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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

シャーロック ベルグレービアの醜聞 -S1E1- その9

2013-11-30 09:01:29 | Sherlock
原題:A Scandal in Belgravia


その8の続きです。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

シャーロックはバーツでアドラー嬢の携帯電話をX線で分析していました。
隣で見ているモリーは「誰の携帯電話?彼女の?」と、そりゃー気になりますよね。

「X線で分析すると彼女なのか?」と突っ込むシャーロックですがモリーが「人はバカな事をする」と言うと
「その通りだ」と閃いたシャーロックは僕のフラットに送ってきたし彼女はゲーム好きだし、と
携帯のパスワードに「221B」と入力します。残念。残りはあと2回となりました。

フラットに帰るといつもと違う匂いを感じるシャーロック。

匂いを辿っていくと寝室で寝ているアドラー嬢を見つけました。
リビングからシャーロックの姿を見つけ名前を呼ぶと「依頼人だよ」とシャーロックが言うので、
「寝室に?」と言いながらジョンもアドラー嬢を見つけ「うおー」とかジョン、今、唸りました?


命を狙われていると言うアドラーさん。だから死の偽装をしたと言います。
「携帯を返して」アドラーさんが言うとジョンが「ここに置くほど馬鹿じゃないよ」

「貸金庫からモリーが回収してホームレスが下の店に運んで店員がここへ」と言うジョンに応えて
「いい計画だ。早速電話を」と言いながらシャーロックが何気にアドラーさんの携帯を出します。

この中には何が入っているんだと聞くシャーロックにいろんな写真や情報、でもあくまでお守りだと話すアドラーさん。
「自分は裏社会でのし上がってきたのよ。」
お守り以上のものが入ってるだろうと言うと、でも読み解けないとアドラーさんが言うので
「だろうな。見せて」
そう言ってシャーロックはアドラーさんに携帯を渡します。

受け取ったアドラーさんはパスコードを入力しますがロックを解除できません。
「複製だよ。今1058と打ったな」
そう言って本物の携帯を出し1058と入力しますがエラーの表示が。残りはあと1回です。
「私の命だと言ったでしょ。本物かどうか触ればわかるわ」
「やるな」「あなたこそ」などと殺伐とした空気の中お互いを褒めるような言葉。
この雰囲気に耐えられずジョンが突然「ヘイミッシュ」と声を出します。
「ジョン・ヘイミッシュ・ワトソン・僕のミドルネーム。君たちの子供につけてね」
ひとりだけ蚊帳の外な扱いで思わず構ってちゃんしてしまうジョンでした。やきもちですか?え?どっちに?

「客に国防省の役人がいてこれが世界を救うと言っていたから緊縛プレー中に写したの」
そう言ってアドラーさんが見せたものはアルファベットが並んだ何かの暗号でした。
「暗号の専門家もダメだったの。あなたはどう?いいところを見せて」
そう言いながらシャーロックにキスをする間に解読するシャーロック。

「明日夜6時30分ボルチモア行747型機だ。それが世界を救うらしい。推理に時間をくれ」
アドラーさんもジョンも思わずシャーロックをガン見してます。ジョンはお口ポカーンだし。
視線に気づいたシャーロックはもうちょっとだけ説明します。


余談ですが、
この時のアドラーさんの表情がどことなく悲し気に見えるのでもしかしたら、
解読できないで欲しい気持ちもあったのかなあと。解読出来ちゃったらもう進むしかないので。

気のせいですね、すみません。

「航空機の座席の割り当てだよ。数字の1と間違うIがない」
以下は早口なので割愛しますが(笑)条件を満たすのが明日のヒースロー発ボルチモア行きだと説明します。
アドラーさんがじっと見つめているとシャーロックが無表情のまま言います。
「ジョンが褒めるから称賛の言葉はいらないよ」
「机に押し倒して2回慈悲を請わせたいわ」これアドラーさん最大の賛辞なんでしょうね。

