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Director: Julian Farino
Writers: Stephen Butchard (adaptation), Ian McEwan (based on the novel by)
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これでラストです。
愕然とするスティーヴン。
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ロープを切ってチャールズの身体を地面に下ろします。
チャールズのそばに座り泣き続けるスティーヴンです。
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場面はチャールズの葬儀に変わります。
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チャールズの葬儀でスティーヴンは弔辞を述べます。
葬儀にはジュリーの姿もありました。
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「チャールズ・ジョージ・アンドリュー・ダークは唯一無二の素晴らしい男性でした。
彼は純粋さや誠実さを持ち続けたのです。それは僕たちみんなが生まれついて持っているものです。
しかし、僕たちはいつのまにか失い、そして気にも留めないのです。
彼は子どものように、世俗的な慣習にとらわれることはありませんでした。
何よりもまず、彼はいつも人の長所に目を向け、彼らに信頼を置き、心を寄せます。
彼の愛は愛しい妻、テルマへ。
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そして彼の情熱は文学、とりわけ、児童文学に向けられていました。
彼は早くからその価値を認識し、愛情と思いやりのある環境の重要性と支援について話をしていました。
実際に最後に会った夜に彼は本を書いたと僕に言いました。
「ジョークブック」と彼は呼んでいます。
僕はジョークブックの意味をずっと考えていました。
彼が死を選んだ理由がそこにあるかもしれないからです。
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しかし、僕は考えるのをやめました。
僕は僕が愛したチャールズを記憶に残そうと決めました。
彼の優しさ、彼の笑顔や寛容な心、
そして彼の優れた才能と僕の住む世界を心地よい場所にしてくれる能力を。
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君はずっと僕の親友です。」
雨の中、少年のように遊びに夢中なチャールズ。
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そして砂浜を走り回るケイト。
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その夜、スティーヴンはツリーに下にあるプレゼントを開きます。
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それはおもちゃの無線機でした。
スティーヴンはひとつをケイトのベッドに置くと話しかけます。
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S:パパよりケイトへ。
僕たちがとても愛している事、そして会いたいって伝えたいんだ。
きっとすぐに会えるね、そうしたらたくさんハグをしてゲームをするんだ。
以上、応答願います。
無線機は無言のままでした。
S:ゆっくりでいいから。ずっとここにいるからね。
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翌朝、
スティーヴンは喪服のままベッドで寝ていました。
その時、無線機からケイトの声がします。
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「パパ・・・パパ、私はここよ。
私を見て!ママと一緒にいるの・・・」
スティーヴンがはっとして目を覚まします。
その瞬間、電話の着信音が鳴りました。
電話の相手はジュリーでした。
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S:ジュリー?
J:調子はどう?チャールズはお気の毒だったわ。
S:僕は大丈夫だよ。昨日、君を教会で見かけたよ。
そっちはどう?
J:私は元気よ。しばらく帰らなかったけどずっとあなたに電話したかったの。
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S:今どこにいるの?コテージ?そっちに行くよ。
J:街に来てるのよ。心配しないでほしいんだけど、今病院なの。
できれば来て欲しいのだけど。
S:どこの病院?どこか痛むのか?
J:本当に大丈夫なの。The Alexandra Wingの17病棟。来れる?
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スティーヴンはうろたえ、ジャケットを羽織る飛び出します。
歩きながら笑顔がこぼれるスティーヴン。
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地下鉄に乗りながらそわそわと落ち着かないスティーヴン。
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ふと横を見ると自分を見ている少年がいました。
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スティーヴンもその少年に笑顔を向け再び前をみます。
ふと思い立ったようにもう一度少年の座っていた席を見ますが少年はどこにもいませんでした。
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不思議そうな表情のスティーヴン。
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病院につくとジュリーの病室に向かいます。
その途中、廊下でケイトが待っていました。
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スティーヴンは当然のようにケイトの手をとりふたりで病室に向かいます。
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病室に入るとジュリーはすでの出産の最中でした。
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S:ジュリー。
J:スティーヴン。(ナースに)夫よ。
スティーヴンはジュリーの手を取ります。
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J:私たちの子どもよ。弟なの。
ジュリーが苦しそうに声をあげます。
スティーヴンはずっとジュリーを安心させるように励まし続けます。
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The End.
え?
と思うかもしれませんがこれで終わりなんです。
何だかすごい敗北感・・・・
行き当たりばったりではなくもっと原作を理解してからじゃないとダメだったのかも。
次に感想や補足を少し書きますね。