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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

ロンドン・スパイ E1

2019-09-12 20:58:03 | 英国ドラマ
London Spy "Episode One"



いつものようにクラブで朝を迎えたダニーはテムズ川の橋の上で
ジョギング中の青年と出会います。


ダニーが落とした携帯を拾いながら「大丈夫?」と心配そうな青年。


青年のことが忘れられないダニーは彼を探し始めます。


ある雨の日やっと会えたダニー。
青年は「ジョー」と名乗りました。
一緒に朝食を摂ることになり着替えるためにジョーの家に行きます。
投資銀行に働いている彼の社宅は豪華で玄関には監視カメラがありました。


ジョーが着替えている間、ダニーがノートPCにキーボードを触ると画面が出てきました。
数字や方程式がランダムに表れては消える不思議な画面でした。
ダニーはジョーに気づかれないようすぐに画面を消します。


朝食を食べ家の前で別れます。
ダニーが通り過ぎたとき1台の車の窓からタバコの煙があがっています。


ダニーはスコッティに会いに行きジョーの話をします。
ジョーと会って1週間、まだ何の連絡もないけれどこれで終わるはずはないとダニー。


ある日ジョーがダニーの家を訪れふたりで外出することに。
ジョーが車を停めトランクのカギを開けて地図を取り出すと歩き出します。

「君に住所は教えていないのになぜ家に来れた?僕の事を調べたんだな」とダニー。
「奇妙な出会いだったから。
でも君はすごく純真な人だ。僕が知る唯一の純真な人かも。」とジョー。
「本当の名前を教えて」と言うダニーに「アレックスだ。」と答えます。


その夜、アレックスはダニーの家に寄りふたりは距離を縮めます。
実はバージンだったアレックス。
D「なぜ誰とも?」
A「誰とも付き合ったことがないと言えば誰でも逃げ出すから。」
D「僕は違うよ。」
A「学校では大人すぎて、大学では子どもすぎた。いつも周囲から浮いていたんだ。
もう諦めて頭脳で生きると決心した。誰も必要ない男を演じることにしたんだ。」
D「僕には想像もできない。僕はいつか伴侶ができると信じてるんだよ。」

ふたりは深く愛し合います。

D「君は僕の心を見透かした。大丈夫か?って聞いたんだ。
誰もが挨拶のように交わす質問を君は真剣に聞いてきた。
大丈夫じゃないってどうしてわかったのかな。
だから君が誰かを突き止めればすべてうまくいくと思ったんだ。」
A「うまくいかなかったら?」
D「話し合って解決すればいいよ。どんな問題でも一緒に向き合っていこう。」

その様子がMI6の監視カメラに映し出されていました。



8か月後ダニーはアレックスをスコッティに会わせます。
スコッティはダニーが19歳の時にここで出会ったと言います。
S「それ以来相談に乗っている。ダニーは男を見る目が無くてね。
彼はロマンチストと言う絶滅危惧種だ。一言忠告しておく。彼を傷つけるな。」
A「傷つけません。」
S「なぜ言い切れる?」
アレックスはダニーの顔を見ます。
A「彼が唯一の友人だから。」
答えを聞いてスコッティはふたりを祝福します。

その夜ダニーはスコッティとなぜ親しくなったのかをアレックスに告白します。
19歳のときはクスリ漬けだったこと。
ある夜、荒んで不特定多数の男と関係をもったこと
翌日スコッティに助けを求め病院に連れられPEP(抗HIV薬の曝露後予防内服)を受け
その間スコッティに面倒みてもらったこと。
その後のHIV検査では陰性だったことも話しました。


