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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Band of Brothers ビデオダイアリー Part1

2018-06-06 12:53:19 | Band of Brothers
最近現実逃避気味なのかあまりツイッターやTumblrも見ずに昔の映画やドラマばかり見ています。
で、昔懐かしいBOB Reunionの動画をYoutubeで観ていたら、
あなたへのおススメにこの動画があったんです。

初めて観ました。こんなのあったんですね。
当時はBOB関連を検索するとかそういう事をしなかったので、
ドラマと原作以外の話はほとんど知らないんです。

だからこれを見つけた時はかなり嬉しかったです。
嬉しかったんだけど何を話しているのかわからなーい(泣)字幕もなーい(泣)

誰か字幕プリーズ。

仕方ないのでYoutubeの自動字幕だけを頼りに(あまり頼れないけど)
あとは動きとニュアンスで何となくこんな感じ?くらいにまとめてみました。
誤訳ありましたらごめんなさいです。


まずはPert1。

元の動画です。

Ron Livingston's Band of Brothers Video diary: Part 1/12



僕の名前はロン・リビングストン、ルイス・ニクソンと言う男を演じている。



彼は506パラシュート歩兵連隊でE中隊の情報将校だった。



これは僕が撮影したビデオダイアリーだ。



プロデューサーのTony Toからビハインドシーンとしてビデオを撮影してと言われた。


(若い!)


ロンのガールフレンド&ワンコ。





これからBoot campや撮影で9ヶ月もの長い期間離れることになったので
FarewelPartyを開いてくれて、
パーティの最後にグレイス・ニクソン(ルイス・ニクソンの奥様)が来てくれた。


Incredible woman。頭が良くて素晴らしい女性。
すごく良くしてくれた。

グレイス「ハンサムね」
ロン「そう思うよ」とニクソンの写真を出すロン。。。




役作りのためのリサーチ、まずはスティーヴン・アンブローズの本を読んだり当時の写真を見たり。





スティーヴン・アンブローズが
帰国したディックはニクソンの会社で働いた。ふたりは生涯ベストフレンドだったと述べていた。

(左がディック。)


ディック・ウィンターズに電話をするロン。
これが初めての会話。


ずっと頷いてるだけだったとか。


次回はBoot Camp。



また近いうちに・・・・

BAND OF BROTHERS のキャラクター

2018-04-09 07:53:25 | Band of Brothers
プロデュースにトム・ハンクスやスピルバーグも名を連ねた
HBO制作のバンド・オブ・ブラザーズ。

先日、Huluで再配信してると教えていただき久しぶりに観ました。
DVD持ってるんだからいつでも観れるのに・・・は、置いといて。

今観ると英国人俳優が本当に多いことに気づきました。アメリカ軍ですけどね(笑)
以前、このブログに書いていた頃はまだ英米俳優をよく知らなかったし、
ネットで検索するというセンスも持ち合わせていなかったので
当時気づかなかった俳優さんを後追いで追記したりしてました。

あらためてスポット的に出ていた大物さんなども含め 、
今も活躍中の俳優さんを登場したエピごとにまとめてみました。




Ep1:Currahee (翼のために)

まずは何と言ってもダミアン・ルイスasリチャード・ウィンターズ。E1では中尉。

ホームランドのあと、近年はジョン・ル・カレ原作の「われらが背きし者」にも出演されていますが
レビューがよくないので未だに未視聴なんです。オーシャンズ8に出演の噂もあるんですね。

マイケル・カドリッツas“ブル”デンバー・ランドルマン。E1では多分伍長。
ウォーキング・デッドのエイブラハム役でも人気があります。


ニール・マクドノーas“バック”リン・コンプトン。

かなり好きなキャラクターでした。
当時、D-dayは少尉だったかもとか書いていましたが階級章は中尉でした。
キャプテンアメリカ観てたら出ていたのでちょっとびっくり。
ティモシー・ダム・ダム・デューガン役です。

デヴィッド・シュワイマーasハーバート・ソベル大尉。
最近あまり見なくなってしまいましたがドラマ中心に活躍されているようです。


サイモン・ペグasウィリアム・エヴァンズ。

当時は全然知らなかったのでスルーしてました。
今観ると、おおっ!てなります。若いですね。

マイケル・ファスベンダーas“パット”バートン・クリステンソン。

この方も当時は知らなかったんです。
ずっとE中隊として出ていました。やはり若いです。

スティーヴン・グレアムasマイロン・マイク・ラニー。

大作映画にも出ていますがここはやはり裏切りのサーカスを出したいです。
ウェスタービーです。

ドミニク・クーパーもアリントン役でクレジットされていますが
何度観ても見つけられません。検索しても出てこないんです。
隊員は大勢いるので多分その中にはいるんでしょうけどね。


