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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

The Ellen Show その1 強盗について告白

2018-09-28 15:08:19 | BC_2017・2018
先日出演した「The Ellen Degeneres Show」
ついこの間出てなかったっけ?と思いましたが前回は春だったんですね。
時のたつのが早すぎます。

動画がUPされていたので一部ですが毎度の拙訳です。


元動画です。
Benedict Cumberbatch Opens Up About London Robbery




前半はエミー賞にノミネートされたお話。
エレンさん、ベネディクトの演技をべた褒めしています。
あのパトリックのクレイジー加減は誰にもマネできない、な感じです。
あれが実話だったことにも驚いていました。



そして、ここから強盗の話です。

E:そういえばこんな話を聞いたんだけど。
ロンドンで襲われている誰かをあなたが救ったって。



B:まあ、それは本当の話なんだけどね。
家でも話していないのに大騒ぎになったからなんか奇妙だよ。
それで何があったかというと、11月のかなり寒かった夜、数人の子たちにUber、
あ、Uberじゃない、ごめん、自転車で配達している人が囲まれていた。
で、Uberを止めて、仲裁しようとイラついていた子たちを落ち着かせようとした。



B:彼もなだめようとしたよ。
彼は命懸けで闘おうとしているように見えたから。
ナイフやその類のものが出てくるシチュエーションにもなり得るなんてことは
全然考えてなかったから少し無謀だったけど・・・・



E:でも事件を未然に防いだんだよね?

B:どうかな。ただ彼らの邪魔をしただけとも言えるけど。

E:あなたひとりで?

B:目撃者になってもらおうと他の車を止めようとはした。
もし何かあってもその人たちがいれば暴力で脅すような状況にはならないと思って。

E:でもあなたひとりだったってこと?
Uberのドライバーは?あなたに加勢しなかったの?
助けてくれた?それとも見てただけ?

・・・・・・・・・・・・・・・・(しばし沈黙。)

B:ここからはちょっと困ったことになってるんだよね。
僕が飛び掛かってケンカしたと彼は言うんだけど・・・ちょっと誇張されてるんだよ。



E:なるほど。
B:彼はとても協力的だったよ。でも、そうだね、確かに僕は・・・・
E:車のエンジンをかけたまま待機していたとか?
協力してくれたって言ってたから。

(スタジオ内爆笑)

B:すごく寒い夜だったし暖をとる必要があったんだ。特にアドレナリン注射を打ったようなあとではね。

E:じゃ、彼の車の中で待機は正しい行為だったね。




以上です。

あまり状況がよくわかりませんが、
強盗から市民を救った!というニュースをあちこちでみましたよね。
何かあっても見て見ぬふりをする事の多い世の中なので
どんな顛末だったにせよ勇気の要ることだし、
もしかしたら最悪の状況になっていたかもしれないと思うと、良い行動だったと思います。

でもケガには気をつけないとですね。

パトリック・メルローズ 「Bad News」ちょっとだけまとめ

2018-09-25 11:37:14 | Patrick Melrose E1
Patrick Melrose Episode 1 "Bad News"
ちょっとだけまとめです。


全訳リストはこちらから。

Patrick Melrose Episode 1 "Bad News"


和訳に関してはすみませんとしか言いようがありませんが
何となくこんな感じ?くらいでご笑覧いただければと思います。

E1はイントロデュース的で、
パトリックの過去を小出ししながら
どれだけヤバいのかが映し出されていました。


過去は小出しながらもパトリックが少年時代に囚われてしまっているのがわかります。
ただ、どこまでが現実なのかはこの時点ではわかりません。

わかるのは、
父親が虐待していること、
それが原因でパトリックが壊れてしまっていること。

過去にどんな事があったのかはE2で明らかになります。

ベネディクトはマーベルに出演する傍らThe Child in Timeに続きまたしても
社会問題を映し出した(しかも子ども)おもーいドラマで演じているので
ファンとしても陰鬱な気分にさせられる事が多いのですが・・・・
まあパトリックはコメディカルな場面もあり何よりご本人が可愛かったりするので
前作よりは良いかな、とは思いますけど。


ドラッグ中毒はかなりリアルに演じていると思いますが
プレイボーイに関してはあまり(失礼)
劇中、ずっと薬打ちまくって酒飲み続けているのでつい肝臓を心配をしてしまいます。


ひとまずE1の主要な登場人物です。


少年時代のパトリック。


David Melrose:パトリックの父親。


Eleanor Melrose:パトリックの母親。


Anne Moore:エレノアの友人。


Johnny Hall(左):パトリックの友人。


Debbie Hickman:パトリックのガールフレンド。


Marianne:デイビーの友人。


Julia:パトリックのガールフレンド。


Nicholas Pratt:デイヴィッドの友人でパトリックのゴッドファーザー。


E2に続きます。

パトリック・メルローズ 「Bad News」その11

2018-09-23 10:43:15 | Patrick Melrose E1
Patrick Melrose Episode 1 "Bad News"

Based on Patrick Melrose by Edward St Aubyn
Written by David Nicholls
Directed by Edward Berger


