制作しました。
脚本スティーヴン・モファット、出演はベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマンで、
少し脚色していますがベースはアーサー・コナン・ドイル最初のホームズの小説「緋色の研究」です。
聞いたような話だと思うのは最終的に改訂し撮影しなおしたものが「ピンクの研究」のエピソードだからで、
その後BBCは1時間を6本にするよりも3本の長編エピソードとして制作する事を決めました。
パイロット版がテレビドラマの界隈では失敗作だとうわさが飛び交い、
あまり支持されず廃棄されたというレポートがありましたが、
シャーロックは2010年の夏に90分のエピソードで華々しくデビューし、
その後の成り行きはみなさんご存知の通りです。
共同制作のモファットとマーク・ゲイティスはパイロット版に誇りを持っていると常に主張しており、
その証しとして最初のシリーズのDVDにパイロット版が収録されました。
5周年記念として「ピンクの研究」が放送されたので、
置き去りにされたパイロット版を振り返ってみるとあまり洗練さもなく大掛かりでもありませんが
我々が良く知る大好きなタイプのドラマだとわかります。
最も大きな違いは美学的思想で、テレビに適していると表現するのがぴったりです。
ディレクターのCoky Giedroyc は明らかに低い製作費で仕事をし、
伝えられるところによればパイロット版は80万ポンドの費用でしたが、
これはあくまでテレビドラマであり今では有名とも言える映画のような質ではありません。
「ピンクの研究」を再制作し他の3本のエピソードを手掛けたディレクターの
ポール・マクギガンによって具現化されたショーがどのくらいなのかパイロットを観るとそれは歴然です。
パイロット版では毒を飲みこむ殺人の被害者が垣間見える現象がなく、
中心となる残忍なキャビ-の差し迫る感じの描写がかなり少ないのです。
(パイロット版では危機に直面するのはシャーロック自身だけです。)
「ピンク」でテキストメッセージやメールを画面の表示させる方法はショーとして、
そしてシャーロックのDNAに組み込まれているキャラクターという事もあり現代のテクノロジーで作りました。
彼がテキストメッセージを使ってレストレードの記者会見を乗っ取る場面はパイロット版では存在していません。
「ピンク」の撮影時でもカンバーバッチは歳をとっているわけではありませんが、
パイロット版の時はさらに若く、少し生意気で無防備でした。
そして我々が知っているシャーロックよりも攻撃を受けやすかったため、
クライマックスシーンに大きな違いが生まれました。
「ピンク」では、シャーロックは自ら進んで殺人犯であるキャビ-と一緒に行き、
彼らの対決をずっとコントロールしていましたが、
パイロットではキャビ-によって意識を失い拉致されベイカーストリート221Bでこの言葉とともに目覚めます。
「いいじゃないか。人は家で死ぬのが好きなんだし。」
本物の危険に瀕したシャーロックに通りの向こう側から引きがねを引いたジョンはその重要性が増します。
何がモファットに変更を決意させたのかを考えるのはとても面白いです。
モファットかゲイティスのどちらか、またはBBCが本編でシャーロックに事件をさらにコントロールさせ、
より有能なヒーローとの更なるドラマチックな賭けをさせた可能性はあります。
パイロット版は放送時間が短い分、然的に今後のエピソードの基礎になる個々の部分が不足しています。
モリアーティへの言及がなく、マイクロフトはまったく存在していません。
ラストの象徴的なセリフ「シャーロック・ホームズとDr.ワトソン。」はレストレードに任されました。
一方、パイロット版ではコナンドイルのファンのための隠しネタとしてクライテリオンでジョンとスタンフォードを会わせ、
「ピンク」ではふたりは公園で会っています。
そして注意深く見ているとジョンのコーヒーカップにはクライテリオンと書いてあるのに気づきます。
2つのエピソードには違いがあるにも関わらず、同じ構想を共有しています。
2つともひとりの部屋でジョンが目覚めるところで始まり(パイロット版ではアフガニスタンの悪夢が欠けていますが)
そしてシャーロックとジョンが犯行現場で一緒に歩いているというエンディングです。
パイロット版のいくつかの場面、遺体安置所での乗馬鞭やシャーロックとジョンの最初の出会い、
ハリー・ワトソンの推理、ジョンに対するサリー・ドノヴァンの忠告、
そしてレストランでの「ガールフレンドはいる?」は「ピンク」のために撮りなおした事実上の卸売です。
シャーロックとジョンの絆をパイロット版では速度を多少加速させています。
説得力に欠けると感じるわけではありませんが、
例えばジョンは遠くからシャーロックとキャビ-のやりとりを見ていてすぐに何かおかしいと気づきます。
「彼にはいつもプランがある。」
なれなれしいウェイターのアンジェロがジョンを安心させますが彼はシャーロックを救うために急いで店を出るまえに、
「ああ、でもそのプランは問題があるよ。」と厳しい顔をして言っています。
パイロット版が放送されていたとしたらおそらく成功していました。
「ピンクの研究」のように中心となる強い結びつきがここにあるからです。
カンバーバッチとフリーマンのケミストリーは刺激的で、
パイロット版に最新のスタイルによる物語の広がりやセンスの良いビジュアルがなくても、
シャーロックとジョンは存在自体が驚異的だという証明です。
Sherlock unaired pilot
記事は以上です。
今となっては薬を打たれてさらわれちゃうシャーロックってものすごい貴重なんですよね。
今はその分ジョンが・・・(涙)
あと、カジュアルなシャーロックも今は見る事ができないんですもんね。
それにしても若いなあ、ベネディクト。
マーティンも若いんだけど、見た目はさほど変わらない感じ。
この画像なんてお肌ツヤツヤだし。
一番目のパイロット版のケースの画像はもはや別人ですけど。
初めて見た時は本当に別人だと思ってました(笑)
そういえばアンダーソンも別人でしたね~。ヒゲだし。
アンダーソンと言えば、ジョナサン・アリスさんが何とスターウォーズに出演されているとか!
「ローグワン」って書いてあったからスピンオフの方なのね。
ここのところの暑さで、ただでさえ回転しない頭がさらに鈍くなっちゃって、
あまりにも頭が働かないので映画をよく見ています。
映画の感想も書きたいなーと思いつつもやっぱり頭が・・・うーん、寝不足も原因なのかも。
それではこの辺で。