そんな言葉をいただいたシャーロックはしばらく見つめ合った後ジョンにフライトの確認を頼みます。
とんでもないやりとりにぼーっとみているだけのジョン。
シャーロックは単に固まっていたんじゃないかと思いますが(笑)

ここも大好きな場面です。

気を取り直して確認するジョン。
「確かに007便(ダブルオーセブン)がある」
それを聞いたシャーロックは「ダブルオーセブン、どこかで聞いたぞ」と部屋をうろうろ。
その隙にアドラーさんがこっそりと「747 TOMORROW 6:30PM HEATHROW 」とテキストを送ります。
受信者はモリアーティでした。


「007」それはマイクロフトがフラットに来た時に電話で言っていた言葉でした。
「ボンド・エアは準備完了」
これに関して、「ジェームズ・ボンドの映画を観たことがないシャーロックがこの発想ができたのは
ジョンのブログに書かれていた「ボンドナイト」で観たおかげかも」と書いているブログをお見かけして、
なるほどー!と感心しました。ファンのみなさんの発想もアメージングだといつも思います。

これを見たモリアーティはマイクロフトにテキストを送ります。
「Jumbo jet, Dear me Mr.Holmes, Dear me 」
テキストを見たマイクロフトは戦慄しました。


その10に続きます。
あと2回くらい?

ラストエネミー 近未来監視国家の陰謀5-1

2013-11-29 12:14:29 | ラストエネミー
原題:The Last Enemy



最終エピソードのその1です。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

爆発によりあたりは悲惨な状況でした。

スティーヴンはヤシームにマイケルがワクチンを接種していること、そして発熱していることを話します。
一方ナイとターニーさんも監視カメラでマイケルを追っていたのでマイケルの症状を知りました。

3人はスティーヴンがお世話になったIDがなくても生活できる所に行きます。
マイケルの熱が高くなり危険な状態なので、スティーヴンがクーパー教授に頼ることにします。
マイケルは心細いのか試してるのかヤシームをぎゅっと抱きしめたりして、
そのたびにスティーヴンが悲しい顔をしたり、三角関係ってやつですね。

夜。ナイさん宅にラッセルが侵入しPCからデータをコピーしています。
気配を察知したナイさんは起きだすと咄嗟に銃を持ち家の中を見回りますが既にラッセルの姿はありませんでした。

マイケルとスティーヴン。
ふたりはずっと仲が悪く憎みあってたいたよね、とマイケルが話します。
「今はどうなんだ?」とマイケルが聞くので「今は憎んでないよ」とスティーヴンが答えると
「俺の妻と寝た。知ってるぞ。お前は正義感や世のための理由で俺たちに協力するような奴じゃない」
(ひどい言われよう・・・)
マイケルが言うとスティーヴンは「妻じゃない、未亡人だ」と反論。

そしてマイケルのお葬式の当日から既に関係を持ったと知るとスティーヴンに掴みかかります。
「今も俺が死ねばいいと思ってるんだろう」そう言いながら崩れ落ちていきます。

寝ていたヤシームが起きてきたのでマイケルは自分が知ったことを話します。
ヤシームは事実である事とこれは3人の問題だと言うとマイケルは「俺は関係ない」と
ヤシームを突き放し、ひとり離れていきます。
お葬式当日はやっぱりマズイでしょう。どんなに悲しくても辛くても当日は流石にちょっと(笑)
これじゃ、マイケルお兄ちゃんが「生きててごめん」になってしまいます。

夜中にマイケルが目を覚ますとスティーヴンがそばにいました。ヤシームの姿はありません。
近寄るなというマイケルの身体を後ろから抱きかかえるスティーヴン。
「もう2度と死なせない。明日何としてもクーパーを探すから」