ダニーは泣きながら言います。
「それ以来予防している。今は君だけだ。
君に隠し事はしたくないし二度と秘密を持たない。」

朝、ダニーはアレックスを旅行に誘います。
アレックスは快諾し、それからラジオの音を大きくします。
「パソコンのバッテリーを買う。出発前に替えないと。」

これを最後にアレックスは消えてしまいます。
ダニーがアレックスの家に迎えに行きますが出てきません。
電話にも出ません。

スコッティに相談するダニー。
ダニーは自分の過去を話してしまったのが原因だと考えています。

帰宅すると家の中が荒らされていました。
警察に通報しますが何も盗まれていませんでした。


ある日ダニー宛ての荷物が届きます。
アレックスの家の鍵が入っていました。
ダニーは鍵を使ってアレックスの家に入ります。

アレックスを探すダニーは屋根裏部屋を見つけます。
真ん中にベッドがあり棚にはボンテージの衣装や道具。
ダニーの知らないアレックスの姿がそこにあるようでした。

部屋の奥にトランクがありそこから何かの液体が染み出していました。
恐る恐る扉を開くと中には腐敗したアレックスの死体が入っていました。

ダニーは慌てて下に降り震える手で警察に電話をします。
警察を待つ間、ダニーはアレックスの言葉を思い出します。

「PCのバッテリーを取り換える。」

ダニーはもう一度部屋の戻りPCのバッテリーを取り出すと
ダイヤルロック式のシリンダーが隠されていました。
ダニーはシリンダーを警察から隠すためそれを飲み込みます。




警察の事情聴取を受けるダニー。
刑事から衝撃の事実を聞かされます。

アレックスの本名はアリスター。
死んだと聞かされた両親は健在で勤め先も投資銀行ではありませんでした。

驚くダニーに刑事が言います。
「本名も知らない男と過激なセックスを?」

その時、スコッティの弁護士は現れダニーーは解放されます。

D「すべてが嘘だった」
S「彼に私と同じ匂いを感じた。彼はMI6所属のスパイだったんだよ。」

別れ際にスコッティが尋ねます。
S「アレックスの部屋から何か持ち出していないか?」
D「もちろん。」



ダニーはシリンダーを包むラップを外します。


E2へ続きます。

「嘘」「秘密」「真実」これらのワードがポイントになっていきます。
アレックスはなぜ偽っていたのでしょう。
ダニーは本当に騙されていたのでしょうか。

E1はふたりのイチャイチャがすごくてベッドシーンなんかも結構リアルでした。
ウィショーさんのお尻も可愛くてとても自然で美しい場面でした。

そして私の中で英国俳優はみんな惜しみなくお尻を披露するイメージが定着しつつあります。


ロンドン・スパイ

2019-09-09 16:08:30 | 英国ドラマ
London Spy

Created by Tom Rob Smith
Written by Tom Rob Smith
Directed by Jakob Verbruggen
BBC Two 2015

London Spy OFFICIAL TRAILER

ベン・ウィショーの「ロンドン・スパイ」ついに観てしまいました。
思った以上に複雑でしたが終わってみると実はすごくシンプルなテーマだったことに気づきます。
それを踏まえてもう一度観ると初回とは違った印象でした。

当時はベン・ウィショーがゲイを演じることで話題になりましたが
放送後は賛否両論だったそうですね。
ストーリーに批判はあれどベン・ウィショーの演技は絶賛されていました。



まずはキャストのご紹介から。

ダニエル・ホルト(ベン・ウィショー)

仲間たちとルームシェアをしAmazonみたいな倉庫で働く青年。
家族に問題があり孤独を感じながらクラブ通いで紛らわしているようです。
ベン・ウィショーは本当に多才ですし繊細な演技をしますよね。
トム・ロブ・スミスは脚本を書きながらこの役は彼しかいないと思ったそうです。


ジョー/アレックス・ターナー(エドワード・ホルクロフト)

投資銀行で働くアレックスは数学の天才。
15歳で大学に進んだゆえに友人もできず独りで生きると決めたとダニーに告白しています。
キングスマンのチャーリーを演じていたエドワード・ホルクロフトですが
私はウィキ見るまで全然気づかなかったです。


スコッティ(ジム・ブロードベント)

ダニーの友人でずっと彼を支えている老紳士。
政府の仕事をしているようですが壮絶な過去がありました。
ハリー・ポッターのホラス・スラグホーン先生です。

フランシス(シャーロット・ランプリング)

