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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

ラストエネミー 近未来監視国家の陰謀5-2

2013-12-06 12:13:36 | ラストエネミー
原題:The Last Enemy


最終エピソードのその2です。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。


マイケルの回復を知ったターニーさんとエレナ。
彼の存在が国の命運を握ると言うターニーさんにエレナは「すぐに手を打たないと」と言います。
首相や国防長官が彼らの存在を歓迎しないと。
つまり、今回の実験の事を知っている者たちに対し何らかの対処をする必要があるとエレナは言っているようです。
エレナが立ち去るとナイさんが入ってきました。
ターニーさんはナイさんに言います。
「始末人を手配した」

スティーヴンはラッセルの持ち込んだデータの暗号と格闘していましたがある事に気づきます。
「今回の実験でマイケルは助かり難民は死んだ。違いは人種だ。これはただのタグの実験ではなく人種の拘束もあるんだ」

クーパーのところにターニーさんがやってきます。
ワクチンを製造したのはクーパーでした。
「勝手に実験を拡大したわね」ターニーさんが言います。
配合ミスで大勢を死なせてしまったけど、科学の力で人種を分別できるようになるしこれが成功すれば人種テロも未然に防げる。
クーパーの力説にターニーさんは「言い訳はいらない。すべての証拠を消すわ」
そして後ろからラッセルが入ってきました。

クーパーはラッセルに殺されました。
そして部屋に入ってきたナイさんに「お前のデータは無事だ」と言います。

暗号解析を頑張っていたスティーヴンですが、突然データがすべて抹消します。
スティーヴンはヤシームに証拠はマイケルだけになったのでふたりで国外に逃げてくれと言います。
「危険だわ」涙ぐむヤシームに僕もすぐに後を追って必ず見つけるからとキスをします。

この場面を見ていたマイケル。複雑な表情です。

マイケルとヤシームはフェリーで国外に出ることにしました。
兄弟、最後のお別れの挨拶です。


お見送りの帰り道、スティーヴンはIDの提示を求められますが、「何も悪い事はしてない」と拒否します。

もちろんそれで見逃してくれるわけはなく連行されます。
そこで調べられますが「スティーヴン・エザード・・・UNUS」と確認され解放されます。
「ユーナスって何だ?」スティーヴンは叫びます。

お家に戻るとエレナがいました。

「タグミー計画を知ってる。それで1000人の難民を殺し死体を焼いて証拠を抹消したんだ」
スティーヴンがエレナを責めます。
「あれは科学者たちが勝手に行った事だし事実が知れればテロが拡大する。」
エレナはそう言うと自分の腕に埋め込まれたタグを見せながら無害だと主張します。

「善良な一般市民を守るためよ」
そしてスティーヴンにもタグが埋め込まれていることを告げます。
自分の血をお金に換えた夜襲われた暴漢たちによって埋め込まれていました。

「IDが復活したから銀行も使えるわ」
「ユーナスはどうゆう意味だ?」
「危険分子よ。公共機関への出入りの制限と国外とのコンタクトや出国が規制され行動の監視をされるの」
エレナの言葉に衝撃を受けるスティーヴン。

「マイケルとヤシームは?」スティーヴンの言葉にエレナが言います。
「過去は忘れるのよ。マイケルは地雷で死んだし奥さんは帰国してないでしょ」
そこにターニーさんがやってきます。
「内務大臣、お時間です」