Previous → パトリック・メルローズ 「Bad News」その10



Patrick Melrose:PM(パトリック・メルローズ)
David Melrose:DM(デイビッド・メルローズ)パトリックの父親
Eleanor Melrose:EM(エレノア・メルローズ)パトリックの母親。
Johnny Hall:JH(友人)
青字はパトリックの独白です。


ホテルの部屋に戻り遺骨を納めた箱を壁に投げつけるパトリック。

「Fuck! Fuck! 」

壊そうして何度も投げたりぶつけたりしますがびくともしません。
何をしても壊れないので窓から投げようとしますが強化ガラスの窓は割れません。
窓を開けようとしても開きません。

「窓から放り投げられないのになんで窓があるんだ!」


窓に顔をうずめるパトリック。
ドアに顔をうずめる子どものパトリックと被ります。

PM:死にたい。死にたいんだ。

テーブルにドラッグを並べます。

方法がないわけじゃない。

PM:「最初に麻酔で間違いないですね?ドクター。」
DM:「違うぞ、パトリック。まずはメスで次に麻酔だ。」

怯えてベッドの下に隠れるパトリック。

しーっ。大丈夫。誰にも見つからないよ。

PM:で誰にも見つからなかったらどうなるの?


ドアが空きスーツケースを持ったデイビッドが入ってきます。
ベッドの下から様子を窺がうパトリック。


DM:なんて汚いホテルなんだ。

後ろから子どものパトリックがついてきます。

DM:私も成り下がったものだ。
お前の母親は喜ぶだろうな。お前が報告した時の彼女の満足そうな目が見えるようだ。
報告するか?

パトリックは首を横にふります。


DM:左?それとも右か?

デイヴィッドはベッドを手で示します。


PM:どっちでもいいよ。

ベッドの下で脅えながら泣く大人のパトリック。


DP:私は疲れているんだ。
こっちにきて話をしよう、パトリック。
パトリック。
こっちにきてお前の老いた父と話をするんだ。

無言の子どもパトリック。

D:頼むよ。

優しい顔から少し怖い顔に変わっていくデイビッド。
子パトリックは諦めたようにドアを閉めます。



ヘロインを火であぶるパトリック

Come on, come on, come on, come on, come on, come on.


足首に注射をします。



PM:ママ?
EM:ごめん、起こしちゃったわね。

PM:今何時?
EM:まだ早いわ。
PM:もう行く?

うなずいて抱き合うふたり。

行きたいんだ。



バスタブの中で眠るパトリック。


起き上がります。


部屋を歩き窓から街を見下ろします。


太陽は輝き、選択肢は他にない。

窓を閉めて帰り支度をします。
注射器も処分。

そして老ベルボーイに先導されます。

PM:人生は袋に入った汚物なだけではなくその汚物が漏れていくんだ。
感動せずにはいられないぞ。
そう思わない?
ベルボーイ:それが一般的だと私は思います。



父の声がします。

DM:血の川があり、悪人が溺れる。
高いところにいても回避できず橋は流されてしまう。
世界の終末がくると男が言う。
彼らには良いところがある。とても良いところがある。

PM:彼らに示しを。わかりやすい示しを。


フロントでお会計。

P:僕が遊び方を知らないとは誰も言わないだろうね。

ポケットからお札の入った封筒を出します。


スタッフ:リムジンが待機しております。
楽しく滞在いただけたのであれば幸いです。
PM:楽しんだなどという言葉では表せないよ。最高だった!

パトリックは札束で払い出口に向かいます。

Sir! Mr.Melrose,

遺骨の入った箱を持ったベルボーイが追いかけます。

ベル:これをお忘れするところです。
PM:忘れようとしたのに。
ベル:Sir?
PM:ウィーンに電話する必要はなくなったってことだ。

パトリックはチップを払います。

PM:それで、血の川は・・・
ベル:Sir?
PM:なんでもない、なんでもないよ。


空港。


ジョニーに電話をかけるパトリック。

PM:ジョニー、聞こえる?
JH:パトリック、元気か。
PM:元気だよ。昨日は自殺するところだった。
JH:頼むよ。どこからかけてるの?
PM:地の底
JH:おい、大丈夫か?パトリック?
どこにいるか教えて。会いに行くから。


泣き出すパトリック。

PM:長続きしなかったんだ。聞こえる?
JH:うん。
PM:決めたよ。自分の人生は自分で支配する。
ちゃんときれいにしたい。ジョニー、聞こえてる?
JH:聞こえてるよ。最高じゃないか。今度こそは本当だろうね。
PM:もちろん。
この手の事になるとみんな騒ぎすぎなんだよ。
JH:で、君はどうしたい?パトリック?パトリック?
一体どうする気なんだ?聞いてる?