ネタバレなのでどんな役なのかはまだ言えませんが事件の重要なカギを握る人物です。
シャーロット・ランプリングを検索するとお若いころの美人な画像がたくさん出てきます。

この4人が中心となってストーリーは進んでいきます。

マーク・ゲイティスも出ていましたが
今回はまたハードなキャラクターを演じていました。



まったく別の世界で暮らすダニーとアレックス。
自分を取り巻く社会に馴染めず孤独を感じていたふたりは出会ってすぐに惹かれ合います。
ある日、旅行に行くことになりダニーはアレックスの家に迎えに行きますがアレックスは現れず
そのまま姿を消してしまい事件は思わぬ方向に進んでいきます。


5話で完結なので見やすい長さでした。


ドラマで起きる事件は実際にイギリスで起きているんですよね。
ガレス・ウィリアムズというMI6職員が変死体で発見されましたが
警察は「事故死」と断定したそうです。
MI6職員のカバン詰め変死事件、「事故死」と英警察


次回1話ごとに詳しいあらすじを書いていきます。





Leading Lady Parts ファイナル

2018-08-07 21:44:52 | 英国ドラマ
ラストです。



Leading Lady Parts 前半

Leading Lady Parts 後半

動画はこちら。
Comedy Short: Leading Lady Parts - BBC


ウンミ・モサクが入ってきます。

GA:Oh, Thanks god.I'm gagging a for coffee.
Three skinny cappuccinos. Do you want yours extra hot?
ああ、気が利くわね。コーヒーが欲しかったの。
無脂肪ミルクのカプチーノを3つお願いね。
あなたは熱めにする?

UM:Oh, I'm....I'm actually here to read.
いえ、私は演技をしに来ました。
CT:What?
は?
UM:I'm here to audition. For..the leading lady?
主演女優のオーディションです。
CT:Don't get it.
意味不明なんだけど。
AW:She seems to think she's here for leading lady.
彼女はオーディションに来たみたいだ。
CT:Yeah, but she's...
This is awkward. Look, it's not that kind of film, darling.
そうね、でも彼女・・・
残念すぎる。ねえ、これはそんな映画じゃないのよ。
UM:Uh, and what kind of film is that?
では何なんですか?
GA:I know what's happened.
You've been sent to the wrong room.
They're auditioning for that other film, um... What is it?
わかった。部屋を間違えたのね。
あの映画よ・・・何だっけ。

AW:Black Panther Returns.
ブラック・パンサー・リターンズ。
GA:That's it. That's in the next suite.
それよ。その映画なら隣の部屋だから。
UM:No, I'm not here to audition for Black Panther Returne,
I'm here to auditon for your film.
私はブラック・パンサー・リターンズではなく
この映画のオーディションに来てるんですよ。

みんなウンミをスルーしています。
UM:Are you...really not going to let me read?
あの・・・セリフを言わせてくれないのですか?

それでも誰も顔を挙げないのでとうとうウンミは部屋を出ていこうとします。
GA:Wait.
If you're passing Starbucks on the way out....
待って。もしスターバックスの前を通ったら・・・・
部屋を出るウンミ。

AW:What are we going to do?
どうする?
GA:That first one's big on Instagram.
一人目はインスタで人気があるけど。
CT:Yeah, but she's...meh.
でも彼女は・・・平凡よね。
GA:No, I just don't think we've found THE ONE.
そうね、これだって人はまだいないよね。

CT:Hey!
ちょっと!
ケイティ・リューングが入ってきます。
KR:Yep?
はい?
CT:Is that it?
これで終わり?
KR:I'm afraid so.
Actually, I'd quite like to read. I'm just starting out.
実は私も受けたいです。準備はできています。
CT:Look at my face.
私の顔をごらん。
K:Sorry. I think someone else just turned up, let me check.
すみません。他に誰か来ていないか確認してきます。
GA:Who is that?
誰なのあれ?
AW:That's ridiculous!
ばかばかしい。


トム・ヒドルストン登場。

CT:Oh! Hello!
TH:Hi. I'm Tom. and I'm here to read for the leading lady.
トムです。オーディションを受けに来ました。
CT:I'm just going to stop you there. You've got the part.
あなたで終わりにしようと思ってたの。主役はあなたで決まりよ。
TH:Great.