「あなたは研究に集中してね。誰にも邪魔されない生活。あなたの望み通りにね」

マイケルとヤシームが乗ったフェリーにラッセルがいました。
ラッセルはヤシームが離れた隙にマイケルに偶然を装いながら隙を伺いマイケルを殺し海に落とします。

何も知らないヤシームはマイケルを探し続けます。

机に向かうスティーヴン。

でも心はヤシームにありました。
これからも檻の中で行動を監視されどこにも行けずただ心だけを中東に飛ばしながらヤシームを夢見るスティーヴンでした。


ここでENDです。

私の解釈でまとめると、こんな感じです。
タグミー計画は身体にIDタグを埋め込みTIAで管理する事?
クーパー(単独?関わった細菌学者全員?)が暴走し人種も判別できるようワクチンにタグを入れ中東で実験を行った。
ワクチンを接種した人は死んでしまう事に。これは感染症ではなくワクチンの配合ミス?
ナイやターナー、ジョージは政府に無断で行っていたため証拠隠滅のために死体をすべて焼却。
ラッセルの復讐は真実?後にターナーに加担したのは原因がクーパーだったため?
だとするとなぜマイケルを殺害?始めからターナーの仲間?だからTIAを使えた?どっちなんだ!ラッセル。
ジョージは一連の事件に倫理的に耐えられず自殺?
マイケルも生き証人となるため殺害しようとするが失敗?入国後は監視することに。
エレナは美味しいどこ取り?今回の件でうまく立ち回り内務大臣?
スティーヴンが生き残れたのはエレナの温情?

マイケルは生き証人として重要なポジションだったんですね。
最終話に入ってからいろいろな伏線を回収するためなのか駆け足になってしまったのが残念です。
生き証人のマイケル争奪戦でもよかったかも(笑)
最終的に設定は良かったと思いますがいかんせん三角関係がドロドロだったのでかなり残念な印象なのかもしれません。

ラッセルの正体も含めわからない所も多々ありますが、もうこれは追及せずに終わりにします。
でも最後にこれだけ。
結局スティーヴンの強迫性潔癖症はどうなったの?

ラストエネミー 近未来監視国家の陰謀5-1

2013-11-29 12:14:29 | ラストエネミー
原題:The Last Enemy



最終エピソードのその1です。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

爆発によりあたりは悲惨な状況でした。

スティーヴンはヤシームにマイケルがワクチンを接種していること、そして発熱していることを話します。
一方ナイとターニーさんも監視カメラでマイケルを追っていたのでマイケルの症状を知りました。

3人はスティーヴンがお世話になったIDがなくても生活できる所に行きます。
マイケルの熱が高くなり危険な状態なので、スティーヴンがクーパー教授に頼ることにします。
マイケルは心細いのか試してるのかヤシームをぎゅっと抱きしめたりして、
そのたびにスティーヴンが悲しい顔をしたり、三角関係ってやつですね。

夜。ナイさん宅にラッセルが侵入しPCからデータをコピーしています。
気配を察知したナイさんは起きだすと咄嗟に銃を持ち家の中を見回りますが既にラッセルの姿はありませんでした。

マイケルとスティーヴン。
ふたりはずっと仲が悪く憎みあってたいたよね、とマイケルが話します。
「今はどうなんだ?」とマイケルが聞くので「今は憎んでないよ」とスティーヴンが答えると
「俺の妻と寝た。知ってるぞ。お前は正義感や世のための理由で俺たちに協力するような奴じゃない」
(ひどい言われよう・・・)
マイケルが言うとスティーヴンは「妻じゃない、未亡人だ」と反論。

そしてマイケルのお葬式の当日から既に関係を持ったと知るとスティーヴンに掴みかかります。
「今も俺が死ねばいいと思ってるんだろう」そう言いながら崩れ落ちていきます。

寝ていたヤシームが起きてきたのでマイケルは自分が知ったことを話します。
ヤシームは事実である事とこれは3人の問題だと言うとマイケルは「俺は関係ない」と
ヤシームを突き放し、ひとり離れていきます。
お葬式当日はやっぱりマズイでしょう。どんなに悲しくても辛くても当日は流石にちょっと(笑)
これじゃ、マイケルお兄ちゃんが「生きててごめん」になってしまいます。

夜中にマイケルが目を覚ますとスティーヴンがそばにいました。ヤシームの姿はありません。
近寄るなというマイケルの身体を後ろから抱きかかえるスティーヴン。
「もう2度と死なせない。明日何としてもクーパーを探すから」


ヤシームはカフェにいました。
ぼーっとしているといつの間にかラッセルが隣に座っていました。
ラッセルが貸したナディールの服にはタグがついていたので居場所はわかると言うラッセル。
ヤシームはマイケルが発症したことをラッセルに話します。
ラッセルはヤシームにナディールを看取ってくれた事に感謝を伝えます。


