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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

ラストエネミー 近未来監視国家の陰謀2

2013-11-01 11:37:26 | ラストエネミー
原題:The Last Enemy

エピソード2です。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。


エピソード1ではナディールをめぐっていろいろな人が動き回りますが誰が何のために動いているのかまったく
わからないので誰が悪者で誰が味方なのか、正体がつかめない恐ろしさがこのドラマのひとつの狙いなんでしょうね。


気が付いたスティーヴンはモートン教授の死体を見つけてちょっとパニック。
さらに物音が聞こえて慌ててそこにあった銃を手にしてしまいますが、防犯カメラに気が付き指紋をふいてその場を離れます。

エレベーターの扉が開くとそこにはラッセルがいました。
スティーヴンはラッセルを知らないのでそのまま乗り込みます。

入れ違いに2人の男がモートン教授の死を確認し、電話で報告をします。電話の相手は首相の秘書でした。

議会でTIA導入の決議を勝ち取るため演説をするエレナにスティーヴンから電話が入ります。
相談したかったスティーヴンですが取り込み中だから明日にしてね、と言われ家にも帰れないのでしかたなくホテルに行きます。
エレナのところには「死体が足りない」と報告が入ります。教授殺害にはエレナも噛んでいると思わせる場面です。

ホテルの部屋でテレビを観ていると突然非常ベルが鳴り宿泊客が避難するのでスティーヴンも階段で駐車場に出ると
フルフェイスのヘルメットをかぶった男に待ち伏せされそのまま拉致されます。

拉致したのはラッセルでした。
彼は自分の隠れ家に連れて行きました。

ラッセルはスティーヴンを座らせると細菌学者が15人も不審死している事を話し、
更にスティーヴンの探している人物がヤシームだと知っていました。

そしてナディールの画像を映し出し、彼女の居場所を聞かれます。
彼女が死んだことを伝えさらに死体は家にはなくヤシームと共に消えたことを話します。

「ヤシームを追っているのは死体を探すためか?」と聞かれたので、
「ナディールには興味がない」と答えると、突然スティーヴンを金網のところに連れて行きます。
その金網には電流が流れていました。
「なぜヤシームにこだわる。一日会っただけで」ラッセルの問いに答えられないスティーヴン。

するとラッセルは
「お前兄貴の嫁とやったな。」と言われ更に「お前は遊ばれたんだよ。いいように使われちゃったな。」
と、追い打ちをかけるラッセル。ひどいです(笑)
そしてもう用はないとホテルに帰されます。

エレナと会うスティーヴン。
防犯カメラには教授は秘書と心中したことが映し出されているとエレナに言われます。

スティーヴンは不審な男に拉致された事と細菌学者の死について話すと、
「今は任務に集中して」と諭されます。
はぐらかされた感じであまり納得できてないような表情のスティーヴンです。

アフガニスタンでは政府関係者の男がマイケルの事故について調べていました。
マイケルが生きてイギリスに向かっていると判明したのでその調査でした。

スティーヴンはテレビに出演しTIAの法制化の危険性を訴える有識者に、
「正しく使えば有効なシステムだ」と反論します。

スティーヴンはTIによってずっと行動を追跡されていましたが本人は気づいていません。

自宅に入りドアを閉めようとすると突然ヤシームが入ってきました。
「なぜ教授を追ったの?」とスティーヴンを責めるヤシーム。
「君が消えたから夢中で探してたんだ。TIAの仕事を引き受けたのもTIAにデータがあったから」
スティーヴン、必死です。

ヤシームは説明します。
教授は殺され、秘書もヤシームと間違われて殺された。
マイケルも殺された。彼はワクチンと感染症の関連を知り、ナディールをここに送り込んだ。
教授に会う前にワクチンを盗まれナディールは倒れた。彼女はワクチンを接種していたからそれが原因かもしれなし。
彼女の血液サンプルを教授に渡したけど結果を聞く前に教授は殺された。
ナディールは安全なところに隠した。


アフガニスタン。
政府の男は死んだ難民の死体をすべて集め燃やすように指示をします。

再びエザード家。
ここを離れようと言うスティーヴンにクーパー教授の画像を見せ、
彼も細菌学者だからナディールの検視を頼みたいと言います。

「マイケルはワクチンの疑問を報告したあとすぐに殺された。告発するには証拠がいる。」
それを聞いたスティーヴンは警察に任せるべきだと反対しますが、
「あなたには関係ないことだからいいのよ。明日ここを出ていくわ」と言われちゃったので
「それはダメ。とにかくクーパー教授のことをよく調べてからにしよう。僕がやるから君はここにいて」

何だかやっぱりいいように使われてるのか?スティーヴン。健気です。

アフガニスタン。
マイケルの爆発の動画を首相秘書に送ったり政府の指示で動いていると思われる男にラッセルは電話をかけ取引を持ち掛けます。


スティーヴンがTIAでクーパー教授を調べているところに首相秘書がやってきます。
首相秘書のターニーと名乗った後「これからTIAの会議が始まるのでみんがが探しているわ。」と言います。
スティーヴンが出て行ったあとターニーは検索履歴を探ります。