ヤシームはカフェにいました。
ぼーっとしているといつの間にかラッセルが隣に座っていました。
ラッセルが貸したナディールの服にはタグがついていたので居場所はわかると言うラッセル。
ヤシームはマイケルが発症したことをラッセルに話します。
ラッセルはヤシームにナディールを看取ってくれた事に感謝を伝えます。


ヤシームはマイケルとスティーヴンを連れてラッセルに会いに待ち合わせ場所に行きます。
待ち合わせ場所でヤシームはマイケルに言います。
「あの日孤独だった。スティーヴンは優しくてだから私が誘ったの」

マイケルは涙ぐみ静かに微笑みながらヤシームを見ます。

3人の車を追跡していたナイとターニーさんですが途中で見失います。
これはラッセルが絡んでいると予想します。

ラッセルが現れます。
スティーヴンにナイさんのPCからコ盗んだデータのUSBメモリーを渡します。
「タグ・ミー計画」のデータが入っていましたが暗号化されています。
難民に接種したタグ入りのワクチンはこの実験でした。
そしてラッセルはクーパーも連れてきていました。クーパーはラッセルによって拉致をされていました。

クーパーはマイケルの症状を確認しマイケルを含めより多くのサンプルが必要だと言います。
医療拘置所にいる難民たちの採血が必要ですが、セキュリティが厳しく指紋認証もあると言うと
それを聞いたスティーブンは中国の学生たちがやっていた方法を知っていると言います。

マイケルの採血をしたクーパーはラッセルと研究所に行き、
スティーヴンは拘置所の職員の指紋を偽造し拘置所に侵入します。

入口をクリアし建物のトイレに入ると白衣に着替え、難民のいる部屋まで入り採血をします。
そこに看護師が部屋に入ってきたので「キーン先生に頼まれて採決をしてるんです」とスティーヴン。
看護師さんは「先生方って本当に勝手ね」と言いながら手伝います。
心臓バクバクのスティーヴンです。

その頃、拝借した指紋の持ち主が戻ってきましたが既に入館済のログが残っているのでエラーになってしまいます。
受付の女性が持ち主を確認し彼を入室させます。

看護師はスティーヴンの行動に疑念を抱き、「ちょっと失礼」と部屋を出て受付に電話をしキーン先生に繋いでもらいます。
「バレたかも」スティーヴンは焦りつつも淡々と採決をしていきます。
すると昏睡状態だったひとりが目を開きます。
それを見たスティーヴンはマスクをはずし微笑みかけると彼の笑顔で手を差し出します。

スティーヴンが手を握ると彼は息を引き取ります。天使だと思われたかもしれませんね。

不法侵入が見つかってしまいます。

追いつめられますが何とか逃げ切るスティーヴン。

クーパーに血を届けいったんマイケルとヤシームのところに戻るとマイケルが回復していました。
スティーヴンはタグ計画の対象は我々全員で、体内タグはIDと違って偽造されないからだと推理します。
「クーパーが何らかの答えを出したら俺たちも動き出そう。告発するんだ。」マイケルが言いました。

5-2に続きます。

スニーカーズ その2

2013-11-27 12:13:59 | 映画 ミステリー・サスペンス
原題:Sneakers



以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。


時は1969年12月

大学生のマーティンとコズモは企業や組織の口座を無断で操作していました。
ハッキングです。

お腹が空いた二人はどちらが買出しに行くかコズモが手の中に隠したコインで決めます。
こっそりいかさまをしたコズモ、負けたマーティンが買出しに行きますが、マーティンが駐車場に停めてある
車に乗りこんだ時、警察が大学に踏み込みコズモだけが逮捕されてしまいます。

「マーティン」叫ぶコズモですが、マーティンは咄嗟にその場から逃げます。

そして現代。
マーティンはクリース、マザー、カール、ホイッスラーととある銀行で待機しています。
ホイッスラーの指示でマザーが警報装置回路を切断しマーティン、クリース、カールが銀行に忍び込みます。
同時に貸金庫から煙があがり火災報知器のベルが鳴り響き当直の警備員の注意を引いている間にハッキングをし、
自分たちの口座に大金を入金させると次の日マーティンが堂々と窓口で全額を持ち帰ります。