ヤシームはマイケルとスティーヴンを連れてラッセルに会いに待ち合わせ場所に行きます。
待ち合わせ場所でヤシームはマイケルに言います。
「あの日孤独だった。スティーヴンは優しくてだから私が誘ったの」

マイケルは涙ぐみ静かに微笑みながらヤシームを見ます。

3人の車を追跡していたナイとターニーさんですが途中で見失います。
これはラッセルが絡んでいると予想します。

ラッセルが現れます。
スティーヴンにナイさんのPCからコ盗んだデータのUSBメモリーを渡します。
「タグ・ミー計画」のデータが入っていましたが暗号化されています。
難民に接種したタグ入りのワクチンはこの実験でした。
そしてラッセルはクーパーも連れてきていました。クーパーはラッセルによって拉致をされていました。

クーパーはマイケルの症状を確認しマイケルを含めより多くのサンプルが必要だと言います。
医療拘置所にいる難民たちの採血が必要ですが、セキュリティが厳しく指紋認証もあると言うと
それを聞いたスティーブンは中国の学生たちがやっていた方法を知っていると言います。

マイケルの採血をしたクーパーはラッセルと研究所に行き、
スティーヴンは拘置所の職員の指紋を偽造し拘置所に侵入します。

入口をクリアし建物のトイレに入ると白衣に着替え、難民のいる部屋まで入り採血をします。
そこに看護師が部屋に入ってきたので「キーン先生に頼まれて採決をしてるんです」とスティーヴン。
看護師さんは「先生方って本当に勝手ね」と言いながら手伝います。
心臓バクバクのスティーヴンです。

その頃、拝借した指紋の持ち主が戻ってきましたが既に入館済のログが残っているのでエラーになってしまいます。
受付の女性が持ち主を確認し彼を入室させます。

看護師はスティーヴンの行動に疑念を抱き、「ちょっと失礼」と部屋を出て受付に電話をしキーン先生に繋いでもらいます。
「バレたかも」スティーヴンは焦りつつも淡々と採決をしていきます。
すると昏睡状態だったひとりが目を開きます。
それを見たスティーヴンはマスクをはずし微笑みかけると彼の笑顔で手を差し出します。

スティーヴンが手を握ると彼は息を引き取ります。天使だと思われたかもしれませんね。

不法侵入が見つかってしまいます。

追いつめられますが何とか逃げ切るスティーヴン。

クーパーに血を届けいったんマイケルとヤシームのところに戻るとマイケルが回復していました。
スティーヴンはタグ計画の対象は我々全員で、体内タグはIDと違って偽造されないからだと推理します。
「クーパーが何らかの答えを出したら俺たちも動き出そう。告発するんだ。」マイケルが言いました。

5-2に続きます。

ラストエネミー 近未来監視国家の陰謀4

2013-11-22 08:49:01 | ラストエネミー
原題:The Last Enemy


3の続きです。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。


拉致したのは何とお兄ちゃんでした。
車の中でマイケルはヤシームの行方を問いただしますが驚きと怯えで何も言えないスティーヴン。

「ヤシームはどこだ」
あらためて問いただすマイケルですが「死んだんじゃないのか?」と逆に質問されます。
PCに入っていたフォルダの解析をしたマイケルは自分やヤシームの情報が入っていたので
スティーヴンが諜報員ではないかと疑いますが、スティーヴンは「説明しろ」の1点張り。

「いいから俺の質問に答えろ」と凄むマイケルですがスティーヴンも頑張ります。

このままでは埒があかないとふんだマイケルは方法を変えることにします。
「俺は爆発した車にはいなかった。怪しい車が後ろにいたので俺は様子を見に車をおりて丘にのぼったら
車が攻撃された。地雷の事故じゃないんだ」スティーヴンの拘束を解きながら話し始めます。

「例の病気を調べたから狙われたんだろう。だから隠れて探っていた」
説明するマイケルはヤシームの居場所を聞きますがスティーヴンは追跡される恐れがあるから、
ヤシームに会いに来るよう伝えると言います。