Ep2:Day of Days (ノルマンディ降下作戦)

アンドリュー・スコットasジョン・ホール。

アンスコさんもシャーロックを観るまで知らなくて
すいぶん後になって出てると知って、えー、どこどこ?って探していたら
E2で死んだ二等兵だと教えていただいたんです。
若いと言うか可愛いですね。

E3は飛ばして
Ep4:Replacements (補充兵)

ジェームズ・マカヴォイasジェームズ・W・ミラー

この方もアンスコさん同様、どこに出ていたかわからず教えていただきました。
若くて可愛い兵はすぐに死んでしまうのね。

Ep5:Crossroads (岐路)

ここは何と言ってもジミー・ファロンです。
気づいた時は笑ってしまいました。
George C. Rice役で最後に出てきます。


トム・ハンクスもクレジットされていませんが2回ほど出ています。

Ep6、7は飛ばして
Ep8:The Last Patrol (捕虜を捉えろ)

トム・ハンクスの息子、コリン・ハンクスasヘンリー・ジョーンズ。

この出演のあとしばらく見ませんでしたがファーゴで良い仕事をしていました。

Ep9:Why We Fight(なぜ戦うのか)

トム・ハーディがやっと登場。

やっぱり可愛いー。でもここでもお尻を出しています。


このドラマは2001年放送なので17年も前のドラマなんですよ。
若くて可愛いのは当たり前ですね。
観ていて切なかったり辛かったり、考えさせられる事もあるけれど
今も変わらず大好きなドラマのひとつなのでこれを書いている時もすごく楽しかったです。

以前は気づかなかった事や感じた事をまたいつか書きたいです。

最後にディック&ニックス。
いつも一緒にいるこのふたりも大好きでした。



Band of Brothers 最後のまとめ

2013-11-13 12:16:35 | Band of Brothers
バンド・オブ・ブラザーズ


私がヨーロッパ戦線にハマったのは映画「遠すぎた橋」原題:A Bridge Too Far でした。
戦争映画としてはあまりドンパチもなく、この戦争では史上最低の作戦の「マーケットガーデン作戦」を
淡々とシニカルに少し笑いも含めて描かれていました。
昔の映画なのでCGもなかったですが、だからこそ戦車などもリアルに感じました。
最近のCG乱用はあまり好きじゃないし。

バンド・オブ・ブラザーズを当時観たときはまだそれほどヨーロッパ戦線に興味もなかったので、
知識も無く登場人物もよくわからない私にとって非常に難解なドラマでした。

何しろ登場人物がものすごく多いからウィンターズさんくらいしか覚えられないし背景がわからないから
隊員たちが何のために何をしているのかもよくわからない。
この話は最初のパイロットにも書いたのですが、いろいろわかってくると面白くなってきます。
その記事はこちらからどうぞ


人物の見分けがついてくると今度はE中隊のD-ディからの戦いをもっと知りたくなって。で、結局原作を読みました。
ドラマは時間も登場させる人物も限られてくるので説明しきれない部分が多々あるのは仕方ないですよね。
私は原作でかなりいろいろクリアになりましたし、面白かったです。


さて、
バンド・オブ・ブラザーズのBDにはメイキングの特典がついてました。
これを観てびっくりしたのはバストーニュの場面が全部セットだったって事です。
あのウィンターズさんの寒そうに震えていたのも演技だったんですか・・・すっかり騙されましたよ(笑)

これも寒そうだけど、実は↓これ全部紙でできているそうです。口に入ったら大変そうです。

メイキングにはトムハンクスやキャストのインタビューが中心でした。
今回トムハンクスは制作側に徹しましたね。息子は出演したけど。


ところで、
バンド・オブ・ブラザーズの中で一番閲覧していただいたエピソードはパート6の「衛生兵」でしたが、
「衛生兵」の検索からこちらに入ってくる方も多いので、今でも根強い人気な事に少し驚きました。
ほとんどあらすじしか書いていないこのブログを見て即ブラウザ戻るボタンを押した方も多いかと思いますが(笑)
私もこのエピソードは大好きすぎて、何回観たのか覚えてないくらい何度も何度も観ました。