通路でジェンマが誰かと電話で話をしています。
壁に貼ってあるポスターに注目です。


Hi. Yeah, it was...It's always hard to tell, isn't it?
そう、いつも言いづらい話になっちゃうんだけどね。
But...I think I did all right.
でも頑張ったよ。

Yeah, I'm...I think I'm in with a shot.
うん、またチャンスはあると思う。
Me too.


ジェンマが通り過ぎます。


終わりです。
最後の破壊力はすごいですね。
この動画を知る前に画像を見たので最初は何事かと思いました。

この3本の映画をチョイスした意図が何かしらあるんでしょうか。
メリーポピンズ、いやポッピンズ(笑)とワンダーウーマンはヒーローですし
ララランドのミアも成功した女性ですが・・・

しかし男女平等であればこういう事も当たり前になるのかしらね。

最後の「I think I'm in with a shot.」の意味がわからなくて、
調べても全然出てこないんです。
Shotは狙うという意味もあるそうなのでチャンスはある、とか頑張る、のような意味かなあと。
全然違う意味かもしれませんのでご注意(?)ください。

しかし、役者さんも大変ですね。
服を脱いでとかも実際本当に言われていたから今の状況はあるわけで。
自分の要求通りに動いてくれるから勘違いしちゃったんでしょうね。

あ、でもある意味サラリーマンも同じですけどね。
どんなに無茶でも上からの要望には応えなければいけないんです。(涙)


Leading Lady Parts 後半

2018-08-06 07:30:54 | 英国ドラマ
続きです。


Leading Lady Parts 前半

少し修正しました。
Mistyさん、いつもありがとうございます!

動画はこちら。
Comedy Short: Leading Lady Parts - BBC

続いてフェリシティの場面。

FJ:「It's all I ever....」

AW:Maybe lose the jumper.
セーターを脱いで。
FJ:Sorry?
はい?
AW:The jumper.
上着だよ。
CT:And the shirt.
シャツも。
FJ:The shirt, why?
なぜですか?
GA:And the rest of it.
それも全部ね。
FJ:Is that really necessary?
それ必要ですか?
CT:It's the character.
そういうキャラクターだから。
FJ:But she's a doctor.
でも彼女は医者ですよ。
CT:Yes, and it's very hot in the hospital.
そうよ、病院はすごく暑いのよ。
FJ:In south London?
ロンドン南部?
CT:Exactly.
そうよ。
FJ:It says here that it's November.
セリフでは11月だと言っていますけど。
AW:The heating's broken.
ヒーターが壊れてるんだ。
GA:NHS cuts.
予算カットされてね。
AW:And she's trying to operate but all this stuff keeps getting in the way.
それでも仕事を続けようとする彼女の妨げになっているんだ。
FJ:Her colthes?
服が?
CT:Yes, her clothes! Could we just....
そう、服よ。