ラッセルのアジトに戻ってきたスティーヴン。
その頃ラッセルはナイさんの車につけた発信機で追跡しますが監視カメラに映ったスティーヴンを見て怒ります。

マイケルはスティーヴンの後をつけてきました。その後方には例の殺し屋さんも追跡しています。

出迎えたヤシームにマイケルの話をしているときに高圧電流の流れている金網に殺し屋が触り焼け死んでしまいます。
・・・この殺し屋は何だったんでしょうね、結局何の活躍もしないまま死んでしまったような気がしますが。

そしてヤシームの前にマイケルが現れます。

感動の再会を期待していたかもしれないお兄ちゃんですが意外にもヤシームに拒絶されてちょっとがっかりな顔です。
そんな場面を複雑な心境で見ているスティーヴン。

ラッセルが戻ってきます。
スティーヴンは兄だと説明し、マイケルにはラッセルがナディールの養父だと言います。
ラッセルは全員その場を退避させアジトを爆破しました。ここからラッセルは別行動します。

マイケルはヤシームに「辛い思いをさせていまったけど君を守るために隠れていたんだ」と説明しますが
ヤシームは「ひどい仕打ちだわ」と許してくれません。
「特定のロットのワクチンを接種した者がみんな死んでるんだ。それを製薬会社や政府が隠してる」
「接種した難民家族と一緒に入国した。彼らの血液を調べたいから3人で力を合わせよう」
そんなマイケルにヤシームは「はい」と言えません。
彼女はマイケルを責めてますが本音はスティーヴンがいるので受け入れられないと思うんだけど、
この手の事は隠しきれないので早く告白しちゃった方がいいんですよね。。。と大きなお世話な事を書いてみる。
マイケルに「何かあるのか?」と聞かれ困ってるとスティーヴンが助け舟を出します。
「知っている細菌学者がいるから頼もう。クーパー教授だ。」

マイケルは早速中のベパに連絡をとりますがちょうど難民家族を駅まで送っている最中でした。
途中検問でID提示を求められますがベパさんが作った偽造IDは完璧でしたが駅のゲートで一人にアラートが鳴ります。
マイケルたちも駅まで行きますが何も出来ません。
立ち去ろうとするマイケルたちですが警備にスティーヴンが同行を求められます。

待っていたのはエレナでした。

彼女がいい知らせがあると言うとやってきたのはインカレンド社のブライアン?アンドリュー?忘れましたが、
そういえばこのインカレンド社は結局何だったんでしょうね。

資金援助の延長と金額UPを申し出、さらに明朝中国に出発するよう言います。
スティーヴンも考えた末この話を受けることにしました。身を引こうと思ったんでしょうね。

部屋で準備をしているとマイケルが来ます。
中国に戻ることを話すとマイケルは説得しようとしますが「僕はもう不要だから」と言うスティーヴンがちょっとかわいそうかも。

マイケルが「口座が使えないんだ」と言うとスティーヴンは持っているお金を全部渡しさよならをします。

何者かが少しずつジョージを追いつめるべく落書きしたり部屋のテレビにナディールの死体を焼却する映像を流したりします。

翌朝、中国に向かうためゲートのチェックを受けるスティーブン。
探知機のゲートをくぐるとアラームが鳴るのでポケットを探ると鍵が入っていました。
その時スティーヴンはなぜ難民家族がゲートを通った時にアラームが鳴ったのか理解しました。

スティーヴンは飛行機に乗らず、タクシーに乗って教授のところに向かいますが、カードがクローズされて支払いができませんでした。

ATMで現金を引き出そうとしましたがここもアクセス不能になり、困ったスティーヴンはダッシュで乗り逃げします。
携帯電話で連絡をしようとしますが、電話も使えなくなっていました。

部屋に戻りますがここでも電話は使えず水道も電気も止まっていたので、とりあえず部屋の置時計を質屋に売ろうと決心します。
が、IDカードまでもがアクセス不能になっていたので身元確認できないとだめだと質屋に言われ絶体絶命のスティーヴンです。

仕方なくそのまま教授に会いに行きますがここでもIDがないので取り次いでもらえません。
この世界ではIDがないと何も出来ないのでした。

お金も無く寝るところも無いスティーヴンは路地の隅で時計を抱えたまま小さくなっています。
そこにID反対のプラカードを持って運動している集団がやってきたので助けを求めますがスルーされます。