自宅に帰ると消えたアンドリューがいました。
彼もヤシームたちの仲間で反IDカードの運動をしていました。


スティーヴンはクーパー教授に会いに行きます。
スティーヴンはヤシームから預かった書類を渡します。

教授はモートン教授が自殺するのはおかしいと感じていましたので
これが原因だと察しました。


ヤシームに教授が承諾したことを伝えながら歩いていると突然ラッセルに話しかけられそのまま拉致されます。

さらに車の中で「服を脱げ」と命令されます。
スティーヴンの服には追跡装置がついていることをラッセルは知っていました。

服を着替える2人。
しかし、このドラマはベネディクトの裸がしかもお尻がよく出てくるんですが。。。(笑)

ラッセルはナディールの死体の在りかが目的でした。
銃で脅されしかたなくヤシームが埋葬した場所を教え、土を掘り返します。
しかし棺の中には拳銃で撃たれ死んでいるアンドリューが入っていてナディールはいませんでした。

「なぜナディールを探すの?」ヤシームにラッセルは呟きます。
「俺の娘なんだ」

マイケルはアフガニスタンからの密入国者に紛れて英国に帰ってきていました。

更に、ひとりの男が拳銃にサイレンサーを装着し、
「ROGGING OFF」
エピソード3に続きます。

ラストエネミー 近未来監視国家の陰謀1

2013-10-25 14:32:08 | ラストエネミー
原題:The Last Enemy
2008年BBCテレビ


以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。


やっとこ観れました、ベネディクト・カンバーバッチ主演のBBCテレビドラマ「ラストエネミー」
以下、かなり失礼な感想を書いていますので、気になる方は飛ばしてください。(小心者)

私は多分ベネディクトのちゃんとした(?)キスシーンやHシーンを観たのは初めてなんですけど、
正直に申せば、エロくない。全然色気がない・・・と、思うのは私だけ?セクシー俳優ナンバー1なのにどうしたことか。
最初のキスシーンはYoutubeにかなりたくさんUPされてましたが、なぜこのシーンだけいっぱいあるんだろう。

このドラマのベネディクト君が育ちの良いお坊ちゃんでとにかく可愛いのですが、、
お相手のマリンカさんがちゃんと大人の色気を持った方なので、ベッドシーンなんかも
ベネディクトくんが抱いていると言うよりマリンカさんに抱かれちゃってる雰囲気なんですよね。
これジョンハリソンみたいな役でやったらすごくエッチなシーンになるのかなぁ。。。

姉を慕う弟なんですよね。て、義姉だからそれはそれで正しいのか(笑)

そして肝心のストーリーですが、うーーーーーーーん。何というか最後までうーーーんとしか言えなかったです。
多分、ベネさん主演じゃなければ途中でやめてたかも(苦笑)

散々な事を書きましたがベネディクトくんが最初から最後まで可愛いので眼福なドラマであります。
何か少し影薄い?と思わないでもないですが。
それにしても天才お坊ちゃんの役がよく似合いますね。

それではあらすじです。
アフガンでマイケル・エザードを乗せた車が突然爆発しするところから始まります。

場面は変わって飛行機の中。何ですか?これは(笑)

強迫性潔癖症の数学者、スティーヴン・エザード@ベネディクト・カンバーバッチが兄のお葬式に出席するために、
中国から4年ぶりにイギリスに帰国します。空港では網膜認証やIDの確認と厳重なチェックを受けちょっとうんざり。
お兄ちゃんのお葬式にはたくさんの人が参列し、みながお兄ちゃんを褒めるので困惑気味のスティーヴン。

お葬式のあと、お兄ちゃんの住んでいた親の遺産だというマンションに行きますが、
女性が瀕死の状態で寝ていてびっくり。

思わず下の階のドアを叩きます。アンドリューという男が住んでいてお兄ちゃんの事を知っていました。

寝ている女性の事をそれとなく聞きますが、何も知らないようなので部屋に戻ります。
キッチンに行くと今度は別の女性がお料理をしていました。

彼女の名前やヤシーム。お兄ちゃんの妻だと言います。
寝ている女性は「ナディール」という名前で医者でもある彼女は彼女の治療をしていましたがこの日に亡くなってしまいます。
一方、ナディールをめぐって様々な人が動き回っています。
お兄ちゃんのお葬式にいた男はその夜ナディールの部屋に侵入し、