再び泣き出すパトリック。



E1はここで終わりです。
次で簡単な感想を書きます。

キャプテン・マーベル 予告編#1

2018-09-20 17:50:35 | Marvel

いよいよ予告編第一弾が出ました。
やっぱりスーパーマン的なものを感じますがみんなかっこいいですね。

そしてサミュエルさんとクラークさん、
特にサミュエルさんがまんま若い時のサミュエルさんでびっくり。
最近の技術は本当にすごいです。

この技術を使ってもう一度シャー・・・・すみません。


毎度のなんちゃって和訳をしてみました。(懲りてない)

元の動画はこちら。
Marvel Studios' Captain Marvel - Official Trailer




戦争は世界共通語。

反乱兵士は見ればわかる。



それが上から降ってくることになろうとは思いもしなかった。



宇宙侵略 



カーチェイス



実を言うと、今日君に会うまでは引退するつもりでいた。


君はこの辺の人ではないね?

説明しづらいわ。



繰り返し記憶がよみがえる。



私はここで生きてきたと思う・・・



でもそれが現実なのかどうかはわからない。



どんな脅威があるのかわからない。



我々だけではどうすることもできない。
君が必要だ。



私はあなたが考えているような人ではないの。




こんな感じです。
ジュード・ロウは目の色もなんだかステキじゃありませんか。
楽しみですね。
日本はいつ上映になるのかわかりませんが・・・・(泣)


パトリック・メルローズ 「Bad News」その10

2018-09-18 12:51:42 | Patrick Melrose E1
Patrick Melrose Episode 1 "Bad News"

Based on Patrick Melrose by Edward St Aubyn
Written by David Nicholls
Directed by Edward Berger


Previous → パトリック・メルローズ 「Bad News」その9



Patrick Melrose:PM(パトリック・メルローズ)
Marianne:M(マリアン)デビーの友人
David Melrose:DM(デイビッド・メルローズ)パトリックの父親
青字はパトリックの独白です。



時間が経ち食事をとったあとのマリアンヌの皿と、
何も手を付けていないパトリックの皿が映ります。
そしてパトリックは恍惚の表情です。

M:あなたアルメニア料理気に入っていると思ってたけど。
P:マティーニは最高に気に入ったよ。
M:「きみの母親と父親は、きみの人生をめちゃくちゃにした
彼らにはその気がないのだろうが、結果はこうだ」(フィリップ・ラーキン)
P:その気がないなんて誰が言ったんだろう。

M:お父さんの事をどう思っているか本人に話したことある?
P:生きてるうちはなかったな。それでよかったと思ってる。
M:なぜ?お父さんに何か言いたいことがあったんじゃないの?
P:そうだね、もし言うとしたら・・・「他の誰にもそんなことはするな」と言いたいかな。

ウェイターが皿を下げに来たのでお礼を言うマリアンヌ。
パトリックの返事と被さってしまいます。

P:僕は真面目に質問に答えたのに。
M:え、あ、ごめんなさい。なんて言ったの?
P:いいよ、何でもない。
M:パトリック、私はそろそろ帰らないと。
P:え、それはダメだよ、マリアン。

席を立ちマリアンの隣に座ります。

P:僕たち、ずっと気が合ってたよね?
気のせいではないと思うけど。
M:私はあなたとデビーがすごく好きよ。

マリアンにキスをしようとしますが拒否されます。

P:クエールードがほしいんじゃない?

マリアンは怒って店を出ます。
追いかけるパトリック。

P:変な事してごめん。
M:魔が差したのよね。(タクシーを呼びながら)おやすみなさい、パトリック。
P:うん、おやすみ。

一旦はマリアンヌを見送りますが再び追いかけます。

P:時々考えるんだ、もし理想の女性に、知性的な女性に会っていたら、
彼女は恐れずに僕をたしなめ、僕は人生を取り戻せるかもしれない。
M:お願いだからバカな真似はやめて。

マリアンヌはタクシーに乗ろうと歩き出します。

P:行かないでくれ。一緒にいてくれ。
さもないと自分が何をするかわからないんだ。

パトリックにつかまれた腕をふりほどくマリアン。

M:離してよ!冗談じゃないわ。あっちへ行って!

タクシーに乗るマリアン。
パトリックが車の窓越しに話しかけます。

P:バカだよね、本当にごめん。でも頼むから行かないで。
今日はひとりでいたくないんだ。
他に誰もいない。一緒に座っているだけでいいから。ひとりにしないでくれ!
M:あなたはひとりではないでしょう。
(タクシーに)出して。

走り去るタクシー。


彼女の言う通りだ。おまえはひとりじゃない。この先もずっと。

歩き出すパトリック。


「死と破壊。」

上からヘリコプターがパトリックを照らします。



「恥と暴力」


「抑えきれない恥と暴力」


ヘリに向かって叫びます。


「Just fuck off!」


続きます。

いやー、しんどいですね。
ストーリーもしんどいですがフラッシュバックや妄想が飛び交っているので
文字で表すのはかなり無理があり、意味不明状態になっていると思います。
次で終わりますのでおつきあいいただければ嬉しいです。
(E2もやりますけど・・・・すみません。)


エミー賞は残念でしたね。もう何度目・・・・(泣)

そしてまさかのダレン・クリスでびっくりしています。
アメリカン・クライム・ストーリーのヴェルサーチ暗殺は
ずっと見たかったのでこれを機に見てみようかしら。