その時、ひとりの男が声をかけてきます。
すっかり怯えて泣き出すスティーヴンですが、「寝場所を案内するよ」と言われついていく事にします。

男が案内した場所は監視カメラもなくIDカードに縛られない人たちが生活しているところでした。

朝起きるとお金を稼ぐ方法を伝授されます。要するに血液を売るんですね。

ちょっとお金をもらったスティーヴンですが外に出たとき二人の男に襲われすべて奪われてしまいます。
文字通り踏んだり蹴ったりのスティーヴンですが、教授のところに行く途中ヤシームに会うことができました。
子犬のような目でヤシームに抱き付いた後、事情を話しクーパー教授に面会してほしいとお願いします。
「人間の血管の中に入るような小さなタグがあってワクチンを通して人間の中に入れてるんだ。感染はそれが原因かもしれない」
ヤシームはクーパーと面会を取り付けますがしかしクーパーは行方不明になります。

その頃ナイさんはジョージさんを探しにギャラリーに行きますがジョージさんはお気に入りの絵の前で拳銃自殺を遂げていたので
そのまま何事もなかったかのようにその場を立ち去ります。ナイさんの後ろにはラッセルがいました。


首相秘書室でエレナさんとターニーさんが話しています。
「これ以上は無理ね」とターニーさん
「後始末をしないと」とエレナが言うと「任せて」と言いました。

マイケルとも再会したスティーヴン。
ヤシームにお昼を買いに行かせた後スティーヴンに言います。
「俺も子供たちを説得するために目の前でワクチンを接種したんだ。例のロットを」

「発病するとは限らないよ」スティーヴンは言いますが2日前から不調を感じていると言います。

ヤシームが戻ってきたその時止まっていた車に積まれていた爆弾が爆発します。
思わずヤシームを庇うスティーヴン。ヤシームもスティーヴンの顔を触りながら無事を確認しているところを
マイケル兄ちゃんが目撃しすべてを悟ります。


事態は泥沼のまま最終回へ。。。。昼メロですか?これ。

ラストエネミー 近未来監視国家の陰謀3-2

2013-11-15 13:50:03 | ラストエネミー
原題:The Last Enemy

3-1の続きです。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。



ラッセルはシステムダウンしたTIAを復旧させようと奮闘中。
復旧した途端、いつもジョージたちと行動している黒人男性のデータが出てきました。
パトリック・ナイという男は諜報部員で政府の高官でもありました。
モニターの前にいたヤシームは「スティーヴンが危険だわ」と怒りますが、
「知ってしまうと怯えて失敗してしまうんだよ」とラッセルが言います。


タグ付きの服を着たスティーヴンがTIAのある部屋に入ります。
入るときにパトリック・ナイとすれ違っちゃいます。

ラッセルはB型肝炎ワクチンを製造した会社はケラマン・デライツ社だと突き止めスティーヴンにTIAで、
社内に協力しそうな人がいるかどうか調査させます。
TIAには人ひとりに対して思想や行動など様々なデータが入っていました。
キャロライン・スコットという女性が表示されます。

マイケルがケラマン・デライツ社を訪れます。
彼もまたワクチン製造元であるこの会社を調べていたのでした。

スティーヴンはタグ付きの服からタグなしの服に着替えます。
そうすることでスティーヴンは表向きはTIAの部屋に居ることになります。

ラッセルの仲間と車でケラマン・デライツ社に向かいます。

マイケルはワクチン担当者に会い話を聞きます。
ワクチンに関して会社でも極秘で調査を行った事、ウィルス感染とワクチンの因果関係が認められなかった事、
そしてもし少しでもワクチンに対して疑惑が公表されればワクチンを避ける人が続出してしまうので
この件に関しては極秘で行われるている事を説明します。

スティーヴンたちはケラマン・デライツ社の前でキャロラインの帰宅を待ちます。
時間通にキャロラインが出てきたので追いかけようとした時、スティーヴンは社から出てきたマイケルを見つけます。
「待って」
驚いたスティーヴンは確かめようとしますが、キャロラインを見失ってしまうのでこの場は諦めます。