そのまままっすぐ2Fに上がり警備の状態を報告します。
実は彼らは侵入調査を行いセキュリティをチェックする合法的な仕事をしていました。

そんな彼らのところに依頼人がやってきます。
依頼人の靴をチェックするカールくん

「靴は上等だったよ」
それを聞いてマーティンはいそいそと準備をします。

2人組の依頼人は名乗るもそこそこに彼らの素性を調査していることを明かします。

マザーは不法侵入で懲役経験あり、カールはハッキングで高校の成績を改ざん、ホイッスラーも電話会社とトラブルを起こし、
元CIAのクリースも懲戒免職されており、みな脛に傷を持つ集団でした。
但し「マーティン・ビショップ」の過去は調査出来なかったと言います。

彼らは「国家安全保障局(NSA)」だと名乗ります。
「政府の仕事は請けない」と断るマーティンに「気が変わったら連絡して」と一枚の紙を渡し立ち去ります。
それはマーティンの本名「マーティン・ブライス」の過去の指名手配書でした。


マーティンは彼らの事務所を訪れ依頼内容を聞きます。
ジャネックという巨数解析理論の専門家が暗号を作成している、依頼したのはソ連。
入手したFAXのよると「ブラックボックス完成。SETEC天文用」と記載されており、
そのブラックボックス入手が今回の依頼でした。

腑におちないマーティンは一度は断りますが、報酬175,000ドルの他にマーティンの過去を抹消すると言われ、
捕まったコズモは懲役12年だったと脅迫され仕方なく請け負う事になります。


マーティンの過去は仲間たちにも明かされていませんでした。
もちろんクリースは激怒。
しかしクリースの懲戒免職理由も秘密にしているためどっちもどっちです。
「これは本番だ、いつものテストではない。この仕事を受けるかどうかは各自で判断してくれ」
マーティンの言葉にもちろんみんなの返事は「乗るよ」でした。

「まずはレベル3の偵察をする。ジャネックは明日大学で講演を行うので俺が警備のチェックをする」
マーティンの指示にクリースは「俺が同行するか?」と聞きますが「リズに来てもらう」
マーティンの言葉にみんな一斉に振り向きます。


リズはマーティンの元彼女でした。

@メアリー・マクドネルさん。「ダンスウィズウルブス」の拳を握って立つ女を演じた方です。
凛としたステキな女性です。

マーティンはリズに同行をお願いします。
一度はお断りされますが「過去が当局にバレたんだ。この仕事を成功させれば抹消してくれる」マーティンの言葉に
「よりは戻さないわよ」と言いながら笑顔で承諾します。
マーティン、思わず「Yes!」とガッツポーズ。

ジャネックさんの講義。

「巨数理論に基づく暗号、つまり解読不能の暗号を解く方法を発見した」とリズが説明します。
講義後のパーティでマーティンは昔の知人グレッグと会います。
グレッグはロシア人で元KGBのようです。