そこで「衛生兵」エピソードの人気の原因を考えてみたのですが、
「ストーリー」? 「ユージーンさん」? それとも「衛生兵」というポジション?・・・
全部ですよね、そうですよね(笑)

何しろこのエピソードのユージーンさんは卑怯なくらい美味しすぎました。
前線の兵士に負けず劣らず勇気があって、でも普段は不愛想で人付き合いも悪くて、
でも一度心を開くとものすごく情が深いだなんて、ヤバすぎです。

バンド・オブ・ブラザーズのもうひとつの魅力は仲良しなE中隊ですよね、やっぱり。
もちろんタイトル通り男たちの絆がテーマなんですがなんですが、けんかしたり笑ったりしながら
いつもいつもくっついている中隊のみんなが本当に可愛いので、そりゃウィンターズさんも離れたくなくなるわ。

軍隊の組織は会社の組織と似たようなもので、判断力や責任感に欠ける上司だと悲惨な運命になってしまうし、
いつの時代も身体や時には命をはるのは、下っ端の兵隊なんですよね。
会社でも営業マンは「兵隊」と呼ばれたり「前線の社員」と言われたりしてます。

でもウィンターズさんはいつも自分が率先して先頭に立ち隊員たちに勇気を与え続けてきました。
本当にすごい上司だし、こんな指揮官の下でE中隊は幸せだよね。

終戦後に隊員のひとりがウィンターズさんに宛てた手紙にこんな一文がありました。
「あなたのいるだけで自分は大丈夫、生きて帰れると思えました」
兵士を安心させながらモチベーションをあげてやる気を出させる。指揮官のやるべき事って結局これですよ。

E中隊は今でも同窓会のように定期的に集まるようです。
今の米軍は定期的に必ず兵士を帰国させるようなシステムになっているけど、
この頃はずーっと同じ顔触れで一緒に戦地で生活してるんだからどうしたって家族同様、
いえ家族以上の存在になってしまいますでしょう。

でも、社会復帰もうまく出来ず精神を病んでしまっている元隊員も少なくないように思います。
今でこそ「PTSD」として認知され帰還兵のケアもちゃんとされるようになりましたが、
この頃は「PTSD」という病名もなければケアをするシステムも無かったですしね。
それはベトナム戦争も同様でそれをテーマにした映画も多いです。

毎日が死と隣り合わせで狂気が潜む非日常の世界からいきなり平和な日常にぽんと放り込まれても
うまく対応する事は難しいでしょうね。


今では戦争の形態も変わりました。
文明は更に進化し、技術も格段に進歩しました。
現代における戦争は接近戦を想定していませんし、銃で撃ちあいながら何年も続く戦争はなくなりつつあります。
とはいえ、ボタンひとつで終わるかと言えばそれは現実的ではないでしょうね。

ちなみに、
戦争映画の事とかいろいろ書いていますが決して戦争を奨励しているわけではないですよ、ちょっと念のため(笑)

それにしてもこのドラマには、現在活躍している方もたくさん出演されているんですよね。
後から過去作品でこのドラマに出てたんだ、知らなった!な俳優さんもほとんど見つける事ができましたが、
一人だけ未だにわからない人がいます。
それはBBC「シャーロック」のモリアーティ、アンドリュー・スコットさんです。
いつどの場面で誰の役で出たのでしょうか(涙)


そんなわけで、まだまだ愛するウィンターズさんと愉快な仲間たちなので、
また愛が溢れてきたら書きたいと思います。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。

Band of Brothers Part Ten 戦いの後で その4

2013-11-06 12:25:51 | Band of Brothers
原題:Points


その3の続きです。
まとめにかかっています。いよいよエンディングです。

湖畔で泳いでいるウィンターズさん。
ニクソンさんがこれ見ろよと写真を出します。

何ですか、この暴走族は(笑)←年がバレる。。。

E中隊がみんなで野球をしています。

ここで隊員たちのその後を紹介しています。

ドラマ制作当時のものですので現在はもう少し変わっているんでしょうね。

まずはみんなの兄貴、コンプトン。

彼は無事に中隊に戻ってきました。
除隊後は検察官になりケネディ暗殺を担当しました。
”バック”リン・コンプトン@ニール・マクドノーさんは現在でも映画やテレビで活躍されています。
「父親たちの星条旗」や最近では「デスパレードな妻たち」にも出演されています。