政府機関だと思われる人たちはナディールの行方を追っていました。

そしてその夜、お兄ちゃんをめぐってお互い感情を吐き出した2人は(問題の)キスシーンのあとベッドに突入します。

翌朝。
監視カメラの無いカフェで集まる3人。
彼らはエージェントを使いアフガンやナディールの自宅などあらゆるところの監視映像を入手していました。

昨日ナディール自宅に侵入した男は「ラッセル」という人物で今回対テロ向けに再招集された兵士ですが3年前から消息をたっていました。

スティーヴンの研究に出資したいとインカレンド社から電話があります。

早速、インカレンド社のブライアントアンドリューに会います。
自分の研究の説明をしますが、どこか反応の悪い2人に不審そうなスティーヴン。

3年の出資を申し出ますがそれにはひとつ条件がありました。
それは「T.I.A」(Total Information Awareness)と呼ばれる全情報認識システムで
英国の全ての情報の監視を行い、犯罪などを防ぐことが可能になる言います。
スティーヴンはこのシステムが政府や世論に認められるよう広告塔になってね、という条件でした。

自分の研究内容を認めたわけではなく「マスコット」になれと言う彼らにスティーヴンは「NO」と言います。

おうちに帰るとヤシームもナディールも姿を消していました。

そこにエレナという女性が訪ねてきました。
エレナはスティーヴンと以前一緒に暮らしていて今は政治家になっていました。
そして彼女はTIAの法制化を任務としておりインカレンド社にスティーヴンを推薦したのはエレナでした。

彼女はスティーヴンをテロの被害者も参加する讃美歌のコンサートに連れて行き説得します。
テロや犯罪を防ぐにはどうしても必要なので力を貸してほしい、まずはシステムを使って検証してほしいと言われます。

その頃、ラッセルはエザード家に侵入し髪の毛の採集をしていました。
途中スティーヴンが帰宅するも難なく脱出します。

スティーヴンはヤシームの画像を見ながらエレナに協力することを伝えます。
TIAのアクセス権と検索や移動の自由が条件でしたがエレナも機密以外であればと了承します。

スティーヴンの目的はヤシームの捜索でした。
TIAが設置してある省庁に行き早速検索をします。

検索するとお兄ちゃんの事故の動画やキャンプで発生した感染病のニュースなどが出てきます。
次いでナディールを検索しますがアクセス不可でした。

ナディールを検索すると関係者にアラートが出るようになっていました。
省庁に集まる3人。検索したのがスティーヴンだとわかり以後スティーヴンの検索履歴は監視されることになります。
お兄ちゃんの爆発事故はこの3人が関連しているようでした。

ラッセルは持ち帰った髪の毛を分析にかけあの家にはエザード兄弟とヤシーム、それにナディールが居たことが判明します。
ラッセルが使用しているシステムもTIAでした。

省内の会議でエレナは懸命にTIA導入を説得します。
隣で真剣にノートをとっている・・・かのように見えるスティーヴン。

実は、ヤシームとお兄ちゃん、そしてナディールの事を考えていました。
明けても暮れても彼の頭の中はヤシームです。

突然エレナがスティーヴンに意見を求めますが天才数学者なので難なくスラスラと意見が出てきます。
但し、スティーヴンは既に膨大な個人データはTIAがなくても政府は握っている現状を指摘し「全体主義のようだ」と揶揄します。

スラスラと理論を流暢に話す演技は流石ベネさん!でした。

スティーヴンはヤシームを見つけます。
ナディールと思われる死体を運ぶ姿と駅で男と接触する姿が監視カメラに捕えられていたのをTIAで見つけます。
接触した男は感染症のエキスパート、モートン教授とわかりスティーヴンは会いに行きます。

スティーヴンは教授に、ナディールはキャンプで発生した感染病にかかった事、ヤシームが教授に接触したのは
ナディールの血液サンプルを渡すことなど推理を話しますが教授はすべて否定します。

スティーヴンの行動はすべてあの3人に知られていました。
オランダでアフガニスタンからの密入国者数人が捕まったが逃げられイギリスに向かっている事、
そしてその中に死んだはずのマイケル・エザードが居たことが判明します。
「国家のために決断するならまたとないチャンスです」3人のうちのひとりの女性がそう言います。
後にこの女性は首相秘書だとわかります。

ヤシームと同じ日に消えたアンドリューを検索するスティーヴンは彼の宿泊している場所を突き止め張り込みますが
そこから出てきたのはヤシームでした。
慌てて後をつけるスティーヴン。ヤシームはモートン教授のいる研究所に入ったのでスティーヴンも追いかけます。
ずっとスティーヴンを監視したいたラッセルの姿もありました。

ヤシームはモートン教授のところに行く途中で秘書の死体を見つけすぐに逃げます。
あとを追いかけたスティーヴンも死体を見つけ、すぐにヤシームを探そうとしますが何者かに殴られて気絶します。

横たわるスティーヴンの陰には撃たれて死んでいるモートン教授もいました。

そしてナディールを棺に入れ埋葬するアンドリュー。

ここで「LOGGING OFF」
エピソード2に続きます。

長いなーと思ってよく見たらエピソード1は1時間30分もありました。拡大版だったんですね。
2回にわけようかどうしようか悩みましたがこのままUPすることにします。すみませんです。