ナイさんがスティーヴンの部屋に入りますがスティーヴンはいません追跡装置は確かにこの場所を
表示していたのでナイさんはすぐにターニーさんを呼び出します。

キャロラインがショッピングセンターに入って行ったので後を追いかけお買い物中のキャロラインに話しかけます。

難民キャンプの医師の代理だと名乗りワクチンについてお話を聞かせてください、とお願いしますが、
自分は製造担当だからとキャロラインは立ち去ろうとします。
「会社のデータを検索したらあなたが出てきました。怪しい者ではないんです、どうかご協力を」
必死にお願いするスティーヴン。

「検索するなんて怪しいわ」と逃げられちゃいます。

だけどスティーヴンは挫けません。
キャロラインが買い物する予定のものをカゴに入れ、TIAにはあなたの全ての情報が入っていることを説明します。

必死に説明するスティーヴン、頑張れ。

この顔はよくしますよね。

説明より何より縋るような必死の表情でお願いされれば、そりゃ陥落しますって(笑)

ワクチンについて欠陥やミスなどがなかったか確認しますが、彼女はいつも厳しい検査をしてるから無いと答えます。
但し1年以上前に機械が故障して3週間別の場所に移動させられその間建物は封鎖されていたと言います。


TIAがあるスティーヴンの部屋で佇むターニーさんのところにエレナがやってきます。
「スティーヴンは?」エレナが言うとターニーさんは「その中よ」と服が入ったロッカーを見ます。

ラッセルのところに戻ったスティーヴンは封鎖されていた間のケラマン・デライツ社の出入りをTIAで調べます。

調べていくと死んだ細菌学者が4名浮かび上がり、さらに学者たちの共通点を検索した結果クーパーさんが出てきました。

エレナは首相室でスティーヴンについて話しています。
「今夜実行します。」ジョージさんに言われたエレナは「選択肢はないの?モラルに欠けているわ」と反論します。
ここではまだ政府側が何をしようとしているの明らかにされていません。

その頃当事者はヤシームと楽しんでいました(笑)

スティーヴンはヤシームに「お兄ちゃんを見たよ」と知らせますが「私も幻を見るわ、会いたいわ」と言われます。
そして、「あなたたち兄弟は似てないわね。マイケルは迷ったりしないし愛し方も全然違う」とか言われてしまい、
「きっと父親が違うんだよ」とふてくされているかわいい年下の男の子でした。


いったんお家に戻るスティーヴン。
部屋に入ると誰かの気配がするので警戒します。

寝室には知らない男が具合悪そうに寝ているので身を引くと突然頭から袋を被せられまたしても拉致されてしまうスティーヴンでした。

4に続きます。

ラストエネミー 近未来監視国家の陰謀3-1

2013-11-08 12:16:05 | ラストエネミー
原題:The Last Enemy

その2の続きです。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。



前半は微妙と思いつつもちゃんと観ていられましたが後半に入ると微妙どころか残念なドラマになってきちゃいました。
IDで市民を管理する事や盗聴などで監視をする事のリスクを扱ドラマや映画はありふれているとは言え、
面白いものも沢山あるし、特定の人種をターゲットにした病原菌やウィルスものも結構見るし、
誰が本当の敵か味方かわからないとかはそこら中に落ちてるので、残念な事になった原因は単に使い古された
テーマだからということではなく、問題はそれを全部取り入れてしまった事かもですね。

そのせいか、回収しきれなてない伏線もあるし結局何だったの?って事になってるような気がします。
スティーヴンの強迫性潔癖症の設定もあれ必要だったんですか?
途中でそんな設定なかった事にしてる感もあるんですけど・・・。

そしてマイケルお兄ちゃん。
死を偽装?してまで隠れてるなんてどんな秘密を背負ってるの?などと思っていたら
登場から最後まで主役ふたりと修羅場演じていただけだったじゃないですか(涙)
スティーヴンも他人にいいように使われながら頭の中はヤシームの事だけってどうなんですか?