ウェブスターさん。

新聞記者になりサメの本の出版しましたが1961年、ひとりで海に行ったまま戻らなかったそうです。
このドラマの原作ではウェブスターさんが記した沢山の手紙や日記が引用されていました。
ケニヨン”デビッド・ウェブスター@イーオン・ベイリーさんもERやコールドケースなどのテレビドラマに出演されていました。

衛生兵で人気のユージン・ロウ

1998年に亡くなっています。建設作業員でした。医療の道には行かなかったんですね。
”ドク”ユージン・ロウ@シェーン・テイラーさん。イギリス人なんですね。
現在はアメリカのテレビドラマで活躍されています。

以下、さくっと本人のその後だけ。

マーティン軍曹は鉄道員に戻った後、建設会社を始めています。
モノマネ名人ジョージ・ラズ
便利屋になった彼はその人柄ゆえに1998年の葬儀には1600人が参列しました。
パーコンテは郵便配達人。
リープゴットはタクシー運転手。
ブルは土地開発をしています。

そして将校部門。
リプトンさんはガラス製造会社の重役になりました。

カーウッド・リプトン@ドニー・ウォルバーグさん
ドニーさんの事は今回初めてウィキなどで調べたのですが、知らなかったんです、彼がニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックの
人だなんて・・・松田聖子とデュエットした人だなんて・・・映画「シックス・センス」のヴィンセントだっただなんて・・・。
もう、すごいびっくりびっくり!!!
右側のウェルシュはキティと結婚し教育委員になりました。

スピアーズさんは朝鮮戦争に参加後、刑務所所長としてドイツに戻り中佐で退役。

ロナルド・スピアーズ大尉@マシュー・セトルはゴシップガールでもイケメンぶりを発揮されています。

ここでウィンターズさんから集合の声がかかります。
Dディから434日目。
日本が無条件降伏をし、終戦になったの点数に関わらず第101師団は帰国することになったことを伝えます。
「永遠の絆で結ばれた我々はそれぞれ社会復帰をするんだ」


そしてウィンターズさんとニクソンさん。

ニクソンさんは2度の離婚の末1956年に生涯の伴侶を得ましたが1995年に亡くなりました。
ルイス・ニクソン@ロン・リビングストンは「セックス・アンド・ザ・シティ」などテレビドラマで活躍されているようです。
ウィンターズさんは結局ニクソンさんの会社に入社し人事課長になりましたが1950年に再招集を受け訓練を担当しました。
ペンシルバニアに小さな農場を買い、穏やかに暮らしています。
“ディック”リチャード・ウィンターズ@ダミアン・ルイスさんは現在「HomeLand」で絶賛大活躍中です。
すごく面白くてハマっている最中なので近いうちに書こうと思っています。

このドラマ毎回冒頭に当時を経験されたE中隊の方々のインタビューが流れるのですが、
最後にやっとお名前が明らかになるんですよ。やっぱりネタバレ防止もあるんでしょうね。
でもウィンターズさんだけはこの方絶対ウィンターズさんてわかりましたよ(笑)
話し方とか醸し出すオーラがウィンターズさんそのまんまなんですもの。

他に
リプトンさん
へフロン
ガルニア
マーティン
シフティ
マラーキー
が出演されています。

最後はウィンターズさんの言葉で締めくくられます。
「ラニーがくれた手紙を覚えてる?あの手紙の最後にはこう書いてあった」
「孫におじいちゃんは戦争のヒーローだったの?と聞かれた時、私は言いました。」
「違うよ、みんながヒーローだったんだよ」

この辺りで私は涙腺崩壊してます(笑)

ここでドラマとしての「バンド・オブ・ブラザーズ」は終わります。
エピソード11は本物のE中隊の方たちのドキュメントになっています。

次の記事では特典なども含めてまとめたいと思います。

Band of Brothers Part Ten 戦いの後で その3

2013-10-30 12:24:23 | Band of Brothers
原題:Points

お久しぶりのユージーンさん。

その2の続きです。

転属の面談を受けるウィンターズさん。

インタビューではノルマンディから振り返ります。
Dディでは優れたリーダーシップを発揮しました。

そうしてあっという間に昇進してしまったウィンターズさんはバストーニュでも指揮官に徹しました。

「なぜ転属願いを?部下を置いて。星を増やしたいなら君にはもう必要無いよ」面談の指揮官が言うと
「それが目的ではありません」ウィンターズさんはもう少し直接戦い戦いたかったんですね。
結果的には、ウィンターズさんは第101師団を任されてしまい転属願いは聞き入れられませんでした。
「部下も君を離さないと思うよ」そう言われるウィンターズさんでした。