その夜、早速ブラックボックス入手のために動き出しました。
まずはジャネックの部屋を望遠で録画し、画像を分析しながらブラックボックスを探します。

カールが部屋の中や机の上に置いてあるものをホイッスラーに伝えます。
ホイッスラーはブラックボックスが部屋に置いてある留守番電話だと突き止めました。

その3に続きます。

シャーロック ベルグレービアの醜聞 -S1E1- その8

2013-11-23 10:50:00 | Sherlock
原題:A Scandal in Belgravia


その7の続きです。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。


221Bに戻ってきたシャーロックはドアがこじ開けられているのに気が付き裏口から入ります。

出しっぱなしの掃除道具や2階に続く階段の壁の傷などから何者かがハドソンさんを2階まで
引きずって行った事を推理すると表情が怒りに変わります。


2階に上がるとハドソンさんが銃を突きつけられて泣いていました。
後ろにはアドラーさんの家で襲ってきたCIAのネルソンでした。

「シャーロック」ハドソンさん名前を呼びます。
「ハドソンさん、泣いても銃の弾は止まりませんよ」

「我々が欲しいものを持っているだろう。彼女に聞いたが知らないそうだ。お前は知っているな?」
ネルソンが言うとシャーロックはハドソンさんの身体についた傷を確認しながらネルソンに脅されたことを知ります。

そしてネルソンの急所を確認し後ろに下がりながら言います。
「そのようだ。まずは部下を追い払え。部屋の中に馬鹿が多いのは耐えられない。車に乗って立ち去れ」
そうして部下が出ていくとシャーロックは「銃を降ろせ」と言います。
「そんなことしたらこっちが危ない」ネルソンが言うとシャーロックは両手を広げます。
「丸腰だ。こっちにきて確認したらいい」

ネルソンが近づいて確認するとシャーロックは隠し持っていたスプレーをネルソンの顔に吹き付け頭突きをし倒します。
スプレー缶をくるっとまわしてホントかっこいいなー。

そしてすぐにハドソンさんのところに行き「もう大丈夫です」と優しくいたわります。


ジャガーの送られてジョンが戻ってきました。
ドアのところにはメッセージが。

CRIME IN PROGRESS
PLEASE DISTURB
「事件発生中。邪魔してください」
このメッセージはベネディクト本人が書いたそうですが・・・・正直読めません(笑)

「何があった?」ジョンが階段を駆け上がると椅子に縛られ口にガムテープを貼られたネルソンがいました。

「下でハドソンさんの手当てを」シャーロックはそう言うとレストレードに電話をします。
「家に不法侵入があった。マシな警官と救急車を。僕らは無事だが侵入者が怪我をした(予定)
頭がい骨と肋骨の骨折。あと肺の破裂も。窓から落ちたんだ(予定)」

1階でジョンの手当てを受けるハドソンさん。
そこに2階の窓から男が落ちてきます。ゴミバケツの上に落ちたようです。
「私のゴミバケツが」ハドソンさん、冷静です。


レストレードがシャーロックに聞きます。
「奴は何回窓から落ちたんだ?」
「記憶が混乱して何回か忘れた」

ハドソンさんのキッチンでジョンが言います。
「ハドソンさんしばらくベーカー街を離れて静養すべきだ」
シャーロックは「バカな事を言うな」と言いますがジョンは続けます。
「ハドソンさんはショック状態だぞ。あの携帯のせいだ。今どこにあるんだ?」 ジョン、やっぱりそこですか?(笑)
アドラーさんの生存も確認できたしハドソンさんも救えたのでちょっとお腹空いたのでしょうか。
シャーロックはハドソンさんの冷蔵庫からタルトを出してもぐもぐしてます。
クリスマスのミンスパイだそうです。もぐもぐかわいいです。

もぐもぐしながら「安全な所」と言うとハドソンさんは胸元から携帯を出します。
「ガウンのポケットにあったから泣くふりをしてこっそりとったの」
ジョン、呆然です。ハドソンさん最強でした。
シャーロックはくるっと携帯をまわしてありがとうとお礼を言うとジョンに言います。
「意気地なしめ。彼女がベーカー街を去れば国が滅びるぞ」

思わずジョンも微笑みます。


部屋に戻りジョンがアドラーさんについて話を聞こうとしますがシャーロックはそれには答えず、
弓をくるっとまわすと「新年おめでとう」とバイオリンを奏でます。
いろんなものをまわしすぎ(笑)