しかし一番の詐欺師はラッセルだと思います。
この人の設定がもっと重要度高かったらドラマももっと面白くなっているのではないかしら。

結局、それぞれの正体があまり大したことなかったと(笑)
だから正体不明だった前半のほうが面白かったのかもしれないですね。

そんなスティーヴンですが今回もしっかりエッチシーンがあります。
でもやっぱり抱かれちゃってます。
それにしてもこの人の醸し出す透明感がいくつになっても変わらないのがやっぱりすごいと思うの。
これが37歳になってもファンから天使とか言われちゃう所以ですか?
しかし今回も脱ぐシーン多いです。前回はお尻まで出しちゃうし、マジで誰向けのサービスですか?

前置きが長くなってしまいました。
前回の続きです。

マイケル兄ちゃんがスティーヴンのPCに入っている「機密事項」と言う名のフォルダを開くと
「ヤシーム」のファイルがあったので開こうとしますがアクセスできません。

余談ですがマイケルさんはどことなくジャックバウアー@キーファー・サザーランドに似てません?

「24」のジャックさん。

その頃、ナディールのお墓堀から戻ってきたスティーヴンとヤシームを銃を持った男が狙っていましたが、
ラッセルに助けられます。

そのままラッセルのアジトに連れて行かれるふたり。
ヤシームが「ナディールの父親じゃないでしょ?」と聞くと「養父だ」と答えるので
「養父も母親も死んだと聞いてるわよ」と更に突っ込むヤシーム。

ラッセルはナディールとはけんかしたまま疎遠になっていたと説明します。
そしてナディールが使っていたというコンテナのような部屋に案内され着替えるよう言われます。
そこにはナディールが写っている写真が貼ってありましたがその写真はラッセルの登場シーンで
ナディールの部屋から持ち出した写真ですがふたりはその事を知りません。

そのナディールの部屋に侵入するマイケル。その姿を監視カメラが捉えています。

そしてナディールは焼却されます。


ラッセルはスティーヴンにワクチンの製造元を調べるよう指示を出します。
そしてまずは家に帰り盗聴器やタグがないかどうか調べるため諜報用の周波数を受信する装置を渡します。

その頃ジョージたち3人はジョージお気に入りのギャラリーに集まります。
ジョージはラッセルの雇主がまだわからない事、そしてマイケルを自由にさせることは政府の危機に繋がる事を危惧し
追跡するよう指示を出します。


マイケルは仲間と会い、スティーヴンのファイルの解読と偽造IDを依頼します。
ヤシームも弟も行方不明だしナディールもいないので心配してるお兄ちゃんでした。

うーん、ジャックさん。

家に入ったスティーヴンは一生懸命装置をいろんな所にかざしています。
その時ノートPCの位置が変わっている事と誰かが食事をした形跡があることに気が付きます。

その時エレナが訪ねてきます。
TIAの政策から外された、閣僚になってこの国を変えたかったのに何もできないと怒ります。

エレナの後をスティーヴンが装置をかざしながら着いていくのがかわいいです。
「君の服に追跡装置がついている」と言うとエレナは「ついてないわよ、調べる?」とちょっと挑発してます。
そしてあっという間にすべて脱いじゃったエレナさん。
それでも装置が反応するのでもしかして壊れてる?とエレナに謝るスティーヴン。

「リラックスして」
エレナさんはスティーヴンの服を脱がし始めます。何だか昼メロだし画像多いよ、私。

「兄の死と難民や学者や多くの死には関係があるんだ」
スティーヴンが言うとエレナさんは
「やめて。陰謀説を唱えてもマイケルは戻らないのよ」と誘惑してます。

でもスティーヴンは更に「この部屋に誰かが忍び込んだ」と続けるのでとうとうエレナさんは、
「誘惑に乗らないのね」とギブアップします(笑)
すかさずスティーヴンは「TIAには誤作動の可能性があるから調べさせて」とログインの許可をくれるよう頼みます。
結構冷静なスティーヴンでした。

マイケルたちは難民たちのIDを作っています。

その時、難民のひとりが具合悪そうに咳き込むのを見てマイケルたちは感染を疑います。

長いのでふたつに分けます。
(前置きが長いせいですね)