次はフローレンス。

FP:「It's what I'd always wanted. The chance...」

GA:Oh,no. That was fine. I mean...fine. But could you just be a bit...thinner?
ちょっと。良かったわよ、良かったけど、もう少し・・・痩せてくれない?
FP:Thinner?
痩せる?
GA:Yeah, we really saw her as...
そう、彼女は見た感じ・・・
AW:Thin.
痩せてるんだ。
CT:Like a twiglet.
枝みたいに。
FP:Like a twiglet.
枝。
GA:Yeah. You know, feminine, vulnerable, delicate and...thin.
そう、女らしく傷つきやすくて繊細で・・・・痩せてる。
AWW:But with a great rack.
でも巨乳だ。
FP:What?
はい?
CT:Stick thin - with boobs. And hips. Oh, but not big hips.
棒みたいにやせてるけど巨乳。お尻も。あ、でもお尻は小さく。
AW:No. Not, you know...baby-bearing...
いや、小さいと子どもをつくるときに・・・
CT:Ha!
GA:Can you imagine? hahaha
イメージつく?笑
FP:Sorry, I don't really get it. I..What are you asking me to do?
あの、どういう事でしょう。私にどうしろと?
CT:It's not rocket science, darling, we're just asking you to be thin and curvy, sexy and innocent.
難しくはないの、細くて曲線美、そしてセクシーで無垢な女性を表現してほしいの。
FP:So which?
どっちですか。
AW:Both. You know, sexy virgin.
両方だよ。わかるだろう、セクシーなバージンだよ。
GA:Thin, sexy hooker virgin with boobs and hips but not big ones.
痩せていて、巨乳のセクシーでみだらなバージン、でもお尻は小さく。
AW:She's never had sexy but she's all about sex.
彼女はセクシーではないけれどセックスがすべてだ。
She definitely wants it.
それが欲しくて仕方ない。
CT:Oh, she wants it. But not too much.
そう、でもみだらすぎてもだめよ。
GA:Not too much but a bit.
やりすぎず、でも匂わせて。
AW:Yeah, like, a lot. But a bit.
そうそう。
CT:Just, you know...laading lady.
主演女優らしくね。


続いてジェンマ・チャン。

GC:「It's...」
CT:OK, stop there.
ストップして。

GC:Is everything all right?
何か問題がありますか?
CT:Yeah, could you just be a bit more...white?
そうね、もう少し白くなってくれる?


レナ・ヘディ登場。

LH:Hi, I'm Lena, it's really nice to meet you.
レナよ。よろしくお願いします。
AW:No.
LH:Sorry?
AW:We're after leading ladies, not leading lady's mum.
主役を募集してるんだ、主役の母親じゃない。
LH:Ha! Yeah, I am a leading lady.
何を言ってるんですか、私は主演女優よ。
CT:No, you're not.
違う。
LH:I am a leading lady.
そうです。
CT:No, you're not.
違う。
LH:Yes, I am.
そうです。
GA:Nope!
やめなさい。
LH:Have you seen my IMDb?
IMDbご覧になってます?
CT:Yeah, you're a mun.
見たわ、母親だったわよ。
LH:Yeah, I've played some mums.
もちろん、何度か母親役はやりました。
CT:Mum.
母親よね。
LH:I played a kick-arse mum.
クールでパワフルは母親も演じました。
CT:Kick-arse mum's atill a mum.
クールでパワフルな母親でも母親でしょ。
AW:But you're hot.
でもホットだ。
CT:Yeah, hot mum!
そう、ホットなママよ。
AW:Hot mum, I could get on board with that.
ホットなママか、それいいね。
LH:I can hear you.
聞こえてますけど。
CT:Next!

部屋を出るレナ。
CT:Wow, what's wrong with her?
何なの、あれ。
GA:Menopause.
更年期よ。


すみません、長くなってしまったので2回に分けますね。

Leading Lady Parts 前半

2018-08-04 23:02:58 | 英国ドラマ
シャーロックの前にこれを。
BBCの「Hear Her」のプログラムで放送された短編コメディです。


昨年のワインスタイン騒動から発した「Me Too」運動は今年になって「Time's Up」に引き継がれました。
その「Time's Up UK」が立ち上げたイギリスにおけるジェンダー平等を支援するための基金、
「Justice and Equality Fund」の意識を高めるために制作したと
ディレクターのジェシカ・スウェイルが語っていたそうです。