実際、E中隊においても皆口を揃えてウィンターズさんがいなかったらここまで耐えられなかったとか、
心から尊敬できる優秀な指揮官だとか、本当に大人気なんです。

ポイント制度は軍隊に深刻な影響を及ぼしていました。
戦争が終わってもポイントが足らず帰国できない者たちが焦燥や怒りなどを酒やピストルで発散していました。
更に自動車事故が増大し死傷者が沢山出ていました。

検問所では隊員たちが交代で配備されていました。
ヤノヴェックが「今75点なんだ」などと話しています。

そこにウェブスターが交代のためやってきました。
ヤノヴェックはドイツ軍のトラックに乗って戻る途中、対向車の落としたドラム缶に車が乗りあげ横転し死亡します。


更に事件は続きます。
グラント軍曹たちが夜の道を車で走っていると一人の酔っぱらった隊員がピストルを片手に立っていました。
足元にはドイツ軍の将校が死んでいます。
グラントが車を降りて何事か尋ねるとその酔っぱらいは「ガソリンが欲しいのにくれなかったんだ」と言います。
グラントが銃を渡せと言うと酔っぱらいの隊員はグラントに発砲しそのまま逃走します。

スピアーズさんはグラントをとても気に入っていました。
「脳外科じゃないと無理だな」
軍医にそう言われるとスピアーズはタルバートに犯人捜しを指示し、脳外科を探しに奔走します。

タルバートはE中隊を総動員して検問所や周囲を抑え犯人探しに全力を注ぎます。

犯人はI中隊の補充兵でした。
スピアーズが拳銃で撃とうとしますが思いとどまりMPに引き渡すよう指示します。

グラントは一命を取りとめました。
原作でこの時なぜ撃たなかったという質問にスピアーズはこの時はまだ自白もなかったし犯人の確証はなかったから、
と話していますがスピアーズもタルバートも他の隊員も皆撃てるチャンスがあったのにも関わらず撃たなかったのは、
も殺し合いは沢山だと思っていたように思うと原作者が語っています。

タルバートは先任軍曹から一般の軍曹に降格してほしいとスピアーズに申し出ます。
隊員たちの中に戻りたいという理由からでした。

スピアーズは軍に残る決心をします。
このままではみんなダメになってしまうし、E中隊には彼らをよく知る指揮官が必要だからという理由でした。
それを聞いたウィンターズさんは嬉しそうです。


ウィンターズさんはマラーキーに空挺の実演がフランスで行われるので技術顧問になってほしいと依頼します。
マラーキーは快諾しますがちょっと寂しそうです。

そしてリプトンさん。
戦地任官が昇進した場合は元の隊には戻れない規則があるのでリプトンも転属しなければならないことを伝えます。

ウィンターズさんは大隊本部を推奨したのでリプトンもそこに決めます。
更に飛行場でドイツ軍の将軍が降伏するのでそのアテンド(?)をしてほしいと指示をいます。

飛行場。
将軍の「部下に挨拶をしたい」という申し出を受けるリプトンさん。
それを見守るウィンターズさん、ニクソンさんの前に何とあのソベルさんが通ります。

ウィンターズさんはソベルが大嫌いらしいです。
E中隊を育てたのは彼だとは認めていますが所業についてはやはり許せないようです。
なので知らんふりして通り過ぎようとするソベル大尉にウィンターズ少佐が呼び止めます。
「大尉。上官に敬礼はしないのか?」
そう言われ無言で敬礼するソベルさん。

それを見ていたリープゴッドが楽しそうです。
ウィンターズさんは首を傾けニクソンさんを伺いニクソンさんも無言で「やれやれ」というような顔。
やっぱりいいなあ、この2人。


ドイツ軍将軍の挨拶が始まります。

そばにいたリープゴットが通訳をしてあげてます。
「長く厳しい戦争だったけど、諸君は国のため勇敢に誇り高く戦った。」
「諸君は特別だ。絆で結ばれたいる。それも固い絆だ。」
「兄弟と共に戦い、支え合い、悲しみを乗り越えた。私は諸君を誇りに思う」

このセリフはE中隊にも言えることでこれをこの場面でドイツ軍に言わせたのは、
どこの国の軍人もみな国のために辛いことも支え合って戦っているという、
オフサイドの精神 ←(「ノーサイドの精神」です。は、恥ずかしい。)のような気がします。

その4に続きます。