ジョンはそれ以上聞かずにソファに座るとバイオリンを聴いています。
いいなあ、ジョン。そこ特等席だよね。

そしてアドラーさんの携帯にメールが入ります。
「Happy New Year SH」


その9に続きます。

ラストエネミー 近未来監視国家の陰謀4

2013-11-22 08:49:01 | ラストエネミー
原題:The Last Enemy


3の続きです。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。


拉致したのは何とお兄ちゃんでした。
車の中でマイケルはヤシームの行方を問いただしますが驚きと怯えで何も言えないスティーヴン。

「ヤシームはどこだ」
あらためて問いただすマイケルですが「死んだんじゃないのか?」と逆に質問されます。
PCに入っていたフォルダの解析をしたマイケルは自分やヤシームの情報が入っていたので
スティーヴンが諜報員ではないかと疑いますが、スティーヴンは「説明しろ」の1点張り。

「いいから俺の質問に答えろ」と凄むマイケルですがスティーヴンも頑張ります。

このままでは埒があかないとふんだマイケルは方法を変えることにします。
「俺は爆発した車にはいなかった。怪しい車が後ろにいたので俺は様子を見に車をおりて丘にのぼったら
車が攻撃された。地雷の事故じゃないんだ」スティーヴンの拘束を解きながら話し始めます。

「例の病気を調べたから狙われたんだろう。だから隠れて探っていた」
説明するマイケルはヤシームの居場所を聞きますがスティーヴンは追跡される恐れがあるから、
ヤシームに会いに来るよう伝えると言います。

ラッセルのアジトに戻ってきたスティーヴン。
その頃ラッセルはナイさんの車につけた発信機で追跡しますが監視カメラに映ったスティーヴンを見て怒ります。

マイケルはスティーヴンの後をつけてきました。その後方には例の殺し屋さんも追跡しています。

出迎えたヤシームにマイケルの話をしているときに高圧電流の流れている金網に殺し屋が触り焼け死んでしまいます。
・・・この殺し屋は何だったんでしょうね、結局何の活躍もしないまま死んでしまったような気がしますが。

そしてヤシームの前にマイケルが現れます。

感動の再会を期待していたかもしれないお兄ちゃんですが意外にもヤシームに拒絶されてちょっとがっかりな顔です。
そんな場面を複雑な心境で見ているスティーヴン。

ラッセルが戻ってきます。
スティーヴンは兄だと説明し、マイケルにはラッセルがナディールの養父だと言います。
ラッセルは全員その場を退避させアジトを爆破しました。ここからラッセルは別行動します。

マイケルはヤシームに「辛い思いをさせていまったけど君を守るために隠れていたんだ」と説明しますが
ヤシームは「ひどい仕打ちだわ」と許してくれません。
「特定のロットのワクチンを接種した者がみんな死んでるんだ。それを製薬会社や政府が隠してる」
「接種した難民家族と一緒に入国した。彼らの血液を調べたいから3人で力を合わせよう」
そんなマイケルにヤシームは「はい」と言えません。
彼女はマイケルを責めてますが本音はスティーヴンがいるので受け入れられないと思うんだけど、
この手の事は隠しきれないので早く告白しちゃった方がいいんですよね。。。と大きなお世話な事を書いてみる。
マイケルに「何かあるのか?」と聞かれ困ってるとスティーヴンが助け舟を出します。
「知っている細菌学者がいるから頼もう。クーパー教授だ。」

マイケルは早速中のベパに連絡をとりますがちょうど難民家族を駅まで送っている最中でした。
途中検問でID提示を求められますがベパさんが作った偽造IDは完璧でしたが駅のゲートで一人にアラートが鳴ります。
マイケルたちも駅まで行きますが何も出来ません。
立ち去ろうとするマイケルたちですが警備にスティーヴンが同行を求められます。

