画像がほとんどありませんが
感想を交えたあらすじを書いていきます。
WHは発電機を購入。
交流で送電をするべく奮闘します。
仕事と家庭を切り離しているエジソンに対し、
WHはいつも奥さまと一緒に仕事をし、彼女をパートナーとして扱っています。
このあたりも対極なのかな、と思います。
ひとつのことにのめり込むエジソンタイプの人と生活するには
しっかりと自分の世界を持っていないと難しいのかもしれません。
WHはグレートバ-リントンで1.6キロ先までの送電に成功。
エジソンに皮肉たっぷりの招待状を出します。
それに激怒したエジソンはWHのシステムが交流だと知って驚きます。
WHはエジソンの電球を使った交流システムでエジソンとの提携を考えていましたが
エジソンはWHに対し競争心を燃やします。
さらにテスラとも衝突しテスラはエジソンの元を去ってしまいます。
「エジソンが発明した発電機の改良をめぐって2人の間に大きな確執が生じる。
5万ドルのボーナスを約束してテスラに改良を依頼したエジソンだったが、
テスラが見事改良に成功すると態度を翻す。ボーナスは冗談だと言って支払いを拒んだのだ。
この件などで対立を深めたテスラはエジソンのもとを去り、独自に会社を設立することとなった。」
(https://www.discoverychannel.jp/0000020894/ より)
発電機の改良がすなわち交流システムだったためエジソンは気に入らなかったようです。
協力を求めるWHと何としても彼に勝ちたいエジソンは
マスコミを使ってWHのネガティブキャンペーンを始めます。
これにはインサルくんもびっくり。
新聞を読んだWHの奥さまも否定の声明を出すように勧めますが
WHは商品で勝負することにします。
それを証明するかのようにWHに多数の地方から発注が舞い込みます。
しかしエジソンも負けてはいません。交流と直流の争いが激化していきました。
交流はメリットばかりではありません。
WHとポープは交流でミシンを動かそうとしていましたが
電圧を変えることができず失敗続きでした。
その頃テスラは自社を立ち上げますが
資金がなかったテスラは結局仲介人に騙され特許を手放してしまいます。
率直に言ってしまえば、
テスラのこのあたりのエピソードはどうでもよかったかな。
この時点までずっとテスラの動向は描かれていなかったから
テスラにも注目!と言われても感情移入できないわ。
感情移入だけ言えば、この映画の登場人物は誰にもできなかったけど。
そんな中、エジソンはメアリーを失います。
出資者のモルガンにNYに呼び出されていたエジソンは看取ることもできませんでした。
蓄音機に録音されたメアリーの声を聴きながら過ごすエジソン。
NYに向かう馬車の中で手帳を使ったパラパラまんが?を見ていたし
これを機に方向転換するのかな、と思っていたのですが・・・・
気落ちするエジソンにインサルくんがシカゴ万博の電気事業入札を勧めます。
なかなか応じないエジソンでしたが「WHも入札する」と聞いてやる気が出ました。
何のやる気かと思えば、
交流がいかに危険か、馬を使って証明するというWHのネガキャンでした。
なぜ正々堂々と勝負しないのだ、エジソン。
↓この画像、とてもかっこいいのに馬を電気で殺すための相談と言うか
自分を正当化する言い訳をしているところです。
大勢の記者の前で電気による死を「WHする」と呼び実行します。
記者の中に死刑実行委員会のブラウンさんも参加していて
死刑に電気を採用したいので契約したいと持ち掛けますが
エジソンはきっぱり断りました。
メアリー喪失の悲しみからまだ抜け出せないエジソン。
でも史実だとメアリー死去から2年後に再婚してるんですよね。
支えてくれる人がいないとダメなんでしょうね、エジソンさん。
続きます。
ここでもインサルくんに蓄音機の商品化を勧められ
エジソンは改良し1890年に改良版を発表します。