前置きが長くなりましたが、
このドラマではオーディションを受ける女性たちが
理不尽な要求や扱いを受けている様子がコメディタッチで描かれていました。

とにかくキャストが豪華!
さらにラストはトムヒが登場、最後の最後で腹筋崩壊させるサプライズもありました。

10分ほどのドラマです。

You tube
Comedy Short: Leading Lady Parts - BBC

BBC4
Hear Her: Leading Lady Parts

Rebel Park Productionsのツイッター
Rebel Park Productions

毎度の拙訳です。
わからない言葉だらけなのですごく適当に訳しています。(いつも)
適当な内容だけでは申し訳ないので今回は原文も載せました。



冒頭はオーディションの審査員とオーディションを受ける女優達のイントロデュースです。

左から、
ジェマ・アータートン(GA)
ヘンゼル & グレーテルでジェレミー・レナーと共演していました。
今回はプロデューサーとしてもクレジットされています。

キャサリン・テイト(CT)
テナントさんのドクターのコンパニオンやってましたよね。

そしてアンソニー・ウェルッシュ(AW)


エミリア・クラーク(EC)


上:ステイシー・マーティン(SM) 下:フェリシティ・ジョーンズ(FJ)


上:フローレンス・プー(FP)下:ジェンマ・チャン(GC)


EC:Hi, You must be Emilia.
エミリアです。
SM:Stacy.
ステイシーです。
FJ:Felicity for the lady part.
フェリシティです。
FP:Im Florence. Reading for...
フローレンスです。オーディションを・・・
GC:The leading lady part. I'm Gemma.
受けるジェマです。
AW:And what did you think of it, the part?
この役をどう思う?
EC:Well, I loved it.
気にいっています。
SM:It's just a great part.
素晴らしい役です。
FJ:I think she's ...
彼女は・・・
Fl:Great.
すごいです。
GA:How do you see her.
彼女をどう思う?
EC:She was feisty
意欲的ですね。
GA:Feisty?
意欲的?
SM:She's bold.
勇敢です。
GA:Bold?
勇敢?
FJ:She's the one calling the shots, she's....
自分の思い通りにする人。
I think She's pretty ...
彼女はとても・・・
CT:Thanks God!!
FJ:..clever, She's pretty...
頭が良く・・・
FJ:clever. That's not what you're going for?
すごく頭が良いんです。そうではありませんか?
GA:Well...
そうね・・・
CT:No.
違うわね。
GA:I mean, we hadn't really...
つまり、この役は・・・
AW:Clevers not really something we...
賢いとかはどうでもいいんだ。僕たちは・・・・
CT:Want or care about, at all, actually.
You do realise this is the leading lady part?
Shall we have a read?
これは主演女優のオーディションよ、わかってる?
さあ、始めるわよ。



エミリアが彼らの前で演技をする場面に変わります。

EC:「It's what I've always wanted. The chance to speak....」
「ずっとそうしたかった。話す機会を・・・」
CT:All right, thank you. I'm not sure that's quite what we're after, really.
Do it again but just this time try it a bit more....smiley.
OK。いいわ。求めているのとはちょっと違うわね。
もう一度やって、今度は少し笑顔でね。

EC:You want me to smile?
笑顔ですか?
GA:Yeah. Just, you know, more...leading lady.
そうよ。だって主演女優だもの。
EC:The scene gets quite tragic.
ここは悲劇的な場面ですよね。
CT:So?
だから?
EC:I..sort of thought she'd be crying.
だから、彼女は泣くと思うんです。
CT:Crying?
泣く?
GA:She could cry.
泣くのよ。
EC:Mm.
はい。
GA:But not, like, ugly cry. More like sensual, sexy crying, like, wet...
でもみっともない泣き方はダメ。もっとセンシュアルでセクシーに泣かないと。
CT:In a shower. Shower of crying. And smiling.
シャワーよ。シャワーで泣く、そして笑顔。
Think of the poster.
ポスターも出そうかしら。


次はステイシー。
SM:「It's what I've always wanted. The chance to....」

AW:And let's stop you there.
Do it again, only this time could you try it with a bit more...make-up.
そこまで。もう一度、今度はそうだな、もっとメイクを濃くして。
SM:I'm sorry?
はい?
CT:She's our leading lady, she's got to be....peachy.
主演女優なの、もっときれいにしないと。
GA:If you could just....
よければこれを・・・・

ポーチを出すジェマ。
メイクを濃くしたステイシー。


続きます。