待っていたのはエレナでした。

彼女がいい知らせがあると言うとやってきたのはインカレンド社のブライアン?アンドリュー?忘れましたが、
そういえばこのインカレンド社は結局何だったんでしょうね。

資金援助の延長と金額UPを申し出、さらに明朝中国に出発するよう言います。
スティーヴンも考えた末この話を受けることにしました。身を引こうと思ったんでしょうね。

部屋で準備をしているとマイケルが来ます。
中国に戻ることを話すとマイケルは説得しようとしますが「僕はもう不要だから」と言うスティーヴンがちょっとかわいそうかも。

マイケルが「口座が使えないんだ」と言うとスティーヴンは持っているお金を全部渡しさよならをします。

何者かが少しずつジョージを追いつめるべく落書きしたり部屋のテレビにナディールの死体を焼却する映像を流したりします。

翌朝、中国に向かうためゲートのチェックを受けるスティーブン。
探知機のゲートをくぐるとアラームが鳴るのでポケットを探ると鍵が入っていました。
その時スティーヴンはなぜ難民家族がゲートを通った時にアラームが鳴ったのか理解しました。

スティーヴンは飛行機に乗らず、タクシーに乗って教授のところに向かいますが、カードがクローズされて支払いができませんでした。

ATMで現金を引き出そうとしましたがここもアクセス不能になり、困ったスティーヴンはダッシュで乗り逃げします。
携帯電話で連絡をしようとしますが、電話も使えなくなっていました。

部屋に戻りますがここでも電話は使えず水道も電気も止まっていたので、とりあえず部屋の置時計を質屋に売ろうと決心します。
が、IDカードまでもがアクセス不能になっていたので身元確認できないとだめだと質屋に言われ絶体絶命のスティーヴンです。

仕方なくそのまま教授に会いに行きますがここでもIDがないので取り次いでもらえません。
この世界ではIDがないと何も出来ないのでした。

お金も無く寝るところも無いスティーヴンは路地の隅で時計を抱えたまま小さくなっています。
そこにID反対のプラカードを持って運動している集団がやってきたので助けを求めますがスルーされます。

その時、ひとりの男が声をかけてきます。
すっかり怯えて泣き出すスティーヴンですが、「寝場所を案内するよ」と言われついていく事にします。

男が案内した場所は監視カメラもなくIDカードに縛られない人たちが生活しているところでした。

朝起きるとお金を稼ぐ方法を伝授されます。要するに血液を売るんですね。

ちょっとお金をもらったスティーヴンですが外に出たとき二人の男に襲われすべて奪われてしまいます。
文字通り踏んだり蹴ったりのスティーヴンですが、教授のところに行く途中ヤシームに会うことができました。
子犬のような目でヤシームに抱き付いた後、事情を話しクーパー教授に面会してほしいとお願いします。
「人間の血管の中に入るような小さなタグがあってワクチンを通して人間の中に入れてるんだ。感染はそれが原因かもしれない」
ヤシームはクーパーと面会を取り付けますがしかしクーパーは行方不明になります。

その頃ナイさんはジョージさんを探しにギャラリーに行きますがジョージさんはお気に入りの絵の前で拳銃自殺を遂げていたので
そのまま何事もなかったかのようにその場を立ち去ります。ナイさんの後ろにはラッセルがいました。


首相秘書室でエレナさんとターニーさんが話しています。
「これ以上は無理ね」とターニーさん
「後始末をしないと」とエレナが言うと「任せて」と言いました。

マイケルとも再会したスティーヴン。
ヤシームにお昼を買いに行かせた後スティーヴンに言います。
「俺も子供たちを説得するために目の前でワクチンを接種したんだ。例のロットを」

「発病するとは限らないよ」スティーヴンは言いますが2日前から不調を感じていると言います。

ヤシームが戻ってきたその時止まっていた車に積まれていた爆弾が爆発します。
思わずヤシームを庇うスティーヴン。ヤシームもスティーヴンの顔を触りながら無事を確認しているところを
マイケル兄ちゃんが目撃しすべてを悟ります。


事態は泥沼のまま最終回へ。。。。昼メロですか?これ。